モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

パンドラの底の希望

2011-12-31 19:34:14 | スタッフ講師
Obarasakuracha_2小原 『春を待つ』 絹本・墨・透明水彩

2011年もそろそろ終わろうとしています。
今年は地震や台風などの災害を抜きにしては語れない年となってしまいましたが私なりに感じたことを…。

アトリエを開校した当初から憧れていた40代(人様に「先生」と呼ばれて恥ずかしくないと思い込んでいた年齢)になり、多少なりにも幅広い視点で物事を見ることができるようになってきたと自惚れていた矢先におきた災害。
冷静な行動や普段通りの心持ちをすることが、なかなか難しいものだと改めて感じました。

話しが少し飛びますが…
日本の民話『三年寝太郎(さんねんねたろう)』は、「三年間眠り続けた一見するとただの怠け者の男が、突然起き出し灌漑をして村人を助け、また眠ってしまった。」というお話ですが、予想外の出来事に直面して火事場の馬鹿力が出たというより、もともと持っていた力を表面的なダメな部分に邪魔され、周りの人が気が付かなかっただけな気もします。
干害が起きなければ世の中の役に立つ時はありませんが、寝太郎の力を理解していれば村人は彼を尊敬し続け、これからも安心して暮すことができるでしょう。

アトリエにいる寝太郎たち…
いつもいい加減で、おしゃべりのクセに人の話しは聞かなくて、他人の邪魔やイタズラを生きがいにして、怒られるとふてくされる、一見するとただの困ったちゃん達の本来の力を、幅広い視点を持ったつもりの私は気付きませんでした。
災害の時に彼らがしたことは…変らずそのままのハチャメチャさで振り回してくれた、でした。しかしたったそれだけのことに、側にいた全ての人はどんなに救われたかわかりません。
究極の平常心、屈強の精神の持ち主達という訳ではなく、こういう時に必要な能力を備えていたという事。それをみんなが理解できたという幸運。辛い状況で笑いを任せることができると思える安心感。心配していた彼らの未来を信じられる嬉しさ。
信仰心は普通の日本人並みに低いのですが、神様がこの子たちを遣わせてくださったのだと感じました。
これからも幾度となく激怒するとは思いますが、彼らの存在に感謝する気持ちは薄らぐことはないでしょう。
震災をはじめとする様々な出来事から教訓として得たこと“多角的な人の見方”を学んだ、これが私にとっての今年の思い出です。

新しい年が希望に溢れた輝かしいものになりますように。
どうぞ皆様、良いお年をお迎え下さい。

アトリエ・ミオス代表 小原 京美

コメント

鉛筆よりも削ってます

2011-12-30 23:35:23 | スタッフ講師
いやぁー!みなさん!!

どうも幸介です。今年も残すところあと僅かですね。

今年一年を振り返ってみて思うのは、とにかくよく動いていたのかなぁということです。 そしてさらに、今年を語るに当たり、東日本大震災を避けることはできないでしょう。 状況や心構えなどが大きく変わった方も多いかと思います。

アトリエではちょうど小学生クラスの遠足を目前に控え、不安定な交通網や続く余震などの問題もあり、一時は遠足の中止も考えていました。それでもやはり「行きましょう」と言ったのを覚えています。

3月はちょうど屋外で石膏の型どりをする授業でした。地震直後で学校もお休みになったりしてパワーの有り余っている生徒たちと、授業そっちのけでこれでもかと公園で走り回りました。2~3人抱えて走ったりして、連日の筋肉痛でしたね…

毎週1時間半だけで何か大それたことができるとは思いませんが、それでも通いつづけてくれる生徒に俺は何が返せるのだろうかと、今年の上半期は考える機会が多かったように思います。他人の時間をどう豊かにできるか、というのはほんとうに難しい事ですね。小学生である前に相手もひとりの人間ですので、手を抜けるはずもありません。

夏が過ぎてからの授業は、ポロック風のアクションペインティングやピンホールカメラの授業などの学校ではほぼ行わないであろうというアグレッシブな課題が続きました。いつにもまして授業の準備が大掛かりだった一年な気がしますが、ところどころ小原先生に無理を言ってさらに大掛かりにさせてもらったことにも感謝しています。僕自身も毎週驚くほど楽しかったので、皆にも楽しかったり興味深かったりした記憶が僅かでも残っているといいなーと思っております。

そして今年の中で妙に印象に残っている出来事。夏休みか何かの授業で、右手てA君の作品を支え左手でBちゃんの絵をおさえて目の前のCちゃんとDちゃんに指示を出しつつふざけてるE君を注意!というような、つまりとんでもない状況の中で、誰かに「なんでそんなみんなの作品に真面目なのか」的な事を聞かれました。深く考えずに「いやぁー助けが必要なひとは誰だろうと助けるけど、でもそのかわり俺もすぐ助けが必要になるかもしんないからそんときはよろしくな!」と言ったら生徒みんな「わかったわかった」みたいな感じでスルーされたことですね……地味に切ない!!美大受験生の2Bの鉛筆よりも擦り減るのが早いんですこの職業……

というわけでみんな、今年の授業は楽しかったですか?人生はあいかわらず嵐のように進んで行きますが、来年に起こるであろう新しい出来事にも大いに期待しましょう!!!最後は小学生クラスの笑顔で閉めます。楽しそうで何よりで。ではみなさま、良いお年を~~!!

田中幸介

20111230




コメント

2011年ありがとうございました

2011-12-29 22:59:00 | スタッフ講師
伊藤です。いよいよ年の瀬が押し迫ってきましたが、皆様はいかがお過ごしですか?

ミオスの生徒さん、保護者の皆様、いつもブログを読んでくださっている方々、今年も1年間大変お世話になりました。
年を重ねる度に毎日過ぎていくスピードが早くなっているように思うこの頃です。
思い返せば本当にいろいろな事がありましたが、毎年1年を振り返り思うことは(勤続5年経つ今年も今までと変わらず、いえ、それ以上に)アトリエの仕事に携わることに幸せを感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。

当然のことではありますがどのクラスも毎日同じ出来事は一つもなく変化と進化の連続です。
子どもから大人までたくさんの方々に出会い、日々素敵な作品が誕生するその瞬間に立ち会えることは心から嬉しく幸せなことです。
毎日の楽しい授業や進路が決まる緊張感のある授業などクラスの雰囲気はそれぞれ違いますが、どれも同じく感じることは、目に見える技術的に素晴らしい作品だけでなく、生徒さんの作品に対する想いや制作過程においては他の人の目には見えない大切なものもミオスにはたくさん溢れているなぁと感じることが多々ありました。

でも時になかなか良い結果が出せなくてご迷惑をおかけしたこともありました。このやり方が本当にベストだったのか私自身悩んだりすることもありますが、何年経っても学ぶことは永遠にありそうです。何かを学ぶ為には自分で体験して変化してこそ身につくもの。来年も引き続き経験と学びを大事にしていこうと強く思っています。

ミオスは絵画教室と言っても絵を描く画材は何でもOKで、平面に限らず立体でも何でもチャレンジOKな環境です。この固定観念にとらわれず生徒さん同士がお互いに自然と刺激しあえる場であることがミオスの数ある(?!)魅力のうちのひとつではないでしょうか?
今年大人クラスのあちこちで日本画ブームがあったように、あらゆる作品を通して、今や大人も子どももクラスを越えて繋がりが見えてきたと思いませんか?
来年の展覧会では、生徒さん個人の最高の作品とミオスの魅力を見せる場として大いに期待できそうですね!!

今の良い環境を維持しまた向上する為に来年も精進していきます!!今後ともどうぞよろしくお願いします。

では、皆様良いお年をお迎えください。(アトリエの冬休みは1年の中で一番長いので、新年初授業日が待ち遠しいです・・・)

コメント (2)

今までの経験を大切にしながら新しく触れるものを楽しもう!

2011-12-28 06:04:00 | スタッフ講師
赤尾です。
今年も一年お世話になりました。
タイトルは来年の抱負です。
ご存知の方も多いと思いますが、私は大学では日本画を専攻していました。
卒業した今は日本画よりも手軽なパソコンやアクリル、版画等で作品を制作することの方が多いのですが、手がかかってもやはり古来の日本画の作品や絵の具が大好きだという気持ちは変わらずあります。
大人クラスが日本画ブームだったこともあり、改めて日本画の絵の具について考えさせられることが多い一年でした。
いつも思うことですが、生徒さん方の絵に対する姿勢や探究心など、私自信が学んだり気づかされることがアトリエの仕事をしているとたくさんあります。
アトリエで日本画の絵の具に初めて触れる方がほとんどでしたので、日本画に対する驚きや戸惑い、絵の具に慣れることで生み出した新しい技など、皆さんの成長の様子を肌で感じることができました。
初めて日本画を描きはじめた頃に戻ったかのような気持ちを思い出すことができ、私にとっても貴重な経験でした。
正直ここまでレベルの高い日本画の作品を生み出せる教室はなかなか無いのではないか!?と思うくらい、皆さんの作品が素晴らしく、美大の友人、知人に会ったときは自慢させてもらっています(笑)

日本画を描いていない方も初めての画材や大きな油彩など新しいことに挑戦する方が多く、講師の私もドキドキさせていただきました。
私も来年は小さい作品でも日本画を改めて描きながら、アニメーションや3Dなど、新しい表現に挑戦してみたいなあ・・・と思っています。いくつになっても新しいことを始めるのは頭を使いますがいい刺激になりますね!!
来年もぜひ新鮮な気持ちで色々な画材や絵に挑戦して行きましょう!!宜しくお願いします。

Photo




コメント

もう5年?

2011-12-27 20:15:00 | スタッフ講師
チノです。今年も残すところあと3日ですね。
今年を1年のアトリエを振り返ってみると、春の大人のスケッチ遠足(そして宴会♪)、ミオス写真部の撮影会(そして宴会♪)など、他のクラスの生徒さんたちとも沢山交流ができた1年でした。そもそも、ミオスの日本画ブーム最高潮の年で、ちょくちょく月曜クラスに顔を覗かせたり、日曜クラスにもお邪魔したりしたことが楽しかったです。この1年はほぼ土曜クラスだけでしたので、そんなささやかな事がとても新鮮に感じられました♪
生徒さん同士も、宴会で知り合った他のクラスの方の作品から触発されたり、クリスマスにはそれを基にケーキを作ったりと、生徒さん同士の交流が活発だったことも印象的でした。
作品制作というのは個人作業ですが、刺激をうけるということは大切なことですよね。

私はと言えば、ミオスに来てから。。。約5年が過ぎており、月日の速さにびっくりしました。え?本当に5年も経ってしまったの?!という驚きと、5年も経ったのに変わってなさすぎでは・・・?!という不安が入り交じった心境です。あ~、入った頃は今の酒井先生と同じ心境だったんだなぁ~と感慨深く下の記事を読んでしまいました。
しかし、初めての頃の記憶というのは鮮烈な物で今でも良く覚えています。
ハタチの若造がアドバイスなんてどうなんだろう・・・できるだろうか・・・。作品を見て、うまく言葉が出てくるだろうかとドキドキしていましたが、実際に作品を見ると、不思議と言葉がすらっとでてきて、ガチガチの緊張感は消えていきました。
嘘くさく聞こえてしまうかもしれないですが、本当に生徒さんの作品がそれぞれ魅力的に感じたのです。「技術」云々ではなく、作品からイキイキとした躍動感が伝わってきました。自分の表現したい事が明確にあるってすばらしいなと、ミオスで再認識しました。

とはいうものの、未だに皆さんの作品見る時は緊張します。でもこの緊張感は大切なものだと思うので、これからも緊張感を楽しみつつ、皆さんの作品に接していきたいと思います!

今年も1年間ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。




St330648
千野紗織


コメント

忘年会

2011-12-26 22:54:54 | スタッフ講師
Bounenkai11_2本日スタッフミーティングの後、アトリエで忘年会中です。あ、ナウ?
遠足などのイベント時のみお手伝いをお願いしているスタッフや生徒も来てくれました。
では酔っ払いなので、この辺で~
短くてごめんなさい。
あ、1月5日9時からアトリエの大掃除やります。お手伝い大歓迎です!
オバラ

コメント

今年ももうすぐ

2011-12-25 09:52:00 | スタッフ講師
酒井です。今年のクリスマスは友達10数人集まって、夜通し餃子パーティーでした!(ちなみに去年は牡丹鍋。)クリスマスも終わり、これからは一気にお正月モードですね。

私がミオスに来てから丁度1年くらいがたちました。嘘みたいな時間の流れの速さに呆然としています。やりたいこともやり残したこともまだまだ沢山あるのに・・・・。

ミオスに来て最初は小学生クラス、今年の途中から少しづつ大人クラスにも参加しだして、本当に沢山の人と関わらせて頂きました。年代、仕事や勉強、全てが違ういろんな方に出会い、お話をし、作品を見て。それがこんなに難しく、そして楽しいことだとは思いもしませんでした。自分の至らないところは毎回のように見つかるし、悩んだりもしました。それでも講師としてミオスに関わることが出来て、本当に幸せだなぁと思います。そして、いろんな人との関わりを持ち、考えるたび、自分のことについての理解もどんどん深まるのだということを、この1年間で心から実感しました。自分自身のことについてもまだこんなに分からないことが沢山ある、と不安に思う反面、自分はまだ自身の可能性をどんどん探していけるんだとほっとしたりもしています。

来年は作品展もあることですし、また新しい人や作品との出会いが沢山あることでしょう。そのひとつひとつを大切にしていきたいと思います。数年前まで生徒として作品を出していた作品展に、今年は別の視点から参加出来るのも楽しみです。

本当に皆さんにいろいろ支えて貰ってばかりの1年だったでしたが、来年は少しでも皆さんに返せるものが増やせますように。自分をやすって磨いてピカピカにしてやりたい!と思います。今後ともよろしくお願い致します!

コメント

自由な雰囲気

2011-12-24 23:22:00 | 学生
Photo
チノです。世間はクリスマス♪でも、アトリエのクリパーは先週で終わってしまったので、何だか実感の湧かない今日この頃です。もう、年末ですね!
ところで、今日は学生クラスの作品をご紹介します!
学生クラスはアトリエの中で一番自由な雰囲気が漂うクラスだと思います。小学生クラスのようにカッチリとしたカリキュラムがある訳でもなく、その子がやりたいことに合わせてがっつりデッサンをしたり、小さい作品をぱっぱっと描いたり、立体を作ってみたり・・・。小学生からアトリエに来ていて中の良い友達同士で通う子もいますが、やはり絵の制作は個人作業なので、一人で来る子が多いように感じます。学校の授業だと、やはり騒がしいので、こうして絵が好きな子が集まって、集中できるスペースというのはとても大切ですね。友達といると、どうしても喋りたくなったり、うるさいなぁと感じても、なかなか注意できなかったりするんですよね・・・(なんて学生時代を思い出してしまいました。)

上の作品も12月に完成させた今年最後の作品たちです。最後の1日だからとクレヨン模写をしたり、パステル画を仕上げたりしました。こうして見ると優しい(おとなしい?)雰囲気が多いですね!
来年は「辰年」なので、いつもとちょっと違った作風にもチャレンジしてもらいたいです!



コメント

投稿ありがとう!

2011-12-23 23:24:53 | 大人 パステル・色鉛筆・他
Perfect_lovers土曜午前大人クラスの梅田です。こんな年の暮れだからこそ、この場を借りて今を生きるための作品を紹介します。現代アートを敬遠する方でも、この作品に共感できる人は多いかもしれません。

作品は、1957年にキューバで生まれニューヨークで活躍したFelix Gonzalez-Torres制作の"Perfect Lovers"と呼ばれるインスタレーションです。このタイトルは、「理想の二人」とでも訳しましょうか。既製品の時計が隣接して壁掛けられています、チクタクと同じ時を刻みながら。

トレスは最愛のパートナーに対してHIV感染が宣告された直後に、この作品を制作。ちなみに英語で「パートナー」というと、同性愛者の恋人を指します。やがて恋人をエイズで喪い、自身も同じエイズで亡くなってしまいました。

この作品はアーチストの個人的な経験に基づく作品ながら、多くの人々の感情を惹きつけます。幸せのカタチが針のシンクロで象徴的に示されると同時に、電池の寿命や時計の不具合によって一方の針が突如として減速するさまが避けられないことを残酷にも教えるからです。

時計を2台、壁掛けるだけの作品。子供でも出来そうですが、これをアート作品にしてしまうのが私たちの世代のアーチストです。熟練された表現力ではなく、強烈なアイディアがアート作品になりうる好例だと思えませんか?何の変哲もない時計が、悔いの無いように今を生きろ。と言ってるように聞こえませんか?

コメント

伝説の生き物

2011-12-22 21:20:00 | 小学生 絵画
Tatu1_2
数時間前に自宅で飼っている熱帯魚が稚魚を10数匹産み、念願叶って今だにちょっと興奮気味の伊藤です!!アトリエ元生徒さんから譲っていただいた美しいアトリウムの水質と環境がとっても良かったお陰です!

さて、今日は小学生水曜クラスの作品をご紹介しますね。
11月終わりから12月にかけて、ピンホールカメラ現像に『辰』の絵、そしてクリスマス会まで制作が目白押しの小学生クラスでした。そんな怒涛の数週間にも関わらず、これらの作品は写真現像の待ち時間に短時間で一気に仕上げた来年の干支「辰」の絵です。色紙に顔彩で描くので、下書きの鉛筆の線はなしの一発勝負。顔彩は何色も混ぜると濁ってしまうので、短時間で仕上げなければいけない状況が良い結果となりました。

Tatu2_2
「竜に九似あり」と言われるように、角は鹿、頭はラクダ、眼は鬼(幽霊)あるいは兎、身体は蛇、腹は蜃、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似ている龍ですが、せっかく十二支の中で唯一伝説の生き物であるので、制作は個々のイメージに委ねています。
ぜひ1枚1枚の作品をじっくりご覧ください。彼らのイメージする伝説の生き物なかなか魅力的ですよ。

Tatu3
龍の長い体を画面にどう構成するか。文字の大きさはどのくらいがバランス良いか。龍の絵だけでなく、「辰」の文字や年号なども紙面の中でうまくレイアウトされていますよね。

お父さん、お母さん!お正月に家に飾るだけではもったいないですよ。
ぜひ年賀状にしてお友達に見せびらかしちゃいましょう!!

Tatu4




コメント

まるで本物を見てきたような

2011-12-21 06:33:00 | 大人 水彩
Takedaryu武田 透明水彩・色鉛筆

赤尾です。せまる辰年に向けて龍がブームの日曜クラス、武田さんの作品も完成しました。
木村さんや晴香が中国の神話に出てくる龍なら、武田さんは西洋のドラゴンと中国の龍の間の子のようなビジュアルになりました。
実はこの龍、アトリエにあるヤモリの標本を参考に描かれたものなんです。
武田さんは以前日本画で亀を描かれたときも、首の筋っぽさや甲羅が水に濡れてぬるっとしたようすなど、爬虫類の気持ち悪さまでリアルに表現することを目標にされていました。
今回の龍もヤモリを観察しながら、手足や背骨のようすをリアルに描写されています!まるで本物を見て観察したかのような、生命力を感じる龍に仕上がりました。
また写真では分かりづらいですが、色鉛筆で骨のところに、赤や緑のさし色入ってます。青いバックに黄色味がかった龍のシンプルな色彩の中に、さりげなく入ったさし色が効いています。
龍を描かれていた皆さんもなんとかクリスマスパーティー前に仕上がり、余裕を持って年賀状の制作に取り組めそうで安心しました。
ぜひたくさんの方に送って作品を自慢していただきたいものです。アトリエでもお待ちしていますね!


コメント

理想の女性

2011-12-20 23:32:05 | 大人 油絵・アクリル
オバラです。毎年この時期冷蔵庫の中にはホイップクリームとビールが混在するクリスマスパーティー週間でありますが、今年は田中先生が風邪っぴきで学生・大人クラスのクリパで飲まなかったので、さすがに一人で飲むのははばかられました。なので、一昨日の日曜クラスは、クリパ週間の〆に相応しく朝から飲みまくりで、スペシャルなラストを飾って終了というのがものすごく嬉しかったです!(飲み好き男性3人からのアルコールとつまみの差し入れを、全員が受け入れられる飲兵衛クラスってスゴイ!)
約10万円分のお菓子、10kgの粉砂糖、22?のホイップクリーム、子ども101人+学生・大人44名+幼児・親子のお手伝いの保護者20名の計165人のクリパ参加者の笑顔に囲まれた、甘く幸せな1週間でした。

そして昨日で授業も終わり真っ白に燃え尽きました感もありますが、小学校受験のプライベートレッスンと、美術系高校・美大受験のプライベートレッスンは年末29日まで、年始は1月4日から受け付けております。
通常の授業がお休みですので、朝から夜までの特別枠で承ります。冬休みに集中して絵を描きたい受験生はぜひご利用下さい。(お電話で承ります。
044-411-1600)

続いて作品のご紹介です。

Jingubijyo
神宮 油彩

人物画に手こずっていらっしゃった神宮さんですが、年末一気に2枚完成しました。
「人物は難しいですね。気になるところに筆を入れているときりがないので、この辺で終わりにします。
それでも御陰さまで最初の頃の人物(3年前ぐらい)よりは進歩しているように感じます。
また、違うテーマを探して挑戦していきます。」
といつもながらに謙虚な姿勢を崩さぬ神宮さんですが、作品の完成度は完璧です!
左の作品から
自分自身の未来を好奇心と不安の入り混じった視線で見つめているような佇まいの思春期の女の子。
大人である我々は彼女を導く必要はもうなく、見守るだけでいい。のに、余計なお節介もしてしまいたくなる、そんな保護者のような気持ちにさせられます。また同性である私は、このはにかんだ瑞々しい若さをいつの間になくしてしまったのかと、身につまされる思いでこの絵を見つめてしまいました。
こういう作品は男性、しかも人生経験の豊富な方(ある程度年齢のいった方)にしか表現できないジャンルではないかと思います。
右の作品
言わずもがな、ドラマチックな一場面です。見た人の数だけ、いくらでもストーリーが生まれます。しかし、左の作品と比べると、少々もの足りなくどことなく奥が浅いドラマに感じてしまうのが残念。左の少女より10年は経験値が上がっている女性をモデルにしているので、まだまだ練り込める要素がありそうです。このようなテーマもぜひとも男性にチャレンジして頂きたいので、理想や妄想に上品な美をスパイスで加えることができる技術を持った神宮さんにこそ、再び描いて頂きたいと切に願います。
来年も期待しています!

コメント

これにて授業納め

2011-12-19 03:02:00 | 小学生 イベント
201112191

どうも!忘年会というか年末のアルコールラッシュまでになんとしても風邪を治したい、幸介です。お酒は万全の状態で納得のいくまで飲みたい。そして溺れたい!!

…とまぁそんな自制しない人間の話は置いといて、本日はクリスマス会の報告の最後になりますでしょうか。木曜小学生&大人(学生)クラスよりご報告です。

小学生クラスは高学年も多く、長くアトリエを続けている生徒が大半ということもあって驚きの平和タイム!!要領得てます。もともと緩急のバランスの良い木曜クラスですが、食べつつ楽しみつつ制作。僕も小原先生も「あれ?とくにやることない!?」と思わせるような授業でした。なんかもう、みんな慣れすぎててクリスマスの仮装用グッズを持参する子もいたりして……

201112192

馴染みすぎててたまに「ここはおまえの家か」なんてぐらいリラックスしすぎてる木曜クラスですが、授業後も「えーー?これでアトリエ今年終わりなの?つまんない!!」というリップサービスも貰えるくらい、バランス良く終わりました。楽しかった。また来たい、と思える場所を作れた事に充実感を覚えました。

そして木曜大人クラスですが、大人と言ってもほぼ学生クラス。生徒の大半が女子中高生です。女子生徒達はお菓子作りに真剣そのもの…!!お菓子の家をつくる傍ら、アニメキャラでデコる「痛車」ならぬ「痛チョコ」を制作してました。立体で建造物を作るのも良いけど、こういうのもアリですね!

201112193

というわけで木曜クラスのクリスマス報告でした!早くも来年の授業が待ち遠しいですね。次の授業まで1ヶ月ほど開きますが、新年も期待を裏切らぬ時間を作れるよう僕もたっぷり充電しますので、みんな期待して待っててくださいね!

田中幸介

コメント

朝から宴会状態

2011-12-18 05:28:00 | 大人 イベント
Cakeotona

クリスマス会週間もいよいよおしまいですが、今日は朝から飲んだくれ日曜クラスのクリスマス会報告です!今年も皆さんワインやら日本酒やら、おつまみまで持ち込んでがっつり飲む気まんまんのご様子。ノリノリの小原先生が頂き物のからすみを焼き始めたあたりから、クリスマス会とは到底思えない匂いで教室中が包まれました。


Cake


お酒を飲みながらも作るものはしっかりしているあたり、流石です!「粉砂糖をかけるといっきにクリスマスっぽくなるからね!」と、粉砂糖をふるう姿は手練の職人のようでした。ギターや暖炉、ドラミちゃんなど変わり種がポンポン飛び出す発想力にも脱帽!

大人クラスのクリスマス会には今年始めて参加だったのですが、小学生クラスとも普段の大人クラスとも違う雰囲気を存分に楽しませて頂きました!

コメント

もはやクリスマス関係あるのか?!

2011-12-17 00:15:00 | 大人 イベント
Xmas2011
どーん!と今日は土曜クラスのクリパの模様をお伝えします!
土曜クラス、いつもはほぼ全員参加という結束力ですが、さすがに毎年あまあまな物は飽きてきた傾向もあるのか、ちょっと人数少なめ、「学級崩壊か?!」なんていうジョークも飛び出ましたが、それでも6人参加の老舗クラスです♪そして、特に男性陣、どんどんクリスマスとは無関係のケーキになっていっています!!去年は、モンサンミッシェル、ガンダム。。。今年は、なんと来年の干支の「龍」、そして愛する「カメラ」をケーキで表現していました。初参加の女性陣2人は過去ブログで何をつくるのかしっかり「予習」してくるという徹底ぶりでした。
Xmas20112毎年、一番大人げないケーキを制作する佐藤さん。去年、世界遺産「モンサンミッシェル」をつくってしまっただけに、今年は何にするのか悩んでらっしゃいました。
そして当日持参したのが、日曜クラス、木村さんの描いた龍の絵でした!クリスマスケーキに来年の干支を作るとは、なんて斬新なのでしょう!!しかも、土台は木に針金を通したもの。龍のウロコはカボチャの種。手はキャラメルを暖めて整形し、角はナント「さきイカ」です!!!
さきイカは・・・・なんともいえない香りでした(笑)
さすが立体得意な佐藤さん、みんなの期待を裏切りません。

続いて午後の学生たちのケーキです♪
Xmas20113和気あいあいと、へんな色の生クリーム作って食べたりしていました。見事に「お菓子の家」をつくることなく、個性的なケーキができ上がりました。絵は正統派に描くのに、毎年ケーキは「不思議ちゃん系」という面白い発見をしてしまいました!


~おまけ~
St330605
デッサン描いていても格好がサンタというミスマッチぶりもクリパならではですね♪

クリパもいよいよ大詰めです!!

チノでした。




コメント