モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

春のワークショップちょい見せ!

2017-01-31 22:13:08 | 幼児ワークショップ

どうも幸介です!正月も終わったばかりですが、すでに春に向けて動き出しているミオス。ただいま春のワークショップのチラシを誠意作成中でございます。 ということでほぼ完成しておりまーす!
小学校受験クラスから幼児、小学生、学生と、今年も参加しがいのあるカリキュラムを用意しておりますので、チラシ配布の際はどうぞみなさまチェックしてみてくださいませ!!
学校など春休みでパワーの有り余った子供たちの参加、お待ちしておりまーす!!!

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女子美高校合格作品

2017-01-30 23:14:58 | 学生

一葉 中3 鉛筆デッサン・透明水彩(先輩作品の模写)

女子美術大学付属高校、合格作品です。
この作品たちを見て、ドッキリした高校生もいることでしょう。

まず左手のデッサンですが、ポットやボウルなどツヤツヤ光るもののハイライトの入れ方から、描いていく中で少し何かを掴んだ跡が見えます。
この子が入会したときから、度々経過を見ていますが、モチーフのディティールによって画材をきちんと適材適所使いこなせていて、やっと鉛筆と消しゴムと仲良くなれてきたのだなといった感じが見受けられます。ちゃんと重さを意識しているのもポイントが高いです。
画用紙の中に適した大きさに配置して構成するのもとても基本的なことなのですが、この年ではなかなか難しいことですし、その中ではかなりできている方だと思います。(ただ課題はあります、改善の為にこれから頑張ろう)
 
そして最初からこの生徒に感じていたのは、頭を使って描いているなということ。アドバイスをしても納得できず疑問に思えばその場で聞いてくれるし、理屈も頭に入れながら描くことをしています。(わからないことがあったらわかった振りをせず、わかるまで聞いて欲しいのが教える側としての気持ちなので、助かります。)
画材の使い方や構成なんてできて当たり前のことかもしれないけれど、基本中の基本をしっかりと抑えてこその合格だったのでしょう!
一葉、おめでとう!    菅原

「ま、中学生でここまで描けりゃ、果てしなくバカか、万引きや窃ッチャで捕まらない限り、不合格にはできないわな。」 by小原先生

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透明水彩でホオズキを描く

2017-01-28 19:02:09 | 大人 水彩

高井  透明水彩

どうもどうも岩田です。今回は高井さんの作品をご紹介致します。

透明水彩で描かれた作品ですが、このホオズキを如何に攻略するかというのは中々頭を使うものです。あのどことなくパリパリとしたオレンジ色の物体、どうように描いていこうか高井さんも色々と思案されたでしょう。

一口にオレンジ色と言っても、よく見ると結構複雑な色をしています。朱に近いような色、はたまた黄色や黄土色、更には緑がかったような色。自然のモノはホオズキ一つとっても人間が予想だにしない表情を見せてくれるものです。

透明水彩を使っての描き方も正直様々な描き方があると思いますがどちらかというとホオズキのようなカラッと乾いた印象のものは、絵の具を筆で置く時の思い切りが重要だと感じます。水っぽい絵の具を何回も重ねるというよりそのものの色を良く観察し、パレット上で作ったあとは思い切って紙の上に置いてあげましょう。その前に置いた色と馴染まないなあといって、水分を多く含んだ筆で何回も撫でつけているとどうしてもカラッというよりヌルッとなってきてしまうものです。

今回の高井さんの作品、ちょっと始めは絵具を置く時に躊躇している感じが見受けられました。その後私も少し手を入れさせて頂いたのですが途中からかなり思い切った色を載せて描いて行くことができました。もう一つのモチーフの陶製の容器はホオズキと比べるとツルッとした印象。やはりその思い切りが最終的にそれぞれの質感の違いを出すポイントとなったと感じます。

高井さん、これちょっとどうやって描けば良いの?そういったものをこれからもチャレンジして描いていってくださいね!

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圧倒されます

2017-01-27 22:06:58 | 大人 油絵・アクリル

菅原 油彩

大竹です。今回ご紹介させて頂くのは、菅原さんの久しぶりの油彩の作品です。前回の富士山も青色が美しく、シンプルながら存在感のある作品でした。今回の作品も、細かいところが潰れがちなブログの写真からでも描き込み量の多さと迫力が十分伝わってきます!

こちらプロのカメラマンが撮影した写真を元に制作されています。まず目に入ってくるのはやっぱり猿ですね。過去の色鉛筆の作品でも、細かな体毛の描き込みが大きな魅力でしたが、今回も逆光による体毛の表現が素晴らしいです。この猿は威嚇しているのではなく、ぽかぽか秋の日差しのあくびです。私達人間が圧倒されてしまうような風景でも、その中で生きている猿にとっては欠伸も出るほど日常の風景なのでしょう。そうした私達と動物達とのギャップも感じられて面白いですね。大きく空いた口の中の歯も、細い筆で一本一本数えられる位しっかり描かれています。細部まで隙のない完成度ですが、その猿にも負けない位背景もガッツリ仕上がっています!差し込む光の色のグラデーションがとても美しいです。木々の葉っぱも種類ごとに正確に描き分けられ、紅葉の赤色もメインの猿よりは控えめに、画面に彩りを与えてくれる色合いになっています。絵の雰囲気に合った絵の具作りがお上手です。風景の奥の奥まで魅入ってしまいます。

制作中、お猿を先に全部描いてしまうと、絶対後から背景が辛くなってしまうから、同時に進められるようにします!とおっしゃっていた動物が大好きな菅原さん。葉っぱに大変苦しまれていましたが、その分見所がいっぱいの素晴らしい作品に仕上がりました!

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恵比須顔!

2017-01-26 22:56:54 | 幼児

幼児クラス
今月は、幼児と小学生が同じカリキュラムでスタートしましたが、幼児クラスの作品が早々に完成しましたので、本日はそちらをご紹介します。新しい年のスタートにふさわしい縁起物として、熊手を制作しました。元々は、収穫祭として行われていた酉の市で、鶏を奉納するために訪れた人に向けて多くの露店が、農具として売られていた熊手を、「金運を集める」「福を掃き込む」と洒落を交えて売り始めました。そして七福神・おかめ・松竹梅・大判・小判などの飾りを付けるようになって、今の形になったのはご存知ですね。

縁起物の作り方や材料は、幼児と小学生とでは(鯛以外)違うので、後日小学生クラスの作品がアップされたら、それぞれをぜひ見比べていただきたいです。「おかめ」と「だるま」は、折り紙で作りました。額が広くて頬が丸く張り出た「おかめ」特徴も、簡単な折り方で幼児でもラクラク制作♪「おかめ」と「だるま」は、幼児バージョンの縁起物の中で一押しです。どちらも恵比須顔ですね~!!「鯛」「竹」「米俵」「花もち」「大判」も付けて豪華な熊手!みんなはどんな願いを込めて飾るのかな?(Eri Ito)

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水彩の魔術師

2017-01-25 00:18:35 | 大人 水彩

秦野 透明水彩

お久しぶりです。水曜夜間クラスのアカリです。 2017年初っ端からスタッフ紹介ブログでワースト1位をとり、大恥をかいたスタートとなってしまいましたが、依頼された仕事は早く済ます!というのを今年の目標の1つとして、より一層努力し精進して参りますのでどうぞよろしくお願い致します。

今回は大人クラス秦野さんの水彩画の作品をご紹介致します。私は秦野さんの描かれる水彩画が大好きで、ファンの1人です!秦野さんは普段、ずっと教室の一番隅っこで熱心に取り組まれている方なので、実はこの猫の作品を描かれていた時、秦野さん自身が猫になってしまわれたのでは?と思いながら私は作品を拝見していました。笑
水彩画は、筆のタッチや水の量によって完成した時の出来栄えが大きく左右されるものだと思うのですが、作品を4枚並べてみると、鮮やかな色、淡い色、暗い色、濁った色...といったように、筆のタッチで変わる色合いがすべて平等に使いこなされており、秦野さんにしか出せない優しい色使いが出ているのが見て取れますね。

1枚目の作品は、ご自身でセットされた静物をモチーフとしています。対象物が画面上にびっしりと並んでいる中、物と物の空間が感じ取れるのは、巧妙に計算されたモチーフの組み立て方と画面の構図がビシッと押さえられているからだと思いました。
下の風景の作品は、実際に撮影された写真を見ながら描かれたものです。淡いオレンジの空に遠くの家々が溶け込んでいくようで、家々から夕食の匂いが漂ってくるような懐かしさと、ほっと安心させられるような作品に仕上がっています。
最後に猫の作品ですが、こちらはオレンジの作品を始めに描かれていたのですが、水彩画としての猫を更に探求するため、同じモチーフをまた違った雰囲気で描かれていました。同じモチーフを2枚も描かれるこのストイックさ!私も見習わないと‥
現在は静物を描かれている秦野さん。どんな描き方をされているのか目が離せません!次回の作品も楽しみにしています!

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人物クロッキー募集

2017-01-24 22:43:13 | クロッキー会

前回のクロッキー会の様子

アトリエでは第1土曜日に着衣の人物クロッキー会を行っています。
20分×5回(20分毎に5分休憩を挟む)のクロッキーで、今年最初のクロッキー会は女子高生にモデルをしてもらう予定です。
指導・講評はいたしませんが、アドバイスをご希望の方は、お申し出頂ければモデル休憩時間に拝見させて頂きます。人物画が初めての方には、始めのポーズ中にデモンストレーションもさせて頂きますのでお申出下さい。
美術を勉強中の学生や、外部の方でもご参加頂けますので、どうぞ多くの皆様のご参加お待ちしております!
日時   2月4日(土) 16:00~18:00 (入室は15分前より可能です。)
参加費 1500円 (ミオス生徒 1000円)
持ち物  スケッチブック、画材etc (イーゼル、画板、イスなどはご用意してあります。)
お申し込みはお電話でお願いします。   044-411-1600

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バランス感覚

2017-01-23 21:06:40 | 大人 水彩

上野 「パリの街並み」 透明水彩 
 
どうも幸介です!本日ご紹介するのは大人クラスより上野さんの作品。展覧会にも出品されていた透明水彩ですね。僕は担当曜日の関係で上野さんにお会いすることはほぼ無いのですが、イベントごとなどで年に数回お話をする機会があります。そんな感じで、初めてお会いしてからかれこれ10年くらい、犬猿の仲です(仲の良いタイプの犬猿です)育った環境や考え方、もう色んな面が120%違いますので、作風も僕とは真逆ですね。そんな上野さんの落ち着いた印象の透明水彩です。
 
こちらはご自身で行って撮影した写真をモチーフに描かれたのでしょうか。綿密な街並みの描写に対し、滲みを活かして偶然性をはらんだ色使いの空模様のコントラストが気持ちいいですね!!重たい街並みと軽い空が相乗効果を生んでいる絵ですね。ちょうど画面の真ん中で2つに分断されているようなこの構図、本来なら単調になりがちですが、重たすぎる程描き込まれた街並みの描写により、バランスを保っていますね。細かく描きこんだ絵は、見る人に視界が狭いような印象を与えてしまいますが、これは空の軽さでカバー。バランス感覚の良い作品だなと思いました!!
 
普段上野さんに失礼なことを言ってしまう事が多いのですが、ブログでこれだけ良いところを見付けたということでプラマイゼロ、ということにしていただきたいのですがいかがでしょうか上野さん……ということで、次回作にも期待しております!!
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構成し描くこと。

2017-01-21 17:06:32 | 大人 油絵・アクリル

奥 油彩 左『春 うらら うらら』 右『うさぎいるよ』

岩田です。今回ご紹介するのは奥さんの油彩2点です。どちらもモチーフは一緒で瓶や果物などの静物です。奥さんの場合、その静物をただ写し取ろうというのではなく、対象から得たインスピレーションや他の作品から影響を受けた事象などを元に何かしらのニュアンスを加味するなどして、対象を再構成し作品に落とし込むというのが特徴です。足しげく様々な展覧会に行っては、ご自身が面白いと思う作品を写メで撮影し、日々研究しています。

今回の作品、どちらも逆光ぎみの光線を設定し画面を構成していますが右手の作品は光と影を軸に画面を作り上げた感じ。それに対して左手の方はグリッド線を多用し、かなり複雑な構成になりました。奥さん、画面に対峙する度に構成をそれまでの計画とは全く違った方向へ舵取りすることもあり、時としてどうにも収拾がつかない画面になってしまうこともあるのですが今回の作品は沢山の色を使ったにも拘わらず、おおよそまとまった作品になっているように感じます。

正直これだけの要素を使いながらも一枚の作品に帰結させるのは相当な集中力と経験、粘りが必要なはず。それと同時に崩してはバランスを取りといった行為をご自身が楽しんでいるというのが何よりも作品づくりに大切な事なのでしょう。「うさぎ」の存在もどのような意図があるかは定かでないですが何か凄く面白いです。

私としては、様々な構成を楽しむことも奥さんにとって良いことだと思いますが目の前にセットされた静物を良く観察し、描くことも大切な事だと感じています。そのもののかたちや質感、その場の空気感などを感じながら筆を動かしてみる、そうした行為も又新鮮なものでしょう。

 

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二面性

2017-01-20 02:44:33 | 大人 日本画

出町 岩絵具・金箔

今回ご紹介させて頂くのは、日曜日クラスの出町さんの日本画の作品です。
本来のバラの薄い花びらよりも厚みがあるように見えますが、それがなんともいえない魅力になっていますね。可憐、儚いといったイメージよりも、簡単には手折らせてくれなさそうな強かさを感じます。遠目で見ても存在感のある力強い作品です。
写真だと分かりにくいですが、花びらの明るい部分が岩絵具の厚みでぷっくりしていて面白いのです。昨年ご紹介したボタンと比べてみるとまた雰囲気が違っていて面白いですね。出町さんの日本画の作品は、描かれたものも魅力的ですが、同時に岩絵具という素材も楽しめる作品だと思います。
更に私が面白いな、と思ったのは葉っぱです。花びらに比べて、立体感や書き込みはあまりありませんが、それによりより重厚な描き込みがされたバラが引き立ち、ちょうどよいバランスを保っています。ここでもし葉の方もビッチリ描かれていたら、少々息苦しい画面になっていたかもしれません。その分、色で魅せていますね。色の差で葉をかき分けているので、デザイン的でパッチワークのような面白さがありますね。

余談ですが、前回の出町さんの作品も私がご紹介させて頂きましたが、それが去年の2月というのにビックリしてしまいました。時の流れの速さをしみじみと感じてしまいました…大竹でした。

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懐かしい匂い はじめての臭い

2017-01-19 21:50:41 | 親子

親子クラス

本日は、親子クラスの今年最初の授業をお伝えします。幼児クラスと同様に新年一発目は、やはり書き初めです。このクラスも恒例の授業となってます。書き初めなので、2歳児でももちろん墨汁を使います。墨汁の臭いって、好き嫌いがありそうですが、お母さん方にとっては、自分の子どもの頃を思い出す懐かしい匂いですね。こども達にとっては、はじめての臭いでしたが、すぐに慣れて人生初の書き初めです。掛け軸風仕立ては、なかなか高級感ありお母さん達に大好評。「うちの子、すごい!」「墨絵みたい!」「書道家アーティストみたい」と絶賛でした。毎年台紙に趣向をこらして書き初めし、ぜひ毎年継続して成長の記録の一部としてのこしてほしいです。そして、写真には撮っていないのですが、お母さん達にも今年の抱負や願いを書いてもらいました。

親子で書き初めして気合いが入ったところで、次はカレンダー制作をしました。二人とも昨年秋位から参加してくれて、まだ数回の参加ですが、この数か月で線の描き方に変化が見られました。上段ピンクの台紙に描いたお子さんは、昨年までは割と小さな丸のクルクル描きで、画用紙のあちこちに描いていました。こちらの作品では、肩と肘が連動してクレヨンを動かすことが出来ているので、ダイナミックなグルグル描きが気持ちの良いほど元気いっぱいに描いています。そして、下段黄緑色の画用紙に描いたお子さんは、最近になって縦の往復の線が描けるようになって、リズミカルな線を楽しんで描いているのが伝わってきます。

中央の作品を取り囲むように貼った色画用紙は、ハサミマイブームの子はハサミでカットで、もう一人はビリビリ手でちぎってから貼りました。どの形・どの色をどこに貼ろうかなとお母さんと相談しながら、全体のイメージを作っていきます。親子クラスの月齢は、1時間授業の中で集中できる時間は限られているので、ここは自由にどうぞ!というところと、これは新しい事にチャレンジしてみてね!と、その都度お子様の様子を見ながら声をかけるように心がけています。(Eri Ito)

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白の魅力

2017-01-18 00:03:24 | 大人 油絵・アクリル

釜井 油彩

水曜午前クラス担当の山下です。ついこの間年が明けたと思っていたのに、気付けば1月中旬を過ぎていました。時間が過ぎるのがあっという間だなあというのを常々感じます。裏を返せば、時間が早く感じる程充実した毎日が過ごせているという事ですかね!

さて、今日ご紹介する作品は、釜井さんの油絵。こちらは、同じクラスの生徒さんが勤めているおしゃれな衣料品や雑貨を扱うショップがテナントとして入っている、みなとみらいのビルとの事です。建物のランプからもおしゃれな感じが醸し出されていますね。
この作品、特別彩度の高い色や目立つ絵の具を使っているという訳ではないのですが、画面全体から迫り来るような迫力を感じ、隙のない緊張感がビシビシ伝わってきます。それは、常に画面と真摯に向き合って筆を動かしている結果なのだな、と完成した作品を観てそんな当然の事を改めて思いました。
そんな釜井さんの作品ですが、観ていると同時に安心感も感じてきます。ずっとぼうっと観ていられる、落ち着きのある絵。その要因は、画面の色味が綺麗に統一されているためですね。
統一と言っても、絵をじっくりと観ると分かるのですが、灰色の中に青や紫、ほのかな朱色…など様々な色が混在しているのが分かります。一見すると"灰色"に見えますが、"灰色"なんて単純な一言では片付けられない位の色の魅力が詰まっています。
これだけの色を使って1つの色を生み出し、更に画面全体で色同士が喧嘩する事なくまとめるのはとっても難しいです。その中で鮮やかな色味を持つ緑色が一際綺麗に目立って観えますね。
そしてそして、なんと言っても釜井さんは白の使い方がお上手!白色というのは他の色との調和が取り易いのですが、白単体で使うと画面が粉っぽくなったり、"白色"という色味だけ独立して絵全体を壊してしまいがち。そんな白色を自分の世界観に綺麗に取り込む事が出来ているのは、流石だなあと思います。私は白色がとっっっっても苦手なので、釜井さんを見習って苦手を克服したいです。

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小学校受験のコミュニケーション能力

2017-01-17 23:16:27 | 小学校受験

慶應幼稚舎・初等部合格者の入試直前作品

小学校受験が終了し、ようやくアトリエのプライベートレッスンも余裕ある予約状態に落ち着きました。長い間頑張ってこられた年長さん、保護者の皆様、本当にお疲れ様でした。今は小学校に上がるワクワクした気持ちでお過ごしの事と思います。

上記の作品写真の解説を。左は『アリクイのお面と、アリクイに舐められている自画像』、右は『将来の夢の宇宙飛行士のコスチューム』です。
アリクイのお面の長い舌の先には、モールで作った2匹のアリが絡め捕られているところもリアルですね。また、絵画の方は、動物園で触らせてもらった様子が上手に描けています。よだれが非常に粘着質だったそうで、「ベロが長いだけじゃアリは捕れないんだよ!ベタベタだからくっついちゃうんだよ!」と、制作中も熱く語ってくれました。私も負けじと「うちの犬もよくアリ食べるんだよね。私も小学生の時、間違ってジュースで溺れたアリ食べちゃった事あったけど、甘かったよ。だから美味しいんじゃないかな?」「でもアリは小さいから、たくさん食べないとお腹一杯にならなくて大変だよね。」と話しが続きます。
宇宙飛行士のお子さんは、知っている知識だけでなく、「こんな計器も付いていた方が便利だよね!」と、オリジナリティ溢れる造作をしていました。発明が大好きで、私が何か困ったり考えたりしていると、「僕が手伝ってあげるよ!ほら、こうした方が簡単じゃないかな?」と、積極的にアドバイスやお手伝いをしてくれます。「いやもういいから自分の事やれー!」とお礼の前に突っ込みたくなるほど、テキパキチョロチョロ良く動きます。
私共の教室から慶應に合格されるお子様達(男女共に)に共通するのは、サービス精神が旺盛で、言動が派手もしくは大袈裟、ユニークな発想力・コミュニケーション能力があること。大人であり、先生であり、受験のプロである私達講師を大爆笑させたり、「負けました。参りました。」と言わせられる、明るく元気なお子様達ばかりです。いつ会っても目がキラキラしていて話しが面白く、「また会いたいな。次はいつ会えるかな?」と思わせてくれます。
合格再現作品を拝見しても、決して上手な子が合格している訳ではありません。試験中に「この子ともっと話していたいな。ずっと一緒にいたら楽しそうだな。」と先生に思って頂けるかどうかが、合否の分かれ目でしょう。
また、そのようなお子様達のお父様お母様方も御多分に漏れずいつもにこやか。失敗しても「キャー!派手にやったねぇ!」と笑い飛ばしてくれるような親御様です。否定的な言葉は一切使わず、「いいよいいよ、次々!」と前向きですし、褒める時も「わぉースゴーイ!どうやって持って帰る?頭に乗せて見せびらかして帰ろうよ!」大きな声で大袈裟に言います。他人が見ても楽しくなるような親子のやり取りで、ついこちらも話に加わりたくなってしまいます。

「コミュニケーション能力を身に付け…」などと良く言いますが、あまり敬語など気にせず親子で楽しく会話するところから始めて下さい。また少しだけ大きな声で大袈裟に話をすることも試してみて下さい。感情の表現力が豊かになることを目標にしてみましょう。

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学生講評、続きです。

2017-01-16 22:14:05 | 学生

左/なつめ 中2 『月の花』 岩絵具
中/りな  高2 『東京』 ペン・ポスターカラー
右/菜々美 中1 『春』 油彩 

どうも幸介です!あけましておめでとうございます!先週が祝日の為、月曜小学生・大人クラスは本日が2017年初授業!!「あけましておめでとうございます」を言わなければと思っていたのですが、1月も半ばを過ぎておりますので、ついつい普通の挨拶をしてしまいます。

話変わりまして、本日ご紹介するのは学生クラスより女子中高生の作品です。展覧会にも出品していたので、ご覧になった方も多いかと思います。ということで、彼女たちの性格やアトリエでの様子なども含めて個人講評していきたいと思います!!

なつめは小学生クラスの頃から担当しておりますが、素直期→ひねくれ期→壁ぶあつい期→大人になってきたな期と、その思春期の心の変動を目の当たりにしてきました(笑)しっかりとしてきた今、僕や小原先生に彼女の小学生クラスの時の言動などを茶化されたりして嫌だろうとは思いますが、それも受け流せるくらい成長してきたことに驚き!!ほんとにちゃんと考えられる人なので、きっと適当なことばっか言ってる講師陣なんかすぐ精神的に追い越されてしまうのだろうなぁーと思っています!!ちなみに展覧会では紙で作った虫の標本も出品していましたが、アトリエでは絵を描くよりも工作をしている時の方が楽しそうです。絵もここのとこ上達していますが、今年はせっかくなので工作の方を伸ばしていってほしいなと思います!

りなは元々は僕の担当クラスではなかったので、イベント時などにちょこっと会う程度だったんですが、昨年火曜学生クラスに移動してきました。ちょっとしか会ってなかった時は口調などからも「しっかりしてる」という印象だったのですが、いざ毎週授業で会ってみると、逆の電車に乗っちゃってアトリエ遅刻したり、なんかどっか抜けてたりと、ほんわかした印象なのだなと思いましたww制作に関しては、高校生で忙しく来れない日もあるというのももちろんありますが、完成までが超ゆっくりなんです!!手を動かすのが遅い訳でも、ずっとおしゃべりして描いてない訳でもないのに、全然完成しない!!何故だ!!?って毎週思ってます。今年の彼女の目標は、締め切りを設けて作品を仕上げる、ですね!!

菜々美もなつめと同じく小学生クラスから持ち上がり。根っからの小原先生&幸介先生っ子のハズなんですが、僕らのように威圧的には育たないのは何故なんでしょうか。とは言っても、メリハリの激しい(ってかちょっとうるさいorうざいぐらいの)火曜日クラスにしっかり通い続けているので、きっと心は強く育っているに違いないでしょう!!タチの悪い生徒&先生に囲まれてたり絡まれたりしても、ペースを乱さず制作できているので、きっと大人になってもしっかり社会でやってけそうだなと思っております。とはいってもまだ中学1年生。学生クラス最年少です。ついつい問題児ばかりに目が行ってしまいがちですが、今年は彼女のようなしっかりした生徒こそもっと構って甘やかしていこうと思います!!

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色鉛筆で緻密なものを描く

2017-01-14 17:09:14 | 大人 パステル・色鉛筆・他

麻場 色鉛筆

遅ればせながら明けましておめでとうございます。岩田です。今年も充実した授業をしていきたいと思っております!

新年一発目は麻場さんの作品。画材は色鉛筆です。真っ赤な布の上に香水、貝殻などを置いて見た目にはかなりインパクトの強いモチーフとなりました。こちらの香水瓶、ガラスの質感もさることながら蓋などに施してある装飾が緻密、貝もかなり細かい凹凸がありちょっと厄介な感じです。

色鉛筆は消しゴムで消えにくい上に、芯先も直ぐに丸くなってしまうのでこうした緻密なものは色鉛筆だけで処理しようとするよりも、最初に鉛筆でアタリを取る時にある程度描きこんでおいた方が上手くいきます。とは言え、鉛筆と色鉛筆が混ざってしまうと発色も悪くなるので下書きの後は練り消しを転がして余計な鉛筆の粉を取っておきましょう。

今回の麻場さんの作品、実際に見てみると発色がとても良いんです。勿論最初に鉛筆でアタリをつけたのですがその仕事が必要最小限に抑えられているので鉛筆と色鉛筆が画面上で混ざっていないのです。更に幾つかの色を混色してとても美しい色を出しています。形や質感なども良く観察しており、大変バランスが良い作品となりました。そして基本的なデッサン力もアップしていると感じました!

 

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