モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

ありがとうございました!

2016-08-31 23:44:57 | スタッフ講師

左から 水曜夜間大人クラス / 学生クラスのトシ君とツーショット / 水曜小学生クラス / 水曜午前クラス

 

私が初めてアトリエミオスに来たのは、2014年12月の月曜小学生クラスのクリスマス会の日だったかと記憶しています。
電話をかける前に想像していた「アトリエのお仕事」とはあまりにかけはなれていて、自分の存在がいかにちっぽけで、いかに自分が何も知らずに大勢の大人に守られて生きてきたかを思い知らされました。
今度は私が、大人にならないと。他人のために心から何かできる人間にならないと。そう思いながらがむしゃらに通ってきた1年と8ヶ月だったと思います。

本当にお別れは苦手です。別れは新たな始まり…なんてよく言いますけど、お別れはやっぱり寂しいです。幼児クラスの子が小学生になって曜日が変わって会えなくなるだけでも辛いのに、一度に全員と会えなくなるなんて…。仕事柄、アルバイトはずっと続けないといけないだろうなーと思っていたので、私にとっても割と突然やってきた最後の日です。正直、今までアルバイトをひとつ辞めることがこんなに辛いとは思ってもいませんでした。

ミオスでの出会い、経験には感謝してもし切れません。たくさんの方々から色んな大切なことを教わることができました。一つ一つ思い返していると本当に文字数が大変なことになりそうです(笑)そして実は文章を書くのもすっごく苦手です。

展覧会、前回のものが終わった直後に入って、見たことがなかったので楽しみにしています。必ず伺います。遠足も…都合がつけば是非お手伝いさせていただきたいです。

あ、上の写真の気になるツーショットは、トシくんからお別れのラブレターをいただいたので記念に(笑)


 最後になりますが、私が関わらせていただいた全ての生徒の皆様、保護者の皆様、先生方、本当にありがとうございました。これからもアトリエミオスのご発展と皆様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

磯辺弥月

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人物クロッキー会

2016-08-30 23:52:34 | クロッキー会

前回のクロッキー会の様子

アトリエでは第1土曜日に着衣の人物クロッキー会を行っています。
20分×5回(20分毎に5分休憩を挟む)のクロッキーで、今回は女子大生にモデルをしてもらう予定です。
指導・講評はいたしませんが、アドバイスをご希望の方は、お申し出頂ければモデル休憩時間に拝見させて頂きます。人物画が初めての方には、始めのポーズ中にデモンストレーションもさせて頂きますのでお申出下さい。
美術を勉強中の学生や、外部の方でもご参加頂けますので、どうぞ多くの皆様のご参加お待ちしております!
日時   9月3日(土) 16:00~18:00 (入室は15分前より可能です。)
参加費 1500円 (ミオス生徒 1000円)
持ち物  スケッチブック、画材etc (イーゼル、画板、イスなどはご用意してあります。)
お申し込みはお電話でお願いします。   044-411-1600

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もうこの季節か!

2016-08-29 22:18:07 | スタッフ講師

2016生徒作品展用 DM案 

どうも幸介です!アトリエの展覧会も、あと1ヶ月ちょっとですね。前回からもう2年も経ったのかという驚きと、毎回のことながら膨大な準備が待ち構えているということを思い、早くも食傷気味でございます(笑
そんなこんなで、本日ご紹介するのは今年のDMの原案。皆さんぶっちゃけ、どっちがいいですか?色味や文字詰めは今後微調整していくとして、左のようにインパクト重視でいくのか、右のようにやはり視認性を重視すべきか、僕も小原先生も悩んでおります。
今までだったら断然、視認性の良く落ち着きのある右側なんです。が、ここのところオリンピック関連のデザイン(1964も2020も)や、様々な展覧会・作品などに触れる機会が多く、そういった物事に僕は触発されているのです。マス受けするデザインを理路整然と作ること、自分がやりたいことを突き詰めまくってマスが納得せざるを得ない物作りをすること、現代のデザインはその多くがどちらかの方向性なんだと思います。しかしもっと別のモノづくりの道もあるのかもしれない。じゃあどうすればいいのだろうか。と、悩むばかりでございます。いやぁ楽しいですね、デザインというか芸術は。

ということで、上記のDM案、どちらかいいかご意見ありましたら是非お聞かせくださいませ~!!

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大胆且つ繊細

2016-08-27 17:54:04 | 大人 水彩

服部 透明水彩

岩田です。台風近づいてますね。気を付けて下さーい!

本日ご紹介しますのは土曜午前クラス、服部さんの作品。こちら海外の旅行先で撮影された写真を元に描かれたものです。手前にいきなり柵がドーンとそびえる何か意味深な構図・・・。というのも服部さん曰く「こちら側の虐げられた世界とあちら側の煌びやかな世界を遮る鉄格子。まるで牢獄にいるようなこちら側から、恨めしく光の当たるあちらの世界を覗いているといったイメージを表現しました。」とのこと。
つまりこの世の光と闇といったようなものを服部さん流に大胆且つ繊細な構図と手法で表してるのです。実に面白いですね。
特に私が良いなーと思うのは上方のツタ。「逆光」が良く表現されています。というのも暗さがしっかりついていることで下方に垂れ下がっている光を透過した葉っぱが繊細に美しく描かれているのです。まさにこの逆光のシチュエーションが服部さんが思い描いた世界観を表現するカギになっているんですね。
こちらの作品を描いたことで思い切って絵の具を置くことにもう抵抗が無くなったと思います。今回の様に大胆且つ繊細に攻めていきましょー。
出来れば油絵なんかもチャレンジして頂けると嬉しいなあと思います!!

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夏をお届け!

2016-08-26 18:52:02 | 小学生 絵画

左上から 唯芽 2年
こなみ 6年 / 琢斗 2年 / 優 6年
健生 5年 / 結名 6年 / 大智 5年
日菜乃 5年 / 萌花 6年 / 百々花 3年

大竹です。
以前ご紹介した水曜クラスの油絵に続き、木曜小学生クラスの油絵も紹介させて頂きます!夏らしい元気で爽やかな作品が集まっています。

唯芽:木曜クラスで唯一人物を描きました。家族で海に行った時の素敵な写真を持ってきてたけど、元の写真に負けないくらい素敵な作品に仕上がったね!お父さんだけちゃんと日に焼けてる色で描いてるのもグッドです。海も青色だけじゃなく緑を混ぜたり、奥の波と手前の波で色を変えたりと細かい工夫が光ってます!顔が難しいよ〜!と苦戦していたけど、最後まで頑張ったね!

こなみ: いつもお喋りしつつもしっかり作品を仕上げていくこなみ。海の写真とハイビスカスの写真を組み合わせて制作しました。南国の爽やかな風を作品から感じます。雲の微妙な色の変化が素晴らしい!岩のゴツゴツした質感もよく伝わってきます。画面を横切る強い青の水平線が画面全体をキリッと引き締めていて良いね!

琢斗:海に沈んでいく夕日に向かって飛ぶ鳥というクールな写真を持ってきた彼。他の皆は下塗りをイエローオーカーを使いましたが、彼は夕焼けのオレンジを引き立てる為に青色を使いました。シンプルな分色を細かく追っていかなくてはならず、黙々と作業に取り組んでいたのが印象に残っています。海の藍色と夕焼けのオレンジの対比が美しい!

優:こちらは水彩の作品。もうやめていい?もうやめた〜い!と途中投げ出しそうになりながらも屋根のレンガ一つ一つを丁寧に仕上げてくれました。蓮の花の形やグラデーションがどれも美しく、強めに描かれた葉脈も画面の中で大きな見どころになっています。フニャフニャになりつつもよく頑張った!思う存分大好きな自動販売機を作ってね!

健生:私が心の中で動物園のドンと呼んでいる人物とは思えないほど穏やかな作品。右の上から見たクマノミの絵がとても上手で驚きました。ナウシカの王蟲の触手のようなイソギンチャクの描き方も面白いですね。写真では分かりにくいですが、黒い岩の部分は絵の具をモリッモリに持っています!見どころが一杯で見ていて飽きない仕上がりとなっています。実は彼の前回の油絵作品、テレビで放送されるそうです。巨匠の油画と並べ、どちらがウン億円の絵かを当てる番組だったかな?

結名:次のカリキュラムになっても黙々と加筆し続けていました。ギリシャのサントリーニ島の階段の先で黒猫がこちらを伺っている不思議な作品です。殆どが青色の家なので色作りに苦労していました。壁のグラデーションや奥にスーッと抜ける青がとても美しい!ぽつぽつと置いてある植木鉢の濃い色や葉の緑が画面のアクセントになっていて良し!

大智:中々乾かない絵の具に苦戦しつつも立派に建ててくれました。下書きもとても上手だったんです。水面に映る柱とその揺らいだ描写が良いですね。建物内部の奥の柱を少し暗く描いていて良く観察しているなあと思います。大智は厳島神社へ行ったことがあるのかな?私も行って本物を見てみたくなりました!

日菜乃:流石高学年、大人っぽいしっとりした仕上がりになっています。とくに岩の色は凄く観察したのが分かる程リアルです。空や海の青も濁らず使い分けが上手!特に空のグラデーションが美しいです。小さな漁村や船も細かくよく描けています。落ち着いた色合いでまとまっていて見ている人の心を落ち着かせてくれます。

萌花:赤い屋根が印象的な作品。奥のものを全て描いてから木を生やしていったので伸び伸びと思いっきり描けていて気持ち良いです。窓や入り口を黒ではなく青で描いているのも全体の雰囲気とマッチしていて良いね!地面にも色々な緑を使っているから生命力溢れる見ていて元気になれる作品になったね!

百々花:とにかく形が面白い作品。雲や左の葉の黄緑、水面の光など見どころを挙げるとキリがない!緑色なんて同じ色の部分がないんじゃないかという位豊富で素晴らしい。扱いの難しい白も雲らしい絶妙な色で表現してあります。ここをもっとこうして!という私の要求に口を尖らせつつもしっかりとこなしてくれました。

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幼児対象 ワークショップ4日目

2016-08-25 23:23:51 | 幼児ワークショップ

幼児対象ワークショップ4日目は、外部参加の方が非常に多く、22名の参加者でスライム作りをしました。
上の写真の制作風景を見ていただくと分かりますが、スライム作りは3つの液体を順番に混ぜていく過程が科学の実験のようで、最初はみんな液体をこぼさないようにしっかり混ぜようと真剣な眼差しです。
一つ目の液体は、水道水です。食紅で色をつけます。二つ目の液体は、洗濯糊です。この二つを混ぜたあと、三つ目の液体=『魔法の水』を混ぜると、、、?!あら!ふ・し・ぎ!混ざれば混ぜるほど、ドロドロ、ネバネバのスライムができます。食紅で着色すると、ゼリーのような透明感があって、見ても涼し気です。もちろん、触ってもひんやり、夏にぴったりの遊べる工作です。
注)魔法の水とは、ホウ砂(目の洗浄・消毒液)の飽和水溶液です
実験は、全員大成功!!ビヨ~~~ン!と伸びる、伸びる!どれだけ伸びたか、そのようすを写真にバッチリ撮ったので、言葉で説明するよりも、スライムで楽しそうに遊んでいる様子をご覧ください。

割りばしにスライムを巻き付けて伸ばしたり、手で丸めてみたり、両手で伸ばしてみたり、、、たくさん遊んだあとは、スライムで遊んでいる様子を描いてみました。
今回は、参加者が多かったこともあり、人物を横向きポーズで描くグループと前向きポーズで描くグループに分けてみました。どうやったら横を向いた顔になるか、先生のデモストレーションを見ながら挑戦してもらいましたが、楽しそうな表情で描けていますね!お絵描きのスライムもよ~く伸びています。

残すところ、幼児ワークショップはラスト1回『キラキラ宝物作り&宝探し』となりますが、こちらは定員に達しております。現在キャンセル待ちのみ受け付けております。

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まだまだ現役

2016-08-24 22:37:44 | 大人 水彩

三ツ矢・水彩

 

若干暑さが和らいできたようなそうでもないような日々が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか、磯辺です。
今日は私の知る限り多分ミオス最高齢の、三ツ矢さんの作品を紹介させていただきます。

着彩用の画材は透明水彩と顔彩で、鉛筆で下描きした後そのまま着彩をはじめることもあれば、ボールペンや墨汁でアウトラインを決めてから着彩することもあります。

えび:三ツ矢さんの生き物シリーズに共通して言えることなのですが、目がかわいい!目って結構難しくて、私も途中までいい感じに描けていたのに目を描いた瞬間なんだか変になってしまうことが多々あります。二匹のえびの位置や、角度なんかもバランスが取れてますね!

お家:こういうお家って下描きをはじめる段階で構造を意識しながら描かないと、途中でつじつまが合わなくなったりするのですが、三ツ矢さんはしっかりと描けています。緑の色使いもとっても素敵でおしゃれな雰囲気に仕上がっています。

ざくろ:こちらも、割れているざくろということで、形をとるのが難しいはずなのですが(とくに上の出っ張り)下描きに時間をかけて丁寧に形を追っていらっしゃいました。外側の皮の部分の絶妙な色合いもとっても素敵です。

ほおずき:手前にある葉っぱはボールペンの線をくっきり出しているのに対して、奥にある葉っぱはほぼ鉛筆の線のままです。これによって手前と奥でしっかりと奥行き感が出せていますね!構図やほおずきのグラデーションも◎。

鯛:小学生クラスの年末のカリキュラムで鯛を描いていた時期に、三ツ矢さんも同じく割りばしペンでチャレンジ!割りばしペンは慣れるまでなかなか使い辛そうでしたが、このしっかりしすぎない線が墨汁とマッチしています。うろこの部分の筆のタッチもいいですね。

うぐいす:そして最後に桜とうぐいす。手前に細かいものがたくさんあると、背景を一思いにさらっと美しく塗る…のが激しく難しくなるので、今回はもうあえて空を点々塗りする作戦に変更!青の色幅を制限することで細かいタッチだけれどごちゃごちゃしない背景に仕上がっていますね!

展覧会にはこの中からチョイスした作品を出品予定の三ツ矢さん。絵は自分が「もう無理だ。」と決めるまで一生描き続けられます。今後も素敵な作品をどんどん生み出していってくださいね!

 

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労い花火

2016-08-23 21:31:41 | 学生

オバラです。本日は夏のワークショップで何度もお手伝いしてくれた火曜学生クラスの12人を労う為、授業を早目に切り上げ花火をしました!(皆はアイス片手に、講師はビール片手に♪)

ワークショップの花形、幼児・小学生対象の外行事アクション『みんな集まれ!』は、毎年・毎回火曜日だという事にお気付きになりましたでしょうか?
その理由は、火曜学生クラスのメンバーが良く働くので、猫の手を借りるには授業日にぶつけてしまえば強制参加になるから…というもの。学生クラスに入って半年も経たない中1も「そういうの苦手…」と言いながら、先輩達の働く背中を見てきっちり役に立ってくれます。反省会では「まだ私は目の前の子の面倒を見るだけで精一杯になってしまい、先輩達のようにその場にいる全員を一気に楽しませるような話術も余裕もないのがダメだと思いました。次にこの反省を活かしたいと思います。」とまで語ってくれます。自分ができない事や足りない事を客観的によく見ているなと感心します。また、イベントに参加してくれた小学生からは「私も中学生になったら、絶対ミオスでお手伝いする!」との感想ももらいます。きっと先輩達が優しかったり格好良かった憧れからでしょう。イベントで子ども達を楽しませつつ、学生達も鍛えて社会の役に立つ人間に、一石二鳥の好循環はミオスの伝統だと思っています!
学生達には心より感謝しています。本当にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます!

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ポスターコンクールと標本箱作り

2016-08-22 21:28:10 | 小学生ワークショップ

夏休みワークショップ:ポスターコンクール&標本作り

どうも幸介です!小学生の皆は、今週の中ごろから学校が始まるのでしょう。もう夏休みも終了間近です。僕ら大人はとっくのとうに夏休みなどは無い人生を歩んでいるのですが、毎年この時期になると小学生クラスの皆の「夏休みが終わっちゃう…!!」という郷愁につられて、センチメンタルと焦りの混ざった複雑な気持ちになってしまいます(笑
ということでワークショップもほとんどが終了し、今年も沢山の参加者がありました。色水鉄砲や蛍光ペイントのようなイベント的ワークショップは終了いたしましたが、小学生クラスの通常授業と並行して行う『ポスターコンクール』と『標本箱作り』は、8月いっぱいまで参加者を受け付けております!!

『ポスターコンクール』or『標本箱作り』
対象:小学1年生-6年生  参加費 1日2,300円
8月31日までの (月・火・木)16:30-18:00   (水)16:15-17:45
ポスターコンクールでは人体の描き方、標本作りでは紙工作を立体的にする方法などを学んでもらいます。夏休みの宿題でなくても、「工作が好きだからもっともっと上手になりたい!」という子や「今年の夏の思い出を水彩画で残したい!」なんて子も、みーんなお持ちしておりますので、どうぞこの機会にご参加くださいませ!!

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イカのダンスは済んだのかい リベンジの巻

2016-08-20 17:59:05 | 大人 水彩

山本 透明水彩 左 新作 / 右 前回にアップした旧作

どうもどうも岩田です。皆さんお元気でしょうか。今回は土曜午前クラスの山本さんの作品をご紹介致します。
こちらの作品、実は以前一度ブログでもご紹介した作品なんです。「イカのダンスは済んだのかい?/イカノダンスハスンダノカイ」という回文をテーマに作られたものです。
その時のブログでご紹介したのが右側。私たちから見ると上出来じゃん!と思いつつも山本さんの中ではちょっと解せない部分があったのでその後リベンジをしました。というのもマスキングテープを貼ってマスクしたところから少しだけ絵の具がはみ出してしまったんです。そこで今回は背景の縁取りのデザイン、全体の色などの変更も含めて全体を刷新しました
背景の模様は直線的となり、前作と比べてもハッキリしています。そこに配したモチーフに関しても前作は何となく行き当たりばったり感が見えますが今回はしっかり計画がなされ、洗練された印象になったのが分かります。
使われている色もシックになりロートレックが活躍していた19世紀のパリの雰囲気が前作よりも意識されたような気がします。そして山本さんが悩みに悩んだ文字も恰好良い!
ホントにお疲れ様でした。素晴らしい作品になりましたね!

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のびのびワークショップ

2016-08-19 22:03:31 | 小学生ワークショップ

松井です。本日は私が担当した最後のワークショップ、身体表現でアートのご報告です!元々参加人数三人の小規模ワークショップでしたが、当日に参加できたのは一人というまさかのマンツーマンレッスンでした。いつもは狭く感じる教室がなんだか広々、お蔭であっちにこっちに動き回ることができました。

身体表現とはなんぞや?と首をかしげる方も多いと思いますが、要はキャンバス代わりに自分の体で描くようなもの。バレエやコンテンポラリー・ダンスなどが例としてわかりやすいかもしれません。今回は軽いストレッチから始め、体の曲げられるところや伸ばせるところを探しつつ色々と動いてみました。皆さん、足の指やまゆ毛を自在に動かせますか?自分の体の中でも、意識して動かすのが難しい場所って意外と多いですよね!そしてお腹が空いたらご飯休憩!いつもよりじっくりお喋りしながらのお弁当タイムでした。(私はコンビニ弁当なのがなんだか虚しい……手作り弁当が羨ましいです)

午後は気分を変えて外へ出かけました!広い公園でのびのび動いてみたり、思い切り走ってみたり。疲れたら目を閉じて静かに深呼吸。目を閉じているのに、いつもより視界が広がるような気がしました。

心技体、という言葉があります。キャンバスに向かって技術を磨くのももちろん大切ですが、たまにはこうして心と体を育むのもいいですよ!そこからつながるアートもたくさんあるはず。みなさんも時々ストレッチと深呼吸、してみませんか?

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幼児対象 ワークショップ3日目

2016-08-18 21:36:58 | 幼児ワークショップ

 

幼児対象ワークショップ5回開催予定の中、3日目が終了しました。こちらは、『スイーツカフェでパフェつくり』の様子です。外部参加の方も非常に多く、賑やかなイベントとなりました。
甘い香り(事前にパフェの材料となる粘土の中にバニラエッセンスを入れました)のする教室内は、かわいいパティシエがずらっと並び、パフェ作りに大忙しです!!
白い粘土の中に、好きなクリームの味の色粘土を混ぜていきます。チョコ・レモン・ストロベリー味、、、このクリームを作りながら、今日はどんなパフェにしようかな?とみんな楽しそうです。
このパフェの売りは、何といってもトッピングのボリューム感でしょう。イチゴ・オレンジ・キウイは、作り方を教えてみんなで一斉に作り、その他は個々に好きなフルーツを作りました。お任せフルーツのブルーベリー・バナナ・マンゴーなどを盛り付けると、トロピカルなイメージで美味しそう♪さらにフルーツだけでなく、アイス・ポッキー・マカロン・チョコフレークもトッピングしちゃいます!
たくさん作って、パフェグラスからフルーツがこぼれ落ちそうな程、サービス満点!
パフェを作ったみんなの顔は、笑顔満点!でした。(Eri Ito)

次回ワークショップも残席わずかですが、お申込み可能です。
8月24日(水)14:30~16:00 『スライム作り&遊んでいる絵』  ネバネバひんやりスライム作りは、まるで科学の実験みたいです。いっぱい遊んだ後は、スライムで遊んでいる絵を描いてみましょう。
<参加対象>幼稚園・保育園児3~6歳
<持ち物>汚れても良い服装・作品持ち帰りの袋
<参加費>2,300円 (詳しい参加方法は、コチラ

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ワークショップの合間ですが…

2016-08-17 22:47:27 | 小学生 絵画

左上から 凛人 4年 / 啓人 4年 / 満理奈 4年
操希 5年 / 杏 4年 / 椋太郎 6年
真理乃 3年 / 匠汰 2年 / 梢 3年
和芭 4年 / 小雛 6年 / 昆 3年
江里子 3年 / 洸太 2年 / 絵奈 6年

ワークショップの合間ですが…ここで水曜日小学生クラスの油絵&水彩画の紹介をさせていただきます!そして何人か写真を撮り忘れてしまって載せられなかった絵があります。大変申し訳ないのですが、写真がある子の分のみ、書かせていただきます。

凛人:カラフルなレンガが積まれた可愛らしいお家の一つ一つを、めげそうになりながらもよく最後まで丁寧に描き込みましたね!ただ街並みを横から見ただけという、一歩間違えると単調になってしまいそうな写真でしたが、凛人なら素敵に仕上げると思っていましたよ!!

啓人:あまり見ないであろうマーライオンの後ろ姿。鱗が面白そうだったので後ろ向きに写っていた写真をおすすめしました。元が真っ白な像なので色々となやんでいたようですが、見事、いろんな色を使って凹凸を表現していますね!空も同じような色になってしまわないように工夫して描かれています!

満理奈:こちらは水彩の一枚。青い空、青い海、そして島!まさに今の季節にぴったりな絵ですね。水彩の白ってなかなか扱いづらいと思うのですが、雲の立体感がしっかり出せています。海の描き方も特徴的でおもしろいですね!この絵を見るに、この島は行ったことあるところなのかも…?

操希:一面緑の草原!混色テクニックと色の使い分けのテクニックが要求されますが、そこはさすが5年生。黄色と混ぜたり青と混ぜたりしながら丁寧に、奥行きと光の当たり具合を緑だけで表現しています。右の方に見える石垣も、石一つ一つが筆のタッチで丁寧に描かれています。

杏:こちらは今回人気の富士山!!しかし私は富士山本体よりも、異常に完成度の高い湖が気になって気になって(笑)花や雲の映り込みが絶妙な描かれ方をしていて、湖の水がとっても綺麗そうです。もしかして描き方を分かった上で狙い通りになっているのかも!?そうなの!?杏ちゃん!

椋太郎:さてさて、こちらも富士山は富士山ですが、メインはむしろ手前の海。海の色や岩のタッチ、奥の空に、人間の力では到底敵わなそうな自然の力を感じます。奥行き感や波の飛沫の感じもリアルに表現されています。さすが、細かいところを時間をかけてこだわり抜いて描いただけのことはあるっ!!

真理乃:富士山三連発の中では最年少の三年生の作品!私三年生の時こんなのかけるかなぁ…なんて考えつつ見ていました。真理乃もこだわりがしっかりとあり、私から見たら失敗でもなんでもないような部分を指差して「ここがうまくいかない」と何度も言われたものです。手前の花畑、ちゃんとべた塗りにならずに描けてるから大丈夫だよー! 

匠汰:お次はきっと江ノ電!!だって海が見えるもの!路面電車なんて、普段あんまり見ないだろうし描かないであろうものをよくぞここまでしっかりと描ききりました!そして個人的には手前の踏切の色合いがとても好きです。電車本体の色ともとってもマッチしていますよね。 

梢:山道からのワンショット。道の両脇にあるロープの一本一本までよく細かく追いかけて描いています。奥のほうの山になるにつれて色を変えて奥行きを出しているのもグッドです!湖の描き方もおもしろいですね。こんなところなら思わずこの絵の道を歩いてみたくなってしまいますよ。

和芭:茶色ってほんとに使い方が難しいですよね。和芭は茶色がきたなくなってしまわないように、ほんとに一筆ごとに新しく色を混ぜて作って丁寧に描きすすめていました。とっても時間がかかって根気もいる作業だったと思います。あっぱれ!おかげでちゃんと色の差が出ていて傾斜になっているのがわかるよー!

小雛:どどーん!いちご!一度画面を全部青で塗って、それからいちごを描いて…いったわけじゃあないんです。なんと、背景といちごは同時進行!テクニカル路線まっしぐらです。しかし背景の青もべた塗りにならないようにしっかりと色に変化をもたせて描かれていますね。いちごも立体感があっておいしそう!!

昆:雪の残る山並み…影の部分を意識して色の使い方で立体感を出していく…山は簡単そうに見えて難しいのによくぞここまで凸凹感を表現できました!しかしむしろ注目すべきは上のほうに少しだけ見える空!!雲の立体感といい、透き通ってる感じといい、空の色合いといいめちゃくちゃリアルじゃないですか?うーむ、恐るべし。

江里子:こちらも水彩の一枚。伏せしている猫を前からなんて、難しい構図をよく頑張りました!猫って伏せるときの前足のたたみ方がなーんか変なんですよね。大人でも、どうなってるんだ??と思うと思います。そして餌皿のお魚のクオリティがやたらに高い!!お魚描くの得意なのかな??

洸太:こちらもこちらも水彩の一枚。そしてこちらも難しいポーズにチャレンジですね。この絵、なにがすごいって本当に本当に本人にそっくりなんです!ブログの写真だとそんなに大きく表示されないと思いますが、それでもそっくりだと思えるくらい特徴をつかんでおります。私は自画像苦手だからうらやまけしからん!(笑)

絵奈:最後は六年生!さすが、同じような色のモチーフが集まる中で、微妙に色を変えて立体感を出していますね。基本この授業では一筆一筆描かせるのですが、彼女にはあえて、ペインティングナイフで背景を描いてもらいました。結果、見事に綺麗なグラデーションになっていますし、モチーフとのタッチの差もしっかり出ています。持ち技がいっこ増えましたね!

水曜日小学生クラスの油絵、水彩画の紹介は以上となります!展覧会が楽しみですね〜! 磯辺でした。

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ブラックライトでこんなに光る!

2016-08-16 00:42:46 | 小学生ワークショップ

こんばんは松井です!本日は終わりたてホヤホヤなワークショップのご報告をさせていただきます!

本日は18:30~の夜型ワークショップ、『暗闇で光る☆蛍光ペイント』を行いました!ブラックライトだけが点いた暗い教室に最初はドキドキのみんなでしたが、制作が始まると光る絵の具にテンションマックスに。今回は自分の惑星を作るというテーマで、星・輪っか・旗や宇宙生物にその他もろもろ……とてんこもりの制作時間でした。まずは蛍光絵の具で惑星を塗り、輪っかにも絵の具を飛び散らせます。ブラックライトの下で制作しましたので、塗っている間も光って眩しいぐらいでした。塗り終わったら、粘土で宇宙生物を作ってもらったのですが……個性タップリで面白い!ニコニコ笑顔の生物や様々な形が組み合わさってできた謎の生物まで、惑星を支配するためにどーんと乗っております。旗や隕石、雲もくっつけてオリジナル惑星の完成です!

惑星ができあがってきたところでサプライズ、謎の宇宙隊員登場!彼女のお願いで突然、宇宙人から基地を守るスペース・ミッション(という名の色水鉄砲・蛍光カラー版)が始まりました。最初は地味だった宇宙基地が、気づけばカラフルで光り輝く素敵な空間になりましたね!そしてその後はボディペイントをしつつ惑星観賞。暗闇でまばゆく光るたくさんの惑星は壮観でした!そして気づけば手も顔も、洋服も蛍光色で光っていてみんなのテンションは最高潮。帰ってきたお子さんの顔がド派手になっていてびっくりしてしまった親御さん、申し訳ありません……。アクリル絵の具ですので、体についた分は石鹸で洗えば落ちますから安心してくださいね!それから、お持ち帰りいただいた惑星をお家でも吊るしておくのをお忘れなく。

 今回のワークショップも、先生方と学生の皆さんなどにお手伝いしていただきました!宿題や予備校に追われて忙しいであろう学生クラスの皆、準備にアシスタントに片付けまで本当にありがとうございます。大暴れのちびっこ達を止められるのは、それ以上に大暴れの先輩たちしかいませんね!

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先生の絵はどーれだ?

2016-08-15 00:23:00 | 小学生ワークショップ

またまた続いてワークショップの記事を担当します、大竹です。
こちらは小学3年生から中学生まで参加可能のワークショップ『1日で完成!油絵体験』の作品です。たった2時間で、しかも殆どの子が油絵初めてとは思えないほど上手に描けています!この中に一枚ワークショップ後講師が余った絵の具で描き上げた物が混じっていますが、どれか分からないほど皆上手ですね。青の下塗りは一週間前にこちらでしてありましたので、上からピンクの花を描いても混ざらず短時間で綺麗に描くことができました。普段学校などで使用する水彩絵の具とは違って乾くのに時間がかかり、(表面が乾くのは約一週間、塗った厚さによっては中まで乾くのに一ヶ月以上かかったりします)少々値段が高い画材ですが、失敗してしまってもふき取ったり上から塗り潰してしまえる自由度の高い画材でもあります。

ワークショップ中ですが、私が描き方をレクチャーしつつ目の前のモチーフの花を観察しながら描き進めていきました。油絵は絵の具の厚さも自由に変えられるので、今回はタップリモリモリに盛ってもらいました!(赤字ギリギリ?!笑)写真では分かりにくいですが、参加された方は完成した作品をいろんな方向から見てみて下さい。花などは周りよりちょっと厚くなっているのがお分かりになると思います。青地にピンクの花が良く映えていて、白い小さな花も筆をポンポンを叩くようにして絵の具を置いたので画面の中で程よいアクセントになっていますね。ピンクの花の中でも色を少しずつ変えながら描いているので色幅も多く華やかに仕上がっています。みんな集中してジックリと制作に向かっていました。ぜひ額に入れてお家に飾ってあげてくださいね!

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