モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

30周年記念制作

2024-02-05 20:44:08 | 小学生 工作

オバラです。お陰様でミオスは6月に30周年を迎えます。そこで小学生に、おねだりしました。

「皆からお祝いの花輪が欲しいです!カラフルな紙で周りの葉のような飾りを、中央の花はカラーセロファンで作り、モールを巻き付け、ミニイーゼルに飾りましょう。どうぞド派手にお願いします!
花輪は2月中の1ヶ月間、外の踊り場・階段に飾り、道行く人に自慢させてください!3月に返却します。」

できた花輪はこちら。今時パチンコ屋さんでも見掛けませんが、ちょっと楽しいでしょう?外に置いても大丈夫なように、水に強い素材を使いました。
返却する時は無地のプレートをあげますので、家族のお祝い事に使うと喜ばれるかも?(私も知り合いの店の10周年と60周年記念に差し上げましたが、爆笑でもらって飾って頂けました。)

絢爛豪華(と言うより数で勝負?130個!)な花輪に、商店街を歩く人がみんな足を止めて見ています。入口前の道路を掃除していると、見ず知らずの方からお祝いの言葉を頂くこともしばしば。もうしばらく見せびらかすつもりですので、ぜひ生で見てくださいネ!

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動く粘土〆

2023-07-15 22:41:44 | 小学生 工作

オバラです。小学生の作る『球体関節人形』、いかがでしたか?ナツメ先生が「私が小学生クラスの時のカリキュラムでは、木とヒートンと凧糸で『操り人形』だった。」と書いていましたが、調べてみると12年前のカリキュラムでした。当時のブログはこちら

時代の変化に合わせ、進化した教材を取り入れてみましたが、130人に作らせた感想は「小学生にはちょっと難しかった…」かな?(今更言うな?)
この写真の作品は、ほとんど高学年の子です。球体関節の構造、レゴの大きさ、見本の感想から、「これはあまり大きく作ると立たないぞ?」「先生は足首が2足歩行の肝、と言ったけど、見本のロボ3体は、全部腰にも関節が入っている。入れておこう。」「制作途中で2足で立たなくなってもいいように、4足でも恰好良いデザインにしないと。」と、手先が器用になっている事に加え、賢くなっていると感心しました。

色んな経験して、いっぱい失敗して、自分の武器を増やし、備わった才能を活かし、限界を知り、チャレンジ精神を養い…美術を通して成長できることがたくさんあると証明されているようで、本当に嬉しいです。

7月15、16、17日は、3連休させて頂いております。間違えてお出でにならぬようお気を付けください。月曜日のブログもお休みさせて頂きます。

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球体関節人形の作り方3ー着彩

2023-07-12 23:15:04 | 小学生 工作

ナツメです。小原先生とサヤカ先生に続き、小学生クラスの球体関節人形の作り方についてご紹介します。昨日までの記事は肉付けまでの説明でしたので本日は着彩から!

①絵の具で着彩

骨組みや肉付けで動かすための土台が出来たら、設計図を元に着彩します。パーツごとに色をつけ、顔や模様も描き足していきます。今まで白かった人形に色がつくと命が吹き込まれたように一気に見栄えがします!ここまで来ると段々と完成が見えてきて手早く作業したくなりますが、下の粘土の色が見えないように隙間なく塗りましょう。今回はタミヤのラッカー塗料を数色用意して、ロボっぽい銀や鈍色・蛍光色の模様も付けられるようにしました。戦車などの塗装技法「ウェザリング(風化した汚れ)」という汚し塗装の絵具も揃えていましたが、子どもにエイジング(経時)の良さは伝わらず、130人誰も使いませんでした。

しかしここでも難関が…絵具をべったり塗り過ぎ、関節のところまで垂れたり付いてしまうと、固まってしまいます。絵具には支持体に定着させる為の糊が含まれていますが、それが球体を接着してしまうのです。絵具が乾いてから無理に動かそうとして、ぽっきり折れてしまう子が続出…

②パーツを増やして完成度を上げる

自由に着彩だ!とは言っても、元の形は変わらないので塗るだけでは限界があります。豪華にしたいからと言って絵の具を塗りすぎてしまうと、色が多くて見づらくなったり、絵の具同士が混ざってせっかく綺麗に塗った色が台無しになってしまいます。そこで、余った粘土で作ったトゲやツノ、爪などのパーツを足して形のクオリティをあげました。他にも色画用紙で羽や武器を作り足すなど、理想の人形に近付けました!

以上で完成です。自分の設計した人形を実際に動かすことができると楽しいですよね。家でもポーズを変えてみたりして遊んで下さい。
私がミオスの小学生クラスに在籍している頃は、木材とヒートン・凧糸で『操り人形』を作るカリキュラムがあったのですが、関節パーツのような部品が手頃に買える時代になり、できることもグレードアップしているなと感じました。
今回制作した人形たちは
9月の展覧会で一堂に会する予定なのでぜひ会いに来て下さいね!

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球体関節人形の作り方2ー肉付け

2023-07-11 21:47:19 | 小学生 工作

すでに本格的な暑さですが、これからもっと暑くなる真夏の気配に毎日げんなりしています…サヤカです。
今回は、小学生クラスの5・6月カリキュラム『球体関節人形』の作り方第二弾を紹介します!
アルミホイルを巻き、マスキングテープを貼ったら、いよいよ粘土で肉付けです。

① 関節以外の部分に粘土を付ける
指でなで、なめらかにすること
関節部分の可動が最重要ミッション、関節近くは盛らないよう気を付ける
この段階で、「もっと足を長くしたい」「腕を増やしたい」などの変更があれば、まだ手直し可能

しかし、ここでも関節人形ならではの難しさが…
関節の上から粘土を盛ってしまう、関節の近くに粘土を盛りすぎて関節が曲がらなくなる、粘土が重くなりすぎて自立しなくなる、などなど、どれも細々デリケートな作業で小学生は大苦戦でした。

② 均一に粘土を付けるのではなく、設計図と見比べながら【太い(厚い)】【とがっている(平べったい)】【段々細くなる(太くなる)】【棘がある(へこみがある)】など再現する

この段階になると、人形それぞれに個性が見え始めて面白いですね!
とは言え、関節に関するハプニング以外にも、粘土がすぐに剥がれてしまったり、粘土で重くなってレゴごと腕が落ちてしまったり、さまざまなハプニングが起こり、一歩歩いただけで「先生!助けて!」と次々声がかかりました…。

話す順序が前後してしまいましたが、① の肉付け工程の前に、低学年だけひと工夫!肉付け前の粘土に着色をしました。
本来、粘土が乾いてから次段階で着彩するのですが、あらかじめ粘土にも色をつけておくことで、塗り残しがあってもクオリティの高い作品に見えるんです!
また、粘土の盛りすぎを防止する目的もあります。着色した粘土には限りがあるので、「より丁寧に作業しよう!」「この色の粘土は少ないから、節約して使おう。」という気持ちになりますよね。

こんなふうに個性(性格)とは別の、年齢による性質、技術力、癖、こだわるポイントの違いを考え抜いて、同じカリキュラムでも、工程の種類や順序を変えています。

試行錯誤を繰り返しながら、作品は徐々に設計図に近づいていき、想像以上のクオリティに驚き&感動でした!
明日のブログでは、ナツメ先生が着彩の工程について紹介します!お楽しみに!

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球体関節人形の作り方1ー骨組み

2023-07-10 21:22:27 | 小学生 工作

オバラです。土曜日にも、球体関節人形がコマ送りになっている写真を数枚アップしましたが、初期アニメーションのようで楽しいでしょう?球体の関節は制約が多い為、自由自在に動かせるわけではありません。しかも本格的な球体関節人形(体の中は空洞で、関節同士がゴムで繋がっており、引っ張って動かす)ではないので、子どもの雑な扱いで関節のパーツが折れてしまったり、関節を作る場所がいい加減で立たなかったり、いつの間にか関節が粘土で埋まっていたり…とアクシデントが絶えない、難易度高レベル&修復するための残業時間超ロングな工作カリキュラムとなりました。

① ロボの設定を決め、設計図を描く
この段階で、関節を入れる場所を考え、先生に立つかどうか、図面上で判断してもらい、OK・ダメ出しをうける
低学年は粘土に色を練り込むので、設計図の段階で色も決定しておく

「これはメス。オスより強くて色もきれい。レア。」「じゃくてんはおなか。くすぐられると、さかさまになる。」「計算はとくいだけど、およげない。」など、「これ、自分の事?」と突っ込みどころ満載な設定が爆笑でした。

② 100均のレゴや、竹ひごを使い、大まかな骨組みを作る
コツは、腰と足首に関節を入れると、バランスが取りやすい

関節の入れる場所や、大きさ(高さ)によって、2足で立つか立たないか、すでに結果が出ます。もし立たなければ(この時点でも、後の工程でも)、しっぽや羽、武器、光線、三本足以上に増やす、など、作戦はいくらでもあります。
立体工作の面白い所は、最初に決めた通りにいかなくても、どうとでもなるところ。逆に、月並みなアイデアだったものが失敗し、それを直そうと工夫することで、予定していたより良いものに変化・進化するのが楽しい!人生と同じ!

③ レゴと竹ひごが分解しないように、マスキングで留める

簡単だと思った大人の方、ノンノン!関節まで巻いて曲がらなくしてしまう子、竹ひごと一緒に巻けない子、グルグル巻きにし過ぎて大きくなってしまう子、授業中に直しきれず残業〇〇時間…

④ 肉厚にしたい場所は、アルミホイルを巻き付け、上からまたマスキングテープを貼る
アルミホイルを多用しない為、設計図の上に重ねて置き、ボリュームを同じにする(大きくし過ぎると、関節が重さに耐えきれず開いてしまう)

関節にアルミホイルを巻いて曲がらなくしてしまう子、細長いから面白いフォルムだったのに豪快にデブデブにしてしまう子、授業中に手伝いきれず残業〇〇時間…

明日はサヤカ先生が、粘土を付けるところから続きを書きます。お楽しみに。

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動く粘土工作

2023-07-08 17:52:47 | 小学生 工作

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小学生のカリキュラム

2023-06-05 23:22:28 | 小学生 工作

小学生クラス5・6月のカリキュラムは『球体関節人形』。去年から試作を作り続け、段ボール箱一つ分は失敗しました。

まず関節部分のパーツ選びに難攻。通常『球体関節』のパーツは、人形が重くてもへたらずにポーズがキープされるように、ものすごく固くできています。ポーズを変える時には、相当な力で曲げなくてはいけません。それを子どもにやらせると…バキッ!関節が取れた音ではありませんよ。(関節は取り外し可能)どこに負荷を掛けるか分からないので、腕が途中で折れたり、関節が抜けたりしてしまいます。
じゃあ、プロ用粘土で強度を上げると…子どもは贅沢にモリモリ使うので、お高い。
別の会社の関節パーツは?どこも変わらぬ強度。
曲げやすいレゴのパーツは?これまた高い!ふんだんに使わせてあげられない。
配線工事用のネジは?何度も動かしている内に、ネジがゆるむ。
100均のプチブロックは?やわらかくて立たずにあぐらをかいてしまう。
球体にシリコンスプレーを掛けたら?ん?意味ない。
粘土の強度と重さの割合が丁度いいものは?8社の粘土でお試し。
と、大変な労力と時間とお金を掛けてできたこちらの試作ロボ。

ライフルと背中の剣は厚紙で作り、軽く。もちろん取り外し可能。
蛍光塗料でラインを付けて、光るように。

子ども達の羨望の眼差しと興奮で、苦労はチャラ。「先生が作った見本より、絶対カッコいいロボ作るんだ!」という意欲を引き出す為に、苦労はいとわず。小学生の空想から生まれる、ポーズの変えられる人形に期待。 オバラ

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家宝が増えた

2023-04-10 22:12:56 | 小学生 工作

オバラです。立派な兜が完成しました!子ども達にかぶらせて撮影していますが、実はそれほど大きくありませんので、頭にちょこっと乗せて無理やり紐で絞めています。紙は大きければ大きい程、強度がなくなります。子どもがハサミで切れるギリギリの厚みのボール紙で兜を作るには、この大きさが限界でした。それでもホチキスは難しかったですね。

兜の前方に付ける装飾を【前立(まえたて)】【立物(たてもの)】【鍬形(くわがた)】と呼びます。 これは武士が己の武や存在を誇示するための装飾ですので、子ども達もこだわりが凄い!
房飾り付きの【忍尾(しのびのお)】は、メタルビーズが入った光沢のある糸で編んだ紐を選んだので、豪華さを更に引き立てております。

写真では分かり辛いのですが兜の裏面には、余った金や銀の厚紙を鉄板を留めた鋲頭(画鋲のようなもので、【星】と呼ばれることもあります)に見立てて、ボツボツ貼りまくっている子もいて、なんともいかめしい!

見よ!この高学年女子のクオリティーの高さ!【吹返(ふきかえし)】の革紐の編み方もデザイン性があって美しい!複雑な家紋もきっちり描かれ、漆もたっぷり均一に塗られている!【鍬形(くわがた)】の折り目も迷いがない!もはや売り物!このくらいの年齢の女子は、工作に興味がなくなってくる(と言うより、デッサンが上手くなりたくてたまらなくなる。私もそうでした。)のですが、ミオスに長く通っている高学年はみな器用ですから、まぁどんなカリキュラムだって完璧にこなしてしまう訳ですよ。その証拠に、誰もドヤ顔をしていない。「ふん。こんなの普通にできて当たり前じゃない?」という、すまし顔!?かっけー!

また返却したくないものを作らせてしまった…強く美しい作品たちよ…さようなら。長く家宝にしてもらえよ!

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工作で学べるもの

2023-04-04 22:46:08 | 小学生 工作

はじめまして。この度新しくスタッフとして入らせて頂きました、佐藤と申します。(下に顔写真載せて頂いています。)しばらく岩田先生がお休みされるため、代理としてアシスタントを勤めさせて頂きます。短い期間ではありますが、皆様どうぞよろしくお願いします!
私自身は、中学・高校生時代にミオスに生徒として通っていました。大学卒業後は企業勤めをしていましたが、今回ご縁があって少しの間お手伝いをさせて頂く事になりました。

岩田先生の代理のほか、小学生クラスにもアシスタントとして参加しています。
今回が初のブログ担当になりますので、まずは 2・3 月の間に小学生クラスで行っていた、兜の制作について紹介したいと思います。
兜の作り方は マユカ先生のブログ、制作中の小学生クラスの様子は ホノカ先生のブログ でも詳しく書かれていますので、そちらもぜひご覧ください!

冒頭に記載した通り、私がミオスに通っていたのは中学・高校の間で、小学生クラスに生徒として参加したことはありません。
また、生徒として通っている間もずっとデッサンやデザイン・絵画を描いていたため、工作には殆ど触れず。工作といえば「小学校の図工の授業で何か作ったような気がする」「大したもの作れなかった気がする」程度のうっすらとしたイメージしか残っていませんでした。

しかし今回の兜はカシュー漆や革紐を使った本格的な工作。どんどん出来上がっていく兜を見て、「小学生が作る紙工作でこんなにクオリティの高いものが出来るんだ!」と、一鑑賞者として楽しませて頂きました。

制作の過程で生徒たちが「使っていた漆の色が、途中で無くなっちゃいそうだから、鉢と眉庇で色をガラッと変えてカッコよくしたい」「兜の飾りが失敗してしまったから、別の飾りや家紋を重ねたい」のように、状況に応じて臨機応変に作業を進めていたのが非常に印象に残っています。

工作、特に集団の中で一緒にモノを作るとなると、自分だけではコントロール出来ない事態が発生し、計画通りに作業を進められない事も多くあると思います。
そんな時に「思い通りに行かなかったからもういいや」ではなく、限られた状況の中でリカバリーする方法を考え続けたり、失敗を新しいアイディアに変えてみたり。制作中、生徒たちの柔軟な考え方に何度も感心しました。

こういった姿勢や物事への向き合い方は、工作をする時だけでなく日常生活の中でも、学生時代だけでなく大人になってからも、常に求められ続けるスキルであると感じます。
自身が学生の頃には、お恥ずかしながら、その事には全く気付けていませんでしたが……。

生徒たちの取り組みを見て、工作って実はすごく重要な事を学べる機会だったんだなあと、今更ながら気づかせて貰いました。

今回制作した兜は、本格的な素材&生徒たちの創意工夫が掛け合わさり、とても本格的な仕上がりになっています。
力作の兜、端午の節句まで是非飾ってあげてください!

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待望の兜完成!

2023-03-27 22:39:44 | 小学生 工作

いつもの火曜日ではなく、月曜日ですがホノカです。
小学生クラス23月のカリキュラムである「兜」がようやく完成したので今回はそれらをご紹介します。兜の作り方はマユカ先生のブログで詳しく解説されているので、こちらも併せてご覧ください!

今回の製作ではパーツごとに紙を切ってホチキスで留め、それを木工用の塗料で塗装、そして革や金・銀の画用紙を使い装飾という手順で行いました。そのため、元はボール紙で出来た兜ですが、立体的かつ自立するほど強固なものになっています。

塗りにはカシューナッツのカシュー漆を使い、吹き流しには革紐を使うような、かなり本格的な工作でしたので、「なぜ5月の端午の節句のカリキュラムにしなかったのだろう?」とお思いの保護者様もいらっしゃるのでは?熊手をお正月前ではなく10月に作ったのと、同じような理由があります。(熊手に関しての豆知識はこちら『熊手の時期?』をご覧ください。)

まず1つ、6年生が卒業する前に、今までミオスで覚えたたくさんの技巧が復習できる兜を作らせてあげたかった為。
2つ、4月には新1年生がたくさん入会してくるので、その子たちには難易度が高すぎる為。
3つ目、4月末に完成すると、飾る時期が短くなってしまったり、欠席で4月中に未完成だった場合、節句後に持ち帰ることになってしまう為。
と、実は色々考えての事でした。だから皆さん是非すぐにでも飾り、4月から5月5日までは見せびらかしてくださいね!

また兜の飾りも、ただ金銀の紙を切って貼り付けるのではなく、折り目をつけたり、丸めたり、立体的にしてから貼り付けています。そうすることで、パーツから作った兜の本体に負けないくらい立派な飾りが輝きます。そして、その形も人それぞれ。クワガタのように2本のツノが生えていたり、武器の形をしていたり。動物の耳のようにしたり、中には好きな戦国武将の兜を参考にしている生徒もいましたね。

そして今回の製作もう一つの特徴は「家紋」です。着物も、家紋がデザインされたものは普段着と違って礼服と言われ、結婚式や成人式などの式典で着るフォーマルなものになります。この兜にも家紋を付けたことで、格の上がった兜になっています。

平たい紙のパーツを立体的に組み合わせて作っていく。時間のかかる作業にはなりますが、昨年末のくす玉製作と併せて「もう立体はなんでも作れるくらいになった!」と言えるくらい腕が上がっていることでしょう。「早く持って帰りたい!」という声が今までで一番大きかったこちらの兜たち、ちゃんと飾ってあげてくださいね!

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工作!兜の作り方

2023-03-16 23:14:33 | 小学生 工作

花粉で毎日顔がすごいことになっています!マユカです。
今回は2月から小学生クラスで制作している兜の作り方についてお話していきたいと思います!

今回初めて紙工作の設計からお手伝いさせてもらったのですが、この複雑な構造のものを簡単に作るには?わかりやすく伝えるには?という所で如何に小原先生が工夫をしているかを目の前で見て、勉強させてもらいました。なんとなくでも作れちゃう!(なんとなくブログはこちら)そんな兜のパーツごとの説明をします。教わっていなくても、このブログを読むだけで真似して作れちゃうかも…!?


①鉢(はち)頭の後ろの部分

まずは鉢ですが、横幅2センチ、縦幅9センチに細く切っていき、4本ずつ束にしてホチキスで止めます。さらに4本の束を中心に寄せて丸く形を整えます。ホチキスによっては4枚分の画用紙をとめられなかったり、紙を押さえながらホチキスに結構強い力を加えないと芯が通ってくれなかったりと、画用紙の厚さに苦戦する面が多かったですね。「芯折れちゃった!」「ホチキスの芯出てこない~」という声が多かった!床に散らばるホチキスの芯もとっても多かった…。また、線を引く場所も少し複雑だったため、見本を何度も見たり友達と教えあって、協力し合って鉢の部分を完成させていました。


②鉢(はち)の前-おでこの部分

こちらは先ほどの鉢のおでこ部分です。なぜ後頭部の部品と分かれているかというと、理由が2つありまして、1つが「後頭部の鉢と一緒にしてしまうとホチキスが止めづらい」という点。試作で分かれていないものを作ってみたところ、至る所が破けてしまい、この形に落ち着きました。
2つ目はこの後紹介する「眉庇(まびさし)」をつけやすくするためです。ここに合わせて型をとり、ボンドで張り付けて…と作業工程が入るので、分かれていた方が後々とても楽になるわけです。

ちなみにこの部分は、「後頭部の鉢を作ったみんななら、このおでこ部分は見本が無くてもできるよね?」と、見本は一瞬しか見せず、説明だけをして作ってもらいました。作るのはあまり難しくないパーツですが、頭を使う場面が多くて大変だったかもしれませんね


③錣(しころ) 後頭部から首にかけての部位を守る
複数段重ねて繋げ、垂れ下げた物

これは錣(しころ)!このパーツが一番難しい所です。切ったパーツはまっすぐですが、これを半分に折って、斜めになるようにくっつけます。右側の青い線が引いてあるパーツを見てください。折れ曲がっていますね、マジックペンの印(山型)に下のパーツの上辺が来るように合わせて、ホチキスで止めて…正直、文章では想像しづらいと思います。こうつけるんだよ!と説明や実演はたくさんしましたが、やはり難しい。こればっかりは先生たちで全力で手伝いました。パーツの形は単純で簡単そうなのに、くっつけるところで苦戦してしまう。でもこの錣が出来ると一気に兜らしくなり、自立するようになります。難しいけれどそれだけ重要なパーツってことですね。コツとしては、折り曲げたパーツの折り目を、くっつけたいパーツの中心より少し上に置いて、真ん中→外側の順でホチキスをつけると、結構くっつけやすかったなぁ、という印象です。(と、自分で説明を書いていても理解できない文章。すみません…)


④眉庇(まびさし) 雨や太陽光を遮るのみならず額を防護

眉庇(まびさし)はパーツの中でもオリジナリティが出せるものでしたね!ここは楽しかったのではないでしょうか?ギザギザに切ってとげとげした眉庇にしてみたり、花弁みたいにしたり…中には余った画用紙を貼り付けて飾りにしたりと、個性が光っていて、眉庇だけで誰の兜かわかるくらい、楽しいデザインが盛りだくさんでした。


⑤吹返(ふきかえし) 絵韋(えがわ-鹿のなめし革)などで装飾
狙われやすい顔を守る目的だけでなく、装飾として職人の腕の見せ所

こちらが最後のパーツ、吹返です。このパーツも縫い方で個性が出せる部品でした。シンメトリーにしてみたり、花のように縫ってみたりと楽しげだったのですが、豪華さを出すため、皮ひもだったり少し硬い紐を使ってもらった為、開けた穴が小さすぎると紐が通らず、無理やりに引っ張れば紙が破けて大惨事…と、紐の太さに苦戦する場面がかなり多かったなぁと思います。穴が小さかったら割り箸でもう一度通して穴を広げたり、紐の両端をセロハンテープで巻いて通りやすくしたりと、少しずつ工夫して作業しました。


ここまでのパーツを全部つけるとこんな感じです
※眉庇(まびさし)だけ付け忘れたまま撮影してしまいました!!すみません。実際には帽子のつばのようなパーツがついています!

アトリエの壁上方に置かれている小学生の兜たちは、毎週少しずつ飾りが増えて、どんどんと豪華になっています。飾りに目が奪われてしまうかもしれませんが、その飾りを引き立てているのが今回ご紹介したこれらのパーツ。ここがしっかりしてないと飾りに負けてしまう。まさに縁の下の力持ちな部分。飾りが全部付いた兜の完成がとても楽しみです!!

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兜ってアートだ

2023-02-20 23:12:53 | 小学生 工作

オバラです。2月3月の小学生クラスのカリキュラムは『兜作り』。紙でここまでできちゃうなんて、すごいでしょう!?(あぁ、いつも自慢気な言い方になってしまう。紙工作が得意だと言い過ぎて鼻に付く。)
仕上げにはカシュー漆を塗っているので、重厚感も出ています。これは試作ですが、もちろん小学生もここまでのクオリティーに仕上げさせますよ!
いつも私は怒ってばかりいますが、工作の場合は逆。「工作は人生と一緒だ!思い通りに順調になんて、いかないんだよ。こうしようと思ってたのと違くなっても、それはそれで面白い。切ってはいけないところを間違えて切ってしまっても、逆にじゃぁどうしてくれよう?と新しいアイデアが生まれるきっかけになる。人と違う形になれてむしろラッキーだ。先生に言われたことを頑張って覚えてその通りにしようしたら窮屈だし、記憶力のいい人しか完成しなくなってしまう。アバウトで大丈夫なところが工作はいいんだよ。でもだから絶対に『これでいい?当ってる?』って聞かないで!自分を信じて納得しろ!」と最初に話しました。
途中、「あ!?錣(しころー後頭部と首を守る部分)が1枚なくなっちゃった!でも人生と一緒だから、それはそれでいいんだ!」なんて声も聞こえて、「いや、足元に落ちてるだけだから探せよ!」とツッコミをいれまくりでしたが、なんだか皆ニコニコ楽しそうです。私もとっても楽しい!

元々の武将たちの兜だって、こんなに自由。戦争に行くんじゃなくて、仮装大会に行くみたいですしね。
どんなデザインの兜ができあがるのか、今からワクワクしています。

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くす玉失敗エピソード

2022-12-09 19:56:15 | 小学生 工作

寒さに耐えきれずようやく冬服を爆買いしに行きました、大竹です。今回で小学生クラスのくす玉制作報告もラストとなります。
といっても、作り方や作業中の様子は既に紹介されておりますので、本日は逆に面白失敗エピソードを一部ご紹介させて頂きます。今後の失敗対策の参考(?)にすると共に、「こんな苦労もありながら作っていったんだなあ」と子供たちへの労りの気持ちがみなさまの心に芽生えて頂ければ幸いです。

・「折り紙を二重に貼ってください」という指示で、折り紙を20枚分ぶ厚く貼り重ねる
日本語のややこしさを感じると共に「20枚も貼るのはオカシイと思いなさい!頭を使え!」と怒られておりました。早期に気付いた為、糊が乾く前に剥がし他の子に分けてあげました。

・中のメッセージにメリークリスマスと書くところ、メリークリマスマと書き損じる
確かにマとスはちょっと似ており、似た形のカタカナが続いた為に間違えてしまったのでしょう。ちなみに2人間違えました。

・くす玉を割る際、気合いを入れて紐を引っ張りすぎてまるごと落下し真っ二つに
ちゃんと垂れ幕が落ちてくるかのテストでしたので、事故には至りませんでしたが、次回以降恐る恐る紐を引く様になってしまい逆に開かないという事態に。「力加減が極端すぎる!」を突っ込まれつつも無事完成に至りました。

毎回カリキュラムを制作する際には、子供達が失敗しそうな部分や苦戦しそうな部分はないか検討しながら進めていきますが、時には「なぜそんな間違いを?!」とこちらの予想の斜め上を行く発想力を発揮される事もあります。説明をキチンと聞いていない為に失敗した場合は「話を聞いてないのが悪い!見本を渡すから自分で見て直しなさい!」と厳しくしておりますが、予想外の失敗には思わずコチラも笑ってしまいます。


木曜クラスのくす玉を開ける動画はこちら

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工夫がいっぱい!

2022-12-08 23:21:32 | 小学生 工作

朝、布団から出られなくなってまいりました!マユカです。今回も小学生クラスのくす玉制作についてお話していきたいと思います!

子どもたちが作ったくす玉、さっそくお家で使ってみたよ!という方、どうでしたか?くす玉にはなんだか特別感があって、思い出に残りますよね。

そんなくす玉、作っている最中でボウル状の形になるため、うまく作れると写真のように頭にかぶることが出来るんです。そのため、何個も重ねて頭にのせてみる子や、誰かの頭にのせてみたりなど、和気あいあいとした空気の中で作ることが出来ました。その一方で、自分の頭のサイズを基準にくす玉の大きさを調整している子や、片方のくす玉に折り紙を貼り付けている間、もう片方は頭にかぶりながら作業ができるスペースを広くとったりなど、工夫したりもしながら制作を進めていました。

それらの作業中、ほとんどの子が「難しい!」となっていたのが、左右の大きさを揃えてあげる所です。何度ホッチキスを外して止め直しても、さっきより小さくしすぎた!となってしまったり、同じくらいの大きさになったけど、うまくくっついてくれない…となってしまったり。
何度も何度もホッチキスの針を抜いて…つけて…抜いてはつけて…と繰り返して、やっとできた~!と喜んでも、まだまだ折り紙を張ったり、中に入れるメッセージを作ったりと、かなりやることが多くて大変でした。その代わり、しっかりとした土台が作れたおかげで、最終的に素敵な仕上がりになったので、結果オーライ!…かも?

そして、ユーチューブは一瞬なので少し見え辛いのですが、きらきらとした折り紙が貼り付けられているのに気が付きましたでしょうか?思い思いの形に切ってもらったりしたため、装飾の一部に見えるのですが、実は開けた時にメッセージの字が裏になってしまう事がないよう、「こっち側が正面になるよ!」という印になっています。
ホノカ先生が、鈴には重しの効果があると書いていたように、一見ただの飾りに見えるものにもちゃんと意味があってつけられているんですね!

水曜クラスの子どもたちが制作した、くす玉を開ける動画はこちら

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作る楽しみ、割る楽しみ

2022-12-07 23:17:38 | 小学生 工作

マフラーと耳当てが一向に見つかりません、ナツメです。今日は昨日に引き続き小学生クラスのくす玉制作についてご紹介します!作り方については昨日のホノカ先生のブログをご覧ください!

今回くす玉には、半紙にそれぞれで考えたメッセージを書き、紙テープのプチメッセージも添えて入れました。やはりお祝いごとやイベントで使われるため、「おめでとう」「ありがとう」のメッセージが多かったですね!『ママありがとう』と書いてあり、紙テープにはたくさんのありがとうの内容だったり、『メリークリスマス』の紙テープには、欲しいプレゼントが山ほど書いてあったり、『お父さん誕生日おめでとう』には、労いの言葉が書いてありました。一体中から何が出てくるのかわからないドキドキ感もくす玉の醍醐味ですよね。普段触れるような機会なんて滅多にないと思うので、貰う側も割るところから楽しむことができるのではないでしょうか!私は最近家族も寝ているような時間に帰宅することが多いので、『おかえり!』と書いて自分の部屋に飾っておいて、毎日自分で割れるようにしたら家に帰るのも楽しみになるかなと思いました。あまり重いものは入れることができませんが紙など軽いものだったらいくらでも詰め込めるので、切り紙や折り紙、自分で描いた絵を小さく切りとったものなどを入れてみても開いた時に華やかになっていいかもしれません。

お祝いや感謝の気持ちを伝える時にはよくカードなどに気持ちを綴ったりすることが多いですが、次の機会にはちょっと手間をかけてくす玉を作って、趣向を凝らした伝え方にしてみるのもいかがでしょうか?

火曜クラスのくす玉を開ける動画はこちら

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