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上段左から 優 / 桂吾 / 下段左から 操希 / 渉太 / 大志
10月に大人クラスの皆様が、京橋のサロンのように素敵な画廊で展覧会を開催するので、制作が佳境に入っております。東京の画廊でミオスの展覧会を開催するのは2度目(展覧会2002 in 銀座 [第5回生徒作品展] )ですが、当時に比べると生徒さんの技術も格段にアップされていて、プロにも負けない格調高い展覧会になること間違いなし!とほくそ笑んでいるオバラです。ああ、楽しみ!
さて今日は中学1年生の男子ばかり集めてみました。
皆様は中学1年生の時の記憶はありますでしょうか?私は小学校卒業時に引っ越したので、小学校時代の自分を知る友達がおらず、華々しく中学デビューが飾れました。環境が変わって全てがリセットできるって良いですよね。
そう、リセットできるのがいいのに、この5人は小学校時代から仲間も先生も変らぬミオスの空間で、地味に絵を描く事を選んだ人間です。が、意外と健全な男子達でバリバリ運動部だったりします。話しは内容が無くてよく分からないのに長い…そしてちょっと(いえ、かなり)面倒臭い…身長は抜かれましたがまだまだ構ってちゃんな彼ら。では一人ずつ紹介しましょう!
優 名前の通り思いやりがあって誰にでも優しい男。最近グッと大人になってわざと粗野に振る舞う事もありますが、溢れる優しさが恥ずかしいのもお年頃と温かく見守っております。テクニシャンで繊細な濃淡を描き分ける技が身に付いたのは、いつも周りの人を幸せにしてあげようと心を配っている観察力の賜物でしょう。
桂吾 漢字にめっぽう強いが他の事は全てダメ。気持ちの良い「はいっ!分かりました!」という返事とは裏腹に、人の言う事はほとんど聞いていないマイペースな男。失敗も待ち前のポジティブシンキングで切り抜けるところは尊敬します。独特な感性の持ち主なので、人と違う部分をどんどん評価してやりたいです。
操希 飄々として感情を顔に出さない男になりましたが、幼稚園児の頃から手先の器用さは天下一品。紙とハサミがあれば糊が無くても黙々と物凄い立体造形(主に生き物)を作ってしまいます。つまり自然物が好きな為、手前のオウムガイと乾燥したザクロがメチャクチャ立体的なのに、ミルク缶とコーラは全くやる気無し。
渉太 嫌な事があってもグッと堪えることができ、低学年時代に失敗するのが怖くてやる前からメソメソしていたのが嘘のよう。頼れる男になりました。見えるモチーフを見切れることなく画面上にきっちり全て入れる真面目な性格が良い所でしたが、最近は「俺ちょっといい人過ぎかも?」と気付いて来て、自分を見直す作業中。
大志 小学生の頃から5人の中で多分一番美術が好き。描きたい意欲を持ち続け、モチベーションの高さが半端ない男。しかしだからといってそれに伴う技術が付いてくる訳ではないところが悩みの種。将来美術系に進むと言い出しそうなので、今から絵を描く楽しさと厳しさを分かち合っています。(関係ありませんが初恋の人と同じ名前)
私はこんな彼らが愛おしくてたまりません。