モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

アクリル絵具

2009-02-28 02:18:00 | スタッフ講師
Pa060815_2P9110708千野 「永遠のふたり」 F50 アクリル絵具

上の絵は私が描いた作品なのですが、この作品は、和紙にアクリル絵具で描いてみたものです。少し前から小さい作品で試していたのですが、アクリル絵具なのに、妙に落ち着きがあって、和紙の優しい肌合いも感じられて、ちょっと気に入っている描き方です。基本的に、アクリル絵具は紙から、キャンバスから、金属、木、等々なんにでも描ける絵具なので、同じ色でも、塗ったものによってずいぶん印象が変わるように思います(絵具の塗り方にもよりますが)。あとは、色数がとても豊富で、蛍光色からパール、ラメ、金属(金、銀、銅、ブロンズ)などまであるので、新しい表現方法を探したり、挑戦していくのも楽しいかもしれません。
あと、個人的に私が好きなところは、「何所までも細かく描けるところ」でしょうか!カラーで写真模写をしてみるのも、色作りの勉強になったりするので面白いですヨ。

「母子像」というのは前々から描いてみたかったテーマで、丁度友人のお姉さんに赤ちゃんが生まれたというのを聞きつけ、スケッチさせてもらいました。しかし、イマイチ表現しきれていないといいますか、型にハマっちゃったといいますか・・・。これからも挑戦していきたいと思うテーマです!母親が子どもを想う愛って凄いなぁ、と感じます。


ちのさおり

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展覧会のお知らせ

2009-02-27 21:11:57 | スタッフ講師
Obarasakura2_2小原 『春闌けて…』 水彩絹本

オバラです。私事ですが来週から2週間、桜の花を描いた作品を3点程出品します。
ご興味ありましたら一足早いお花見気分でご高覧下さいませ。(3月4,5,11日以外は在廊しております。)
この展覧会の為、3月14日までアトリエの授業はオバラ不在となります。ご迷惑お掛けして申し訳ありません。

花満開の時展Ⅱ
●2009年3月2日(月)から14日(土)
●AM11:00からPM6:30(日曜休廊) 最終日5時終了
●〒104-0031 中央区京橋3-4-1 高井ビル1F、電話: 03-5203-2627
●地下鉄 銀座線 京橋駅出口3

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誕生!親子クラス

2009-02-26 23:30:00 | スタッフ講師
現在幼児クラスは、3歳~6歳までのお子さんが一緒に製作していますが、幼稚園入園前のお子さんも受講できる<親子クラス>が4月より誕生します!

こちらの親子クラスでは、お子さん一人一人の個性を引き出し、これからの絵画造形の土台となる<小さな芽>を大切に育てていけるように少人数制となっております。また保護者の方とのペアでの参加となるので、絵の具・クレヨン・はさみ等の道具や様々な材料の使い方にも無理なく慣れていくことができます。幼児クラスへの導入として、親子一緒にお子さんの気持ちが安心した環境の中スタートして、ものづくりの楽しさをまずは親子で感じてください。

2~3歳のこの時期は、好奇心旺盛で日々の成長が驚くほど著しいものです。でも、まだ手先を器用には使えません。だからこそ手にいろいろな刺激を与えて感じる心を持てるようにしていきたいと思っています。     伊藤

対象:2・3歳児と保護者のペア (定員5組)

曜日と時間:月2回火曜日(3ヶ月全6回) 午前10:30~11:30

コース:春期コース 4 ・ 5 ・ 6月
     秋期コース 9・10・11月
     (詳しい日程は、アトリエに直接お問い合わせください。)

入会金:なし  
*親子クラスご受講後に幼児クラスご入会の場合入会金割引あり

受講料:1コース 9000円(材料費込)

4月以降の体験授業は、1回1500円でご受講できます。







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色とりどり

2009-02-25 04:44:00 | スタッフ講師
Shouji_2庄司 油彩
赤尾です。五美大、学外展の陳列も終わり、やっと落ち着いてきました。
五美大展はエネルギーがあり、とても見応えがあるのでたくさんの方に見ていただければな、と思っています。

今日はチケット制で通われている庄司さんの作品をご紹介します。
水曜大人クラスでも話題になりましたが、これだけビビッドな色をたくさん使っているのに、きちんと形が見え、かつ綺麗な色づかいとして印象づけるテクニックが素晴らしいです!
ご本人のセンスはもちろんのこと、まぶしい光と逆光の木の明暗の差をはっきりつけて描いているので、 空間に奥行を感じます。またおつゆ描きと盛り上がっているマチエールの差も、近くでまじまじと見てしまうくらい面白いのです。

ご本人とお話していると、いつも「ここにどんな色を置こう」と試行錯誤して描かれているようです。
さらっと描いた絵も良いけれど、迷いながらじっくり描かれた絵には深みがありますよね。
庄司さんの絵も、そんな迷いとひらめき、基本的なところはきちんと押さえる仕事によって魅力的な画面を作っています。
ぜひいつか木以外のモチーフでも、庄司さんの作品が見てみたいなーと思います、いかがですか?


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スタートラインにおめでとう

2009-02-24 23:54:43 | スタッフ講師
Asami01あさみ 中3 鉛筆

みなさまこんにちは、石山です。今回はおめでたい絵のご紹介です。

といっても、オーソドックスなモチーフの一枚に見えるかも知れません。
しかしこれは彼女(と我々講師)とっては特別。今まで散々、目標の美術系高校受験への対策のため何枚も何枚も描いた「コンクリートブロックと○○(←ボール等)」から解放された後の記念すべき一枚。
つまり、高校合格おめでとう!!の作品なのです。

長い間、変化の少ないモチーフや決まった縦の構図に窮屈な思いもたまっていたことでしょう。彼女がこの秋よりミオスに通ってきて以来、断トツのびのび、考えこむことなく自然に手が動いていました。
美術系に進みたい気持ちがかたちになったことは祝福と共に、さらに先へ進むための第一歩でもあります。
さぁ春から高校生。ますますいい作品を作ってくれることが今から楽しみであります!

いしやまけいこ


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コックさんのいる風景

2009-02-23 02:21:00 | スタッフ講師
Saitoukare_2斎藤 水彩色鉛筆

どうも、幸介です。本日は大人クラスより斉藤さんの色鉛筆水彩をご紹介いたします。

なかなか不思議な風景をモチーフに選ばれた斎藤さん。カレー屋のマスコットの存在感と奥の建物の静けさとの前後感を出すのに苦労されたようです。苦労の結果、色鉛筆の仕事量や密度が増したことによって絵に奥行き・厚みが出ましたね!!マスコットのコックさん(?)などはわりとクドいモチーフなのに、全体で纏まると爽やかな印象さえ覚えます。

水彩の場合、仕事量(描き込みの量)が多くなることで絵が崩れてしまう事も多々あります。逆に色鉛筆の場合は、仕事量を重ねていくことで色の重なりやタッチの密度によって味が出て来たりします。今回の斎藤さんが使った水彩色鉛筆は、その両方が可能な器用な画材です。普通の油性の色鉛筆と同じように使えたり、描いたあとに筆でなぞって絵の具のように溶けて水彩画のタッチにしたり、描く前に先に画用紙を少し水で濡らして描いたり、さらには濡らした部分が乾いてから加筆したり……と、けっこうできる事も多いです。

水彩色鉛筆は、僕や小原先生のようにハッキリ&クッキリ描きたい人には向かないかもしれませんが、斎藤さんの使う色使いやタッチには合っていると思いますので、このまま実験しつつ続けて欲しいなぁと思いました!!

そして今思ったんですが月曜大人クラスは少々変わったモチーフを選ぶ方が多いようですね……今回のマスコット入りの風景しかり、皆さんがアトリエのモチーフ棚のモチーフを使っているのを最近見ないような気がします。グラスとかビンとかのデッサンならどんなに教えるのが楽な事だろうか!!と思いました!

田中幸介

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別れの季節

2009-02-22 21:40:42 | スタッフ講師
Satosikame_2智史 高3 『亀』 ペン

最近よく、さらさらと切り絵のようなペン画を描く智史。
タトゥーが好きで、タトゥー図鑑のような洋書もたくさん持っているそう。
長身イケメンで、お父さんの営む農家を毎日手伝う為色黒、スポーツをこよなく愛する智史が実は美術が大好きだとは、誰も気付かないでしょう。初めてアトリエに来たのは、中学1年生。かれこれ6年の付き合いですが、イーゼルに向かう後姿を見てもいまだに「なんでこの男はアトリエに来てるんだろう?」との疑問が浮かびます。
そんな智史も4月から地方の農業大学に行く為、あと数回でお別れ。「卒業しても、時々遊びに来てもいい?」なんて聞いてくるので、なんだか無性に寂しくなって、授業後に長時間話し込んでしまいました。
春の別れは、何度経験しても悲しいものですね。笑って送り出せるよう、そろそろ泣かない訓練をしておかねば。   オバラ

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勢いってすばらしい

2009-02-21 02:47:00 | スタッフ講師
090214_114301金安  墨汁、水彩  

チノです。今日はモチーフとしてはそろそろラスト?になりそうなタラバガニの作品のご紹介です!
授業時間が中途半端にあまり、短時間で何を描こうか?と悩んでいる金安さんに、オススメしました。カニよりも大きなボードに、はみ出すほどに描きあげ、色までささっと塗ってしまいました!時間にして、わずか20分ほど!!これには周りの生徒さんも、私も驚きました。
迷いのない線に、大胆に置かれた色彩・・・みずみずしさが伝わってきます。(本物は腐りかけているのですが・・・笑)

クロッキーなどでもそうなのですが、時間があると思って、少しずつ形をとっていくよりも、5分と時間を決めて、「時間がない!」と思って、急いで描く方がうまくいくこともあるんです。
騙されたと思って是非一度お試しください!頭と手がフル回転します。

ちのさおり

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会報誌創刊!

2009-02-20 19:59:31 | スタッフ講師
Kaihousi_3『ATELIER MAG ISSUE ONE』
日曜日、ミオスの会報誌を創刊致します!

今年、ミオスは15周年を迎えるので、何か特別のことをしようとスタッフで考え、「ブログを見られない生徒さん達にも、ミオスをもっと知ってもらいたい。」と、このような形になりました。

同人誌のような手コピーのお便り(せっかくグラフィックデザイン科出身の田中先生がレイアウトしたのに、最後の作業を油絵科出身のオバラがやってしまいましたので)ですが、皆様の評判次第で今後はハイクオリティーになるやもしれませんよ?
中身は見てのお楽しみ♪   オバラ

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絵の具が動き出す瞬間

2009-02-19 23:02:51 | スタッフ講師
P1000410_edited_2
こんばんは。伊藤です。

こちらの写真、何をしているところだかお分かりですか?

透明ガラス板に3~4色の絵の具をのせた面を画用紙にあて、手で押し付けて画用紙に模様を写し取っている様子です。これは、デカルコマニーという美術手法で、皆さんの中には画用紙に絵の具を何色かのせて半分に折り、乾かないうちに画用紙を広げ、開いた時の思いもかけない形ができる偶然性を楽しんだことの経験がある方もいらっしゃると思います。

幼児クラスでは、このデカルコマニーの手法に透明ガラス板を使いました。紙に絵の具が写る瞬間、ゆっくりと絵の具が動き出して隣の色と色が近づく様子がとってもユニークで大歓声でした!!

意図的な模様はひとつもなく、どれもこれも不思議な模様。その模様をじ~っと見ていると何かの形に見えてきます。
その模様からのイメージ展開はこども達におまかせ。ペンで少し線を書き足してもよし。そのまま見える形でもよし。

いろいろな形や模様ができたのでこれをカバンの柄にして、手提げバックのできあがり!!

P1000417_edited_3P1000417_2




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展示準備

2009-02-18 23:23:00 | スタッフ講師
Tenji1Tenji2Tenji3
赤尾です。現在卒業制作展の準備が架橋に入っており、ミオスでもお休みをいただいております。
来週からは復帰いたしますので、よろしくお願いします!

今日から卒展第一弾、五美大展が始まります。
一昨日はその飾り付けに行ってきました。
経験のある方には解ると思いますが、展示の準備作業は文化祭の前のような高揚感があります。
皆で作品を並べながら、どの絵をどう並べたら見栄えがするかを話し合い、配置を決めていきます。
ミオスの展覧会前も、作品をどう並べたらお互いに引き立て合い、見栄えが良いかを講師同士で話し合いながら配置決めをしました。
作品がどんなに良くても、展示方式が良くないと見栄えがしないので、皆とっても真剣です。
結局納得の行く配置になるまでに、4時間以上を費やしました。
国立新美術館はまだまだ出来たばっかりなので、床や壁もとても綺麗な美術館です。
こんなところで展示できる機会を持つことができ、とても嬉しいです。
そんなわけでまたまた宣伝になってしまいますが、ぜひお時間があれば卒展にお越しください!
ちなみに私は23日の午後、26日の午前に受付におりますので来られる方はお話しましょうね。

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リベンジ成功

2009-02-17 18:01:00 | スタッフ講師
Yoshida_hand1_2吉田 高3 鉛筆デッサン

今日は皆様にはとっても身近すぎるモチーフ。「手」のデッサンです。
彼女は花など、生きた柔らかいものを描くのは得意なのですが、その他の工業製品をはじめきっちりと形を取るモチーフにはここしばらく苦戦しております。

そこで描いてみようと選んだ手です。生きているという点で柔らかいものに分類したいところでありますが、少しの形の狂いが大きな不自然さに直結してしまうという、慣れるまでは難しいモチーフでもあります。その例に漏れず、途中まで指の方向が違って見えていました。

およそ40cm程度しか離れていない自分の手。無意識のうちに掌は上から、指は正面あたりから、など気になる(見たい)場所からの形をつぎはぎしてしまうことが、その原因の一つでした。
モチーフに対する「自分の視点を固定(例えば目と同じ高さに)すること」で、自然に全体をとらえることができるんですね。同時に、貝から手まで「光(大きな光源)を意識して描けたこと」「濃い色幅を増やせたこと」も、今回はとても大きな進歩だったようです。

結果として貝のかたちと指の流れが繋がって、丘の頂上に立つ螺旋階段を昇る時計台のような、背筋が伸びた気持ちよさすら感じられそうな素敵な作品になりました!



実はこの絵、全く同じ構図の絵をやり直した二枚目なのです。彼女のように、一枚目が自分の中でしっくり来なくても、こうして再度気になるところを気持ちと共に総取り替えすることも、上達の方法としてかなりアリだなとあらためて感じました。

何よりもこれが習作としてではなく、一枚の良い作品となったことが、そのまま同テーマでリベンジしたことへの何よりの収穫になったようです!

いしやまけいこ


(*当プロバイダのメンテナンスにより、17日中に更新できていなかったようです。楽しみにしていただいている方も、お待ちいただきありがとうございました)


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気持ちのコラージュ

2009-02-16 23:53:28 | スタッフ講師
Narukawablue成川 『マリッジブルー』 アクリル

どうも、幸介です。本日は大人クラスより成川さんのアクリル画をご紹介いたします。
毎回、色彩豊かな作品を制作されている成川さんですが、ブログで以前紹介した紫陽花の水彩画とは風合いも描写も全く異なる本作。描くたびに新しい空気の作品を生み出すので、きっと感情豊かなんだなぁーなんて思っていました。今回の絵も、暖かいようで猫の凶暴な表情に戸惑いを覚えるような成川ワールドな作品です。室内の内装と人物と猫とのコラージュ感も面白いです。でも、一枚の絵としてまとめたことによって、まんまコラージュになっていません。今まで得た技法をこういうふうに使うのも面白いですね!!そして以下、作者からのコメントです↓


「今の気持ちを表現しました。
この場を借りての報告になってしまいましたが、結婚が決まり遠い所に引っ越すことになりました。
ミオスに通えるのもあと数回となってしまい寂しい気持ちでいっぱいです。
周囲の暖色系や猫は家族のイメージを表し、女性は新生活への不安な感情を表しています。」


ええーーー!?おめでとうございます!!いいんでしょうかこんな場での報告で。というか、このコメントを聞いてこの絵の雰囲気がすごくピンと来た気がします。なぜこの不思議な組み合わせのモチーフなのか突っ込もうか迷って躊躇していたんですが、そんな理由だったんですね!そしておめでとうございます!!

今ある気持ちを全てひとつの絵に押し込めるのも、自分を客観的に見つめられそうで良いですね。アトリエのブログに自分をさらけ出す勇気を持っている方は、是非チャレンジしてくださいまし!

田中幸介

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塊を描く

2009-02-15 19:41:44 | スタッフ講師
Sumiki鷲見 鉛筆デッサン

どっしりとした、太い流木。
紙のど真ん中に、ただひとつの塊を描く。
このシンプルな構図、モチーフを表現することがどれだけ難しいかは、デッサンを描いたことがある方ならわかるはず。
美大受験生のようなストイックさで、黙々と鉛筆で自分の手や腕を何十枚も描き続けていた鷲見さんですが、石山先生の助言「腕がうまく描けるようになりたければ、寄り道、遠回りのようで実は勉強になるこの流木をお薦めします!」という言葉に素直に従い描きました。
これは一皮剥けました!驚きの表現力!
次回、手に戻ったとき、どう成長しているかが楽しみでなりません。   オバラ

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くだものを描き分ける

2009-02-14 02:03:00 | スタッフ講師
Rimg0400横山 「練習」 鉛筆

こんばんは、ちのさおりです。みなさん花粉は大丈夫でしょうか?どうやら私はついに花粉症デビューしてしまったらしく、今日も朝から目が痒く、掻きまくってしまいました。

さて、今日はチケット制の横山さんのデッサンをご紹介します。横山さんは入会してまもなくミオスの展覧会に向け、皮の手袋、ヘルメット、ボトル・・・というハードボイルドなモチーフを急ピッチで描きあげましたので、その反動からか、今回は練習にと、小振りで可愛らしい4種類の果物を描き分けました。
まずは感想から↓

色を白黒で表現するのがなかなか大変でした。
でも、影の付け方等非常に勉強になるモチーフでした。


そう、一見可愛らしく見えても、どれも大きさが同じくらいな上、全体的に色も似ているので、メリハリを付けるのが難しく、実は厄介なモチーフなのです!
それを、影のコントラストを変えてみたり、洋梨をティッシュでこすって質感を変えたりと、変化をよく捉えられていると思います。くだものは手頃で本当に良いデッサンのモチーフですね。

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