モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

コミュニケーションツール

2010-05-27 21:28:34 | スタッフ講師
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先日保護者の方から1冊の本をお借りしました。

「工作図鑑」といって、手、はさみ、小刀、千枚通し、かなづち、のこぎり、きり、ペンチなど、いろいろな道具の使い方を覚えながら、伝承おもちゃから創作のものまで170種類のおもちゃの作り方が紹介されています。身近なものを使って自分の遊び道具を作る 「作って遊べるおもちゃ全集」です!

私が今までに見たことのある工作関係の本とは一風変わった印象で、昭和時代を思い出すレトロな感じのイラストにまず惹かれてしまいました。
(図鑑シリーズは、全9シリーズあるそうですよ!冒険図鑑、生活図鑑、遊び図鑑などなど、こどもだけでなく大人が読んでも親子で読んでも面白そう♪)
工作図鑑に載っているおもちゃは、どれもシンプルな構造のものばかりですが、これらの基本形の作り方や仕組み、道具の使い方が分かれば、楽しく応用の幅が広がりそうです。

工作は苦手だなと思っている人もいるでしょうし、得意な人もいるでしょう。材料をばっちり揃えてから始める人、その辺に転がっている身近な材料から何か思いつき作り始めてしまう人、取り掛かりもいろいろですよね。

私もこどもの頃からものを作ることは大好きでしたが、工作っておもしろいなと大人になって改め気づくきっかけになったのは、おもちゃとの出会いでした。私にとっての工作の原点なのかもしれません・・・・。

それは、今から8年くらい前のこと。
第2子が幼稚園入園前の子育て真っ最中の頃です。

子育て中のお母様は、毎日お子さんが遊んでいるおもちゃってどんな意味があるのだろうって考えたことありますか?身近なものでおもちゃを作ることができるって知ってますか?

私は、おもちゃにとってもこだわっていた時期があって、日本のおもちゃだけでなく、外国のおもちゃなどにも興味が湧いていろいろ調べたり見に行ったりしているうちに(好きな木のおもちゃ屋には弟子入りさせてください!なんて飛び込んで行ったり!)、今度は身近な物で遊べるものを作ってみようと、だんだん視野が広がっていきました。いろいろ学んでいるうちに最終的には、おもちゃコンサルタントという資格まで取得してしまいました!!

当時、下の子が3歳だったので資格をとるための勉強はこどもが寝静まった深夜のみ。学生以来、資格取得の為とはいえレポート提出するなんて思ってもいなかったけれど、夜な夜な作る手作りおもちゃは次の日のこどもの反応が楽しみだったし、今やるしかない、今やりたい、という気持ちだけで無我夢中だったのでしょうね。
手作りおもちゃは、作る過程も楽しく作り終わって遊べる楽しさもあり、まさに親と子のコミュニケーションツールとして私はお勧めします!!

幼稚園生や未就園児のお子さんをもつお母様お父様へ
これから梅雨の時期に入り、外遊びができないときこそ手作りおもちゃの出番ですよ!

今から空き箱・ペットボトル・ダンボール・ビニールなど廃材をたくさん溜めておいて、雨降りの日に床いっぱいに広げて親子で一緒に作って遊んでみるのもいいかもしれないですね!
         
伊藤絵里

コメント
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