モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

小学校受験夏期講習

2015-07-31 00:07:38 | 小学校受験講習会

今秋に小学校受験を控えた年長さんを対象にした夏期講習、2日間のフォローアップ講座『大きくなったら』が、昨日今日で行われました。
昨日の一日目は、まず最初に大人になったらなりたい職業を発表し、その後お友達と一緒にどのような人になりたいか、どんなことをしたいのかディスカッションしました。
「働くのは何の為?」 「お金をもらう為」「楽しそうだから」「かっこいいから」「お友達がいっぱいできそうな仕事だから」
「それは全部、自分のことばかりだね。踊るのが好きでバレリーナになっても、ただ自分が踊りたいだけだったら、そんなバレエ誰も見たくないんじゃない?」 「あ、わかった!僕はテニスプレイヤーになりたいけど、勝って賞金もらうだけじゃなくて、一生懸命プレイしたらお客さんが感動して、『自分も勉強頑張ろう』とか思ってくれるかも!」「私はスキー大好きだから、皆に楽しさを教えてあげられるようにスキーの先生になる!子どもにはスキー以外の楽しいお話もいっぱいしゃべれるようにする!」「世界中にお友達ができると思ってパイロットになりたかったけど、お客さんには絶対安全運転で安心して乗ってもらえるようにする!」
「他の人の事を考えられるようになってきたね。もう一つ、お父さんが会社休んだらどうなると思う?」 「困る人がいっぱいいると思う。」  「なんで困るの?」 「お父さんが皆の役に立ってるから!」 「そうだね。人の役に立ってるから、お父さんは仕事が好きなんだと思うよ。人の役に立てるって、嬉しいよね?」 「うん、ありがとうって言われると、すごく嬉しいもん!」
と、30分ほどディスカッションした後、自分が働いている姿を描きました。それに合わせ、それぞれの職業に必要な仕事道具を制作して終了。「おうちで働く意味を、もう少し深く考えて来て下さい。」という宿題も出しました。
二日目の本日は、一日目に考えた職業に必要なコスチュームを制作しました。紙は伸びませんので、袖を通すのが大変です。破ってしまって作り直したり、構造を変えたり、試行錯誤しながら全員着られる服になりました。また、工夫を凝らして、ポケットに飴を仕込んだり、相手に喜んでもらえるアイテムを付けた子もいます。一日目の発表で詰まってしまったお子さんも、二日目の発表では、「私はお母さんが病気なので、直してあげられるようにお医者さんになりたいと思いました。注射や薬で病気を治すだけのお医者さんじゃなくて、みんなに喜んでもらえるように、身体にも帽子にもたくさんの綺麗なお花を付けました。この格好で入院している患者さんの前に行ったら、きっと笑ってしまって、早く元気になれると思います。」
相手の気持ちを考えられると、優しくなれます。また、例えば理不尽な意地悪をされた時も、「もしかしたら私が気付かないことで、悪いことをしてしまったかな?それとも、何かすごく嫌な事があって、イライラしてたのかな?」と、相手を思いやることで、傷付いたり怒ったりすることなく自己防衛になるでしょう。
二日間連続で講習をすることで、より密度の濃い時間を過ごせたかと思います。小学校受験でなぜ美術の試験が出るのか、保護者の方々にもご理解頂ける講習会になっていましたら幸いです。
小学校受験の夏期講習は、ラスト一日残っております。
『海がテーマの工作』/『イカの写生画』
*日 時 8月6日(木)13:30~15:00
*持 物 汚れても良い服装・作品を持ち帰る袋
*対 象 年中・年長
*参加費 7,000円
本物のイカを観察しながら描く写生画の授業です。 イカを描いたらブルーシートに貼りつけて海を再現! 海を探検するダイバーの気持ちになって、海中に必要な持ち物を制作したり、海の中の様子を作りましょう。
詳しくはこちらをご覧下さい   オバラ
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ようじ・なつやすみワークショップvol.2

2015-07-30 23:38:07 | 幼児ワークショップ

ちょうど今、自宅で育てているひまわりが一番きれいに咲いていて見ごろを迎えています。庭に蒔いた小さな種がすくすくと育ち、今や2メートル半を超え、ひまわりの茎が竹のように太くなってしまいました。庭だけでも約50本。ベランダのプランターに植えたものも、茎は細いですが(1メートル以上)35本全て満開です!

さて、アトリエではなつやすみワープショップが大詰めとなっております。昨日行われた幼児クラスの第2弾のイベント情報をお伝えします。
この日は、いつもと教室風景が違って、学生クラス生徒達力作の大道具がセットされています。「クマ吉君のお誕生会にお呼ばれする動物を作る」という制作テーマの設定が舞台セットのように仕掛けてあるのです。お誕生会風に飾りつけされたお部屋の中で森の仲間たちがお祝いに来てくれるのをクマ吉君が待っているんですね。こども達は、制作前からお誕生会が気になり、既に(見本としておいてある)お祝いに遊びにきている動物を探しにお部屋にお邪魔して楽しそう♪

制作は、10色の色画用紙から好きな色を数色組み合わせて、カラフルなオリジナルアニマルが誕生。できるだけ、体の各パーツが立体的になるように、どうすれ良いか先生と相談しながら制作を進めていきました。色画用紙に少し切込みを入れたり、紙を丸めたり、紙を折ったり、各所に工夫を凝らして立体感を増しました。

動物の特徴を立体的に作り、色や形にオリジナル性をプラスして、バラエティーに富んだ森の仲間たちがたくさん出来ました。最後は、クマ吉君のお誕生会にみんなが作った動物達が遊びに行き、その前で作者一人ずつ制作の発表をしました。
ワークショップは、あと2日間あります。(予定はこちらをご覧下さい。)一般の方のお申し込み枠が若干残っておりますので、ご希望の方はお電話でお問い合わせください。
伊藤 絵里
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重さ、ときどき軽さ

2015-07-29 22:14:27 | 大人 油絵・アクリル
釜井 油彩


ここ最近、プールに泳ぎに行きたくてしょうがない磯辺です。
本日は水曜朝大人クラスの釜井さんの油絵を紹介させていただきます。
この絵、釜井さんがアンコールワットにて撮影された写真が元になっているのですが、何と言っても真ん中の遺跡にがっしりと張られた根っこが特徴的ですよね。私はアンコールワットに行ったことがないので、写真を見せていただいた時には「こんな生え方をしている木があるのか!」と衝撃を受けました。
写真ではちょっと分かりづらいかもしれませんが、実物をみると木の表面に油絵の具がゴツゴツと盛られているところもあって、木の質感に加えて「重み」も表現されております。
また、木に紫系の色が入ることで、遺跡と同じような色が多く使われているにも関わらず、単調になるのを防いでくれていますね。この不思議な雰囲気に紫も馴染んでおります。

そして、この絵で釜井さんがもっとも時間をかけて描かれたのは実は根っこでも遺跡でもなく、上半分の葉っぱ部分なのです。
どっしりとした、地面、遺跡、
根を強調するために、上の方はすっきりと描く…このすっきりとが意外と難しく、細かい葉っぱの集合している感じを丁寧に追いすぎると、もっさりと重たい葉っぱのかたまりのようなイメージになってしまいます。
何度か、空の色を入れて向こう側への抜け感を出して、境目の葉っぱの感じを追って、を繰り返して描かれた結果、最終的には上半分にしっかりと「軽さ」が出たと思います。

実は本日完成したばかりのこの絵。そのため次回の授業から新しい絵に取り組まれる釜井さん、次回作も楽しみにしております!
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ボールペン画

2015-07-28 03:22:19 | 大人 パステル・色鉛筆・他

セルプきたかせ アトリエjet’s Artistsである半澤真人さん(元アトリエの生徒さん。高校生の頃から20年通って下さいました。過去の自画像はこちらをご覧下さい。)のグループ展が明日より開催されます!
緻密で力強い線描きが魅力の真人君の工場の作品は、最近はモノトーンに変って来ているそうです。どんな進化が見られるか、私も楽しみです!ぜひ皆様、足をお運び下さい!   オバラ

● アトリエjet’s展
会期:2015年7月29日(水)〜8月3日(月) 11:00-19:00
会場:麻布十番ギャラリー 港区麻布中版1-7-2エスポアール麻布102
主催:セルプきたかせアトリエjet's

セルプきたかせ アトリエjet’sとは
神奈川県川崎市所在セルプきたかせ(障がい者福祉事業所)は就労を目的とする施設。アトリエjet’sはセルプきたかせの余暇活動のひとつ”絵画”を選択している利用者さん中心のアトリエ。彼らの作品は自由で感性あふれるものばかり。彼らの作品とふれて、明るく、元気にそして彼ら自身も豊かになり社会とつながるきっかけとして活動を続けている。
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小学生油彩の後書き。

2015-07-27 20:56:28 | 小学生 絵画

月曜小学生 高学年 油彩

どうも幸介です!先日のブログで小原先生も触れておりましたが、本日で小学生クラスの油彩紹介も最後となります。月曜クラスのモチーフは、目玉焼きとベーコンとコーラを配置した「アメリカン・ブレックファースト」と、ブランデーに黒電話に洋書などを配置した「仕事の無い探偵の机」の、2つのモチーフをセッティングしました!2つとも僕が組んでみたのですが、この裏テーマに気付いた生徒はいたのでしょうか……

さて月曜小学生クラスの高学年ですが、高学年ともなりますと各々の性格の違いもハッキリとしてきまして、とくに女子ともなれば、およそ僕の想像もつかないような思考回路になっているわけです。三十路の男と女子小学生、言われなくともお分かりだとは思いますが、これがなにひとつ共感ポイントが無いのです。お互いがお互いを全否定なんてことも頻繁です。幸介先生はイケメンでも無いし結婚も一生できないし、オシャレも最悪。とりあえず私の方がセンスが良いから、幸介先生は生活を改めるべきよ、と。そんな意見に耐え忍ぶ毎日。そんな”差”も、とても面白く感じております。大人からはあまり聞く事のない、率直な意見ですね!いっそのこと彼女たちの意見を尊重して、試しに福士蒼汰ばりの黒髪で爽やかなイケメンにイメチェンでもしてやろうかと思っています。…ちなみに男子はほとんど僕と思考回路が一緒ですので、エピソードは割愛いたします。

そんなこんなで、油彩の時は女子たちの不平不満も一層増して、先生の服もズタボロに汚されて、なにひとつ良い事なんてないのではないか?なんて考えたりしましたが、それを補って余りあるほど完成作品たちは魅力的です。自分が描いた作品よりも、よっぽど愛おしい物です。だから毎年、どうしても油彩をみんなに描いてもらいたいと思うのでしょうね。

そんなわけで、小学生のみんな、油絵たいへんおつかれさまでした!
田中幸介
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対比させる

2015-07-25 00:25:14 | 大人 水彩
佐藤M 透明水彩

寝苦しい夜が続き寝不足気味の岩田です。皆様お元気にお過ごしですか。

今回は佐藤さんの水彩をご紹介致します。こちらの作品、キャンバスサイズでいうとMサイズにも見えますがご自身がホームセンターで横長のコンパネを買ってきて水張りをされました。
モチーフはご自宅のあるマンションが見える風景です。見ている亀甲山古墳から川沿いの建物、更には一番奥の山並みまで、とてもダイナミックな空間が形成されています。こういったものを如何にカッコ良く作品に落とし込むかが絵を描く上での醍醐味ですよね。

こちらの作品からは、まず何といっても奇をてらわない素直な眼差しで対象をとらえようとしている誠実さを感じます。又、全体的に素朴で柔らかい印象に好感を覚えます。そして「空間」ということにもとても気を使って描かれていますね。

しかしここから更にカッコ良い絵に昇華するために演出をするのも大切でしょう。例えば一番手前の手すりや植え込みを大胆に黒に近いくらいの明度まで落とし込んで逆光を演出するのも一つです。もっと突っ込んで言うと自分が今いる「世界」と眼下に広がる別の「世界」2つの世界観を1つの絵の中に対比させてしまうんです。この「対比」という意識が絵をとてもドラマティックに見せるんですね。

明度だけでなく彩度に関してもやや似通っている印象を与えますので手前はより鮮やかに、奥はより抑えるといった「対比させる」意識があると良いでしょう。これからそうした意識を持って作品を作っていってみて下さいね!
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油絵は苦痛?

2015-07-24 23:25:51 | 小学生ワークショップ
1年生の油絵

オバラです。月曜日の高学年の油絵のご紹介を除き、本年度の油彩作品がほとんどお披露目されました。毎年の事とはいえ、油絵科出身の私にとっては特に楽しみなカリキュラムですので、本当にワクワクする2ヶ月間でした。
でしたがっ!菅原先生の小学生時代の衝撃の告発により、とんだ自己満足だったことが判明!
「小学生の時に感じていたしんどさ、それは、それまでの人生で生の油絵作品を見ていなかったことが原因かもしれません。絵具をどのくらいまで盛らなきゃいけないのか、どこは力を抜いていいのか、油絵がどんなものか知らずお手本もない状態で製作していた為、じれったく感じたように記憶しています。」そっか、そうだったんだ。無から何かを生み出すのは、難しいですものね。見本の油絵も事前に制作して見せていたつもりでしたが、透明のコップと、緑のワイン瓶は同じガラス素材ですが、小学生にとってはそれぞれ描いてもらわなければ全く別物で、応用しろと言っても難しかったですね。「何度も呼ぶな!いちいち許可を求めるな!ちったーてめーの脳味噌使って考えて判断しやがれ!」なんて暴言吐いてごめんなさいです。
なーんて嘘です!謝りません!全部先生の真似したって仕方ないんです。(もちろん描いてもらおうなんて論外)オリジナリティーが出てきませんから。背中で覚えろどころか、背中(やり方)も見せずに谷底から這い上がるのを罵声を浴びせながら待つ。そうして6年生になるころに描けるようになる絵がこちらです↓
佳絵 当時6年 『梅干しをかじる自画像』 水彩絵具
『何かを飲んだり食べたりしている自画像を描く』課題で、「私は目を細めて梅干しをかじっているところを描こうっと!」というオリジナリティー溢れる場面のチョイスをし、ゆるやかで伸び伸びとした迷いのない線で、あえて右手の肘を切る構図にし、彩度の高い色彩なのに浮いたところがまるでない着彩をした、見事な作品が生まれました。改めて見て、唸ってしまいますね…菅原先生いつも小学生になめられっぱなしなので、この絵を見せてやれば尊敬されると思います。

最後に小学生へ…ノリ先生いつも大きい声で怒鳴ったり、悪い言葉遣いしたり、わざと意地悪して、泣かせたり傷つけたりする事あるけど、自分でよく考えて、気付ける人になって欲しいからなんだよ。それから、怒られる事に慣れて欲しい。怒られて逆切れしたり、謝る事ができない人にもなって欲しくない。だからこれからも厳しくいくね。とりあえず油絵は本当に良く耐えました。ご苦労様でした!
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ようじ・なつやすみワークショップvol.1

2015-07-23 23:36:04 | 幼児ワークショップ

やってまいりました!!夏の恒例イベント、ワークショップの始まりです!!昨日は、幼児クラスの初日だったのですが、最も申し込み人数が多い人気の講座でした。通常授業の倍の参加者ということで、先生3人に高校生の先輩お兄さんを助っ人に呼び、私達もフル稼働で臨みました。
1回の授業で「ひまわりの植木鉢制作」と「ひまわりに水をあげているお絵描き」二つも制作できる何とも欲張りな講座です。
まずは、メインの植木鉢制作からスタート。既成の鉢に粘土と貝殻で飾りをつけていく制作です。
今、幼児クラスで一番人気のある粘土制作なので、みんなの喜びもひとしおでした。白い粘土の中に好きな絵の具を入れて、粘土をねじったりこねたりしていると、中から色が出てきてマーブル状のきれいな模様になります。粘土をこねればこねるほど、色がどんどん出てくるので益々楽しくなってきますね。

完成作品がこちらです。涼しげなマーブル模様に埋め込んだ貝殻が浮き彫りされてとってもきれいです。夏のイメージの鉢とパッと明るいひまわりとの相性も良いですね。
授業後半は、お絵かきタイム。先輩お兄さんにひまわりにジョーロで水をあげているポーズのモデルをしてもらい、それを見ながら描きました。年長・年中児は、少しハードルをあげて人物は横向きのポーズに挑戦。年少児は、ひまわりの長さと自分との身長差を意識した構図に挑戦。お絵描きの完成作品は、残念ながら写真が取れずお見せできないのが非常に悔やまれます。すみません・・・。
持ち帰ったひまわりの水やりのお世話は、お母さん任せにしないで、みんながやってね!種を取ったら保管して、来年の種まきは4月~5月初旬がベストです。
伊藤 絵里
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ついに完成水曜日!

2015-07-22 22:27:32 | 小学生 絵画
暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか磯辺です!
ついに水曜クラスの高学年の油絵も完成いたしました!!
油絵制作期間・・・長いようであっという間なようで、長かったですね。
高学年の子達は、横で低学年の子達が「あとここだけ塗ったら完成でいいよー」などと言われている中、自分たちはまだまだと言われる不条理さに耐え、油絵の具で汚れることに耐えての完成なので、達成感がかなりあるんじゃないかな?
それでは前置きはこのぐらいにしてどんどこ紹介していきましょう!!
水曜小学生クラス 高学年部門

うーん、さすがは高学年、メインに描きたいものがなんなのか、しっかり伝わるように描かれています。色合いも、落ち着いた色味の中に時々彩度の高い色が入って画面が引き締まっていますね。背景に使う色のチョイスやぬり方のテクニックもいい味出してます。そしてやっぱり、なんといってもモチーフの立体感。ジョウロやラッパ、ビンなどがしっかりと立体的に見えるように描かれています!

今気づいたのですが、こうしてみると、ひまわりをメインに描いている子が誰もいません。やっぱり学年によって、モチーフの好みも変わっていくんですね。


 本日完成ほやほやの6年生の二人(70人中ラスト!なんと3ヶ月掛けて制作しました!)

さてさてこちらは完成したての2枚でございます。ほやほやなのでまだサインも入っていないのです。1cmぐらいずつ、ちょっとずつ色を変えながら塗る、地道な作業を繰り返して繰り返してやっとこさ完成です。筆のタッチがしっかりと残っていて、ともすればまるでモザイク画のように見える面白さがありますね。
ここまでしっかり描いたのなら、70人中ラストになってしまうのも納得です。

ミオスの油絵は、小学生といえど、額の着彩から取り付けまで小学生が行う本格派なので、夏休みの自由研究はこれを出すーといっていた子も多いです。
が、しかし!みんな、自由じゃない宿題も早めにやるんだよ!!油絵ほんとうにお疲れ様っ!!

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小学生ワークショップ

2015-07-21 00:11:58 | 小学生ワークショップ

左『紙粘土で目玉焼き&ベーコン』・中央『ロウを溶かしてエビの天ぷら/樹脂粘土でレタス』・右『鉛筆デッサン』

小学生対象の夏休みワークショップ(モチーフを見ながら本格的な『鉛筆デッサン』または、リアルな『食品サンプル』のどちらか1つを選んで制作)についてのお知らせです。
7月21日(火)~8月13日(木)の 月曜日~木曜日がご予約可能の日程ですが、現在7月22日(水)28日(火)29日(水)30日(木)8月4日(火)5日(水)が定員に達しております。これからお申込みされる場合、上記日程でもキャンセルが出る事もございますので、お電話でご確認下さい。
詳しくはこちら小学生夏休みワークショップをご覧下さい。
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夏のワークショップ

2015-07-20 20:59:43 | 小学生ワークショップ
探検の勇気の証

幸介先生とノリ先生に「夏休みなんだから、手伝いに来い!」とアトリエに呼び出された、学生クラスの一平です。ブログまで書かされています。
何を手伝ったかと言うと、幼児・小学生の夏のイベント『手作りカンテラで夜の探検ツアー』での、勇気の証としてもらえるご褒美のキーホルダー作りでした。
物凄いクオリティーが高いので、売れそうです!当日のイベントも学生クラスのみんなで手伝うので、ぜひたくさんの子達に参加して欲しいです!
では、先生たちは酔っぱらっているので、この辺で失礼します。

『手作りカンテラで夜の探検ツアー』
8月4日(火)18:30~20:00
牛乳パックを使ったカンテラを作ろう!完成したら灯りをともして、夜の公園まで探検に行きます♪
*対 象 園児~小学生(園児は保護者同伴のこと)
*参加費 2,300円
*持 物 1Lの牛乳パック・作品持ち帰り用の袋
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3連休お休みします

2015-07-18 23:50:39 | 幼児
 幼児・夏のワークショップ『植木鉢制作』で植える向日葵

夏休みワークショップについてのお知らせです。
幼稚園児対象のワークショップは4日間ございますが、7月22日(水)『植木鉢制作』/『お花に水やりの絵画』と、7月29日(水)『色画用紙工作・クマ吉のお友達作り』は、定員に達しました。
8月5日(水)『粘土でケーキ作り』/『パティシエ帽作り』と、8月12日(水)『紙すき体験』はどちらも、あと2名様分の空きがございます。
くわしくはこちら幼稚園児対象のワークショップをご覧下さい。

授業を3連休させて頂きます。土曜、日曜、月曜クラスの方、お間違えのないようお気を付け下さい。
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「先生描いて!」は危険です

2015-07-17 00:15:12 | 小学生 絵画
引き続き、油絵ウィーク!今日は木曜クラス高学年の作品をピックアップした記事です!
大人クラスの皆さんも油絵に苦戦されている方が多いようで、先週の私の書いたブログ「完成のビジョンが浮かばないまま、先生にOKを貰うまで曖昧な指標のもと製作し続けるのはとても辛く…」に、共感の声が聞こえてきました。しかしお断りしておきたいのですが、決してミオスのネガキャンをしているわけではないのです!(笑)
ただ油絵って、とっても難しいのです!小学生の時に感じていたしんどさ、それは、それまでの人生で生の油絵作品を見ていなかったことが原因かもしれません。絵具をどのくらいまで盛らなきゃいけないのか、どこは力を抜いていいのか、油絵がどんなものか知らずお手本もない状態で製作していた為、じれったく感じたように記憶しています。
逆に何も知識がなかったからこそ、他の先生方がブログに書かれていたように、刹那的ヘタウマ作品ができ、小学生らしい楽しく素晴らしい作品ができたのだとも思いますが…!!
ブログを書いていて、当時小原先生を呼びすぎて「ちったーてめーの頭で考えろ!」と怒られた記憶がワーッと蘇ってきました!
小学生の私は、思考停止すると投げ出したくなるタイプの子だったので、小学生がよく言う「飽きたから先生が描いて!」というセリフは私もさんざん使ったものです。それで本当に描いてもらった所だけが異様に上手く、今でも見るとつい笑ってしまいます(笑)
前置きが長くなりましたが、高学年の作品はこちらです!↓

どうでしょうと聞くまでもなく素晴らしいですよね!!ここまでモチーフを組んだ時の意図を汲み取って描いてくれると、感動します!狙い通り、毒毒しく楽しくゴージャスな作品に仕上げてくれました。
クローズアップしていきますと、さすが高学年といったところか、一番見せたいモチーフと他の所の彩度を調節して差を出し、主役を目立たせているのです。テクニックですね。瓶の怪しげな光具合も良いし、鳥の質感もさる事ながらレンガの重量感が素晴らしい。見ていただくとわかると思うのですが、この絵、デッサンがガッタガタです。レンガなんか台形なのです。どういうこっちゃと言いたい所ですが、なぜでしょう、馴染むんですよね。デッサンの狂いも塗りによってカバー出来てしまうのは油絵の怖いところですが、小学生にとっては嬉しい誤算です!他にも、影を薄めでデザイン画のような塗りのものもなんだかオシャレな雰囲気が漂い、美術館に飾れそうな名画に…。
本当にみんな10年経ってからこの絵を見て欲しい!お母さんの褒めてくれる理由がわかるから!
先輩に手伝ってもらいながら、自分で額の木枠も付けました。「後輩に釘を打たせる時は、じれったくても釘を持ってあげたらダメだよ。絶対指を叩かれるんだから!」と、あれだけ注意したのに、持ってあげています。先生の話を聞いていなかったのではなく、とっても優しい先輩だから…ということにしておきましょう。   菅原
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探検に行こう!

2015-07-16 22:52:46 | 幼児

今週の幼児クラスは、『冒険・探検に持っていく為のアイテム作り』ということで、まず幼稚園生に探検に絶対必要だと思うアイテムを聞いてみました。ベスト5をご紹介しましょう・・・1位 お弁当 2位 お菓子 3位 虫かご 4位 望遠鏡 5位 ライト でした。半分以上の子が食べ物だったので、3位以降は少数派。

今回の制作は、自分が必要だと思うものをイメージして、たくさんの材料を使って自由に作ってOK。好きなものを作って良いと言っても、最初に作った子のアイデアが他のこども達に連鎖反応するケースがよくある為、同じものを先に2人作り始めたら、別のアイテムに変更すること、またはオリジナルアイデアを付け加えるというルールを決めてから作りました。

制作を始めてからは、「虫かご」と「時計」を作る子が多かったのですが、みんなルールを思い出して守り、作ったアイテムにひとつ自分のアイデアを加えて、一人として同じアイテムにはなりませんでした。
虫かごの上にお弁当がついている『2段式虫かご』や『白い羽のついた時計』、『困った時に助けてくれるボタンがついている望遠鏡』などなど、アイデア満載!みんなと同じという安心感よりも、みんなにはついていない「これ」をつけたら、もっと探検が楽しくなったり便利になりそうという、わくわくする考え方が生まれてくるように、たくさん話しかけてグイグイアイデアを引き出してみました。アイデアが一つプラスされたことで、自慢の一品になり、作品にも愛着が増しますね。お友達の作品も自分とは違う何かがあることに気づき、興味を持ってアイテムの魅力を発見できたと思います。
さて、来週からは<なつやすみワークショップ>が始まります。一般の方の参加も多いので、私達も張り切っていきます!!   
伊藤 絵里
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水曜も油絵!

2015-07-15 23:25:52 | 小学生 絵画

水曜小学生クラス 低学年油絵 13人分

雨の日は髪の毛が全くいうことを聞かない磯辺です。
お待たせしました!小学生の油絵、水曜日もついにお披露目です!
今週は低学年の子達の絵をご紹介。
私も今回モチーフを組ませていただいたのですが、私はミオスのOGではなく、まだミオスに来て半年ほどですので、油絵の授業の様子はブログでしか見たことがありませんでした。机の真ん中に置いて、360度から見て子供達が油絵の具で描いて楽しいモチーフって・・・!?
最終的に、パイナップルとひまわり、それにラムネ瓶やら魚の置物やらが寄り添う「夏」をテーマにしたモチーフを組んだのですが、みんな楽しかったかな?絵を見る感じだと楽しかったはず!!(笑)

さてさて、私の話になってしまいましたが、低学年の子達の油絵、正直想像よりも完成度が高くてびっくりです。手についたら落ちないし、乾くのに時間がかかるし、乾く前にぐちゃぐちゃ塗ってしまうと色が汚くなる・・・そんな扱いづらいであろう画材で、よくぞここまで描き込みました!
下書きの時に、「ラッパがかけない!」とか「パイナップルのかきかたがわからない!」と散々呼ばれたのですが、「本物が目の前にあって見放題なんだから、よーく見たら絶対描ける!それでも頑張ってもどうしてもうまくいかなかったらもっかい呼んで!」というと、案外低学年の子達は自分でどんどん完成させていってしまいました。
うーん、そこはさすがミオスキッズですね!最後に入れたサインも、みんな集中して慎重に入れた甲斐があって、いい味が出ています。

みんなが完成してきて、アトリエの壁から小学生の油絵がどんどん減っていくのはなかなか寂しいものがありましたが、でも、きっと持って帰ったらおうちの人は喜んでくれたよね!
水曜クラスが一番遅れていて、まだ油絵を制作中の6年生達がいますが、完成次第、高学年もご紹介したいと思います。お楽しみに!
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