モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

ご高覧ありがとうございました

2024-04-08 23:07:58 | 講師・生徒さん展覧会


小原 京美 『爽風』 絹本着彩・透明水彩・墨

銀座あらかわ画廊における 『小原京美・ishiko2人展』が土曜日で終了致しました。ご多用中のところご来臨いただいた皆様、誠にありがとうございました。生憎と不在時にお出で頂いた方々には、不義理を衷心よりお詫び申し上げます。
お励ましの言葉や過分なご芳志まで賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。

今回は展覧会を企画してくださった画廊オーナーの意向により『春を感じる風景』を中心に制作しました。いつかどこかで見たことがあるような景色がぼんやり思い出され、そこに佇んだ時の気温や風、香りなどの、目に見えない雰囲気(記憶や気配、更には未来)を少しでも感じて頂けていれば幸いです。

ご高覧頂きましたお客様に、職業柄つい作品の解説をし過ぎてしまうきらいがありますが、私自身も思いつかない言葉で感想を頂けることも多々あり、そのたび奇跡に出会えたように嬉しく思っておりました。皆様から授かったお言葉は、新たなる作品に反映する希望となっております。

自分が描きたいものを見出していくには、創作以外の時間が必要です。初めての場所に出掛け五感でインプットすることも大切ですが、絵画教室で生徒さん達の作品を拝見する時間も、私にとって非常に重要です。
描くことでも見る事でも精神の浄化が期待できる絵画の魅力を、今後も作品を通して全力でお伝えしてゆく所存です。
最後に重ねて御礼申し上げます。

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小原先生と行く!~銀座画廊巡り~

2024-03-29 20:35:32 | 講師・生徒さん展覧会

マユカです!本日は小原先生の作品の展覧会に学生たちと行って参りました。

ブログを遡ってみましたら、私が最後に小原先生の個展にお邪魔させていただいたのは2019年のようで...当時は学生として画廊巡りに参加させてもらっていたことを思い出し、もう...5年も経っている...?!と、流れた歳月の速さに驚いています。いつの間にか、引率として生徒たちを連れていく立場になってしまいました。

さて、まず先生の展覧会に行く前に、銀座にある奥野ビル内の画廊を回りました。学生たちが「ホグワーツみたい...」と言うほどに内観はレトロで少し寂れた雰囲気が歩いているだけでワクワクさせてくれます。手動で開くエレベーターも、映画でしか見たことが無いようなレトロさ!雰囲気がとても素敵なため、ビル内を歩いているだけでも楽しいです

様々な人の作品を見て回れるのも楽しいポイント。一つ一つの部屋は狭いですが、その分展示されている作品の世界観に浸れたり、作品の雰囲気を肌で感じることが出来ます。

さて、本題の小原先生の展覧会の様子の話です!
小原先生の作品について、学生たちで感想を言い合ったり、先生がどういった意図で作品を制作されたのか。素材や描き方なども聞かせてもらいました。
先生の作品はベニヤ板に古い絹を水で張り付け、水彩絵の具を乗せて描かれています。ふんわりと滲み、具象的なモチーフを描きつつも抽象画のように見えてくる作品は、はっきりとした形を描かないからこそ人によって受け取り方が異なったり、受け取る情景が異なったりと、実際に作品を見ることでしか体験できないものがあるように感じました。遠目から見てみたり角度を変えてみることで、違った側面が見えてくるのも魅力の一つと思います。

展覧会に来てくれた学生たちには毎回恒例で、自分が一番気に入った作品と、それを見てどう感じたかの感想を述べてもらうのですが皆真剣に悩みながら作品を鑑賞していました。
自分の体験を交えて話す子や、作品から見えて来たものを話したりと様々でしたが、「えー!」「なんて言えばいいかわからない!」と言っていた割には身振りや手ぶりなども交えて話をしていたので、自分が学生の頃はこんなにしっかり話せていただろうか…なんて考えながらみんなの解釈を聞いていました。小原先生自身も、そんな解釈もあるんだ!と頷いていたのが印象深かったです。

最後に、引率としての参加だけれどもしかしたら話を振られるかもしれない…!と考え、実はも好きな作品と感想を言う用意をしていました!言うタイミングが無かったためここで言います!
DMにも載っている「枝垂桜」が一番素敵だなと感じました。写真で見ただけでは水滴をにじませて桜の形を描いているのかと思っていたのですが、間近で見ると桜の花の繊維や花粉まで描かれており、花の輪郭のみの場所と色のみの場所が相まって、前景 中景 背景の3つで成り立っている「空間の立体」を平面に表したような表現がされているように見えました。絹に描かれているということもあってか、1週間程度で散ってしまう桜の儚さを体感できるような作品でした。

小原先生の展覧会は4月6日まで開催しています!良ければ是非いらしてくださいね

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小原展示会

2024-03-25 21:44:33 | 講師・生徒さん展覧会

小原です。昨日、銀座あらかわ画廊に搬入して来ました。私の作品は11点、展示してあります。テーマ『早春賦』という画廊オーナーのリクエストに応え、冬から春に移り変わる季節を描きました。
私は墨絵のような雰囲気が好きなのですが、同じくらい桜色が好きです。ウキウキした気持ちでたくさんのピンク系の絵具を使いました。
明日から開催ですので、ぜひご高覧頂ければ嬉しく思います。
詳しくはこちらのブログをご覧ください。

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オバラ展覧会のお知らせ

2024-03-11 13:51:01 | 講師・生徒さん展覧会


小原京美 『枝垂桜』/『静寂』 絹本着彩・透明水彩・墨

オバラです。コロナ禍で断っていた画廊企画展に、久し振りに出品させて頂くこととなりました。(前回参加したグループ展からも1年振りです。)
今回は個展ではなく、若手の日本画家ishikoさんとの二人展となります。
私は油画科出身ですが、ここ20年ほどは古布(絹)に、朦朧体で幻想的な作品をとなるように心掛けて制作しています。
開催時期に合わせ、春をテーマにした作品を多く描きました。
講師以外の、作家としての小原をご覧頂けましたら嬉しいです。

2024年3月26日(火)〜4月6日(土) 12:30〜18:00〈日曜・祝日休廊/最終日16時終了〉
あらかわ画廊|Arakawa Gallery
〒104-0061  東京都中央区銀座1-10-19 銀座一ビル3F
■有楽町線 銀座一丁目駅 出口10番11番より徒歩1分
■銀座線 京橋駅 出口2番より徒歩2分

東京方面についでがございましたら、ぜひお立ち寄り下さいませ。
私は3月27日(水)、4月1日(月)以外は在廊する予定でおります。
※3月31日(日)日曜は休廊です。最終日4月6日(土)は16時までで終了です。

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岩田・展覧会のお知らせ

2023-04-29 15:26:03 | 講師・生徒さん展覧会


左『越えられない循環』5/5~22 / 右『漆 種々様々』5/17~23

お久しぶりです、岩田です。4・5月と2ヶ月お休みさせて頂いているのは、本日ご紹介する2つの展覧会開催が理由です。ここに告知をさせて頂きます。

岩田俊彦名義で活動している芸術表現の展覧会と、【工房tetugi】という妻が主体となって活動している工房の品々を展示する企画展を開催します。

塗ったり、染み込ませたり、擦ったり、研いだり、蒔いたり、撫で付けたり、取り除いたり。
手の加え方の違いで漆は実に様々な顔を見せてくれます。
そこかしこに現れるその結晶の片鱗を淡々と紡ぎ合わせていくことが私の仕事。
そんな漆のまだ見ぬ表情に、心振るわせながら作品を作っています。


『越えられない循環』  岩田俊彦・三浦かおり

2023年5月5日(金)~22日(月)10:00-19:00(最終日は16:00迄)
(木曜休廊、開廊 金・土・日・月、要予約 火・水)
obi  gallery(オビ ギャラリー)
住所:神奈川県藤沢市村岡東3-12-7
電話:0466-25-7581
JR・小田急「藤沢駅」南口ODAKYU湘南GATE前8番のりば  F6渡内中央行きバス「渡内会館入口」下車徒歩1分


『漆 種々様々』  岩田俊彦・岩田梓(工房tetugi)

2023年5月17日(水)~23日(火)12:00-19:00(最終日は17:00迄)
+NOTION(プラスノーション)
住所:東京都中央区銀座六丁目4-13  ヤマザキビル2階
電話:03-3575-4030

 

本日4月29日(土)より5月7日(日)までアトリエ休業に伴い、ブログもお休みさせて頂きます。

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小原・岩田の作品展

2023-01-16 23:01:53 | 講師・生徒さん展覧会


左 小原『揺蕩(ようとう)ゆれ動くこと』絹本着彩 / 右 岩田 作業場にて

小原です。明日より、私と岩田先生の作品を扱って頂いている企画画廊において、『開廊20周年記念展』が開かれます。20名の作家の内の我々2名ですので、それぞれ小品が2点のみの展示となっておりますが、絵画と漆というジャンルの違う作家として今後一緒の展覧会に参加することもないような気がしますので、お時間ございましたらぜひご高覧ください!

あらかわ画廊は、2003年京橋にて開廊。その後2回移転し、2017年銀座1丁目に移転、現在に至る。絵画・彫刻・工芸の企画展を開催。抽象・具象にとらわれず、各作家のオシャレで魅力溢れる企画展を目指しております。時代に呼吸する作家の息吹をお楽しみ下さい。

開廊20周年記念展 PartⅠ
2023.1.17(火)〜28(土) 12:30〜18:00〈日曜・祝日休廊/最終日16時終了〉
あらかわ画廊|Arakawa Gallery
〒104-0061  東京都中央区銀座1-10-19 銀座一ビル3F
■有楽町線 銀座一丁目駅 出口10番11番より徒歩1分
■銀座線 京橋駅 出口2番より徒歩2分

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展覧会などのお知らせ

2022-11-19 01:01:05 | 講師・生徒さん展覧会

岩田です。
本日は、私が参加している展覧会と企画に携わっている二つの展示会の告知です。

一つ目は、銀座のポーラミュージアムアネックスで11月2日から開催している「SPRING IS AROUND THE CORNER展」。
この展覧会は春をテーマに20名の作家がそれぞれの作品とドローイングを展示販売しています。展覧会の収益の全ては、財団法人 日本ユニセフ協会「ウクライナ緊急募金」へ寄付されます。

「SPRING IS AROUND THE CORNER」11月2日(水)-12月4日(日)
POLA MUSEUM ANNEX  中央区銀座1丁目7-7
情報はこちらから→ポーラ ミュージアム アネックス|POLA MUSEUM ANNEX 開催中の企画展

もう一つは、私の住む地元大船で11月26日、27日に開催する「玉縄暮らしの集いー一人一人ひとつひとつ」。
本展は地元にゆかりのある作り手を集めて開催される第3回目の展示会。私の主催する工房tetugiの他、織りや染め、彫金といった作家が集います。
又、今年から地元のパン屋さん5件も参加。賑わいのあるイベントとなります。鎌倉にいらっしゃる機会があれば、是非お立ち寄りください。

「玉縄暮らしの集いー一人一人ひとつひとつ」11月26日(土)、27日(日)
笑ん座カフェ、encafe 鎌倉市岡本2丁目2-1 
情報はこちらから→手工芸品とパンが集結 ものつくりの集い開催〈鎌倉市〉 - Yahoo! JAPAN

どうぞ宜しくお願いします。

 

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受賞おめでとうございます!

2022-11-07 22:48:30 | 講師・生徒さん展覧会


Rika. 鉛筆デッサン

オバラです。12年以上前からミオスに通われて、途中からチケット制で参加し、今は主にデッサンを描かれていらっしゃるRika.さん。
彫刻を始められてからミオスに来る回数は減りましたが、それでも基礎は疎かにしないよう鉛筆デッサンを続けられる姿勢には頭が下がります。
しかも生活する自宅で石を掘ることがどれだけ大変かは、想像に難くありません。周り(家族・部屋)に対する配慮(音・汚れ・傷・ゴミ)が大変なので、制作物に傾ける情熱が削がれてしまうことも多い事でしょう。油絵のような匂いも気を使いますが、石も本当に大変です。制作中の未完成作品・完成作品を置いておく場所も相当幅を取りますし、重いですしね。
そんな苦労が報われるような、嬉しいご報告を頂きました!下記に頂いたメールと共に、展覧会情報を添付します。

石彫「渦」が、第78回ハマ展で『伊勢山皇大神宮賞』を受賞しました。
ちなみに、これは一回完成だ…と思ってから土台をひっくり返して彫っています。
自分の既成概念を壊すつもりで。
そうしたら、動きが出ました。

第78回ハマ展
2022年11月2日(水)~11月13日(日) 10:00~17:00
横浜市民ギャラリー(入場無料)横浜市西区宮崎町26-1

受賞おめでとうございます!本当に嬉しく思います。
これからのデッサンは、羽毛の柔らかさは無視した固まり感を、木炭やチャコペンなどで表現されてはいかがでしょうか?より彫刻製作に活かせると思います。タッチの方向はノミの動きを意識してみましょう。

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岩田展覧会のお知らせ

2022-08-27 20:58:17 | 講師・生徒さん展覧会

岩田です。先週から展覧会『木村勲 岩田俊彦展』が始まりました。
住宅街の中、一歩足を踏み入れると江戸時代に作られた上座敷書院の間と三角形のギャラリーからなる独特な空間が広がります。
季節や時間によって、風を少し通したり、光を閉ざすことも。
多くの方にご高覧頂ければ幸いです。

 

『obi gallery オープニング記念-開廊第4弾 木村勲 岩田俊彦展』

木村勲 人里離れた山奥でひとり作陶
岩田俊彦 閑静な鎌倉で漆を塗る

2022/8/19(金) - 9/5(月)10:00 - 19:00(木曜休廊、開廊 金・土・日・月、予約制 火・水)
〒251-0012 神奈川県藤沢市村岡東3-12-7 obi gallery 
tel 0466-25-7581

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展覧会のお知らせ

2021-11-13 23:38:48 | 講師・生徒さん展覧会

岩田先生が展覧会中でお休みなので、土曜日ですがオバラです。
2週連続で岩田先生の展覧会のお知らせをします。
先週『岩田俊彦名義で活動している芸術表現と工房tetugiという妻が主体となって活動している工房の品々とを共に展示する企画展を開催します。』と書いてありましたが、今回の展示会(2ヵ所!)は、作家としての展示と、グループ展の主催者としての展示となります。
 下記、各展覧会のサイトより引用

ポーラ ミュージアム アネックス. poster for 「チャリティオークション『Find your travel』」

「旅」をテーマに、アーティスト20名が、各1点、作品を制作。 計20点の作品は展示会場でご覧いただけるだけでなく、サイレントオークション形式にて、オンラインにて入札いただけます(11月15日(月)11:00 入札サイトオープン予定)。 各作家が表現するさまざまな「旅」を通して、旅気分を味わっていただいたり、落ち着いたらどこへ行こうかと想像して楽しんでいただいたりと皆さまに笑顔をお届けできることを願っています。 オークションでの収益は全額、日本赤十字社への寄付を予定。
*サイレントオークションとは、入札形式のみのオークションで、競りは行なわず入札された方の中で最高額をつけた方が落札者となる形式です。

11月12日(金)〜12月5日(日)
11:00~19:00 (入場は18:30まで)
中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階
ポーラ ミュージアム
詳しくはこちら

 

たまなわ暮らしの集い 『第2回ものつくりの集い』

使う程に味わいが増し身体に馴染んでくる。
そして知らぬ間に暮らしの中で欠かせないものになってくる。
「使うほどに愛おしくなるのもたち」
日々の生活に招き入れたくなるような、肩ひじの張らないものたちが集います。

このイベントでは岩田先生は裏方にまわられるそうなので、主に奥様‐岩田梓さんが活動されている工房の作品をご覧頂けると思います。
主な出展作品 漆器、漆ブローチ、金継ぎの受注。
工房の案内より抜粋
鎌倉の工房にて漆器の製作、金継ぎで器直しをしています。
漆器は木目を生かした塗りや、光沢を抑えた落ち着いた雰囲気のものなど、堅牢で食卓にも馴染む器です。
金継ぎは、破損してしまった思い出の深い大切な品を漆を使って丁寧に直します。  工房tetugi

11月27日(土)10時~17時
11月28日(日)10時~16時
鎌倉市岡本2丁目1−10DIKマンション1F(鎌倉大船駅西口、大船観音寺近く)
かまくら笑ん座カフェ
くわしくはこちら

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展覧会のお知らせ

2021-11-06 23:14:21 | 講師・生徒さん展覧会

岩田です。本日は、私の展覧会の告知をさせて頂きます。

岩田俊彦名義で活動している芸術表現と工房tetugiという妻が主体となって活動している工房の品々とを共に展示する企画展を開催します。
漆というと艶のある塗りもののイメージを思い浮かべますが、今回の展示のタイトル「古美-FURUBI」からも感じ取れるように、地中の中から発掘されたような、まるで古びたようなイメージの作品達が並びます。
どうぞご高覧下さい。

剥落したような質感の額作品と小さな欠片。ふだん眼にすることのない、漆の表情や強さをじっくり感じていただける作品です。
額作品、装身具、器など。  ーDMより抜粋

「古美-FURUBI」  岩田俊彦・岩田梓(工房tetugi)

2021年11月10日(水)~16日(火)
12:00-19:00(最終日は17:00迄)

+NOTION銀座(プラスノーション)
〒104-0061
東京都中央区銀座6-4-13 銀座YAMAZAKIビル2F 
TEL:03-3575-4030

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展覧会の告知

2021-07-31 18:47:40 | 講師・生徒さん展覧会


ブローチ「束」素材:漆、麻布

岩田です。本日は、私事でありますが展覧会のお知らせを頂きます。

今回は私が行っている芸術としての表現活動ではなく、使えるもの、例えば器やブローチ、といった道具の製作、金継ぎなどを中心に活動している「工房Tetugi」の展覧会をご紹介します。こちらは妻が主体となって制作活動していますが、今回が都内で初めての展示になります。

見て鑑賞する漆とは違う、使うことで味わい深く育っていく漆の魅力もご紹介したいと考えています。

本展は、4組の作り手が集います。お時間ございましたらどうぞ足をお運びください。


「真夏の思いやり展」

参加作家:晴山(陶)、’Monasky’梶浦聖子(鍛金)、doro製作室(STAIND GLASS PRODUCT)、工房Tetugi(漆芸)

会期:2021年8月3日(火)~8月30日(月)〇月曜日10:00~17:00  〇火曜日~日曜日10:00~18:00

会場:桃林堂画廊 〒港区北青山3-6-12 ヒューリック青山ビル1F  Tel03-3400-8703

〇桃林堂HP

〇工房tetugi instagram

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原宿にアトリエがオープン!

2021-07-05 22:58:57 | 講師・生徒さん展覧会

稀にブログに出現するミオス卒業生&元ミオスのスタッフの杉本菜々子です。ご無沙汰しております。お元気でお過ごしでしょうか??
今年はお正月に一度ブログを度担当させていただき、その際は美大卒業にあたって4年間の感想
(美大生の闇、高校生へのアドバイス等)を綴りました。大学を卒業して4ヶ月、企業にも就職しなかった私は、現在フリーランスのイラストレーター、デザイナーとしてお仕事をもらったり、アーティスト活動を行いながらキャンプ用品店でアルバイトをして、ジタバタ元気に生きております(^O^)

 

そして今回は皆様に重大なご報告があり、そしてその宣伝も兼ね、再びブログを書かせていただいております!

なんとこの度、大学の同期4人で原宿駅前にアトリエ、ギャラリーをオープンすることができました!(拍手

(オープニング展示のDM↓)


大都会の駅近に何故。と自分たちでも驚きを隠せないのですが、ざっくりと経緯をご説明すると、多くの方のご協力のもと、取り壊し予定の廃墟マンションの一部をお借りして、解体までの期間限定で、アート活動の拠点として使えることとなったのです。
私たちはそこをMantle.Lab(マントルラボ)と名づけ、やりたいことに挑戦できる実験場のようなアトリエ、そしてそれを発信できるギャラリーを設けました。
業者の方に一切外注することなく、ボロボロだった部屋を1から掃除し、4人で力を合わせ1トンのセメントを地面に引きました。

オープンに合わせて展示を開催することとなり、このような時期ではありますが、1人でも多くの方に成果をご高覧頂けたらという思いでおります!

マントルラボでの第一回目の展示”sphere(スフィア)”では、私たちの個々の作品や活動を紹介する展示会を行います。

会期は7/10(土)7/18()までの8日間です。

コロナで数少ない方にしかお見せできなかった卒業制作などの過去の作品や、新しい作品を展示いたします。

 興味のある方は是非ともお越しくださいませ!

 

すぎもとななこ

Instagram: @sugimoto_nanako 

 

Mantle.lab

多摩美術大学グラフィックデザイン学科の卒業生4人でオープンしたアトリエ兼ギャラリースペース。

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華やかさと素朴さと。

2021-05-22 17:40:12 | 講師・生徒さん展覧会


奥 油彩

心地よい気候が続きます。岩田です。

本日は、土曜日午前にいらっしゃっている奥さんの作品をご紹介致します。

奥さんの作品はルール無用。感覚的に色や形を自由に操るエンターテナーです。
静物も風景も、「これを描きたい!」というその時の衝動に非常に正直なのです。

今回は人を描いたものと動物のもの2点。どちらも幻想的且つ、見る者の想像を掻き立てる作品です。
描くにあたり、雑誌の切り抜きといった元ネタを常に眼前に掲げ描いつつも、目の前のそれとはまったく違う世界観を展開し、いつしか奥ワールドが画面から浮かび上がってくるのです。

アップした作品も絵の具というより、まるでクレヨンかチョークで描いたかと思うような質感を帯びていますね。
そのザラっとした何とも言えない絵肌から受ける印象は、華やかでありながらも屈託のない子供のような素朴さかもしれません。

そんな様々な要素を併せ持った奥さんの作品を是非実際にご覧になって下さい。

 

第44回 ヨコハマ日曜画家展
会期 2021年5月26日(水)~5月30日(日) 10時~18時 (最終日15:30時まで)
会場 横浜市民ギャラリー(横浜市西区宮崎町26-1)  入場無料

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偶然性からなる化学反応

2021-04-17 23:15:35 | 講師・生徒さん展覧会

今日は岩田先生が個展会場にいるので小原が書いています。
皆様、漆作家 岩田俊彦の展覧会 "U HOPE"はもう足を運ばれましたか?いやもうホントカッコいいです!
広尾という土地柄、ハイクラスな落ち着きと言いますか、ゆったりとした余裕から生まれる温かみが感じられ、高級住宅地の中にある画廊の建物自体がオシャレ過ぎる!行かないと損です!
自分の個展が中止になったので、岩田先生の応援!
以下、ギャラリーのホームページより文章を抜粋します。

4月のFirst Fridayとしてオープニングを迎えた岩田さんの個展 "U HOPE"
今回は漆作品ということで、貫禄と上品さが兼ね備ったなんともかっこよく贅沢な展示空間となっております。

「漆」と聞くと碗物など陶芸品を想像される方が多いのではないでしょうか。
岩田さんは漆をアートに使うという斬新な切り口で私たちの見たことのない「漆芸術」をみせてくださいました。

もともと工芸家を目指しておられた岩田さんは、工芸の勉強中に教わったアートのクラスで、「アート」のもつ自由さ、表現の面白さに興味をもったそうです。
そこで伝統技法を踏襲するだけの漆ではなく、その様々な可能性と出会う漆表現をできないかと考えたのが、今の作風のはじまりでした。

漆というものはなんとも奥が深いもので、工芸品の光沢をだす素材の役割もあれば、接着剤のような道具的な使われ方をするときもある。
その上、そのときの温度や乾き方、塗り方付け方、産地でも見え方が変わるようです。
時に経年の変化でさえも「味」となり得る漆は、用途としても、表現としても可能性が無限大です。

そんな一期一会ともいえる偶然性からなる化学反応のような漆の表情を楽しんで、
掘れば掘るほど新しい一面をみせる「漆」という生き物と対話するように、
見えないゴールを探りその可能性を広げるように作品制作をなさっています。

今回展示されている作品の中でも、漆が主体だったり、逆に客体的だったり、様々な表現を楽しむことができます。
この場でしか出会えない漆の表情をぜひ見にいらしてくださいね!

【展覧会概要】
場所:コートヤードHIROO・ガロウ
開催期間:2021年4月2日(金)~4月22(木)
営業時間:12:00~19:00
休廊:月曜日

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