モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

お花見宴会2014

2014-03-31 01:10:00 | 大人 イベント
Enkai2014
オバラです。今年も一年で一番お楽しみ&ドキドキハラハラでもあるイベントが、昨日行われました。(なぜドキドキハラハラかというと、毎年このイベントを最後にフェードアウトして来なくなってしまう生徒さんが少なからずいるので…(ll゜д゜ll)いや、マジです。心当たりのある方、反省して下さいね(;^ω^)ヾもうね、営業妨害とかそんな小さいことを気にしているんじゃないんですよ。傷ついているんじゃないかと思って心配で心配で…)
悪天候の中でしたが23人の参加者!
内、女性4人!(だったので、あわてて20歳になったばかりの美大生と、春から美大生になる高校生と、元講師の千野先生を呼んでしまいました!花を添えてくれてありがとう!)
ターニャさんが「なぜ、このアトリエは男性ばかりですか?」と言うので、「それは私が美人で魅力的だからです!」と豪語しましたが、友人の教えるカルチャーセンターなどに代理講師で行くとほとんどが女性ばかりで、「この推理、絶対間違ってないな!」と確信しています。(と、どうでもいい話をしてしまいました。)
Enkai2014aまずは恒例の紙コップに似顔絵を描いたものや手土産を見せながら簡単な自己紹介、その後いい感じに酔っ払って来たところで、制作中の作品を紹介しながらコンセプトなどをじっくり解説してもらいました。
その後は席替えなどもしながら、無礼講トーク。毎年のことながら、皆さんの差し入れのアルコールが美味しくて、ものすごいチャンポンになってしまいますので、ほとんどの方がヘベレケです。(そして翌日アトリエには「酔っ払って失礼な発言をしたように思います。○○さんに謝っておいて下さい!」というメールがチラホラ。クラスが違うので、直接謝れないんですね。ハイハイ、何言っちゃったんだか知りませんが、謝っておきますよ!)もう、学生じゃないんだから!と突っ込みたくなる大盛り上がりの宴会でした。
お開きの後、高校生から来たメール
「大人すげー!」
苦笑いですが、多くの方に楽しんで頂けたようでよかったです。参加して頂いた皆様、ありがとうございました!

追伸
水曜午前大人クラスの佐藤さん・松岡さんより、「予定があって宴会は参加できませんが、皆さんに差し入れを」と酒代を寄付して頂きました!
今年のつまみが豪華だったのはそのお陰です!
お二人の御厚意に御礼申し上げます。

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祝!入選

2014-03-29 01:45:00 | 大人 デッサン
Utidatatukami_2内田 『十二神将 辰神』 鉛筆

土曜日担当の岩田です。熱が出てしまい本日アトリエをお休みさせて頂きました。
明日の『大人クラスお花見宴会』も参加できなくなり、申し訳ありません。

仏像や神像をデッサンで描き続けている内田さん(以前描かれた円空仏のデッサンはこちら)が上野の美術館で開催されるベラドンナ・アート展のコンペティションで見事入選されました。ご紹介します。

第10回記念 ベラドンナ・アート展
内容 油彩画、水彩画、人形、ドレス他、彫塑・立体、写真、版画、日本画、工芸、書、水墨画
展覧会期 平成26年4月18日(金)~4月22日(火)
場所 東京都美術館1階 第4展示室
開催時間 9:30~17:30(入場は17:00まで) ※最終日入場は 17:00まで 閉会は 17:30
休館日 4月21日(月)
観覧料 一般500円、大学生・高校生・65歳以上の方・障害者手帳をお持ちの方と付添(1名) 100円 中学生以下 無料

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受験絵画における ‘写実画 / 観察画’ の効用

2014-03-28 20:25:15 | 小学校受験
Shunki2014
25日
・ 〈絵画〉 人物の基礎を練習(人間のバランスを確認)
・ 〈工作〉 色画用紙・折り紙を使って、【かんむり】作り ステージ上でのファッションショー
27日
・ 〈絵画〉 本物の魚を観察しながらの写実画
・ 〈工作〉 平面の展開図を見て立体的な完成図を想像し、【立つ動物ー馬】制作

3月25日と27日に、小学校受験をされる新年中・新年長さんを対象とした『春期講習』がありました。
通常の小学校受験クラスの強化に加え、一人ひとりのお子様の理解度にあわせた、わかりやすく充実した内容でしたので、お子様の大きな成長につながったのではないかと思っております。

今回の春期講習では、日常で触れる事のない魚を使い、まずはじっくり対象を観察し、「面白いな」「不思議だな」から「どうなっているのだろう?」の知識欲に変化させ、自ら触ってみたい気持ちになってもらいました。
「トビウオの羽、薄い!」「イカの目玉はゼリーみたいだね!」「カワハギの皮、固い!」「ホウボウのエラ、赤い中に青い点々があってきれい!」など、たくさんの発見がありました。
触れた後に描くことにより、色・形・感触・匂いの記憶が強烈に脳裏に刻まれリアリティーある絵になりますし、体験が自信となり、好奇心が苦手・嫌いを克服する原動力になってくれたと思います。
この春期講習が有意義な時間となったことを願っております。

4月8日からスタートする、新年中さん対象のプレ受験クラスはまだ空きがございます。ぜひご検討下さい。(年長さんも受講できます。)
ご質問、お申込みはお気軽に、直接アトリエにお電話ください。私共は保護者様とのコミュニケーションとお子様との信頼関係を大切にしております。   オバラ

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幼児遠足行ってきました!

2014-03-27 22:40:35 | 幼児・遠足
Youji1
引き続き幼児クラスのスケッチ遠足(夢見ヶ崎動物公園)の報告です。
前日の天気予報では雨の確率が高く、2年連続雨天中止となったらみんながっかりするだろうなぁと、とにかく雨が降らないことを祈っておりました。昨年遠足が中止となった時、アトリエでお団子パーティをしたことを思い出したのか、「また、ことしもオダンゴ?」としょんぼりしていた子もいましたが、当日雨は全く降らずちょうど良い気候の中、幼稚園生14人に保護者12人講師3人の合計29人で楽しく行ってまいりました!!本当に行けて良かったです!
Youji2_2
昨年中止だったこともあり、誰もスケッチ遠足の経験がなく全員はじめてなので、ウキウキ度はmax!
柵や水槽に張り付くように近づいて動物を見るこども達。
園内移動中やおやつタイム・遊びタイムのみんなの良い笑顔。最高です!
保護者の方からは、「遠足って楽しいですね!昨年行けなかったことが残念で仕方ありません!」と言われたり、お母さんやお父さんもスケッチブック持参で一緒に動物の絵を描く場面もあり、楽しんでいるのは子どもも大人も私達もみんな一緒ですね。
シマウマが檻の中で暴走したり、餌を食べていたり、柵の前にいる子ども達の目の前まで近づいたり、かなりインパクトがあったのではないでしょうか?ペンギンの泳ぐスピードも速かったです!一瞬に過ぎ去ってしまうので、その瞬間に集中して見るので観察も鋭くなります。
今年はスケッチする動物をシマウマ・フラミンゴ・ペンギンと3つに絞り、ひとつの動物をしっかり見て描くように時間をかけてスケッチしてもらいました。
もっと描きたい!もっとおやつを食べたい!もっとブーメランで遊びたい!というみんなの声。
楽しい時間はあっという間・・・ですね。
Youji3
遠足に同行してくださった保護者の皆様ありあとうございました。
最後にみんなの良い笑顔の集合写真で幼児クラスの遠足レポートを終わります。

伊藤




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速報、幼児クラス遠足!

2014-03-26 21:32:11 | 幼児・遠足
2014_youjiensoku01

さてさて、ミオス恒例春のイベントウィーク!本日は幼児クラスの遠足に行ってきました!

天気は午後から雨の予報でした。しかし、みんなが集合した頃には日が射してきましたよ!晴れ男晴れ女たちで、目的地の夢見ヶ崎動物公園へいざ出発!

着いた途端、シマウマの力強い走り姿に出くわしみんな釘付けに。動物園は視覚だけでなく、匂いや音からもたくさんの情報を得ることができますね。一生懸命かぶりついてスケッチしましたよ!その様子は今日はちらっとだけ、詳細や素敵なスケッチたちは明日のえり先生の報告をお楽しみにして頂くとして…♪スケッチ後のお楽しみ、ウキウキのおやつタイムに移動です♪

2014_youjiensoku02

みんなで仲良くおやつ交換会もして…我々も参戦!しかし皆にっこにこですね!
おやつの後はおもちゃ制作!ブーメランを作って、高い塔から飛ばして遊びましたよ。今日は風が強かったこともあり、なかなか遠くまで飛びました。思いっきり飛ばしたら塔を降りて拾ってまた登る、上へ下への大はしゃぎ!いやー、子どもたちはパワフルですね!私はもうこんなにアップダウンできない~、なんてついつい考えつつ…。これだけはしゃいだので、帰りのバスではウトウト…(いや、まだまだ元気という子も多い!?)

外でのスケッチ遠足は初めての子も多かったですが、皆思いっきり描いて遊んで、とっても楽しかったですね。今日で卒業の年長さんだけでなく、みんな小さい子の面倒を見てあげたり、お互いに助けあったりと、素晴らしく成長した姿を見ることができ、頼もしく嬉しいばかりでした!元気いっぱいのパワーで4月からも頑張りましょう♪

幼児遠足報告は、まだまだ明日へ続きます。乞うご期待! 庄司でした。

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人体デッサンを描いてみませんか?

2014-03-25 22:22:57 | クロッキー会
20143
先月のクロッキー会

どなたでもご参加頂ける、人物クロッキー会のお知らせです。
アトリエでは第1土曜日に着衣の人物クロッキー会を行っています。
固定ポーズを20分×5回(ポーズとポーズの間に5分休憩を挟む)行います。
今回は女子高校生にモデルを務めてもらう予定です。
皆様のご参加お待ちしております!

日時   4月5日(土) 16:00~18:00 (入室は15分前より可能です。)
参加費 1500円 (ミオス生徒 1000円)
持ち物  スケッチブック、画材etc (イーゼル、画板、イスなどはご用意してあります。)
お申し込みはお電話でお願いします。   044-411-1600
今後の予定はこちら

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画材へのこだわり

2014-03-24 04:34:00 | 大人 パステル・色鉛筆・他
20140324

斉藤  左 : 軽井沢の朝 (オイルパステル)  右 : 春 (アクリル/オイルパステル)

どうも幸介です!本日は大人クラスより、斉藤さんのオイルパステルの作品をご紹介いたします!今までも水彩や油彩にアクリルを始め、日本画や木工、さらには紙粘土どころか水粘土までその制作は多岐に渡り、いつも様々な画材の研究に貪欲な斉藤さん。今回はオイルパステルでの制作となりました。

木漏れ日の美しい左の作品、奥行きのある並木道の手前にワンちゃんが佇んでおります。伸びる木々の影やアースカラーが爽やかな作品ですが、こちら実は普通の画用紙ではなく、黒い画用紙を使って描かれています。画用紙が黒いので、制作としては明るい場所のみを描き込んでいくことになります。白い画用紙に暗い場所を描き込んでいく通常のデッサンとは逆のアプローチでの制作ですね。黒を濃く塗り重ねる必要がありませんので、影が無駄に重たくならず、暗い部分にも爽やかな印象を持たせることに成功しています。光の当たっている部分との前後感も自然ですね!

右の作品は、キャンバスにアクリルガッシュで下地を塗ったくり上にオイルパステルで描き込んで完成となりました。下地の黄色味のあるグリーンに対し、紫に近い茶色で描かれたワンちゃん。つまり、下地と補色の関係を利用し、主役を目立たせています。動物の柔らかな毛並みをオイルパステルで細かく描き込んでいますので、筆でフラットにした背景との質感の差も分かりやすいですね。描写のタッチ+画材の差で前後を描き分る、画材を適材適所に使用する作品は、様々な画材にチャレンジしまくってきた斉藤ならでは、なのではないでしょうか。

ちなみにそんな斉藤さん、現在は小学生クラスのカシュー漆の課題に刺激を受け、カシュー漆の桐箱を制作されています。小原先生の「これやってみませんか?」の声を柔軟に受け入れ、そのままハマって制作を追求、さらには画材を大人買いなんてことも度々ある斉藤さんですが、これほど画材を行き来するからこそ、本日のオイルパステルも型にはまらずに画材の良いとこどりで賢く制作できたのではないでしょうか??

斉藤さんがやってない画材というと、もはや竹細工とかしか残ってない気もいたします。もはや画材に凝ってるんだか逆に凝ってないんだか分からないレベルですが、今後も様々なジャンルに柔軟に対応していくことと思いますので、この際触ったことの無い画材はない!ってぐらいに突き詰めていただきたいなと思いました!!

田中幸介

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クロアチアの時計台

2014-03-22 10:49:00 | 大人 油絵・アクリル
Matuo松尾 油彩
土曜日担当の岩田です。今回は午前クラスの松尾さんの油彩です。今までは物語性のある油彩で人物をモチーフに絵を描くこと多かったのですがこちらの油彩は松尾さんがクロアチアに旅行にいらした時にあった時計台をモチーフにしています。
いつも描かれている絵とは大分雰囲気が違います。

文字盤の錆びた印象とても美しいですね。同系色の色の中で様々に遊んでいるのが見て取れます。この古びた質感を出す為に筆運びにも工夫が凝らされています。文字盤が付いている壁面との質感対比も見ごたえのある見せ場となっています。

石造りであろう壁の質感表現も見事です。そこに使われているマチエールも面白いですね。

こういったマチエールの完成度が高いのももしかしたら今回松尾さんが描いているのがキャンバスではなく木製パネルだということが関係しているかもしれません。ご本人もパネルの方が描きやすいとおっしゃっていました。
古典技法のテンペラ画などは木の板を支持体にしています。そういった意味でもキャンバスよりその歴史は古いんです。パネルなどに描く場合は下地にジェッソなどを塗っておくと良いですね。

パネルは支持体としては固いので筆を置いた時の抵抗感があります。キャンバス特有のあの筆を置いた時の布の弾力がありません。どちらが描きやすいかはそれぞれの好みですが一度皆さんも試してみると面白いかもしれません。

そう言えば、私が大好きな熊谷守一も木の板きれに油彩を描いていましたね。

それではまた来週!




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自分のやりたいこと

2014-03-21 22:32:49 | 学生
Nitiyougakusei
左上から りな 中2 鉛筆 / 樹奈 中3 一版多色刷り / りな 中2 透明水彩・ポスターカラー・ジェッソ
下段 ちひろ 中2 アクリル / 実織 中1 透明水彩(家・花 共に)


春は出会いと別れの季節。進級進学、不安と期待が入り混じる時期ですね。ミオスの中でも進学で新しいクラスに進む生徒もいます。

そんなわけで、本日は学生クラスの作品と様子をご紹介します。
学生クラスでは、もちろん美術系受験生も多いのですが、美術系に進まない学生たちもたくさん通っています。美術に興味はあるけれど高校は普通科に行ってよく考えたいという子や、夢は別にありアトリエはひたすら楽しいから続ける!という子も。

そんな学生たちは大人クラスと同じように、自分の好きな題材を、好きな画材で、好きなだけ時間を掛けて、描いてます。大好きな猫をずっと描いていたり、透明水彩をじっくり描いたり、木版や工作に精を出したり…。受験生とはまた違い、とにかく好きだからやる!楽しそうだからやってみたい!という気持ちが溢れているのも特徴です。日曜クラスでは大人しい学生が多いのですが、モチーフ選びや指導で話しているとやっぱり皆なかなか頑固者揃いじゃないかなぁと、学生クラスに入ってまだ数ヶ月ですが感じています。そこもまた、頼もしく楽しいところです。

そうして毎週絵を描いている内に、やっぱり美術系に進む!という決断をする学生もいます。逆に、美術は自分の進む道ではないと確信を得る学生もいます。様々な決断と覚悟が渦巻き怒涛のように過ぎる思春期は、やりたいことがたくさん見つかるし、これから知ることも数えきれないほどあるでしょう。まして情報過多とも言えるこの時代です。そんな中で、ゆっくり静かに(でもないかな!?)自分と向かい合える時間というものも貴重ではないでしょうか。

美術が多感な時期の出会いや経験を広げる一助となれることを願いつつ、今日もビシバシです!(うちの子ぽや~っとしているので、ちょっと鍛えてやってください!なんてリクエストも受け付けています!?) 庄司でした。

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卒業制作

2014-03-20 22:49:00 | 親子
Oyako1
今週親子クラスを卒業するお子さんが数人いたので、みんなで卒業記念の桜の木を手形で作りました。
親子で好きなピンク色を作ってもらい、ちっちゃな手に絵の具をべったり塗って、ペタペタアクションスタンプして、今アトリエの壁は桜の花が満開です。
両手も髪の毛も顔もピンク色!いい色に染まってます!お母さん達が中心となって描いてくれた木も素敵ですね!
Oyako2
2・3歳児限定の親子クラスですが、この2年間のこどもの成長の差は驚くほど違いがあります。
毎回参加してくれるメンバーが違うのですが、時には2歳のお誕生日を迎えたばかりのお子さんだけの日もあり、また2歳になったばかりの子と入園間近の子が一緒になる時の授業もあり、ハサミの使い方ひとつにしてもかなり手先の発達に差が出てしまいます。
切るというテーマをもって制作する時には、『手でちぎる』『ハサミで1回で切る』『ハサミで連続で切る』など方法はいろいろあります。無理なくできることを安心してできることも大事ですし、ちょっと大きいお兄ちゃんお姉ちゃんがやっていることに関心をもって面白そうだからやってみたいなと思うことも大事。
何をいつ頃からやらせていいか分からないお母さんが多いように思います。よくオモチャの与える時期を本やオモチャの箱に明記しているのを見かけますが、オモチャも道具も画材も環境と興味があればいつでもいいと思います。

アトリエに来て、はじめてハサミを使う子、絵の具・粘土をはじめて触る子がほとんどです。
はじめて触った粘土に大泣きする子もいました。
はじめてハサミで紙が切れる楽しさを知って延々と切り続けて制作が進まない子もいました。
クレヨンが手につくと気になってお絵描きできない子もいました。
その後、親子クラスに通ってくれた数か月の間に小さな「できた!」がたくさんありました。
そのできたことの積み重ねが今本当にたくましくなって、何でも一人でできるようなったね。みんな成長したよね。
一緒に参加してくれる親の手助けも日に日に少なくなり、親として嬉しいような少し寂しいような・・・両方の思いがあるのではないでしょうか?
少しずつ手が離れてくれば、お母さんも楽しんじゃいましょう!
親子クラスは、その名の通り『親とこどもが一緒に参加する』スタイルです。
2・3歳児が慣れない道具を使う時のファローとしてだけでなく、子育てに忙しいお母さんにもものづくりを楽しむ一時をもってほしいと願ってます!

今日の写真は、1月以降の親子クラス制作で紹介できなかったものをずらっと並べてみました。

昨年9月から月4回(火曜2回・金曜2回)開講してきましたが、4月から通常通りの火曜日月2回の授業に戻ります。
また新しく通ってくれる親子との出会いも楽しみにしています。

次回3月28日(金)空きがございます

<4月の予定>
4月15日(火)10:30~11:30
4月22日(火)10:30~11:30

注)ホームページに記載されている授業日に変更がございます。
4月8日(火)は都合により15日(火)に変更致します。




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20周年キャラクター総選挙

2014-03-19 19:53:00 | 小学生 イベント
20140319
小学生クラス 20周年キャラクターデザイン

どうも幸介です!すでにご存知、というか投票済みの方もいらっしゃいますが、アトリエ20周年にあたり小学生クラスの皆が描いた「20周年マスコットキャラクター」の人気投票を行っております!!

全部で60キャラ以上、背景まで完成度の高いものや、およそ「絵画」とは程遠いもの、試行錯誤の跡の見えない思いつきキャラや、講師の名を使い講師への当てつけのようなものまで、様々なキャラクターが出揃っております。中には「ゆるキャラとして売り出せるデザインだな…!」と思わせるものもあったりして、見ていて飽きませんね。皆様ふるってご投票ください!

ちなみに今回の投票で晴れて1位となったキャラクターには、アトリエ公式マスコットとして月謝袋などにて要所要所に登場もらうことになるのですが、幼児から大人、講師など、年代によって票も割れております故、はたしてどのキャラが1位となるのやら…

ちなみにキャラクター説明が中々に面白く、説明を読むことで投票したくなるようなキャラもいます。…僕や小原先生を題材にしたキャラの説明には総じて「怒りっぽい」旨の説明書きが入っていることに些か疑問を感じますが、皆様お時間ある時にでも是非説明を読んでみてください!

田中幸介

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卒業

2014-03-18 00:19:00 | 大人 デッサン
Hanzawa半澤 布・鉛筆(未完成)

創立20周年を目前にして、20年間アトリエに通っていた方が卒業することになってしまいました。
ご存知の方も多いでしょう、真人君です。(最近の作品はこちら
アトリエをオープンして1ヶ月目に養護学校の高校生だった彼が入会してくれました。
20年の間に銀座の画廊で個展も開きましたし、沼津の美術館で展覧会も開催されました。もちろん、たくさんのコンクールに出品し、受賞もしています。そんな彼が念願叶ってようやく大手企業との契約作家に出世したのです。(今までいくどとなくチャレンジしては落とされていました。)
これから彼が生み出す作品は全てその団体に帰属し商品化されることになり、アトリエでの制作はできなくなりました。
週に2回もアトリエに通って頂き、ご家族とも長く深い付き合いを重ねたので、本当におめでたいことなのに今は呆然としてうまく文章が書けません。
「心からお喜び申し上げます。」を素直に言えるのは、もう少し先になりそうです。
商品化されたグッズは全て献上すること!と約束させたので、それをもらったら言ってもいいかなぁと、アトリエでバーボンを飲みながら一人寂しく微笑んでいるオバラでした。
(いや、やっぱ寂し過ぎるから幸介先生呼んじゃおっかなー?でももう1時近いしなー。これ見てないかなー?ラインじゃないから無理だなー。まだ仕事終わってないけど帰った方がいいかなー?)

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小学生 春期講座案内

2014-03-17 23:30:02 | 小学生ワークショップ
Shunki2014
通常の小学生クラスに継続して通えない方やアトリエでの制作を体験してみたい方などがご参加いただける小学生クラス春の特別ショートプログラムが本日よりスタートしました。
子どもの持つ空想の世界も大切ですが、成長と共に「上手に描きたい」 「見えた通りに描けるようになりたい」という気持ちが強くなるものです。今回は静物をモチーフに、透明水彩を多用した「子どもが憧れる、大人っぽいきれいな絵」を目標とし、それを実現するための技術協力と多面的アドバイスをしています。
「自分のイメージ通りに描けた!」という満足感と達成感は、次の作品制作への意欲とやる気につながるでしょう。
短い春休みですが、小さなサイズの絵を描きに気軽に参加してみませんか?

【静物画】1日(素描) or 2~4日(水彩仕上)
◆日 時◆ 下記日程の中から1日~4日選びご受講下さい
① 3月17日(月)16:30~18:00  ② 3月18日(火)16:30~18:00
③ 3月19日(水)16:15~17:45* ④ 3月20日(木)16:30~18:00
⑤ 3月24日(月)16:30~18:00  ⑥ 3月25日(火)16:30~18:00
⑦ 3月31日(月)16:30~18:00  ⑧ 4月2日(水)16:15~17:45*
⑨ 4月3日(木)16:30~18:00     *水曜日は授業時間が異なります
◆受講費◆ 1日 2000円(×日数分) ※ 静物モチーフ代・画用紙代含む
◆持ち物◆ 筆記用具・水彩絵の具セット・雑巾・汚れても構わない服装かスモック
詳しくはこちらをご覧下さい。

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大胆な作品が揃いました。

2014-03-15 10:52:00 | 大人 パステル・色鉛筆・他
Urusi3土曜日の担当岩田です。今回の漆工芸の課題では皆さんとても頑張って頂き、良い作品がたくさん生まれました。自分の家の家紋まで調べてくれたんですよね。実は私自身、家の家紋がどういうものか知りませんが。

それにしても小学生の作品大胆で良いですね。このカシュ―という塗料。扱いが結構厄介だったと思います。ちょっと粘るし。すぐ乾くし。みんな大社色をベースに黒いカシュ―でぶっとい線で家紋を描き、金粉も上手に蒔けましたね。

南天、木瓜、柏、色んな家紋大集合でしたが普段こんなに日本古来の文様に小学生が触れるのってほとんど無いと思うんですが日本の文様ってカッコ良いでしょう。日本人のセンスってホント素晴らしい。
そもそも家紋というのは平安時代に貴族が牛車や礼服などに文様を染めたことが始まりらしいです。それは例えば沢山の似たような牛車の中から自分の牛車を見つけ出す為とかの理由だそうですよ。

話は変わって隣の写真、四角い作品は朝の大人クラスにいらっしゃっている小林さんの作品です。木製パネルを支持体にした時計です。パネルの裏側に時計のムーブメントが仕込んであります。こちらも大社色と黒のツートーンで大変ミニマムなデザインが美しいですね。真ん中に入れた黒い一本線が何て潔いんでしょう。

漆というものはアジア圏(日本、中国、朝鮮半島、ミャンマー、ブータン、インド、ベトナムなど)にしかない素材です。しかも縄文時代創期から使用されてもいるんです。これをきっかけに皆さんも漆というものに少しでも興味を持って頂けたら嬉しいことです。
漆塗りのお椀、使ってみると良いですよ~。しっかりしたところで買えば直すことできますからね。それでは又!

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未来の自動車

2014-03-14 17:44:57 | 幼児
2014_youjinorimono1

絵本の世界というのは、記憶の中にいつまでも強く残っているものですよね。

今週の幼児クラスでは、絵本『てつたくんのじどうしゃ』を読んで車の構造を考えた後、思い思いの自動車を描きました。ページをめくる度に、少しづつ車の部品が揃っていきます。

画用紙をおいたら、まずタイヤと板は必ず描こう!と決めて、一番初めに描いてしまいます。一本線を引いてタイヤの丸を描けば、そこからどんどんと想像は広がっていきます。タイヤひとつとっても、大きさや模様に形、数までそれぞれの思い描くイメージは違います。一枚一枚をじっくり見ても、全員並べて見ても、どれも素敵で楽しいですね!

2014_youjinorimono2


七色の窓に、不思議な形…友達やいろいろな動物を乗せて風船や大きな羽で空を飛んだり、宇宙にだって行けちゃいます!?雷にあたっても平気!な強い自動車や鳥と一緒に飛べる大きな羽のついた自動車…。旅行に行くための自動車だからスーツケースも描こう、これからお客さんを乗せるためにお家に向かってるところだから遠くに見える小さい家を描いてみよう…。思わぬアイディアがあちこちから飛び出して、そこからまた想像が広がります。友達の作品も見ながら、自分の車をさらに素敵に格好良く!と描き込んでいきました。
そうしていると、いつの間にか画面いっぱいにまで楽しい世界が広がっています。運転士さんとハンドルも描いて、背景も色んな色を使って少し不思議な未来の自動車が完成!

最後はみんなで、自分がどんな車を描いたのか順番に発表しました。はじめはもじもじしていても、友達の発表を聞いているうちに、自分も言いたい!という気持ちも出てきますね。どーんと自信を持って大丈夫!素晴らしい作品です。

こんなに素敵でかっこいい自動車たち、いつかみんなで乗ってみたいですね! 庄司






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