モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

アートディレクション

2010-05-31 04:57:00 | スタッフ講師
20100531

どうも幸介です。
アトリエでは、例えば油絵やデッサンや水彩、最近では日本画を描いている方も増えつつあって、いわゆる「絵」を描いている方が多いですよね。…まぁ絵画教室なんで当たり前の事なんですが。ブログでも小原先生の「油絵は絵の醍醐味!!」や赤尾・千野先生の「日本画もオススメ。」などの記事も見られます。しかーし!今ここで僕がオススメしたいのが「デザイン」です!!

何故アトリエではデザインをする生徒さんが少ないんでしょうか。少ないというより、皆無に近いですよね。しかし良く考えてみると絵画よりもデザインの方が皆様にはより身近なハズ。洋服はもちろん、例えばいつも買っている雑誌、使っている身の回りの雑貨、よく聴くCDのジャケット、家電・食器・インテリア・文房具・テレビCMに電車の中吊り広告などなど、デザインに関わっているものだらけです。むしろデザイン無くして現代の生活はなりたたないのかもしれません。絵画教室で絵の技術を高めた今だからこそ、それを活かして身近な何かを自分でデザインしてみてはいかがでしょうか。

「家族の写真のアルバムの表紙を作る」
「結婚式につけたいコサージュのスケッチを描く」
「ちょっとひねりの利いた年賀状の構成を考えてみる」
「渡した相手の印象に残るような名刺を作る」

など、アトリエでも出来そうなデザインは意外とありそうです。さらに今年はミオスでも展覧会がありますから、「知人に展覧会の告知をするダイレクトメールを個人的に作る」なんてのも良いかもしれませんね。

水彩や油画などの自身の内面を表現する芸術と違い、デザインは「誰に何をどう伝えたいか」や「これを見てどんな風に感じてもらいたいか」等、自身の発信ではなく他者の受信に重点を置いた芸術です。プロセスがまるで違うんです。ただ、作りたいものを作るという点では同じです。

という事で、デザインをオススメすべく今日の画像には有名なデザインを載せてみました。全て、今現在の日本のデザイン業界の第一線で活躍する作家達のデザインです。目にした事があるデザインもあるかと思いますが、どの作品も単純なようで1ミリのズレも許されないような構成になっています。こんなデザインがスパッと出来たらカッコいいですよね。

油画や日本画などすご~く時間のかかる作品(しかも準備も片付けも大変)の息抜きに、皆様デザインはいかがですか!?ご興味のある方は僕まで是非ご相談ください!!

田中幸介

コメント
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