モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

色とバランス

2018-08-31 22:54:03 | 大人 水彩

晴香 透明水彩 

大竹です。今回ご紹介するのは韓国アイドルグループファンでおなじみのハルカの作品。(前回の作品はコチラ)
今回もポーズと衣装は別々の写真で、それらをうまく組み合わせて製作しています。それでも違和感なく仕上がっているので流石です。アイドルのファンに向けた写真って、カメラ目線でバッチリキメ顔!というイメージがあったのですが、こうしてメンバー達がくつろいでいる日常の一部のようなものもあるんですね。

色は淡く仕上がっていますが、ソファで寛ぐ人間の重さや重心はしっかりと感じられますね。素晴らしい!服のシワもあまり線画では描かず、色で表現している事で柔らかい印象になっています。晴香は服のシワを捉えるのが上手いなあ~。何でもないように描いていますが、靴の形もよく描けているなあと思います。実は足って結構大きいんですよね。自分の足裏と腕(肘から手首まで)の長さって、ほぼ同じなんですよ!
背景もまた上手いですね。左上から地面にかけては影で濃くなっている分、右上は明るい色で薄く塗ることで全体の画面のバランスを取っています。また画面下は人物が集中して描画の密度が高い分、画面上はアッサリと仕上げる事で抜けを作っています。

 今回、彼女の前前回の作品の紹介で題材のアイドルグループへのインタビューの愛に満ちた熱い回答を読み返し「今回もこんなに素晴らしい作品なのだから、絶対にアイドルたちへの熱い愛が込められていたはず…!インタビューをすれば良かった…」と反省しております。是非次回もアイドル達への愛を込めた作品と共に、どんな思いで制作をしているか聞かせて頂きたいと思います!

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帆船

2018-08-30 22:51:06 | 幼児ワークショップ

                      

幼児クラスでは8月22日ワークショップを行い全3回を終了いたしました。皆様ご参加くださりありがとうございます。
今回は、「帆船に乗って・・・」をご紹介いたします。制作の時間が始まると「今日は船を作るんでしょ」と可愛らしい声が聞こえてきました。どんな船かな?色を塗ってもいいの?と好奇心いっぱいの笑顔を拝見することができました。
帆や旗に画用紙を使用して個性的な柄を描いていきながら帆船を制作していきました。帆には好きな形をマークにして描いたり、縦横のラインを引いて色に変化をつけたりと素敵なデザインになりました。お子さまの中には、真っ白な帆にしたいから何も描かないお子さまもおり、それぞれイメージを膨らませて取り組んでいました。
船が完成すると船長さんや乗組員を粘土で制作していきます。顔の大きさは小さいため目、鼻などの特徴を捉えるのが難しかったのですが、小さく粘土をちぎり丸めて目、鼻、口を作ることができました。風に乗って進む姿を見て見たいですね。(えつ子)

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ビックな秘密基地~親子ワークショップ⑥~

2018-08-28 20:16:04 | 親子

本日、親子クラスのワークショップ全6回講座が全て終了いたしました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。ラストの講座は、毎年一番人気の大量のダンボールで作る秘密基地です。

まず最初は、ダンボール遊び♪ブルーシートを海に見立て、シートの上に敷いたダンボールを島に見立てて、海に落ちないように島を渡っていく遊びです。ジャンプしたり、ダンボールの橋を渡って、隣の島に行ったり、、、。次は、ダンボールの中に体を入れて、乗り物遊びです。お友達の乗り物とぶつからないように、上手に運転していましたが、だんだん楽しくてみんな暴走し始め、大渋滞!!参加者がとても多かったので、このようなシンプルな遊びでもとても盛り上がります!

さて本題の秘密基地です。高い塔のある母体基地3つを繋ぐトンネルを全員で作りました。教室の端から端まで繋がったなが~いトンネルです。トンネルの途中から、横へ進める抜け道を作ったり、脱出できる窓を開けたり、基地のデザインがどんどん変化してきます。制作中から、早くも基地探検をやりたくて、トンネルの中に入ってしまう子も続出!一度トンネルに入ると、どこに隠れてしまったか、我が子を見失うお母さん達・・・。

基地の構造が決まった後は、さらに格好良く絵の具で壁面をペイントしていきました。迫力のあるペイントに、自分たちで作った旗を掲げれば、どこから見ても楽しそうな基地ですね!最後は、お待ちかねの基地探検タイム~!!たっぷりと探検遊びができました。ご参加頂いた方からは、教室内でここまで大きな基地を作るとは想像していなかったと、大満足の声をいただきました。(Eri Ito)

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小学校受験の制作をお母様の手で指導

2018-08-27 10:35:01 | 小学校受験講習会

外部の方もご参加可能な【小学校受験指導者講座-小学校受験をされるお子様をお持ちの保護者様・幼稚園や塾の先生対象】の講座のお知らせです。
こちらの記事は7月にアップされたものですが、今更ながらに日時のミスに気付きました。
ミスのせいかお申込みが少なく残席充分ございますので、直前ではございますがどうぞご参加ご検討下さいませ。

来週 9月4日(火)10:30-11:30に、『動く・曲がる 紙工作』というテーマで講座を行います。

昨年幼稚舎の受験でリモコンを作る課題が出題されました。
何を動かす為のリモコンか考え制作するワクワクする良問でしたが、押せたり回せたりと動かすことができた子は少人数だったそうです。
ちなみに私共のアトリエから合格を頂いたお子様達の中で、私が大変感動した作品は『弟を起こす為のリモコン』と『野菜を買わせるリモコン』でした。
『弟を起こす為のリモコン』を作ったお子様は、寝坊助な弟を起こすのに毎日お母様が大変な思いをされているという事で、改善して助けてあげたいという優しさから思い付きました。
紙テープを工夫して押せるスイッチを作り、そこに色々なイラストを描きました。
①弟の大好きなクッキーの匂いが出るスイッチ
②弟の嫌いな犬の鳴き声が出るスイッチ
③布団が急に冷たくなるスイッチ etc…

『野菜を買わせるリモコン』を作ったお子様は、大人になったら八百屋さんになって美味しい野菜をたくさん売りたいとの事で、野菜嫌いな家族にも買わせるリモコンを思い付きました。
ストローとモールでヘリコプターのようなハンドルを付け、お買い物中の人に向け回すと、野菜が美味しく食べられるレシピや献立がパッと頭の中に閃くのだそうです。「ああ、今日はこれ食べたい!必要な野菜は…あれ?目の前に八百屋さんがあるじゃない!」「お客さん!今日はこれがオススメですよ!」と畳み掛けるとの事。

素晴らしいアイデアと作品になりました。
このような、動く・曲がるに焦点を当てた紙工作を考えましょう。

日 程:9月4日(火) 10:30-11:30
参加費:5,000円  
持ち物: 作品持ち帰り袋

<お申し込み方法>下記の必要事項を明記の上、メールの件名を「指導者講座申し込み」として、e-mailアドレス(mios@ace.ocn.ne.jp)へ送付してください。お申し込みの確認とご受講料(5,000円)のお支払い方法を返信します。
☆必要事項 ①ご受講希望日 ②参加者氏名とお子様の年齢(保育・絵画指導者の方は、お子様の年齢の代わりに、ご職業もお書きください) ③住所 ④電話番号

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光る虫

2018-08-25 21:52:28 | 小学生ワークショップ

小学生クラス、アシスタントの聡です。今回は8月21日(火)、23日(木)に開催したワークショップ『みんな集まれ!夜のアトリエ☆光る虫作り』の報告をさせていただきます!

LEDライトに黒い紙を貼り付けて蛍を作ったり、蛍光色紙を切って様々な虫を作りました。夜の暗闇に輝く虫たちはとても綺麗で、幻想的でしたね!みんな部屋の電気を消してブラックライトの光だけにした時はテンションマックスでとっても喜んでいました!

虫を作る作業はハサミを使うことがとても多かったので、ハサミに慣れていない幼稚園児達は虫を作ることができるか心配でした。ですがそんなことは杞憂だったようです。みんな蝶やカブトムシ、クワガタ、トンボなど、好きな虫を上手に切って作っていました!中には妖精やメガネザルを作ってる幼児もいました。驚きです。
一方小学生は柔軟な発想で多種類な素材を使いこなし、ハイクオリティな虫を作り上げていました!例えばLEDライトが入っていた透明なプラスチックの箱を切って羽にしたり、お花紙を薄羽に見立てたり、教えてもいないのに立体的なセミを作っていたり。子供の思考の柔軟さは素晴らしいなと感じました。

また、今回のワークショップの指導は先生方の他に、学生クラスに通っている沢山の中高生達に手伝ってもらい、参加者全員に目が行き渡るようにして行いました。子供達も先生の話以上に先輩達の話をしっかり聞いて虫を作ったお陰で、全員が自分で納得のいく作品を完成させることができました!中高生の皆さん、ご協力ありがとうございました!

小学生や幼児と中高生が接する機会というのは、なかなかありません。子供達にとっても、学生にとっても、今回のワークショップはとても刺激なったと思います。
学生の皆さんも、最初は緊張して強張っていたのですが、子供達の無邪気さに釣られ自然と笑みがこぼれていて、とても楽しそうでした。今回のことはとても良い経験になったと思います。
僕も今回のワークショップはいつまでも大切な思い出になると思います!参加者の皆さん、ありがとうございました。

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デカルコマニー~親子ワークショップ⑤~

2018-08-24 21:42:48 | 親子

本日は、親子ワークショップ5回目の様子をお伝えします。この日は、絵の具で遊ぼうシリーズ第3弾『デカルコマニー』でした。デカルコマニーとは、フランス語で転写画・転写法を意味します。絵の具をつけた紙を半分に折り、絵の具を転写させる方法のことです。画用紙にできた絵の具の模様が左右対称になったり、絵の具が潰れて混ざったりする様子がとても楽しい技法です。

二つ折りにした画用紙を広げるまでは、絵の具がどのように変化するのか分かりません。思いもよらない模様や絵ができあがるので、最後までドキドキのお絵描き遊びです!偶然にできた模様を見て、何に見えるか自由に発想するのも楽しいです。同じ形を見ても、自分がイメージしたものと、お友達がイメージしたものが違うこともありますし、画用紙を逆さまにして見ると、また違うものを発想できたり、想像力はどんどん膨らみます。

小さな画用紙で制作したデカルコマニーは、蝶の形に切り取り、お花の周りに蝶が飛んでいる作品になりました。大きな画用紙に制作したデカルコマニーは、ゆらゆらと揺れる鳥に仕上げました。(Eri Ito)

来週火曜日は、親子・夏のワークショップ最終日です!こちらは、お申し込みが定員に達しております。(←毎年一番人気のあるイベント)

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向日葵

2018-08-23 23:03:04 | 幼児ワークショップ

幼児対象のワークショップ2日目のご紹介です。
夏を代表する向日葵は、今年の猛暑でも変わらず強い日差しのもとまっすぐ太陽に向かって咲いていますね。いつ見ても大きな花は太陽の方角を向いています。
今回は絵の具、クレヨンを用いて向日葵を描きました。子どもたちの背丈よりも長い色画用紙を使用しています。
色画用紙の色は数種類あり、お子さまが好きな色を選択しています。
初めに、生花を見ながら花や葉の作りを確認しました。鮮やかな黄色と茶色は色対比が強く感じます。スタンプや指を使いながら花びらを描いていきました。手のひら全体が黄色になりますが気にせずに集中して進めていました。
4月からクラスでも数回絵の具に触れてきましたのでとても慣れてきましたね。
葉や茎の筆使いも力強く描くことができました。向日葵の背の高さが感じられますね。(えつ子)

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クロッキー会

2018-08-21 23:32:52 | クロッキー会

前回のクロッキー会の様子

人物クロッキー会のお知らせです。
9月のクロッキー会は女子高校生にモデルをしてもらう予定です。

画材は各自でご持参下さい。(厚口画用紙-特厚シリウス紙は四切100円・八切50円で販売もしております。)鉛筆はB以上の柔らかめの鉛筆を数本、消しゴムは練りゴムを準備する事をお薦めします。スケッチブックはお好みの紙の質で構いませんが、20分×5ポーズですので、それなりの枚数を描く事を想定して選んで下さい。同一ポーズでじっくり描き込む内容ではありませんのでご注意ください。サイズはあまり小さいと、人形や漫画を描いているような仕上がりになってしまいます。B4以上の大きさが望ましいでしょう。

座りポーズ・寝ポーズ・捻りの効いた立ちポーズなど、ご希望がございましたら伺います。(ご希望に沿う事が難しい場合もございます。)筋肉や骨格を観察しパーツで描写したり、全体のフォルムを描いてみましょう。人物画に慣れていらっしゃらない方は、あせらず、例えば手だけをじっくり観察しスケッチするだけでも勉強になるはずです。
基本的に自由に描いて頂く授業ですので指導・講評はいたしませんが、アドバイスをご希望の方は、お申し出頂ければモデル休憩時間に拝見させて頂きます。
美術を勉強中の学生や、外部の方でもご参加頂けますので、どうぞ多くの皆様のご参加お待ちしております!

日時   9月1日(土) 16:00~18:00 (入室は15分前より可能です。)
参加費 1500円 (ミオス生徒 1000円)
持ち物  スケッチブック、画材etc (イーゼル、画板、イスなどはご用意してあります。)
お申し込みはお電話でお願いします。   044-411-1600

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たくさんの花と1つの理由

2018-08-20 23:48:41 | 大人 油絵・アクリル

長沼 油彩

一平です!本日はいつも孫のように可愛がっていただいている、長沼さんの作品をご紹介させていただきます!
今回描いた花達には物理的な「厚み」があります。実際にキャンバスから2~3mm程厚みができているのです。これは油絵特有の重ね塗り(マチエール)によって出来るものですが、これがあるおかげで絵に立体感が生まれます。長沼さんは主役の花には多めに重ね塗りをする事で手前と奥を表現しようと考えたのでしょう。また背景に青色を使った絵が何種類か見られますが、青色は後退色と言って後ろに下がってくれる色なので、背景にはピッタリです。しかも青色は、花の鮮やかなピンクや黄色を引き立て、より花が綺麗に見えます。

そして、長沼さんの絵には遠目で見ても伝わってくる迫力があります。良くも悪くも「目立つ」という事はとても大事だと僕は考えています。なぜなら「無関心」という絵を描く人にとって最悪の状況を回避することができるからです。そういうところで、長沼さんの絵は重ね塗りや色の組み合わせなどもあり、とても良い目立ち方をしています!
次は立体感に伴った陰影や、明暗の色の作り方をもう少し細かくやってみると良いかもしれません。丁寧に見ないと気付かないような小さな面積でも、人が近くに寄って来てくれた時にそういう細やかな心遣いで、もっと絵は魅力的に見えるのだと思います!

ちなみに長沼さんが描かれているのは、一番上の作品(6号)以外、キャンバスの0号というサイズ。18cm×14cmという可愛らしい大きさです。
いつも2~3枚の油絵を同時進行で進めています。なぜ複数描くのか理由を聞いてみますと、いたってシンプル「1枚だと飽きちゃうのよ!」だそうです。いつも元気でパワフルな長沼さんらしい答えですね!  前回の作品はこちら

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見たもの 感じたもの

2018-08-18 02:48:07 | 大人 油絵・アクリル

田中 油彩 

岩田です。朝晩涼しい日が続きます。
本日は、水曜日午前クラスの田中さんの油彩をご紹介致します。風景を題材にすることが多い田中さん。前回の作品はこちら

今回は風景画2作品ですがお互い少し趣の異なる作品といえるでしょう。
左手の作品は昔ながらのレンガ造りの建物を描いたもの。どこかヨーロッパに位置する郊外の風景のようです。全体的に柔らかい雰囲気で描かれており、建物に絡まるつる性植物も活き活きとした表情です。
田中さんは、こうした「モノ」を描きこむ技量もお持ちなのですが、私がいつも感心するのは絵が持ち合わせている情緒というか、その佇まいです。

その情緒を特に感じさせてくれるのが右手の油彩。前述の作品はその場に赴き、そこで見て取れる情報を主に描き出している感じなのですが、こちらの作品は、目に見えた情報を描くのではなく、対岸にあるものを只々傍観し、そこから自分が感じ取れるものや想像するものを描いてるような気がしてならない。
「見たモノ」を主体に表現する、「感じたもの」を主体に表現する、2つの作品には作者のそうした描く上での感覚の違いがあるように感じます。

僕は特に右の作品、味わいがあってとても好きだなあ。

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スタンプあそび~親子ワークショップ④~

2018-08-17 12:49:31 | 親子

本日より、10日振りに授業とブログを再開いたします。こちらの写真は、8月7日に開催しました親子ワークショップ4回目の様子です。野菜の断面に絵の具を塗り、ペタペタとスタンプして作品を作りました。

まず最初に、動物の顔を見せて(写真左上)、「顔の中には、どんな野菜がかくれんぼしているかな?」とクイズをしました。正解は、犬の鼻がピーマンの断面部分になっています。他にも、絵本に出てくる野菜クイズをしながら、切る前の野菜と切った後の断面の形を想像していきました。今回使った野菜は、レンコン・オクラ・チンゲンサイ・ピーマン・小松菜です。チンゲンサイの断面は、バラのような形がしていて、とってもきれいです。小松菜の断面は、ミニバラのように可愛らしく、たくさんスタンプしたくなります。

バッグに野菜スタンプする前に、丸いお皿型の画用紙にスタンピングして、スタンプの押し加減を練習。次に、暑中お見舞い用に野菜スタンプでカードを作りました。おじいちゃん、おばあちゃんに送ろうね、と丁寧にスタンプしてきれいな絵ハガキができました。出来上がりは、お母さん方にもとても好評でした!!

そして、こちらが本題の制作です!お子さんが提げてちょうど良いサイズの布バッグに、野菜スタンプでオリジナルデザインしました。スタンプの押し方は、もう手慣れたもの。くっきりハッキリと、スタンプできました。お出かけにぜひ使ってくださいね!(Eri Ito)

<お知らせ>夏休みが明け、授業は再開致しましたが、事務作業の通常運営は20日(月)からとなります。今しばらくお待ち下さいませ。

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フィンガーペイント~親子ワークショップ③~

2018-08-07 16:09:19 | 親子

親子クラス・ワークショップの3日目の様子をお伝えします。この日は、絵の具で遊ぼうシリーズ第2弾『フィンガーペイント』でした。フィンガーペイントはその名の通り、筆などを使わずに指や手で思い切りお絵描きします。ドロドロの絵の具に直接触れて、直感で自由に描けることが楽しい制作です。でもお子さんの中には、普段の制作でも、直接手に絵の具や粘土などが触れることに抵抗がある場合もあります。全員が楽しんでフィンガーペイントできるように、一番最初に絵の具に触れるきっかけ作りとして、目玉焼きの制作をしました。

色画用紙で作ったフライパンに予め白い絵の具を塗っておきます。(←卵の白身のイメージ・写真上段)白身の上に、ドロッとした黄身(黄色の絵の具)を垂らします。「この卵は暖かいかな?冷たいかな?人差し指で、チョンと触ってみましょう!」と言うと、全員触ることができました。次は、5本指で!最後は手の平で触って、スクランブルエッグになっちゃった?!

さて次は、大きな紙にドロドロの絵の具をポタポタと垂らしてみます。赤・青・黄色の3色を自由に思いのままに、指や手の平を使って色を混ぜながら、気持ちよ~くお絵描きしました。腕を肩から大きく動かせるお子さんは、ダイナミックな表現ができます。まだ腕の動きが小さい月齢のお子さんは、お母さんと一緒に手を動かして、画面いっぱいに絵の具を広げていきました。色がどんどん混ざり合って、その変化がとても美しいです。このような制作は、遊びながら絵の具に親しむことができるので、いつの間にか手だけでなく足まで絵の具まみれになるほど、夢中になりますね!思い切り制作を楽しんだ記念として、一番綺麗な色に混ざったところ、気に入った線のところの一部分を色画用紙に写し取って、下の写真のような作品に仕上げました。(Eri Ito)

<お知らせ> 明日よりアトリエは、夏休みとなります。16日までは電話もメールも一切繋がらなくなります。事務が通常運営となりますのは20日(月)以降となります為、ご不便お掛けしますが返信はしばらくお待ち下さい。何卒ご容赦の程、宜しくお願い致します。

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透明水彩でリンゴを描く

2018-08-06 02:34:33 | 学生ワークショップ

大竹です。8月2日(木)に行われた、中高生対象のワークショップ『透明水彩で描く写実画』のご紹介です!実物をリンゴを見ながらリアルに描くというもので、いつもは個人でそれぞれ自由に違うものを製作をしている学生達も、この日は学校の授業のように全員が同じ題材に取り組みました。

透明水彩という、発色が美しく、塗り重ねが上手くいく絵の具を使って制作しました。果物の形は花びらの枚数で違いが出ます。リンゴは花びらが5枚あるので、上から見ると五角形の形をしています。更にリンゴによって形は違うので、綺麗な真ん丸に描くのではなく、微妙な歪みを捉えられるように指導しました。
また果物を透明水彩で着彩する時のコツは、熟して色づく前の色から塗ることです。まずはじめに黄色やオレンジを薄く塗り、乾いた上から熟した赤色を少しずつ何度ものせていきます。

 そうして出来上がったリンゴ達がこちら!

リンゴの色のムラや模様もじっくりと観察し、細い筆で線を重ねるように塗っています。それによってリンゴの身がギュッと詰まった感じが伝わってきますね。透明水彩は乾くと下の色が透けて影響してくるので、何度も塗り重ねて深みを出す事ができます。リンゴの赤を引き立たせる為に影の色は青色にしました。それにより少し大人っぽい印象に仕上がりましたね。リンゴ以外の物にも、影には黒だけではなく青色を使うとお洒落に見えたり画面が鮮やかになるので、一つのポイントとして覚えておくと良いでしょう。そして最後にツヤや反射光を白で入れる事により、瑞々しさと立体感が出てきます。

皆集中して取り組んでいたので、2時間で描いたとは思えないほどの仕上がりになりました。今回のモチーフは静物でしたが、透明水彩は風景画も楽しいので興味を持ったら是非色々と描いてみて欲しいですね!

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原さんならではの気遣い

2018-08-04 16:32:02 | 大人 油絵・アクリル

原 油彩

岩田でーす。
今回は、水曜夜間クラスの原さんの油彩をご紹介致します。
こちらは写真を元に描かれたもの。落ち着いた色合いの中に、アジサイやブドウなどの果物といった植物の生命力が満ち溢れています。
この絵からは、そうしたモチーフから感じる生気を写真以上に如何に画面に表現してやろうかという思いを感じることができます。

主役のアジサイ、正にその絶頂期を迎え花瓶からこぼれ落ちそうなほどに咲き誇っているその様を斯くも生々しく、又つややかに表現しています。
写真からとはいえ、花びら一枚一枚に見られる筆致にさえ実際の花を目の前にして描いているかのような観察眼を見てとれます。
しかも小さい花ひとつづつを描きながらも、その集合体であるアジサイという花のボリュームも感じさせてくれています。

花瓶に落ちるその影もとても柔らかく描写されており、その曲面の形状に沿って影色を丁寧に変化させることで自然と目が奥へと誘導されていきます。
そんな脇役にも手を抜かず細かいところまで気遣いがされているのも、原さんならではといえるでしょう。

モチーフ、描き方といつもチャレンジを忘れぬ原さん。これからの作品もどのようなものが飛び出してくるのでしょうか。とても楽しみです。

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みんな集まれ!スタンプで遊ぼう!

2018-08-03 02:11:44 | 小学生ワークショップ

夏は麦茶主義の一平です!
今回は小学生の頃からずっと参加していたワークショップのお手伝い…ではなく、ワークショップの主催者側としてやらせていただきました!
いざやってみると本当に今まで先生方はクソ生意気な僕たち生徒にどれだけ手を焼いたのか…と、ここでは書けないくらい色々と思うところ(主に懺悔の気持ち)がありました…。

さて、懺悔はこのくらいにして、今日は先日行われたワークショップのスタンプ作りの様子をお伝えします!
今回はみんなで二つの種類のスタンプを作りました。
一つ目はスチレンボードと呼ばれる、厚さ5mmほどの発泡スチロールの板に薄い紙が貼ってあるもの使い、抽象的な模様(ハートや星)や具体的な動物のシルエットなど各々で好きなものをカッターで切り取り、持ち手となるダンボールにテープで貼り付け完成です。
そして、アクリル絵の具にダイカラーと呼ばれる水性布用定着液(小学生クラスのシルクスクリーンで使用した薬剤)を混ぜたものを塗って、各々持ってきた白いTシャツの好きな所にスタンプ!!という事です。中にはお父さん用だったり、アルファベットの様な不思議な形を作っている子もいました。圧倒的な女子の数だったので、可愛らしいウサギやネコ、イルカもいましたね!

二つ目のスタンプはサンダルスタンプ!
事前に用意されているスチレンボードの星や三角など様々な形を、好きなようにサンダルの裏側に貼り、完成!というとても単純なものです。そして、絵の具の山をベチョッ!と踏み、大きな紙の上をみんなで歩き回り、自分自身がスタンプになろう!!絵の具を踏んで、歩け!なんて普段学校や家じゃ絶対やらせてもらえないでしょうから、最初はみんな戸惑いがちでしたがすぐに慣れ、「早く絵の具出してー!」と急かされてしまいました…(笑)
そんな楽しさから、最初はスタンプの形が可愛くハッキリ見えたのに、踏みまくり過ぎてあっという間になんだか分からないグチャグチャな現代アートに早変わりしました!

最後は踏み歩いた紙をバックに自分で作ったTシャツを着て、記念撮影!
みんな自分のお気に入りのTシャツが作れたようで良かったです!
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました!

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