モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

産みの苦しみを超えて

2010-07-31 23:46:36 | スタッフ講師
Pap_0298_2太田 『S(スクエア)』 油彩

チノです。本日はブログコメントの常連、太田さん自らの作品レポート(日記風♪)をお送りします。読む前に作品をじっくり見て、読んでからまた見てみるのがオススメであります!


この作品で油絵2作目。描くにあたって、モチーフの写真をオバラ先生に見せると「スクエアでやってみてはどうでしょう?」。正方形のキャンバスは構図の取り方が難しいという。長方形の方がモチーフと余白のバランスは取りやすい。「しかし、その難しさをモノにしてうまくいけば、とってもオシャレな作品になりますよ。」と先生の誘導(誘惑?)が続く。オシャレな作品、と言われれば、何も考えずに自分の技術などそっちのけで話に乗っちゃうじゃないですか!うまいなあ~。やっぱ誘惑だわ。

幸いにもモチーフの写真が正方形に近かったため、構図にもそれほど苦労はしなかった。画面から溢れる感じを一番に伝えたかったので、とりあえずそれには成功したかな、と思う。主役はフルーツたちなのだろうけれど、タルトなので、パイの表現がしっかりしないと成功には近づかない、と思った。そのパイ生地の表現にとても苦労した。先生に何度「まずそう。」と言われたことか!

苺もかなり手ごわかった。本物の苺を見るために、お店を何軒も回って探し、買い求めた。苺の季節が終わりかけた頃だったので、どこのお店にも置いてあるという状況ではなくなっていて、しかも置いてあっても値段は高く、「見るために買う苺のために、何で・・・」と不満に思いながら、しぶしぶ買った。

パイの部分や苺など、描くのに苦労したところは見るとよくわかる。何度も手を加えているために、自然に絵の具が積み重なって盛られている。それがまた結果として良い効果になっていると思う。

最後の最後に背景の表現を決めるのに手こずった。オバラ先生は写真に近い感じを勧めたが、一度それをやってみたけど、どうしても納得がいかない。なぜだろう?自分が思うように描き直しながら、ここは私の心象なのかもしれない、ということに気付いた。パイに後光を描くことで、気持ちが躍動するのだ。光のオーラをまとわせることで、一層の存在感が出てきたと思う。黄色い光はチアリーダーなのだ!パイがパイである以上に華やいだ感じになった。(ということでオバラ先生、納得してくださるでしょうか?)

これを見る人がこの光に導かれて、「ニコッ」なり「ニタッ」なり、顔がほころんでくれること、心にちょっとした華やぎが生まれること、ひと時、そんな幸せな気持ちを届けられたら。


私からはもう言うことは何もありませんっ!展覧会に出品されるそうなので、額を含め、ぜひ実際にみて、感じて下さい♪

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モデル スケッチ

2010-07-30 19:07:36 | スタッフ講師
Kurokki20107人物クロッキー会のお知らせです。
20分ポーズを5回とも同じ姿勢でとってもらう固定ポーズです。
今回は、20代前半の若い女性にモデルをしてもらう予定です。
ミオス生徒さん以外の方も参加していただけます。
アドバイスが必要な方はお申し出下さい。

日時   8月7日(土) 16:00~18:00
参加費 1500円 (ミオス生徒 1000円)
持ち物  スケッチブック、画材etc (イーゼル、画板、イスなどはご用意してあります。)
お申し込みはお電話でお願いします。   044-411-1600

ぜひ皆様のご参加お待ちしております!

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続いて、ハイポーズ!!

2010-07-29 23:06:10 | スタッフ講師
Kamenyouji

小学生クラスに続いて、幼児クラスの仮面が完成しました!

幼児の仮面も制作途中を壁に飾っておきたかったのですが、何しろ今現在アトリエの全ての壁が油絵で埋め尽くされているため、残念、制作期間2週間ほどは窓辺に寝かせていました。
ぜひ、今日の写真でじっくりとご覧くださいね!!

小学生クラスでは、ベースとなる仮面や帽子のデザインにあわせて厚紙をカットして組み立てていきましたが、幼児の場合は、
お菓子の空き箱を開いて、そのままの形をベースにして、切り込みを入れたり、飾りのパーツをつけることで、お面ができ上がりました。
これ、全部長方形のお菓子の空き箱でできているとは思えないでしょう?

色塗りの時に気付いたのですが、塗り方や塗り残し方、色のにじみ、色の組み合わせ方、筆使いなどがみんな違っていて、このカリキュラムでまた新たに個性やこだわりが見えたような気がしました。

下塗りジェッソの白をわざと残して、ポイントにきれいな色を塗って、バランス良く仕上げた年長さん作品。
面全体を塗らずに、メインのところにス~ッとさりげなく筆跡を残したセンスの良い年中さん作品。
架空動物の耳や顔の一部に数色のにじみが美しい年少さん作品。

幼児は、絵の具を使う時に水加減がなかなか上手にできません。
どうしても水分が多くなってしまいます。
でも水分が多く淡い印象になりましたが、結果的に小学生クラスとはガラっと雰囲気の違う色合いが出せて効果的だったかもしれません。

小学生が先に作っていたお面を見てとても興味深々で「すご~い!」と言っていましたが、今では逆に自慢できる作品ができたので、展覧会では幼児クラスのみんなも仮装しよう!

伊藤






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水曜夜クラスの巨匠!

2010-07-28 01:12:00 | スタッフ講師
Yahagi_2
矢作 日本画
赤尾です。
水曜日夜クラス最年長にして、物凄くピュアで豊かな感性をお持ちの矢作さん。
鮮やかな色と大胆な筆づかいで講師や生徒さんたちの注目を集めていますが、今回もそんな大胆さと日本画の繊細さがマッチした、素晴らしい作品になりました!!
金箔を自分流に使いこなし、ハサミでじょきじょき切ってペタペタと自由に貼る様子はまるで巨匠の日本画家のよう。
また矢作さんの描かれる自然物は本当に命を持って自生しているかのような魅力があります。
「草花は無心であるから美しい、人に好く思われようとしない心、私はそういう美しさをピンと感じるのです」と語っている女流日本画家の方の台詞をお借りしますが、そんな自然の飾らない美しさを意識せずとも見抜いているのでしょうね。

絵画はキッチリ手順通りに描くことが必ず魅力的になる訳ではなく、過程での試行錯誤や発見全てが作品であり、観る人の心に響くものです。
ぜひ展覧会では2年間の制作の成果を胸を張って皆さんに観てもらいましょうね!

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目に映る「もの」

2010-07-27 00:49:00 | スタッフ講師
Kikutiumi菊地 岩絵の具・水干・麻紙


さとうです。毎日猛暑が続き私も少々夏バテ気味ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今回はそんな暑さの中、見ているだけでとってもさわやかな気分にさせられる作品をご紹介します。

これは土曜大人クラス菊地さんの、先日完成したばかりの日本画の作品です。
菊地さんご本人がパラオ諸島に旅行に行かれた際に、実際に海に潜り水中の様子を写真におさめたものをもとに描きました。
「えっ、パラオで潜ってきたんですか!?」と、はじめに聞いた時はびっくりしてしまいました。
私も海の絵を描く時などついつい、すでにある写真集などを参考にしがちなので見習うべきところだと感じています。

たくさん撮ってきた写真の中から考え抜いて一枚を選び、一色一色を丁寧に、そしてこだわりを持って画面に向かっている様子が絵からも伝わってきます。なんといっても水中の青の透明感が本当にきれい・・・!!!この色を出すまでに下地の中に赤や黄色など何色も重ね、青色をのせてからもまた色を水でとったり、白で上から潰したり、、たくさんのことが積み重ねられています。
菊地さんはいつも青色がお好きということですが、やはり自分で海に潜り自分の目で見てきた海の色だからこそ出せる「色」なのだと思います。
(言い忘れていましたが、菊地さんが日本画の画材に挑戦するのはこの作品が初めて!というのがまた驚き・・・。個人的には次回作ももっと大きい作品で、また日本画を描いたものを見てみたいなー・・・)

その時に感じた感動は、時間が経っても頭のなかにしみ込んでいるものです。絵を描く上で、そのひとが何に感動して生きているかというのは、もしかすると絵の「核」になるくらい大切なことかもしれませんね・・・。
こうして生徒さんの作品を見ていると、私自身も気づかされることがたくさんあります。絵を描いているとついつい頭でっかちになり、絵を楽しむことをどこかに置いてきぼりにしてしまう気がします。でもその一枚へのこだわりは人を感動させたいと思う前に、自分がどれだけ感動した気持ちを表現しようとしているかによるのかもしれません。

これからいよいよ暑い夏の本番です。生徒のみなさんもまとまったお休みでどこかに旅行に行かれる方も多いかと思います。
この季節、身近な周りを少し見渡すだけでいろいろなものを発見できるのではないでしょうか。ちょっと公園など(涼しいところを選んで、、)を歩いてみると、ギラギラと太陽を浴びている自然の生き物がこの時期だからこそ瑞々しく尊い主張をしています。
みなさんそれぞれの創作のヒントに繋がる、魅力的なものを発見できるチャンスに溢れているのではないかと思うので、少しそうしたアンテナを張りながら楽しい夏をお過ごしください☆私もいろいろと探してみようかなと思っています!



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夏休み企画デッサン!!

2010-07-26 01:57:00 | アート・文化
Gakuseikakomigetuどうも幸介です。今僕の担当の大人・学生クラスでは、夏休み特別企画として、数人で同じモチーフを描く「囲みデッサン」を行っています。ひとつのモチーフを数人でぐるっと360°取り囲み、皆で同じ物を別の視点から描く訳ですね。

いつものアトリエのデッサンでは、モチーフを自分で並べて自分で描きたい物を描きたい構図で描くことが多いかと思います。しかし今回は自分の好きなようにモチーフを並べるわけではなく、すでに並んでいるモチーフを自分で決めた位置から自分でトリミングして描かなければなりません。360°どこから見ても絵になるようにモチーフは僕が配置しましたが、配置してある物を全て描いても良い絵にはなりません。置いてあるモチーフを端から端まで全て描くのではなく、全体の中でポイントとなる部分を自分で決め、モチーフの中で画面構成に不必要な部分があればそれを排した構図を取ります。

この「構図を取る力」が美術系の学校の入試などのデッサンでは要求されてきますので、それを学んでもらおうということでこんな授業になりました。僕の担当の大人・学生クラスには高校生が5人もいましたので、その5人+大人の参加希望者+僕、という大人数で描いていますが、1人でゆっくり地道にやるよりも周囲で同じモチーフを同世代の生徒がガリガリ描いている方が良い刺激になりますね!!僕も手本としての参加ですが、なかなか楽しく描いております。そして、まだまだ高校生には負けません。危機感の薄い彼らを煽る手段として、「囲いデッサン」のようにあからさまに順位の着くような課題で追い立てるのは少々手荒かもしれません。ですが、エネルギッシュな(っていうかエネルギーの有り余ってる)10代なんだし、もっと負けん気とか意地を見せてもらいたいなぁと思っております。

各々の作品の途中経過は、アトリエ水道近くの窓に立てかけてあるカルトンにまとめてありますので、気になる方はどうぞご覧ください。特に僕のデッサンは、デザイン科のデッサンの手本になるような描く順序・構図のトリミングを意識して描いているので、学生の生徒は必ず見て欲しいです!!!

田中幸介

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完成まであと少し

2010-07-25 23:57:00 | スタッフ講師
Abr01_2

ハヤシです!

モチーフ紹介が終わったばかりですが、曜日によってちらほら完成作品が出来上がり始めています。壁に掛けられた絵が1週間のうちにガラっと変わっていますが、皆さんの目をつけていた作品はどうなっていますか??

今日はそんな完成に近づきつつある小学生クラス、ハヤシ担当の水曜日の油絵をドーンとご紹介します。
下塗りが終わり本塗りが始まって黙々、もしくはワイワイと塗っていますが、ちょっと目を離しているとその間にブロックに影が乗り立体感が出ていたり、色のカタマリだったものに明るい色ツヤが入って果物になっていたり、劇的な変化があってすごくどきどきします!
そういえば、子どものうちは自分からなかなか「影」に気づかないんだそうです。私も「影」をいつ認識したかと言うと小学校3年か4年くらいのころ、写生をしていてふと葉っぱの下(裏)が濃い色をしていると思って気づいたのが初めだと思います。色の厚み、陰影の妙が油絵の魅力と思っていましたがこうして見ていると子どもの油絵は色や構図が面白いので、影がなければポスターのデザインのようだし、影がつくと急に大人びて風格のようなものが出てくるし、油絵は「絵を作る」武器になるんだなと感じました。
小学生に油絵を教えるのは初めてで悩みは尽きないのですが、みんなの苦戦している姿を見るとどうにかして本人の見ているもの、描きたいものを描けるようにアドバイスしたいと思う反面、生徒の色使いが面白かったり線が綺麗だったり、私が「いいな」と学ぶことが多く「アドバイス」より「のばす」方向で応援できるように頑張らねばと思う今日この頃です。
来週、さ来週には全員の完成作品をご紹介できると思うのでお楽しみに!

おまけ:こんな風に…劇的に変わっていたりするので、目をつけていた作品が無いぞと言う方もじっくり探してみてくださいね!
Abr02靴やグローブの形がモチーフそのままで驚いたのですが、花の陰影が凄い…大変身です。

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大人クラス遠足三部作完成ですっ

2010-07-24 19:14:44 | スタッフ講師
20100710121713石垣 油彩

大人の遠足、と言っても春のお花見遠足の方ではありません!第一弾の新橋「浜離宮」に行ったときのスケッチをもとにした油絵です。何故「三部作」かといいますと、同じ土曜午前クラスの英保さんや、午後クラスの佐藤さんも同じように、遠足のスケッチや写真をもとに油絵を制作されていたからです。(製作中から私の中で勝手に名付けていました!)石垣さんはしばらく休会されていたので、完成の時期がずれ込みましたが、これで三部作が無事完結し、なにかスッキリとした気分になります。行ったことのある方は分かると思いますが、浜離宮には色んな風景があります。そのなかで、どこに注目し、どんな色を感じ、どう描くか、というのは人それぞれなので、こうした作品は並べてみると、鑑賞がより楽しくなると思います♪
石垣さんの作品は、光と影が、構図では大胆に手前と奥で分かれ、描写では、木漏れ日、細かな葉の動きが繊細に描かれています。遠足に行ったのは11月。日陰でずっと描いているのは体の芯から冷えるような寒さでしたが、そんな実感があるからか、日向の明るさ、あたたかさがとても強く感じられますね。
作品をずっと眺めていると、涼やかな気持ちになってくるから不思議です。。。

チノでした。

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モチーフ紹介ラスト

2010-07-23 22:54:18 | スタッフ講師
Aburagetumotihu
Photo
オバラです。8日間続いた“小学生クラスの油絵モチーフ紹介”のラストとなります。
こちらは月曜日のモチーフ。
月曜日のクラス紹介は以前田中先生が書いた「生徒も講師もアクが強くて、ひねくれている」ブログに終結されていますが、そんな彼ら一人ひとりの顔を思い浮かべながらセレクトしました。
たぶん私と似たようなイタズラ(悪事?)を企てながら、叱られたって逞しく生きていると思われる月曜クラスの面々。
そんな彼らには『舞踏会』を主題として生と死の両極端なテーマを盛り込んだモチーフを選びました。
大海原にいたって、この餌で釣りをしたらきっと集まってくるはず!と思ったら、案の定いい食いつき♪みるみる自分の世界を展開していってくれました。ゾクゾクしますなー!

ちなみに月曜・木曜は私と田中先生の二人で授業をしています。
我々少々似ている部分があるので、木曜クラスではモチーフがかぶらないように事前に軽く打ち合わせをして気を付けました。(伊藤先生と一緒にモチーフを組む月曜クラスは打ち合わせなし。キャラが1mmもかぶってないから安心)
でも後から田中先生と話をしたら「本当は宝箱をひっくり返したイメージを取り込みたかったんだけど、コインチョコを探せなくて…」と、全く同じセリフが!
私はもうコインチョコの販売店を見付けた!来年の宣戦布告だ!?

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夏の風を感じて欲しい

2010-07-22 23:33:10 | スタッフ講師
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伊藤です。

小学生クラスは火曜日の授業を担当していますが、油絵モチーフは月曜日クラスをセットしました。
普段月曜日クラスの授業はみていませんが、小学生クラスが始まる前の授業までいるので、ちょうど月曜日クラスの生徒達がわぁ~とアトリエにやってきて、「今日は学校で・・・だった」とか「先生○○知ってる?」とか授業始まる前のちょこっとコミュニケーションの時間があります。
その後の制作の様子は見れませんが、壁に製作途中のキャンバスが飾られているのは毎回チェックして楽しみにしています♪

私が用意したものは、ラムネのビン・下駄・かき氷ののれん・紙ふうせんなど夏の祭りの後の夕涼みを思わせるモチーフが中央にあります。
そして両脇には、夏の暑さにも負けず葉の色が鮮やかな観葉植物やカチッとした硬い感触の小物をセットしました。

他の先生達のモチーフはぎっしりと組まれているのに対して、私のセットは全クラス計8つのモチーフの中で一番シンプルだと思います。普段何をするのにもシンプル・イズ・ベストだと思っていて、いろいろ最初は盛り込んでいても、最終的にはこれだと思うものだけが残った結果スッキリまとまってしまいます。

モチーフとモチーフとの間の空間には夏の風がスッと吹き込むような、画面の中で空気を感じられるといいなと思い組みました。

月曜日クラスは前のカリキュラム仮面つくりでハイセンスな色彩感覚を見せてくれたので、油絵ではシンプルなモチーフのひとつひとつから感じとれる色を存分に描き込んでいってほしいなと思ってます。

今制作途中の作品です・・・
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和洋色とりどり!

2010-07-21 02:01:00 | スタッフ講師
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赤尾です。林先生に引き続き、水曜小学生クラスのもう1つ目のモチーフをご紹介します!
テーマは日本の夏と外国のピクニック風景です。柄物の布を集めるのが好きなので、ここぞとばかりコレクションをモチーフに使ってみました。
小学生の頃、こんな小物が欲しかったよなあ~と思い出しながらモチーフを収集しました。
絵の中に物語を感じるような、乙女心をくすぐるモチーフを組んだつもりですが、細々しすぎてちょっと難しかったかな?
また油絵で和モチーフはあまり見かけませんが、下駄やすだれ、毬などは油で描いてもきっと魅力的なものができるはず!と思い、和風エリアを作っています。
女の子向けと見せかけて、バスケットの裏に広がる大人なワイン瓶とグラスや分厚い本のエリアは男の子向けにセットしました。
食べたくなるようなお菓子などをモチーフに使うのが好きなのですが、子どもたちの反応も「これ食べたい・・・!」と描きながらお腹を空かせておあずけ状態です。もうクッキーは湿気ているし、フランスパンは固くなって美味しくないと思うよ!

このモチーフは日本画や水彩で描いても楽しいと思うので、大人クラスで描いてみたい生徒さんがいたら是非お声を掛けてくださいね!
そして途中経過の作品がこちら

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途中段階でもカラフルさが伝わってきます。これからどんどん描き込んで、展覧会で色とりどりの油絵を飾りましょうね!


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昭和レトロな秋に・・・

2010-07-20 03:46:00 | スタッフ講師
Burogu
こんにちは、さとうです。
今回は、千野先生に引き続き火曜日小学生クラスのもうひとつの油絵モチーフをご紹介したいと思います。
テーマは、「昭和レトロな秋」です。
メインになっている具体的な物としては、赤い郵便ポスト・トランペット・置き時計・鉢植えの植物(ブルーサルビア・ゼラニウム・マリーゴールド・トウガラシ)、それからドライフラワーやどんぐり、トゲつきの栗、まつぼっくり、そして綿の花(生徒さんの保護者の方に頂きました!)などなどです。
この真夏に秋っぽいものなんて、季節外れ・・・と感じるかもしれませんが、今描いている油絵の作品はこの秋10月5日からの作品展で展示する予定ですので、お披露目する時期も考えて思い切って季節を先取りしてみました。
そして、他の物も少しレトロで、渋くて錆ついた物にしぼった理由は、普段触れて見慣れているものよりちょっと違う世界の大人な雰囲気の物を目の前にしたとき、どんな視点でとらえてくれるのだろうとおもっています。きれいな色だけでなく、もっともっとそのものに潜む色や魅力を探って欲しいなと考えています。

今日の授業では、こちらが驚くほどにみんなの個性が出てきて、完成に近づいた作品ばかりでした。
同じモチーフで描いていても、ひとりひとりの色彩感覚の豊かさにはすごく驚きます。
テーマとしては固めたイメージがありつつ、それぞれの感受性があるからこそ、描く表現が面白いものになります。どんなにまだ低学年の生徒さんでも、そこに描いたもので自分自身を表現しようとしているのだな、と感じます。
ひとりひとりにあった形でその感性を作品の中に反映できるように、みんなが自分のパワーを出し切れるような仕上がりを一緒にできたらなと思います。

そんなわけで、いまアトリエの壁全体に飾られている作品たちは、圧巻です・・・
ひとりひとりうまくいったり、いかなかったり、ああしよう、こうしよう、、と試行錯誤をしながら、それらの過程全部をひっくるめて
、魅力的なものだと感じます。
とにかく、その空間にいるだけで、心がゾクゾクッとするようなエネルギーが教室に漂っています!笑

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天の邪鬼です。

2010-07-19 05:08:00 | アート・文化
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どうも幸介です!!僕は木曜クラスのモチーフを組みました。画像を見ていただければ分かるかと思いますが、非常に僕っぽい仕上がりとなっております。そしてこのモチーフのテーマはズバリ「俺」です!!…俺と言っても僕自身の趣味を押し付けるつもりでは無くて、他の先生方ではなく僕の組むモチーフにはどういう立ち位置があるんだろうか、アトリエでは女性の先生やファインアート(油画や彫刻に日本画)の先生がほとんどの中、デザイン科であって男子という異端なポジションの自分が、その異端の良さをどう出せるか。そんなことを考え、ちょっと天の邪鬼なモチーフを組んでみました。

詳しく説明しますと、他の先生方が植物を取り入れているパターンが多いようだったので、僕のモチーフには植物は使わず、果物や野菜もほとんど使わない構成となっております。唯一選んだのが「この果物は絶対他の先生は買わないだろう」と思って買ったアメリカンチェリー。なかなかいい味出すんです。色も毒々しくて良いですよね。

そして陶器やカゴなどもよく使われるモチーフでありますので、そういった自然は素材は使わず、プラスチックや金属がメインとなっております。ピンクや緑のプラスチックのコップや一眼レフカメラ、さらにはステンレスの入れ物に入れた数十個のスーパーボールなどを配置しました。

さらに小学生の油絵という事で、きっと先生方はモチーフも下に敷く布もカラフルな色の物を使うだろうと思い、僕はあえての白黒の布を下地に使用。さらに色をちりばめることもあまりせず、左の方のトランク周辺は鷹や流木などの茶色系統でまとめ、右側の英字新聞の上には数点のステンレスの食器を近くにまとめて置いてあります。小学生クラスは派手な補色を下地に使って描くので、色や質感が近いものをまとめて配置しても地味な作品にはならないんです。

そして男子の組むモチーフですので、スーパーボールや一眼レフもそうですが、スケボーやサッカーボール、さらにはドドンっとスポーティな自転車なんかも置いてみました!!!毎週設置するのが大変ですが、生徒達の作品を見ると「やっぱり自転車を置いて正解だったなぁ」と思っております。

とまぁこんな感じです。ザ・天の邪鬼ですね。ですが自分でも描きたいぐらいバッチリ組めた感じがします。スケボーの上に大量のスーパーボールと一眼レフカメラなんて、かなり男心をくすぐるモチーフだと思いませんか!?しかもそれを油絵で描くなんてクール!!…自画自賛ではありますが、そんなことも含めてテーマは「俺」ということですね。

以上、僕の組んだモチーフ概要ですが、木曜クラスは小原先生の組んだやたらデカイ花瓶のモチーフと僕の自転車モチーフで、けっこう豪華な感じの授業となっております。同じクラスの中でも描く場所によって本当に作品がバラバラになってますので出来上がりが楽しみです。僕のモチーフを描いている生徒達の作品は、スーパーボールのランダムな色合いや背景に大きくはみ出るように配置された自転車の車輪などなど、かなりハイセンスな画面構成になっておりますので、このまま完成まで彼らの作品をエネルギッシュに導きたいと思います!!

田中幸介

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夏いろいろ

2010-07-18 03:36:00 | スタッフ講師
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     ハヤシです。
木曜、火曜に続いて水曜クラスのモチーフの紹介したいと思います!
このモチーフのテーマは今日のブログのタイトル「夏いろいろ」です。左から「甲子園の夏」「夏の畑」「ムーディーな夏の夜」といった感じにパートを作りました。絵が出来上がる頃は夏まっさかりなので、後々絵を見たときにこの時期の暑さまで思い出せるものにしようと「夏」をメインに組みました。
水曜クラスは低・中学年が多いので、シンプルなモチーフを点在させつつパートを作りドラマ性を出したので、ストーリーを感じるような絵をになるといいな!と思い打ち出してみたのですが、みんなの興味が集まったのはストーリー云々ではなくパイナップル……。(写真一番右)パイナップルのあるムーディーパートは下に鏡を敷いたので、映り込みまで描くことになるのですがみんな意に介さず描いています。むしろそれで余計に興味が湧いたのですかね?学年とかドラマなんかじゃない、好奇心で描くんだ!!と言う無言のヤル気を感じました。
Suiyou_1_2
それにしても補色で見るとパイナップルは強烈です!!水曜クラスはいま、下塗りの真っ最中ですが補色は全てペインティングナイフで塗るので細かいところを塗るのが難しいため、細部は指でしっかりうめます。この絵のように指で絵の具を延ばしたり叩いたタッチが良い効果になって、後でモチーフの色を乗せたときに面白い効果になりそうで楽しみです!
昨日の千野先生のモチーフとはコンセプトは異なりますが(笑)、家の中をパッと明るくするような絵にして是非飾って頂きたいと思います!

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飾って欲しい!と願いをこめて

2010-07-17 01:38:00 | スタッフ講師

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チノです。私は火曜日のモチーフの一つをセットしました。
テーマは「ちょっとお洒落なキャンプ」をイメージしています!どの先生も何時間か掛けてモチーフの組み合わせを考えていたのですが、私も、あ~でもない、こ~でもない、と4時間以上掛けてしまいました・・・。長いモチーフを作るのは思っているよりも大変な作業です。しかし、子どもたちがそれぞれの気に入った所を描くので、予想外の構図などがうまれ、とてもおもしろいのです!!
なぜ、このテーマにしたかと言いいますと、完成したあとに、是非お家に飾ってもらいたいと思ったからです。どこの家でも「ここにこの作品を飾る!」という最終的な権限を持っているのは母親だと思うのですね。(私の母は子どもの絵よりも好きな作家の作品を飾る派だったので・・・)なので、例えば台所に飾りたくなるような、明るい食事のイメージや、身近なモノを取り入れ、部屋にとけ込むようなイメージをしながらモチーフを組んでみました。

絵というのは、飾ってもらうと、さらに輝く・・・といいいますか、その空間を演出する役割も新たに生まれ、飾ってもらうことで子どもの意欲もさらに湧いてくると思うので、是非、完成した作品はどこかに飾ってみて下さい♪
どの子も力強く絵具をのせているで、途中の段階ですら元気が伝わってくるようです。

ついでに、いつかの火曜学生クラスの時間に先生が集まってモチーフを組んでいる所が、面白かったので写真とってみました。
4つも集まると写真以上に迫力あります!
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