モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

ウナギとスイカ

2018-10-01 21:22:47 | 小学生 絵画

どうも幸介です。夏休みワークショップの油絵の完成報告ですが、本日載せたもので最後になりますでしょうか。どのクラスもてんやわんやでの制作になりました。9月に入ってからも、引き続き制作し完成度を高めた生徒もいましたね!!とりあえず無事皆の作品が完成して良かったなぁと感じます。

夏休みでパワーの有り余った小学生達に、扱いの難しい油絵の具という、まるで鰻と西瓜、または蟹と柿のような食べ合わせ。体力を消耗したい盛りの彼らに、油絵でじっくりゆっくり丁寧に描けなんて無理難題ですよね。普通の絵具と違って乾くのも遅いし、混ぜてもなかなか綺麗にならないし、濃くて下描きもすぐ見えなくなっちゃうし、筆の手入れもめんどくさいし…。出来上がって見れば美しいし満足もしてもらえるのですが、油絵の制作過程は、なかなか小学生達には気に入ってもらえないのです。

お家に持って帰った彼らの作品、きっとご家族の方々にも気に入ってもらえたと思います。飾ってくださっているご家庭もあるかと思います。しかしそんな素敵な作品が出来上がったのは、ほんとうはパパっと描いて終わらせてジュース飲んで公園で遊びたいのに、ノリ先生もコウスケ先生も全然OK出さないから完成しないし、そもそもいつもよりこの絵の具使いづらいし、気付いたら服も体もすごい汚れてるし、とにかくはやく完成させたい、っていうかもう1ヶ月以上描いてるんですけど!!もう解放されたい!!油絵じゃなくて工作したい!!……という気持ちで、描ききったからこそです。

そう思って見ると、どうです?ちょっと感慨深いと思いませんか?全ての生徒がそんなド根性で描いたワケではありませんが、それぞれの作品に、一人一人違ったペースや想いで制作した過程があります。ご家族の皆様、時間がある時にちょっとゆっくり彼らの作品を見て、どんな感じで描いたのかぜひ想いを巡らせてみてくださいね!!

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アルタミラのささやき

2018-09-25 23:58:21 | 小学生 絵画

本日は、小学生クラスの油絵   (南澤)

毎週毎週アトリエに通い、面倒臭い道具をひっぱり出しては絵を描く。ご苦労さんであります。「もう終わっていい?」よく児童が言うセリフ。絵を描くことは、大変苦痛なことでもあります。実のところ、僕も絵を描くことは面倒臭いと思っています。思い通りにいかないから?すぐには完成しないから?どこへ向かっていいかわからないから?

音楽には、「楽」の字がついていると言うのに、絵楽という言葉は聞いたことがありません。もちろん、絵を描くのが好きな人間は存在しています。実のところ、僕も絵を描くことが好きです。思い通りにいかないこと、すぐには完成しないこと、どこへ向かっていいかわからないことが、きっと好きなのです。

理想を思い描き、プロセスや手順を考え、時には手探りで突き進む。これが絵を描くことの醍醐味であります。癒しであります。恐怖であります。人生そのものであります。それはかつて、人類がアルタミラの洞窟の中で絵を描き始めた時から、何も変わってはいないのではないでしょうか。絵を描くことは、そんな人生の疑似体験でありますから、人間の全てが現れます。

さて、夏休みに描いた油絵。全て現れちゃってますよ〜

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夏の油絵たち

2018-09-24 02:29:52 | 小学生 絵画

大竹です!夏休み小学生油絵報告第3回です!今回は海や向日葵、カブト虫など夏らしい作品が多いですね。

毎年夏休みはアトリエへ行く回数が多くなるのですが、(普段は日曜日クラスのみ)なんと今年の8月は18日間も行っていました…ほぼ2日に1度は小学生達と一緒に絵の具まみれになっていました。
夏休み中で学校がない為、体力が有り余っている分作品の方に力が入ったのではないでしょうか?中には自分の体に絵の具を塗り始める子もいたりして、キャンバスはこっちだから!こっちに描いて!と慌てて筆の向きを変えさせたりしてました...。小学生クラスは、少し目を離した隙に後ろでトンデモない事が起こっている事が多々あります。さっきまでは青かったキャンバスが真っ黒になっていたり、絵を手伝っていてふと横を見たら本人がいなくなっていたり、床が絵の具の足跡まみれになっていたり...。それが面白いところでもありますけど笑

夏休みといえば宿題に自由研究や自由工作などがありますが、何人かの生徒は今回の油絵を提出したそうです!作品と共に描いていて難しかった所や普段使っている水彩絵の具との違いなどをササっとまとめてしまえば、立派な自由研究になりますね!小学生では油絵を描くどころか、実際に実物を見た事がない子の方が多いでしょうから、今回の作品を持っていった子達はきっと夏休み明けの教室で一目置かれてたのではないでしょうか?(私も小学生の頃、ミオスで描いた油絵に手作りの木枠をつけてドヤ顔で持って行った事があります。)

ちなみにこの夏のワークショップ油絵では103人が制作しました。今の学校は1クラス35人くらいですから、約3クラス分の作品がアトリエの壁にみっちり掛かっていたかと思うとスゴイですね!毎週来るたび少しずつ完成していく作品を楽しんでいる方や、小学生の自由な色彩や描き方に刺激を受けている大人の方もいらっしゃいました。また来年の夏が楽しみです。

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子ども達の油絵から学んだ事

2018-09-21 22:40:08 | 小学生 絵画

ミオスにお世話になって10年以上経ちます、一平です!普段は社会人・中高生のクラスを担当していますが、大学の夏休みに小学生クラスの油絵の授業もお手伝いさせて頂きましたので、僕の小学2年生からのミオスでの油絵の記憶を掘り起こしながら、今の小学生達の気持ちを代弁したいと思います!

小学生時代は先生達が並べてくれたもの(幸介先生の自転車、麦わら帽子、バイオリン、真っ黄色の鎖、ガイコツなどヘンテコなものばかり)を描いていました。僕の記憶では、当時の油絵の課題は静物がほとんどだったような気がします。今回のように、自分で描きたい写真を持ってくるというのは、モチベーションも上がりいいですよね!
余談ですが、ミオスでは学生クラス(中学生以上)になると油絵に限らず自分で好きなものを好きな手法で描くことが出来るので、僕もインディアンや恐竜、侍など色々なものを描きました。
しかし今まで描いたことが無いような貫禄のあるインディアンのお爺さんの肌の質感や、見たこともない恐竜のウロコなど、難しい所や自分で考えなきゃいけない課題がたくさん出てきて、「こんな難しいの選ばなきゃよかった…」と思うことも多々あったり…。
先生が選び並べたものを描くというのは「こんなモチーフ描きたくなーい!」と人のせいにできて楽だった、と自己責任の不安さも、今回の小学生クラスを見て痛烈に思い出しました。

話しを小学生時代に戻します。僕はひたすら漫画の模写やらドラゴンやらロボットやら典型的小学生男子のような落書きをノートの端っこに描きまくるタイプの子供でしたので、下描きまではそんなに苦ではありませんでした。
ですが、その後の絵の具を塗る作業!これがとても難しい!
まず下塗り!せっかく描いた下描きの上に、とんでもない色(補色)の絵の具を塗る、という作業が当時は全く理解できませんでした。ましてや野菜などの自然物や自転車などの人工物の質感の違いなんて、デッサンも習っていないのに油絵の具で描き分けられるはずもありません。

そしてなんと言っても、大人から子どもまで全てのミオスの生徒の方々に共通して言えることだと思いますが、先生達からの「OK」というたったの2文字の貰えなさといったら!
僕のたくさんの仲間達(ポケモンとドラクエの話しかせず、怒られまくる男達)がどんどんノリ先生に敗れていく中、ドキドキしながら自分が見てもらう番になると、案の定《的確な指摘(ダメ出し?)》という名の攻撃を受け撃沈していく、と言う訳です。逆に言うとミオスのみんなはどんどん打たれ強くなっていくという事でしょうか?

ですがその分、苦労して完成させた絵には愛着が湧いてきます。僕の油絵は小学生時代からの作品達が家の玄関、トイレ、自分の部屋など家の色々なところに飾られています。子供ながらに誇らしく思っていたのを覚えています!なので是非、子供達の絵はご自宅に飾ってあげてください!

 最後にしっかりと過去を振り返ってみると、僕の小学生時代は「あー普段の水彩と一味違う絵の具で描けて楽しかったぁ!今度は失敗しちゃったところを気をつけるゾォ!」ではなく「ようやく解放されたー!」という感想が一番で、優等生では全くなかった事が思い出され、なんだか先生方に申し訳ない気持ちに…。

ですが、怒られながらも心から楽しんで描いていた事は覚えています!僕自身も教わる側から教える側になり、《厳しい指導》と言う事は作品の悪い所を強く言う、という事では無くもっと作品を良くするための言葉を与えること、だと学びました。
小学生のようにのびのびと心の赴くまま筆を走らせる無邪気さを忘れず、先生達の冷静な考え方や技術を伝える技を盗み、これからも皆さんと共に成長していきたいと思っています!

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小学生の油絵

2018-09-18 23:12:31 | 小学生 絵画

小学生クラスアシスタントのサトルです!夏休みは油絵教室やワークショップで大忙しでした!外部の子達もたくさん参加してくれ、嬉しく思います。普段と違った油絵や工作ができて、刺激的な思い出になったと思います。
今回は、僕が参加した、油絵ワークショップの感想を書かせて頂きます。
油絵は写真を見ての通り大成功でした!みんな素敵な絵を描きましたし、僕自身も子ども達の絵を見てどうすれば魅力的な絵を描けるのかヒントをもらい、とてもためになる夏休みでした!

しかし夏休みが始まる前は正直なところ、小学生に油絵を描いてもらうのは不安でいっぱいでした。僕自身、油絵の道を志す者として、油彩の難しさは知っていましたし、筆洗液などの危険な薬品も使うので心配がありました。技術面では絵の具を塗り過ぎて描けなくなったりしないかなぁー...とか、安全面では筆洗液で目をこすったりしたりしたらやばいなぁー...とか、精神面では外部の子達と仲良くできるかなー...など、色んな事が不安でした....。
でも、みんな小学生とは思えないほどしっかりと先生の話を聞いてくれたので、無事、事故なく終わりました!外部の子達も、すぐに馴染んでみんなと仲良く描いていて、とても楽しそうでした!
僕が小学生の頃は先生の言うこと聞かないやんちゃ坊主だったので、小学生はみんなコントロールが効かないと思っていましたけれど、ミオスに来る子は皆しっかりしていて、もっともっと小学生を信じるべきだと感じました。

 そして冒頭にも書いた通り僕自身、教える側として学ぶことの多い夏休みでもありました。他人の絵を手伝うというのはとてもよい経験になります。生徒一人一人に親身になって向き合い、どうすれば良い絵になるかを自分の絵を描くように考える。このことを夏休みの始まりから意識し、他の先生方を手本にして、子ども達と接しました。

普段自分で絵を描く時に使わない色を使ったりするので、この色をここに使うとこんな表現が出来るのか!なんていう発見が毎日毎日ありました。食わず嫌いして使わない絵の具を使えるようになったので、表現の幅が大きく広がりました。多分、油絵教室で一番多くのことを学んだ人は僕です。本当にミオスには感謝するばかりです。ありがとうございました!

 油絵教室の詳しい報告は後日アップされると思いますので、是非そちらをご覧ください。長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございます。これからもアシスタントとして頑張っていこうと思いますので、よろしくお願いします!

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着まくり!

2018-07-17 23:23:53 | 小学生 絵画

シルクスクリーン(小学生・学生)結構みんなアトリエに着て来ていて、嬉しい!あまりの出来栄えにおうちで量産しているご家庭もあるとか!アクリル絵具に布用定着剤バインダーを混ぜなくても、しっかりアイロンをかければある程度もちますよ!

オバラです。展示会をやっていた2週間の間、お休みを頂きましたクラスの方々には多大なるご迷惑をお掛けしました。大変申し訳ございませんでした。
また暑い中、銀座の画廊までお出で頂きました皆様、ご高覧を本当にありがとうございました。
今回はグループ展でしたので、私の作品は8枚のみの出品でしたが、逆に他の作家の作品の技法やコンセプト、題材の選び方、絵の取り組み方などもご理解頂け楽しんでもらえたのではないかと思います。
ただ、在廊予定だった7日(土)にもたくさんの生徒さんにご来場頂いていたようで、大変申し訳なく思っております。せっかくお出で頂きましたのに、心よりお詫び申し上げます。失礼をお許し下さい。

さてアトリエが日曜・祝日に珍しく連休だったので、溜まった事務仕事をして本日から元気にカムバック…しなければならなかったのに、土曜日の搬出の後に風邪をひきグッタリ2日間を無駄に過ごしてしまいました。今朝も咳をしながら保育園でボランティア。情けない。(小学生クラスではいつも通り怒鳴ってましたけど。学生クラスでも生意気な中学生を汚い言葉遣いで罵っていましたけど。)
なので、本日のブログはこの辺で…

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デザイン入門編その2

2018-05-08 23:13:49 | 小学生 絵画

 昨日の田中先生のブログにも「クレームが多かった」ありましたが、4月の小学生クラスの平面構成(美大受験編ー美術系予備校・学校などで行われるデザイン課題)は、他のカリキュラムより弱音が多く聞こえてきました。
実はそれには理由があります。
デザインとは、美しい作業への執着・テクニックを駆使・諦めない粘り強さ・自分との闘い=の末にようやく達成感を得る。デザインに「このくらいでいいか〜」「これもありだよね」という甘えや妥協はなく、言い訳は絶対に許されません。デザインは勝つか負けるか、正しいか間違いか、どちらかしかないのです。小学生なりにこの課題にそんな厳しさを垣間見て、弱い自分を知るのが嫌だったのでしょう。

左3枚ー小学生  /  右2枚ー中高生 

構成とは人が意識的に、意志を持って、色や形の配列を行うことです。
なぜそのように見えるのか?
どのような色の組み合わせが何を感じさせるのか?
色相・彩度などをそのイメージ(今回の課題の場合は三角錐の面の場所)に合わせて選択します。
小学生が頭で考えてみても大して分かりはしません。感覚で「一番暗い影の面の色に感じる」など、とにかく塗って試行錯誤しなければなりません。なぜそう見えるのか感じるかをご自分なりに分析します。
遠くから全体を見て「きれいな色だな」から、そばで見ると「きれいに塗れてるな」とテクニックを見せられるのが理想。デザインを極める為には、普段からあらゆるものにアンテナを張り、イメージに応用できるようにします。引き出しをたくさん持つことが大切です。

嗚呼なんだかここまで書いて、私が油絵科を選んだのは自分に甘かったからだったっけ…と思い出したオバラでした。
P.S.小学生クラスのみんな、(ノリ先生も避けて通ったのに)こんな難しい課題にしてゴメンね!!

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デザイン入門編!?

2018-05-07 21:16:40 | 小学生 絵画


どうも幸介です!本日ご紹介するのは、4月の小学生クラスの課題。新学期の始まりということで、今一度絵の具の使い方や筆の使い方などの基本にも注意しながら、デザイン画を制作いたしました!!

あまりこういった図形の描画は美術館などでも見慣れないし、「これってデザインなの?」と思われるかもしれません。デザインと一口に言っても広義ですが、今回の絵は『美術系予備校・学校などで行われる、デザイン課題』が元になっています。油彩や、クレヨンで描く絵と違って、小学生らしからぬビシっとした感じがありますよね。それもそのはず、本来は高校生くらいが対象の課題です。デザイン科などの学校では、こういった絵を描かせて空間把握能力・色彩感覚・技術の丁寧さ・構図を取る能力、なんかを見たりするわけです。

正直、小学生には難しいかな?と思いながらの制作でしたが、けっこうしっかりと制作できましたね!マスキングテープをまっすぐ貼ってから絵の具を塗り、乾いたらテープを剥がす。そうすると、小学生のフリーハンドでは到底描けない真っ直ぐな絵の具のラインが出来上がります。テープを剥がす時は快感!って感じで、想定していたよりかは幾分か楽しんでくれていたかなと思います。

立体的な影の付け方や模様の遠近感の付け方など、大人でも難しいようなところを、低学年でも知っているような言葉のみで説明するのが中々大変でした……のですが、まぁ本格的なデザインの世界の入口は感じてもらえて良かったなと思います!「こういう絵苦手、自由に描きたーい」とか「こんなの絶対無理、きれいに出来ない!」などのクレームもありましたが、こういった絵を描くことによって、次回からの自由な課題の楽しさが倍になることでしょう!!

P.S.小学生クラスのみんな、こんな難しい課題にしてゴメンね!!

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住吉神社・完成!

2018-04-27 23:55:25 | 小学生 絵画

水曜クラスの中島です。水曜小学生クラスの写生が完成しました!
最初の2週はアトリエ近くの住吉神社へ行き実物とにらめっこ。4時過ぎであるという事と、季節の変わり目という事で寒い中での写生でしたが、寒さに耐えながらも子どもたちは実物を見ながら描きたいポジションで食い入るように描き進めていました。
描いている時に社殿の扉が途中で閉まってしまい「中が描きたかったのにー」と言っている子がいて、翌週は真剣に「閉まる前に見る!閉まる前に描く!」と社殿の中を注目する様子は、声をかけづらいほどの緊張感でした。(ちゃんと指導等はしましたが笑)

大学の授業の関係で、残念ながら仕上げの段階の指導に関わることが出来なかったのですが、社殿の年月を感じるような風景と実際こんな空だったら立ち止まって見ていたくなるような夕焼け空、同じ色のない木々につく緑の鮮やかさがそれぞれ美しく表現されました!これぞ日本の美しい風景ですね。

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境内にて

2018-04-24 23:20:09 | 小学生 絵画

今回は、アトリエの近くにある住吉神社での野外写生。    (南澤)

 

夕暮れ時、地元神社の境内で 童子らが一心不乱に筆を走らせる。

時折、思い出したかのように小銭を出し、不器用に手を合わせて祈る子もいる。

住吉さんもさぞ嬉しかろう。

こんな時は、後ろからちょこちょこ口を挟んで邪魔をするのも野暮なので、

境内をウロついて、老松の近くに佇む石碑の文面にある軍人などに想いをはべらせてみる。

果て、僕らがここを観察しているのか、この場所がいろんな時代を観ているのか。

時折、猫がこちらを覗く。あれはきっと、住吉さんに違いない。

 

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色使いが素敵です

2018-04-23 21:20:24 | 小学生 絵画

木曜クラスの杉本です!小学生クラスでは三月四月と、ご近所の住吉神社の風景画にチャレンジしました。お屋代の造りは複雑で、小学生には難しいのでは…!?と心配でしたが、みんな食らいつくように観察して頑張っていました。

住吉神社がものすごいパワースポットになりました!!!夕焼けがとても印象的で素敵です。今にも神社に吸い込まれてしまいそうな迫力と不気味さを感じます。1人で行くのには結構勇気がいるけれど、行った人は強いパワーを貰えそう。私はすごく行ってみたい!(笑)

特に低学年の子は元気いっぱいにかけました。絵の具のチューブそのままの色で塗ってしまいがちな1年生も、ミオスで沢山の色を混ぜることを学び、本当に味のある良い作品が完成しました。この味は大人が出そうと思っても出せるものではありません!大人になると塗る前に色々と考えてしまって、夕焼けをこんな色使いで塗るのはなかなか難しいですよね。小学生って天才ですね(^^)

高学年になるにつれて、絵の綺麗さにも気を使って描いている様子が見られました。「あの部分の構造がわからない」「ここは何色にしようか」と色々質問してくれる子どもたちの真剣さに、こちらも身が引き締まりました。低学年とはまた違った夕焼けの美しさを感じます。一生懸命描いて、神様にも喜んでもらえたのではないでしょうか?
神社のお屋代ほど難しいものは、あまり小学生のうちに書く機会はないと思います。難しくても頑張って最後まで描ききった今回のことを思い出して、自信を持って次の絵にチャレンジしてもらいたいです!

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住吉神社を描く

2018-04-16 21:30:19 | 小学生 絵画


月曜小学生クラス 住吉神社 水彩画

どうも幸介です!本日は3月の小学生クラスの課題の完成報告をいたします。今回の課題では、画板と画用紙を持って神社に出向き、建物のかたちなどをスケッチいたしました。雨などで写生できない日や、後半の仕上げは写真を見ながら制作いたしましたが、なかなかリアルに、かつドラマチックに完成したのではないかと思います!!

ちょうど昨年の課題で一点・二点透視図法をやったこともあり、特に高学年の生徒達はなかなか素晴らしい出来に!左右対称の宗教建築は、絵にするとつまらない構図になりかねません。しかし、小学生ならではの、偶然性を孕んでいるちょっと歪んだ線によって、とても魅力的な作品となっています。ちょうど小学生クラスの行っている時間帯の、夕焼けに変わる空もいい味を出しています。
ちなみに今回の着彩は、古くなった木や雨ざらしの屋根の風合いを出す為に、様々な色を常に混色し続けながら塗りました。水も少し多に使い、わざと色が滲むように塗ったりもしました。神社という色彩の乏しいモチーフでしたが、様々な手法で着彩して色も豊かな作品になりましたね!

他の曜日の完成作品も随時お披露目していきますので、どうぞお楽しみに!

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小学生パステル -色彩の豊かさ-

2018-01-24 00:03:45 | 小学生 絵画



水曜日担当の滝口です。
パステル画のブログで、3回目ですね。水曜日の小学生コースの作品もどかっと並べてみました。描いている姿を見ていると、各自持ち寄った写真を見て描いていたので、とっても悪戦苦闘していましたが、こうして時間を置いてから見ると、みんな頑張っていろんな色を使って描いたな〜と思います。 パステルは、色の幅がとっても豊かで色の混ぜ方でも変化があるので、絵の具とは違う感覚で描けると思います。
 とっても良いのは、パステルの持っている色幅が豊富なこと。普段固定概念で描いてしまうことも、例えば空の色だと「いや、この青じゃないな?こっちのもうちょっと紫色に近い青かな?」とか、山の色とかも山は緑!とか勝手に決めてしまわないで、色々とどんな緑色なのかを探して塗れるのは、パステルならではだと思います。下から2段目の真ん中の絵も、山の色が青ですよね。教えてる時も、ちょっと色が違うと「その色違くない?」って逆に指摘されるので、小学生でもしっかり色の幅は持ってるんだなと思います。人間は数百万色の色を見分けることができるらしいですね。アトリエに置いてあるパステルを見ると、本当に驚きますよ。1ケースに赤系しか入ってないとか、こんなに色はあるのかって思います。ぜひ1度は体験されると良いですよ!!

 ところで、ちょっと告知ですが、僕は今東京芸大の大学院の方に通っていますが、1月28日から2月3日まで東京芸大の卒業制作展が開かれます。僕はまだ修了ではないですが、関連イベントで初日の1月28日に東京芸大の附属図書館で、アートブックの解説イベントというのを行います。普段は、芸大生しか利用できない図書館に入ることができて、このイベントのアートブックを見ることが出来ます。もし、東京芸大の卒業制作展を見に来られる方がいましたら、是非初日の28日(日曜日)に見てもらって、終わったら図書館にもお立ち寄りください。最先端の芸術三昧な日をおくれますよ。
ちなみに、僕が下のポスターの写真/デザインを担当しました。
https://www.facebook.com/events/145656872812818/

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パステルとは

2018-01-23 22:34:59 | 小学生 絵画

明るい色調とグラデーションがひときわ美しく魅力的なパステル画。まさか小学生が描いたとは思えないでしょう?
パステルは、クレヨンに似たチョーク状の画材。クレヨンより粉っぽく柔らかいパステルで描くことで、パステルカラーと呼ばれる明るく淡い色調や、ぼかし・グラデーション効果を出すことが可能です。美しく軽いタッチが魅力的に仕上がった作品、重ね塗りねて油絵のような重厚感のある作品、子ども達それぞれの個性や性格が反映された制作になりました。

今回使用したのはハードパステル・ソフトパステル・色鉛筆タイプのパステルです。
ソフトパステルはハードに比べてかなり柔らかい素材で、ふんわりとした淡い色合いを表現したり、広い面積を一気に塗ることができるので、描き出しに使用します。しかし筆圧の高い子どもには難易度も高く、元々太い円筒だったのが分からなくなる程、
粉々に折られました。
次に輪郭や
細かい部分を表現する為に、硬いハードパステルを使います。その硬さ、エッジのきいた四角形を生かし、シャープな線を描き質感を出します。
最後に太めの色鉛筆のようなパステルを使い、仕上げのアクセントを加えました。
一口にパステル画と言っても技法は奥深く、紙の種類や色を変えれば全く違う仕上がりになる画材。現在大人クラスでも流行らせていますが、まだ触った事のない方はぜひ一度制作してみて下さい!今なら子どもの残りカス?のパステルが500本くらいありますので、レンタル料など不要ですよ!   オバラ

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パステルの色彩

2018-01-22 18:44:37 | 小学生 絵画


小学生クラス パステル画

どうも幸介です!本日ご紹介するのは、昨年のクリスマス前に制作いたしましたパステル画。各自が持ち寄った風景などの写真をモチーフに描きました。パステルとは、粉末の顔料を棒状に固めた画材。柔らかい色彩や、その色彩の抱負さが魅力の大人っぽい画材ではありますが、チョークやクレヨンのように扱って小学生でも素敵な作品を描くことが出来ます。



いかがでしょうかこの美しい色彩!顔料の粉ですので、描き重ねる事で画面上で混色していきます。混ざりあったり濁ったり、荒く塗って下の色が透けたり、なんとも美しい色彩に仕上がりました。小学生ならではの「意識しない」ことによる美ですね。ついつい自分の場合などは美しい色彩にしようと統率を取ろうとしてしまうのですが、こういう偶然性を孕んだ色彩にはいつもハッとさせられます。まるでどれも巨匠の絵のようです!!

クレヨンなどを使っても同じような技法が出来ますので、皆には是非学校の課題やお家でもやってみてもらいたいなと思います!

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