モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

成功の原材料は…

2021-10-12 22:23:52 | 小学生 絵画

10月なのに暑いのは謎ですね、一平です!本日も前回に続き小学生クラスの鳥獣戯画のご紹介です。とはいえ授業の流れも様子も他の先生方が書いてくれているので、授業の裏話的な所も書こうかなと思います!

事の発端はノリ先生が『東京国立博物館ー国宝 鳥獣戯画のすべて』を見て来たことから思い付いたというこのカリキュラム。感動し過ぎた為か、分厚いパンフレットを3冊も買い、2冊を破って裏表つなぎ合わせ教室中に張り巡らせた様子は圧巻でした!アバウトに測ったら29mでしたので、本物の全長44mには遠く及びませんが、なかなか見られない迫力だったかと思います。大人クラスの方々には、1ヶ月間も頭上に国宝が吊り下がっていたので非常に作業しづらい環境だったかと思いますすみません

ちなみにコロナの為、美術館には動く歩道が設置され、隣の人と絶対近付かないで済む、画期的な展示方法だったそうですよ!気になる方はこちらをご覧になってみてください。

さて、肝心の授業の様子ですが、やはり一発描きのハードルは子供達にとってはかなり高いようです。絵が右に寄りすぎた子や超巨大カエルとミニウサギになってしまった子など最初は上手くいきません。ですが不思議なことに、失敗を重ねるとそれに比例して一発描きへの恐れもどんどん薄れていき、最終的に「次の紙ちょうだい!」と言ってくる子に押し潰されそうになってしまいました。

今回のこの授業から、国宝に触れる、カッコよく絵の中に収める、アウトラインではなく骨を見るなど様々な教訓があったと思いますが、1番感じて欲しかった「失敗は悪い事ではない」という部分を、言葉ではなく実際に体験する事で子供達に伝わったかなと思います。失敗しても次失敗しないよう気をつければ良いのです!これはスポーツや勉強など絵以外にも言えますね。失敗から学ぶ姿勢が身に付き、この1ヶ月でみんなモリモリ失敗してモリモリ上達しました、素晴らしい!

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鳥獣戯画のコツ

2021-10-08 12:40:01 | 小学生 絵画


大竹です。引き続き小学生の鳥獣戯画のご報告をさせて頂きます。
下書き無しの一発勝負の鳥獣戯画、いつもはガヤガヤと賑やかな教室もシンと静まり返る珍しい風景の中、皆緊張感を持って取り組んでいました。そんな鳥獣戯画の制作ですが、やはりポイントは”関節の意識”、”頭と体のバランス”、”線の強弱”でしょうか。

”関節の意識”は、主に肘や膝をきちんと描写できるかがポイントです。オリジナル鳥獣戯画でも手足を棒のようにまっすぐ描くのではなく、肘と膝の関節が意識されているだけで絵の中で感じられる”動き”が全く違うかと思います。鳥獣戯画は動物を人のように動かして描かれているので、人と同じように手足を描くことでよりそれらしく見せることができます。
”頭と体のバランス”では、殆どの子が頭から順に描いていきますが、つい大きく描いてしまい体が入らなかったり、小さく見えてバランスが悪くなってしまいます。1枚目で失敗したら2枚目は頭を小さくしてバランスを考えながら描いていく事で、ここまで上達する事ができました。やはり練習は大事ですね。

そして”線の強弱”ですが、これはみんな良く観察し、線の流れや特徴をつかんで描けていましたね!ひっくり返っているうさぎの太ももや背中の線、走る馬の関節の動きなどとても上手でした。こうした線の勢いや強弱によって、生き生きとした絵に見えてきます。

練習を重ねる毎にみんな筆使いも上達していくのが見て取れました。学校の書道の授業で筆と墨で字を書くことはあっても、絵を描く事は中々ないと思います(しかも、下書きも無しの一発勝負!)ので子供達にとって新鮮な体験だったのではないでしょうか?

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オリジナルの力を信じて

2021-10-07 21:59:49 | 小学生 絵画

オンライン授業続きでなかなか外に出ておらず健康管理アプリから外出して歩け!と催促されています、ホノカです。

今回のブログでも9月のカリキュラムの鳥獣戯画をご紹介します!今回のカリキュラムでは前半3週で模写を行い、最後の週ではこれまで模写した作品を参考にオリジナルのシチュエーションを描きます。描く時は関節に注意し腕や足がゴムのようにぐにゃぐにゃにならないよう注意します。模写した作品のポーズや顔の描き方を参考にしても良いですね!

ところで皆さん鳥獣戯画には空想の動物がいることはご存知でしょうか?鳥獣戯画といえばカエルとウサギの相撲のシーンがとても有名ですがその全長はおよそ44mもあるんです!そのため全体を見ると人が登場したり馬や牛、猿など様々な動物が描かれています。その中でも一際異質なのが龍や麒麟、象が描かれているシーンです。

しかし龍は空想の動物だけど麒麟や象は違うんじゃない?と言う風に思われるかもしれません。ですが鳥獣戯画が描かれた平安、鎌倉時代には麒麟や象も外国にしかいない動物で、当然インターネットも存在しないためこれらの動物の姿形は海外に渡った数少ない人の口伝でしか知ることができません。そのため実在には関わらず鳥獣戯画には空想上の生物である龍や、想像で補われ今動物園で見る姿とは少し異なった麒麟や象が実在の動物たちと並べて描かれているのです。

生徒たちのオリジナルの鳥獣戯画を見てみるとクスッと笑えるものが沢山ありますが大人からすればそんな状況あり得ない!という作品ばかりです。ですがそこが空想上の動物やカエルとウサギの相撲というあり得ないけれど笑える状況を描いた鳥獣戯画の面白さと通じて、どこか面白い作品になっているのではないでしょうか。

私自身様々な場面で生徒たちの独創性には驚かされていますが、そのオリジナリティは見たことない生物を想像で補った鳥獣戯画のように知識の増えた大人ではないからこそ生まれてくるものなのかもしれないですね。

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小学生vs鳥獣戯画

2021-10-06 23:14:46 | 小学生 絵画

2度目のワクチン打ってきて副反応に悩まされています、ナツメです!

今回は9月の小学生クラスのカリキュラム、オリジナル鳥獣戯画をご紹介します!

授業の流れはホノカ先生のブログで詳しく紹介しているので、こちらでは軽めに説明しますね!ウサギとカエルの相撲や犬同士のケンカなどの鳥獣戯画のワンシーンを何枚も何枚も練習します。段々難しいシーンにレベルアップして、最後の模写では半紙に9匹を収めて描くことにチャレンジしました!ここまで練習すればもう十分慣れたかな?ということでいよいよオリジナルの鳥獣戯画です!長い間ひたすら模写をしていたので、ここぞとばかりに創作魂が炸裂したことでしょう。

描いている間の会話は厳禁、その代わり一枚かけたら外で遊んでいいよーというルールを設けていたので、集中力を回復しながら描けたのではないでしょうか!?

墨汁での1発描きなのでいつもは超うるさ賑やかな小学生クラスにも流石に緊張感があるかな?と思いきや、そんなものは初めの授業のでふっ飛び段々慣れた手つきになっていました!細い筆じゃないと細かく描けず墨汁をつけすぎても半紙に滲んでしまうのですが、線の流れや太さなどの表現も枚数を重ねるごとに巧みになっていった様子には舌を巻きました。順応性の早さはさすがですね。

ストーリー仕立てにしてみたり、繋げた紙に描いて巻物にしたりと本物に近づけた楽しみ方も面白いですね。相手があの鳥獣戯画でも恐れず立ち向かったからこそ得られた技術や経験を活かして、オリジナル鳥獣戯画も自由な発想でたくさん描いてほしいです!

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オリジナルのための第一歩

2021-09-09 22:44:43 | 小学生 絵画


寒暖差で永遠にくしゃみが止まりません、ホノカです。今回は9月の小学生クラスのカリキュラムのご紹介です!
今月はオリジナルの「鳥獣戯画」を描く!というカリキュラムなのですが、そもそも「鳥獣戯画」とは?という話は昨日のナツメ先生のブログでご紹介されていますのでこちらも併せてどうぞ!


オリジナルの鳥獣戯画を描く第一段階として、まずは原典をしっかり知ることが必要です。そのため現在アトリエには、教室を張り巡らせる様に鳥獣戯画が展示されています!教室に入った時に「なんだこれ!?」となった方も多いのでは?
授業では始めに教室内を歩きながら鑑賞し、どのような場面や動物がいるかを見て周ります。見ていく中で小学生からの人気が高かったのは、やはり一番有名な場面であるカエルとウサギの相撲のシーン。他にもお坊さんの格好をしたサル、霊獣と呼ばれる龍やキリン(麒麟)でした。見覚えのある動物が人間のように遊んでいたりキメラの様になっていたり、鑑賞しながら「これライオンじゃない?いやいや虎でしょ!」という風に友達同士で話せる点もこの絵の面白いところですね。


そして鑑賞した後は、先ほども登場したカエルとウサギの相撲のシーンを模写していきます。本物の鳥獣戯画がそうである様に、模写でも鉛筆や消しゴムを一切使わず、筆で一発描きで挑みます。なので描く時はその一枚に集中して筆を走らせ、お喋りは厳禁の空間が生まれました。普段は超超超賑やかなアトリエの小学生たちが、しん....と静まり返っている様子は目を疑う光景でしたね!もっと早く飽きてしまうかなと思っていましたが、最後まで一枚一枚真剣に描いていたので、思わず私の方が喋りたくてうずうずしてしまいました。


有名な作品の鳥獣戯画ですが、最近では小学6年生の国語の教科書に載っているとのこと。私が知ったきっかけはNHKで放送されている『びじゅチューン!』と言う番組なのですが、そこで取り扱われている鳥獣戯画も、新しい視点で観れるので楽しかったです!「絵だけの漫画は話がよく分からない」とこぼしている生徒がいましたが、絵だけだからこそ色々な見方を出来るという点もあります。鳥獣戯画が800年後にまで伝わる作品となったのは、そんな所もあるのかもしれませんね。

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現在から古代へ

2021-09-08 23:36:58 | 小学生 絵画

8月が終わってから冷房がいらなくなりました、ナツメです。今月の小学生クラスのカリキュラムのご紹介を中心にお話しします!

9月はあの有名な絵巻物、鳥獣戯画をオリジナルで描きます。鳥獣戯画は漫画の原点とも言われ、古代から現在まで繋がっている作品です。まず本物の鳥獣戯画を模写し、書き方のコツを掴みます。筆の動かし方に慣れてきたら動物たちを好きな動きで描いていきます。

下の絵↓は、私が見本で描いたオリジナル戯画です。一部、NHK>2020応援ソング「パプリカ」国宝『鳥獣戯画』バージョンも参考にしました。とても楽しい動画なので、見たことのない方はぜひこちらをご覧ください!

古代日本の美術といえば、この間国立博物館で開催していた「聖徳太子と法隆寺」展に行って来ました。会期は終わってしまったのですがとても良かったのでかるーくご紹介します!

この展覧会では、その名の通り聖徳太子が仏教と関わってきた歴史に沿って遺品など聖徳太子に由来のある品や法隆寺に納められた宝物、重要文化財などが展示されていました。

中でも仏像が数を占めていて、一度に様々な年代に作られた像を鑑賞することができるという貴重な機会でした。周囲の国の影響もありそれぞれ制作された時代によって特徴的な要素が違うのですが、どの像も絶妙な微笑みや足の小指のシワまで彫るほど仏様に力が入っているのに対して衣服はデフォルメされており、平面的なデザインになっているのが興味深かったです。特に飛鳥時代の仏像の袈裟が装飾性が高く、特徴的で面白いデザインだったので是非調べてみて下さい!

他にもおじさんの顔がついている水瓶や紺の紙に金の文字で書かれたお経など、楽しい見た目のものも沢山あったのでまたの機会にそちらもご紹介したいです。

大学でデザインを学んでいるため、最近はそのようなデザイン分野の展示だけに頻繁に行っていました。この展覧会、実は小原先生宛の招待券の恩恵に預かったのですが、そのきっかけがなかったら今回のような気づきや学びを得るのがずっと後のことになっていたと思います。皆さんも普段はあまり見ないような作品に触れてみると新しい発見があるかもしれませんよ!

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時間がかかった分!

2021-08-26 20:44:38 | 小学生 絵画

上段左から 琉羽空(4年生) ・ 心(6年生)
下段左から めぐる(2年生) ・ (5年生) ・ まなは(6年生)

毎月過ぎるのが早すぎて毎月驚いています、ホノカです。
今回は小学生クラスの2021油絵紹介・第19段!なんとラストです。

2年生から

めぐる団らんの様子に私も思わず涙腺が...細かい表情の描き分けには脱帽です!全体的に色が沢山作られていることはもちろん、髪に当たる光も部屋の明かりを反射した様な黄色や緑が使われているのは観察眼の鋭さゆえですね。人物が赤やオレンジなどの暖色系で優しく描かれているので背景の寒色である青で引き締める色のセンスが感じられます!

4年生

琉羽空 ‐少しムッとした表情の1人と1匹が目を引きます!過去にご紹介した油絵でもペットと自分を明るく描いていた作品はありましたが、この2者の間に走る緊張感の様な、距離を測っている様な雰囲気が伝わってきて面白いですね。後ろのレンガが色鮮やかな分、手前の彼と犬の落ち着いた色にじわじわと視線を引き寄せられてしまいます。

5年生

‐ 一目見た時にパステルカラーの幻想的な魚が目に止まります。ですが背景を見るとあれ?魚は水の中だから青じゃないの?海藻って真っ赤だっけ?と思ったが最後。一瞬で凛の世界観に連れていかれてしまいます。また赤と緑は補色と言って正反対の色とされていますが、少し入っている青がポイントとなって全体がまとまっているのは流石です!

6年生

大人しそうなオットセイが見る先にはトレーナーさんがいるのでしょうか?周りの環境までしっかり描かれていることでそんな想像まで働いてしまう描写力の高い作品です!さらに水面を見ると手前は明るく奥は暗くなっていることで絵全体の空間も感じられ、よりオットセイの存在感が増しています。

まなは自分がその場にいて実際に海を見ているかの様な構図と雰囲気がありますね!手前側が屋根で影になっていることで奥に広がる明るい海辺が眩しく見え、遠くまで見渡している様な感覚になります。また影が青みがかっていることで海と併せて全体的な色のまとまりが生まれ、さらに日陰の涼しい空気まで伝わってきます。

のり先生のユーチューブでも、この5人の講評を私とは違う視点で解説していますので、どうぞこちらもご覧ください。(実はまだ数人、未完成の子ども達がいるのですが、あまりに足並みが揃わないので、YouTubeでの紹介はこれで最後とさせて頂き、順次ブログでご紹介させて頂きます。悪しからずご了承ください。)

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夏も終わりかけ…

2021-08-25 23:02:49 | 小学生 絵画

上段左から 文美(4年生) ・ 晴道(5年生) ・ 佳奈(5年生)
下段左から 遼 ・ 未色 6年生

気づいたら夏休みがもうほとんどありません、ナツメです!本日も油絵紹介していきます!

4年生から

文美広ーい海辺が印象的な一枚。どこかの映画のワンシーンを切り取ってきたかのようなシチュエーションですね。砂浜が透けて見える波打ち際や夏のもこもことした雲など、高い観察力が伺えます。青と黄色の補色で画面が水平線でパッキリ分かれており、遠目にも目を引く構図がキマっています!

5年生

晴道こちらは大きな口が迫力満点のワニ。ざらざらガサガサとした肌の質感もさることながら、青々とした草の表現もまたすばらしいですね!手前に明るい草を細かく、奥はベースの緑に似た色をざっくりと塗ってあり、ワニが草むらをかき分けてこちらへ迫ってくる時の緊張感まで伝わってきます!

佳奈今回も何枚か紫陽花の絵がありましたが、人と一緒に描いているのは初めてではないでしょうか?花と一緒に映ることで、まだ小さい女の子やそれと比べても通常より生い茂っているであろう紫陽花のサイズ感が一目瞭然ですね!紫陽花に囲まれて嬉しそうに笑っている女の子の表情が非常に魅力的です!

6年生

緑が強く堂々とした存在感の江ノ電の絵です!手前の家を1番明るくし電車の1番暗いところと隣り合わせにすることで電車の顔を目立たせつつ、背景全体の彩度を抑えて鮮やかな車体に目が行くようにと徹底的に電車を主役にするためにさまざまな技法を使いこなしています。恐ろしい

未色日差しが眩しい夏の神社です。屋根瓦や紙垂、狛犬に賽銭箱と神社には細かいパーツが詰まっていますが、それらをあえてざっくりと大胆に描くことで遠くからパッと見た時の第一印象をしっかり捉えています。1番前にある石灯籠や奥の山とも併せてはっきり・ぼんやりを使い分けることで空間をモノにした一枚となりました!

夏休みも終わりかけ、油絵紹介もラストスパートとなってきております。のり先生のユーチューブでも、この5人の講評を私とは違う視点で解説していますので、どうぞこちらもご覧ください。

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みんな宿題やってる〜?

2021-08-24 22:25:25 | 小学生 絵画

上段左から 航大(2年生) ・ 愛菜(3年生) ・ 莉衣紗(4年生)
下段左から 元晴(2年生) ・ 暖人(3年生) ・ 秀真(4年生)

どんだけ寝ても眠いです!一平です!本日も小学生の油絵のご紹介です!

2年生から

航大本人でしょうか?眩しい笑顔ですねぇ〜!今2年生でここまで人の表情を描けるというのは全国探しても中々珍しいのではないでしょうか!THE・夏!という感じがして見てるこっちまで元気になります!

元晴こちらも夏って感じですね!行進してるペンギン達がとても可愛い!地面の氷でしょうか?水族館の床面でしょうか?どちらにせよ恐らく写真ではなんの変哲も無い床だったと思いますがここまで色彩豊かに描けたのも素晴らしい!

3年生

愛菜おうちで飼っているのかな?ロシアンブルー的な名前の猫でしたよね確か!階段に佇んでいる姿が凛としていて可愛らしさの中に気品、美しさまで感じられます。毛がふさふさの動物は立体感が難しいですがそこもしっかり描けています!

暖人シュノーケリングですかね!?こちらも夏らしい爽やかな1枚。水上から水面下に潜る際の「ドボンッ」という音が聞こえてきそうなくらい臨場感のある水表現です。僕も海に行きたいな〜!

4年生

莉衣紗僕の中で鳥居や神社仏閣系は大きければ大きいほどカッコいいという少年理論がありましてこの絵は見事にそれを感じる迫力のあるパースです!神社などに行くと「たしかにここには神様がいてもおかしくないな」と思わすような雰囲気が漂っていますが、この絵もその一種の神々しさを感じます!

秀真(恐らく)兄弟で写っている所がご家族にとっても嬉しい、素敵な1枚が夏休みに出来ましたね〜!背景の青も相まってより爽やかな雰囲気に見えますし、2人の顔も素敵です。カメラに慣れているお兄ちゃん、ポカンとしている弟(妹?)の表情が2人の息遣いが聞こえてきそうなくらいリアルです。

のり先生のユーチューブでも、この6人の講評を僕とは違う視点で解説していますので、どうぞこちらもご覧ください。

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いつ完成?

2021-08-23 23:23:18 | 小学生 絵画


左 杏夏 4年 / 右 璃子 5年

小原です。この2枚、油絵の下塗りの説明をする為、最初の頃に写真を撮っていた訳ではありません。油絵制作丸3ヶ月の今現在の制作状況です。ガーン!遅せーぇ!
二人の性格を申しますと、真面目、寡黙、センシチブ、鋭敏犀利、マイペース、自分を的確に自認している、そして美術(特に絵画)が大好き!

まぁ、そういう人でないと、白い建物が入り組んで隣接するサントリーニ島なんて描きませんね。
こだわりを持って取り組んでいるのが伝わるので、急かしません。アドバイスも彼女たちの歩調に合わせています。飽きたり嫌にならないのなら、半年でも掛けるがいいさ。じっくりやりなされ。
寵愛昂じて尼になす…(かわいがる=理解し過ぎるのも度が過ぎれば本人のためにならない)にしているつもりはありませんので、ご安心ください。

余談ですが私は20代の頃、ギリシャのスキロス島という島に2週間程フラフラ一人で行きました。アトリエ・ミオスの名前の由来ともなった『アルテ・ミオス教会(ギリシャ語のスペルはアトリエ・ミオスとほぼ一緒)』という、山奥の天然の洞窟に聖人を奉ってある教会(実際は祠?だった)があります。
人口3,000人で、人口より家畜の方が数が多く、観光客は全く来ないのどかな島でした。(宿も、貸しアパートのような2軒しかないと港に着いた時に知り、泊まるところがなかったらどうしようとちょっと焦った。)
素潜りでウニを捕って食べていたら、「ギリシャでは、ウニにレモンとオリーブオイル、塩をちょっと掛けて、バケットにのせて食べるのよ。」と海の近所の奥さんが、敷物と、籐のバスケットにフランスパン・オイル・レモン・ナイフを入れて持って来てくれたり、可愛いおうちをスケッチしていたら、そこから小学生の兄妹が出て来て「お母さーん!この人うちを描いてたからお茶に誘ったー!」と家に上げて焼きたてのクッキーをご馳走してくれたり、ほのぼのな思い出しかありません。
島はいいですねー。行きたいですねー。 そして、早く二人の完成が見たいですねー。

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高学年の力

2021-08-20 23:58:43 | 小学生 絵画

上段左から 花 ・ 輝 ・ 海聖翔 5年生
下段左から 暢彦 ・ アドア ・ ひなた 6年生

大竹です。本日は高学年の油絵をご紹介させて頂きます。高学年になってくると絵具の使い方も上手くなり、描写力もグンと上がってくるので「これが小学生?!ま、負けた…!」とガックリ膝をついてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?かくいう私も「こんなに上手いんじゃ、もしかして先生はお役御免なのでは?!」と冷汗をかいております。

5年生から

‐ 柔らかで繊細、触ったら崩れてしまいそうな儚さをも感じる作品。花弁の輪郭がぼんやりと浮かび上がる様な描き方が美しいですね。背景の色も下地の上から別の色を塗った後、さらに別の色を塗り重ねているのでしょうか?シンプルながら深みのある色合いです。

‐ 黒の背景の上に朱色と黄色がバンと浮かび上がる、モチーフも相まって力強い印象を与えます。絶妙な構図の切り取り方や龍の表情の描き方を見ていると、これからもっと上手くなっていくのだろうと伸びしろを感じられずにはいられませんね。自分の好きなものをどんどん描いていって欲しいです。

海聖翔 ‐ 色の組み合わせと筆使いが非常に魅力的ですね。色のパズルピースを組み合わせた様な描き方は、我々大人が描こうと思っても中々マネ出来ないセンスだと思います。メインの花は筆跡を大きく、背景は暗めの色で筆跡をあまり残さず描くやり方もお見事です。

6年生

暢彦 ‐ メインの虫を目立たせるために背景を何度も塗り替え思考錯誤した作品。ツヤッツヤの鞘翅はまるで宝石の様です。虫、木、背景とそれぞれ塗り方を変えている事で手前から奥までの奥行きも表現されています。色も絵具の色そのままではなく、しっかりと混色して作られているので絵全体に深みがありますね。

アドア ‐ 草木の緑と川の青色が癒されますね〜揺らいでいる水面の描写はもうため息が出てしまいますね。作者自身がこの風景に一番魅力を感じた部分なのでしょう、鑑賞する人にもそれがよく伝わってきます。全ての色が調和して画面全体の清涼感、川辺の涼しげな気温まで感じられます。

ひなた ‐ 一目で高学年の作品と分かる、観察力と技術が発揮されていますね。中高生の作品の中にあっても違和感がないと思います。レッサーパンダの毛並みの色合いも細かく追っており、また周りの紅葉も少しくすんだ色味で作っているのが素晴らしいですね。描写だけではなく、色を作る技術も卓越しています。

のり先生のユーチューブ解説もぜひご覧ください!こちら

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こだわりの時間

2021-08-19 22:13:42 | 小学生 絵画

上段左から 芽依 ・ 晴 ・ 尚史 4年生
下段左から 浩子(5年生) ・ ゆず(3年生) ・ 綾香(3年生)

甲子園が始まると夏休みが終わるなんて言われていますが毎年あっという間に甲子園でびっくりしています。ホノカです。
今回のブログもほぼ日刊になっている小学生クラス油絵報告誌です!学年が上がるほど自分のこだわりや実際の技量との差に四苦八苦しがちなのでかなり時間をかけて完成。という生徒も多いと感じます。ということで今回の油絵の紹介です。

3年生から

ゆず落ち着いた梅雨のしっとりした雰囲気を感じられます。当初花びらは本当に多種の飴玉のようにカラフルでしたが最後に全体に青を入れたことで絵全体の雰囲気がしっかりまとまりましたね!また葉っぱがシンプルで鮮やかな色になっていることで深みのある落ち着いた花の色が引き立っています。

綾香小さい子らしい無邪気な様子が絵にも出ていて思わずにっこりしてしまいます!人の顔を描くことが難しいのは言わずもがなですが、綾香が意外と苦戦していたのは服!ですが光が当たって白っぽくなっている部分、腕の影になって暗い部分としっかり塗り分けられていますね。肩の辺りに寄っているシワも描けていて驚くべき観察力です!

4年生

芽依 ‐ゆずと同じ紫陽花ですが明るい水色と小豆色の紫陽花が可愛らしいですね!小さな花の間には少し緑色があることでチラッと見える茎の様にも見えてきます。そして注目するのは葉っぱの立体感!葉っぱの緑色の中でも明るさの違いをしっかり分けてあるのでまるで絵が奥に続くような立体感があります。

ランタンを空に掲げる幻想的な雰囲気がとてもきれいですね!ランタンを大きくたくさん描いていますが、人物は本人一人のみしか描かれていなので、まるでおとぎ話の主人公のようです。ランタンの光や夜空の少しオレンジの部分は丁寧なグラデーションにしていることで光の柔らかな感じが出ていますね。ランタンを全て同じ色にしなかったところに、こだわりとテクニックを感じます。

尚史鹿のこんなにくつろいだ姿を描くとは...!でもこの写真を選んだのはとても尚史らしいです!鹿の足が入り組んでいたため下描きの際もその難易度に頭を抱えていましたがハッキリ色を使い分けることで表現できていますね。また芝生も様々な緑が作られていることで鹿がちゃんと地面にいると分かる存在感があります。

5年生

浩子 ‐ぶたの細かい部分までしっかり観察された作品!目の周りは少し色がくすんでいたり鼻の赤みの強い色まで表現されているのは愛ゆえでしょうか。また点描の描き方をしっかり色を変えながらやっているので体毛の少しふわっとした感じや体の凹凸がわかる描写力の高い作品です。

人、動物、植物と今回も色々なモチーフがありましたがどの作品もこれが描きたいから選んだ!という気持ちが伝わってくるようです。これまでのブログでも他の先生方が捨てないでね!と口酸っぱく言っていますが、今後この作品を見るたびにその時苦労したことを思い出して作品がどんどん大切になってきます。意外とこの経験を思い出すことが楽しいのでとりあえず一年くらいは!捨てないでね!私は引っ越しの時に失くしちゃったけど後悔しています!なので皆は後悔しないように!

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色とりどりの表現

2021-08-18 23:31:23 | 小学生 絵画

上段左から 未紗子(5年生) ・ 依澄(6年生) ・藍(6年生)
下段左から 寧々(5年生) ・ 朋香(5年生)水彩 ・ 空(6年生)

涼しい日が続いているなーと思っていたら急に暑くなりましたね、ナツメです!今回は高学年の油絵紹介を紹介します!

5年生から

未紗子ハワイの旅行誌に必ず載っている花、今調べたらプルメリアという名前だそうです。あの独特の花びらの厚みや陰影、くるっとカーブしているフチなどの描写力が素晴らしいですね!右上から対角線上に伸びている茎によって視線誘導の効果も使われています!

寧々こちらはハムスター。細かい点描で背中の短い毛のふわふわ感や溶けるような雲などのポイントををしっかり押さえて描いています。晴れてはいますが空や雲の色の明るさが抑えられていて、横になっているハムスターに寄り添うような絵になりました。

朋香こちらは水彩。くりっとした目の犬が手に顔を載せている様子が可愛らしい一枚です。細かい毛並みのような、水彩絵の具では表現しきれない部分をクレヨンを使って上手く補っていますね。少し透けている下塗りの色もアクセントになっています!

6年生

依澄ぽやーっとした表情が特徴の犬。ふわふわモコモコのボリュームたっぷりな毛並みが巧みな色面分割によって描かれています。犬だけでなく奥の床にも非常に多くの色を使って灰色の面を塗り、かつカラフルにし過ぎないことで主役の犬を引き立たせるような色合いを出しています!

どことなく不気味な暗〜い夜の神社です。サインも含めて全体的に暗い色でシックにまとまっていますね。鳥居の奥にあるお寺も、全てを描くのではなく手前に見える部分だけをぼんやりと描くことで奥の吸い込まれていくような暗闇が強調されています!

迫力満点のこちらは海の王者と名高いシャチの絵です。波飛沫も細かく濃淡をつけてかくことでシャチの動きに説得力が出ています。この勢いで襲われたらひとたまりもありませんね。波も紺や明るい青を使い、波の立体感も観察して描かれています!

 

今回のカリキュラムではチューブのそのままの色じゃなくいろんな色を混ぜて塗ろう!と100回以上言ったのですが、混ぜ方や変えた色の塗り分けなどの個人差も見ていて楽しいですね。ついつい高学年には「これやって!あれもやって!」としつこく指導してしまいますが、2ヶ月半以上かけて粘り強く描いたからこそ良い作品ができたのではないでしょうか?今の自分にしか描けない油絵、大切にしてね!

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雨続きですが…

2021-08-17 21:32:37 | 小学生 絵画

上段左から なのは(1年生) ・ あまね(2年生) ・ 紗和(2年生)
下段左から 彩芽(2年生) ・ 琴楠(3年生) ・ 琶楠(3年生)

ちょっと寒くないですか?!一平です!本日も小学1年生〜3年生の油絵をご紹介します!

1年生から

なのは(水彩)自分と愛犬でしょうか?背景と人の暖色と、青色のズボンと緑のソファの色味が素晴らしいバランスで構成されています。本人は犬が可愛くて描いているのでしょうが、親御さんからしたらどちらもとんでもなく愛おしいでしょうね

2年生

あまねつぶらな瞳が眩しいウサギです!2年生とは思えない描写力ですね。これは観察力が高い証拠です。ウサギの絶妙な色の変化、また、立体感はしっかりと見えてきますし、毛並みの質感も感じられます。これは大人でも意外と難しい!

紗和お遊戯会的な雰囲気を感じるとても楽しげな空気感の絵ですね!花モチーフの衣装を着た子供達がみんなで踊ったりしていたら素敵だなぁと想像させられます。写真ばかりではなく絵として思い出を残しておけたのが素晴らしい!絶対捨てないでね!

彩芽(水彩)これまたキュートなクリクリのお目目です。茶色い毛並みと背景の爽やかなブルーが見ていて気持ちのいい組み合わせです。子供達の絵は遠目で見た時「おっなんか色綺麗だな〜」と雰囲気で見る事が多いのですがこの絵は遠目で見た時もハッキリと何が描かれているのかが分かる整った構図です!

3年生

琴楠(水彩)なんとも言えない表情のクマのぬいぐるみ!ずっと見てるとなんだかクセになる忘れられないお顔です。ちょっと首が傾いている所や手のダルーンとした感じが非常にぬいぐるみのリアルな感じが出ていてこちらも観察力の高さが伺えます!

琶楠(水彩)動物や自分自身とここにきてパイナップル1個ドン!!はズルイですね〜(笑)インパクトが強すぎます!一見パイナップルの表面やパイナップル特有の葉っぱの重なり方などの描写力の高さに目が行きがちですが、実は床の色彩がとても綺麗です。晴れた夏の夕方の空のような非常にノスタルジックな色味次は風景画を描いてみては!?

せっかくの夏休みが雨で中々楽しめていない子もいるかもしれませんが家の中でゲームばかりではなくたまには絵を描いてね!

ノリ先生のYouTube解説も合わせてご覧ください!こちら

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油絵の下塗りについて

2021-08-16 23:42:48 | 小学生 絵画

オバラです。『小学生の油絵の描かせ方3』となります。鉛筆の下描きを黒の油性マジックペンでなぞった後、その子の性格や年齢に合わせて下地の色を決め下塗りをするのは何度かご説明しました。

赤系が多い理由は、透けて見えた時に元気に感じるのと、チラ見えした時に格好良く感じる色だからです。
但し選んだ写真のメインモチーフが赤系だった場合は、もちろん避けます。同系色の下地を使うと、鈍くくすんで見えたり、濁って感じる事が多いからです。

本塗りは、やる気の漲っている初回に主役から。
主役と言っても、動物や人間がドンと入っていますので、顔から描かせます。
大人の場合、『背景から』や、『目立たない所から塗り経験値をアップさせてから』などの順番でいきますが、小学生の場合一番気を付けなければいけないのが、飽きてしまう事。
何日間か掛けて描いている内に「もう油絵やりたくなーい!めんどーい!ノリ先生の意地悪!怒りんぼ!」なんて言うようになるので、「わー!油絵た〜のし〜い!面白〜い!もっと描きた〜い!」と言っている内に、全霊を懸けて密度を上げて主役に取り組んでもらう。
新鮮味がなくなり、やる気が減少して来た頃にバックに行くと、混ぜる色数も減少(似たような色ばかり)、点描の緻密さも減少(大雑把)、筆を洗う頻度も減少(にごる)、結果、背景にピッタリな描き方に自ずとなってしまう。
作戦勝ちとなる訳です。

でも、背景(海)から描いている子も2人いますね。
これはですねぇ、海が一番描きたかったんです!本人の気持ちを優先しました。
自分が一番描きたいモノが主役。
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