モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

カラフルな小皿

2009-01-31 09:40:00 | スタッフ講師
P5310211
みなさんこんばんは。ちのさおりです。今日は日本画の画材・・・といいますか、油絵で言う「パレット」をご紹介したいと思います!油絵の場合は基本的に一枚のパレットの上ですべての色を作り出していく訳ですが、日本画の場合、岩絵具は粉状になっていて、(水を混ぜるため)水分も多いので、一色一色、陶器の器に入れて使います。そのため、新しい色を作るたびにお皿が増えてゆくため、ぱっと絵の周りを見ると、とても美しい光景が広がっていたりします。

ついでに日本画で使う「岩絵具」は元々粉状のものなので、お湯でニカワ(接着剤)を抜けば、繰り返し使うことが可能です。(上の写真はニカワ抜きをして、乾燥している状態です)

日本画は、素材自体がとてもおもしろく、奥が深いものなので、機会があればまたご紹介していきたいと思います!お楽しみに!

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入稿ぎりぎりセーフ!

2009-01-30 23:22:03 | スタッフ講師
Obara2小原京美 『タイトル未定』 水彩絹本

私事ですが、3月前半にグループ展に出品させていただくことになりました。
そのDMとなる作品を、暮れからずっと描き続けていたのですが、何枚ボツにしたことか。
案内状の作品が魅力ないとお客様に来て頂けず他のメンバーの足を引っ張ってしまう!との責任感の重さからか、思うように筆が運べず苦労しました。
これは雨に枝垂れた桜と花びらの散った後の蘂です。せつなさとはかなさを表現したつもりですがいかがでしょうか?   オバラ

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春期講習

2009-01-29 21:50:00 | 受験・学校
小学校受験をお考えのお子さん対象として、通常の小学校受験クラスの模擬体験ができる授業のお知らせです。また、お子様の苦手な課題のバックアップやご希望の絵画・工作テーマに沿った内容でのプライベートレッスンの体験も受け付けしております。新年中・新年長さん対象授業となりますので、学年が進級する前の春休みに体験していただきご検討ください。

すでにアトリエに通われている受験クラスの皆さんには、春休みの特別授業としてのご受講とプライベートレッスンの体験をお勧めしております。

日程:3月27日(金)
    <午前>プライベートレッスン体験 
     ①10:00~10:50( 2名) ②11:10~12:00 (2名)
    <午後>春期講習(小学校受験クラス体験授業)
          13:00~14:30 (10名)

   4月3日(金)
    <午前>春期講習(小学校受験クラス体験授業)
          10:30~12:00 (10名)
    <午後>プライベートレッスン体験
     ①13:00~13:50 (2名) ②14:10~15:00 (2名)

授業内容:課題1 人物の描き方(基本的な動きのある人物の描き方を練習する)
       課題2 紙工作(色画用紙を使ってお弁当作り)
    
     *春期講習は、両日共に同じ内容の課題製作となります。

受講料:1講座につき   アトリエ会員:1500円   一般:2000円

持ち物:B4スケッチブック・クレヨン・のり・ハサミ・スモック(または汚れても良い服装)

特典:特別授業をご受講された方でプレ受験クラスまたは小学校受験クラスにご入会される場合、入会金を割引いたします。

課題2の参考作品
P1000376_edited_3


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素晴らしいの一言!

2009-01-28 01:55:00 | スタッフ講師
Untitled2UntitledUntitled3Untitled4Untitled5Untitled7Untitled6Untitled8Untitled9Untitled10Untitled11Untitled12Untitled13Untitled14Untitled15Untitled16Untitled17左上からゆつき、しょうき、あんな、かおる、ゆうか、はじめ、かよ、ユンヨン、れな、まさみ、あきひろ、ちひろ、みき、はるか、ひろき、ひとみ、なな
赤尾です。水曜小学生クラスの新年第一弾、お正月の絵が今日完成しました!
みんな素晴らしい!誰一人手を抜かず、よくモチーフを観ていることが伝わってきます。
元気いっぱいな筆使いの子、とっても丁寧に描写をしている子、淡い色使いと繊細なタッチで大人顔負けな子・・・
子ども達一人ひとりの感じたモチーフに対するリアリティが伝わってきて、写真を撮っているときも並べたときのことを考えてワクワクしました!
気が早すぎますが、来年の年賀状にしてもいいんじゃないかな?
幸先の良いスタートを切った水曜小学生クラスのみんな、今年もたくさん作品づくりをしていきましょうね!














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文字のちから

2009-01-27 01:55:00 | スタッフ講師
Image249_4みなさんこんにちは、石山です。
先日、散歩がてらふらりと上野へ、叔母が出品する書道展に行ってきました。

小学生のとき書道教室に通っていた以来、「書道」というものをまじまじと見る機会も私にとっては珍しく、やんわり墨の香りとたくさんの毛筆に囲まれる空間は新鮮な場所でもありました。
(ちなみに自慢にもなりませんが、確かお習字をやめる時にはそれなりの有段者になっていたような気もします。しかし今の自分の硬筆には全くと言っていい程、直接には生かされておりません。。
毛筆と硬筆は道具からして完全な別物じゃないか、と個人的な解釈で納得しております…)

またほとんど書道について詳しい知識もないですが、その分「一枚の表現(=絵)としての面白さ」で文字のかたちを楽しめた気がしています。

偉大なデザイナーの多くが文字に造詣が深いのもうなずけます。毎日目にするお店や商品のロゴは「企業の顔」のようなもの、それは象徴としての表現(=デザイン)の最たるところですし、またはあるところでは、文字研究への情熱が漢字だけに収まらず、中国の超小数民族の古代文字をライフワークとして修得・その集落の村長から免許皆伝された大御所デザイナーまでいたりするなど、文字と表現/デザインは一生切れない間柄です。

今回生きた書道を見れたことで、文字は意味を伝える記号である事と同時に(この日はそれ以上に)なんとも視覚的な魅力にあふれてる、と改めて実感してきました。

そして時には写真家として、文字が入ってなお美しい作品を、デザイナーと共作してみても楽しいに違いありません!
ポスターなどのように、文字まで含んだ一枚の表現として、絵を考えてみるのも一興ですね。




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もっと細かく

2009-01-26 00:47:00 | スタッフ講師
Saekihukei佐伯 鉛筆

どうも、幸介です。本日は大人クラスより佐伯さんの作品をご紹介いたします。

以前、大聖堂を細密描写した絵をご紹介したかと思いますが、今回もとても描写のしがいのあるモチーフを選ばれました。自然物でこれまた広い景色で、草木あり山あり空ありで普通水彩画などではサラっと描く事もあるモチーフですが、なかなかデッサンでこれを細密描写しようと思うと気の遠くなる作業です。というよりも、小さい絵はがき程度ならまだしもB3大の画用紙にひとつのくるいもなく写真を模写する道を選んだ佐伯さんにもはや脱帽です…。手前の植物の立体感や葉の描き込みなどはもはや「デッサン本に載っているお手本」のような描写力だし、山も描きすぎず・且つ少なすぎずの微妙なラインで出来上がっています。

佐伯さんは前回・今回と写真模写をされたわけですが、実は写真の模写は絵の上達にはかかせない方法です。質感や奥行きや立体感など、写真に近づけるということは「本物に近づける」ということでもあります。手前の植物と遠くの山を描き分けるためには、鉛筆の色のつけ方も変えなければなりませんし、鉛筆の線で描き起こしたり馴染ませたりの技術も身につけなければなりません。絵を完成させるためには技術を身につけるしかないので、もちろん絵を描くスキルも上達するんです。

機会があったらぜひ皆様も、「これは無理だろ」と思ってしまうような細かいモチーフの写った写真など模写してみてください!!一気に技術が向上しますよ!!

ちなみに僕は高校生の時に古代遺跡を写真模写しようとして挫折しました…いまだにクローゼットに制作途中の作品が入っています……

…以上、幸介でした!

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美術高校合格!

2009-01-25 08:52:00 | スタッフ講師
1_3841_383千登世 中3

これだけ安心して戦場に送りだせるというのもなかなかない、というくらい絶好調で試験日を迎えた中学生でした。
なんと50分で一枚デッサンします。課題は自分の手。
少し前まで集中力が続かず、技術のことより「よそ見しない!」という姿勢のことばかり注意されていたのに、冬休みに入ってからは上り調子、ここまで描ければ試験当日高熱が出ていても気力でなんとかなるだろう、という程上手くなりました。
本当におめでとう!
よく頑張ったね!   オバラ

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味わい深い

2009-01-24 02:26:00 | スタッフ講師
Rimg0348_3石垣「静物」 油彩

みなさんこんばんは。ちのさおりです。今日は土曜クラス、石垣さんの油絵をご紹介したいと思います。このコーヒーミル、結構描かれた経験のある方もいらっしゃるんじゃないかと思うのですが、シンプルながら、形をとるのに大変苦労するモチーフであります!楕円の形というのは歪みやすく、さらにそれが何重にも重なっているのです・・・。このモチーフを描けば、忍耐力とデッサン力が確実に上がるのではないか!と私は密かに思っています。

と、話が少しそれましたが、石垣さんはこの作品を描かれる前に、同じモチーフで一度デッサンを完成されてから油絵に取りくまれたので、形はもちろん完璧で、金属の重厚感や、コーヒーの深く澄んだ色合い、陶器の質感など、細かなところにも気を配って描かれています。背景の黄色がかった柔らかい光を感じさせる色合いも魅力的ですね。
思わずコーヒーが飲みたくなる作品です。

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人工的な光りを描く

2009-01-23 22:42:09 | スタッフ講師
Sugawarasiro_2菅原 油彩

暗闇にライトアップされた建物と噴水が幻想的に輝き、漂う熱気まで感じられる作品です。
自然な風景と違い、人工的に作られた空間を描くと違和感が出てしまうことが多いのですが、焦らず長い時間掛けて少しずつ闇を暗くしていった菅原さんの根気が、この作品を成功へと導きました。
お友達にプレゼントされるということですが、さぞや喜ばれるでしょう!
水曜夜間クラスはおおらかで大胆な画風を売りにしていらっしゃる方が多いのですが、2日前に赤尾先生がブログでご紹介した石山さん同様、菅原さんもじっくり落ち着いて制作されているのを見て、「今年はすぐに『飽きた!』『できた!』って言わない。」などと小学生のような目標を掲げた方が3人いらっしゃいました。作品だけでなく、絵に取り組む姿勢までもが他人にいい影響を与えた菅原さんでした。   オバラ

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カニ!続く

2009-01-22 22:35:31 | スタッフ講師
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ゆうと:年中  
さく:年長

今週のブログでは、小学生クラスカリキュラムのカニや水仙をモチーフにした作品のご紹介が続いていますが、本日のこれらの作品は5歳・6歳のお子さんの見事な作品です。
もう、描き出しからどの子の線も美しくて、個性的で、微妙なラインに私達スタッフは興奮続き!本当に素晴らしい作品ばかりでした。
何の迷いもなくモチーフを見ては描き始める純粋な心が線に現れています。

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<左>としひろ:年長  
<右>げんき:年中
こちらの2枚は同じ水仙を描いていますが、花の美しさと共に二人の良さがじっくりと楽しめる作品です。

幼稚園生の作品も期待以上の力を見せてくれたので、今後もいろいろなモチーフにトライしてみましょう!!   伊藤




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鮮やかな光のなかで

2009-01-21 02:47:00 | スタッフ講師
Ishiyamabaierun_2石山 『バイエルンの兄妹』 透明水彩、色鉛筆

赤尾です。今週から水曜日のブログを担当させていただくことになりました。宜しくお願いします。
今日は石山さんの水彩画をご紹介します。
アルプスの山と広い空、草原の中を歩く兄妹の衣装が絵の中でとっても映えています。
最初に見てびっくりしたのが、色が凄く綺麗!これだけ鮮やかな色を使っているのに決して生っぽい色味にならず、バランスの良い画面づくりができるのは抜群のセンスだと思います。
輪郭線を強調させず、人物と背景がうまく溶け合っているところもすごく私の好みです。この2人を祝福しているようなまぶしい光は、観ている人を温かい気分にさせてくれますね。う~ん、この感覚はとっても羨ましい。次に描かれる水彩画にも大いに期待しています!

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こどももおとなも

2009-01-20 03:20:00 | スタッフ講師
Suisen_2左より(小学生)まい、ミカ、(高校生)まなみ、(大人)半澤

引き続き、割り箸鉛筆(割り箸の先を鉛筆のように削り、筆にするもの)での水墨画を中心にご紹介します。
小学生だけでなく、学生クラスの中学生にも描いてもらいました。今日はそれぞれの水仙の作品を見てみましょう!

本番一発勝負ということで、小学生たちのストレートな線の魅力が存分に発揮されるこの作品ですが、視点と指先の器用さが成長した中学生の作品もまた、日本画のような繊細さを持つ美しい線になっています。

そして同じモチーフにて、クレヨンでその魅力を描き切った方もいます。その画材の力強さだけでなく、今日この状態の水仙でしか描けないような、生きているみずみずしさまで感じられますね。本当に素敵な作品です。

大人クラスの方、今月中で状態にもよりますが、モチーフの「蟹(ナマ)」を描いていただくことも可能です。気になる方は講師にご相談を!(毎日解凍&冷凍を繰り返しているため、残念ながら食用にはできないものですけれど…)
そしていつもの鉛筆とはまた違う、割り箸ペンで自分だけの線を描いてみても面白いかもしれません!

いしやま


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一発勝負

2009-01-19 00:42:00 | アート・文化
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皆様、あけましておめでとうございます(今更ですが)。幸介です。

月曜クラスは祝日等の関係で今日が初授業でした。1月も半分過ぎているので「おめでとう」と言うのにも少々違和感を感じました…

そして今月の小学生クラスですが、みんな「割り箸ペン」を使ってカニや花を墨汁で描いています。割り箸ペンとは、漫画で使うようなインクペンや万年筆のように、描くたびにインク(墨汁)に浸けて液を補充しなければなりません。鉛筆と違って一度描くと消せないのですが、子供の描く不完全ではあるけれども土臭くて風合いのある「一発勝負」の線がとても美しいです。一度きり、失敗はできないの課題ですので、授業中もそれはもうほんとうに静かに集中して描いています。

僕の担当する月曜・木曜クラスは多少にぎやかなのがウリでしたので、個人的にはちょっと調子くるいそうな感じではありますが…

でもまぁ、本日載せている画像もそうですが、画面構図や線の揺れなど魅力的な作品ばかりです。出だしから良い作品が沢山生まれていますので、今年も小学生クラのスみんなには期待できそうですね!!

以上、幸介でした!

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うれし涙保管中

2009-01-18 21:24:13 | スタッフ講師
Yuriyuri_5由里 高3 アクリル

センター試験が終わりました。
ミオスから美術専門の予備校に移って頑張っている受験生からのメールを作品付きでご紹介します。

新年最初に講評してもらったのが褒められたので、写メ送ってみます(・ω・)/
でもこれ、やり直しなんだぜー…(*´Д`)=з
やっぱり最初からこのクオリティで描かなきゃだよね…。
この前やっと、水彩画も戦えるようになってきたって言われたので、頑張ります(´∀`)

なかなか上達しなくて、私にしょちゅう怒られて悔し泣きしてたのに、うまくなったなー。
小学校3年生の頃から10年間も彼女の絵を見ているので、うっかり感動しそうになってしまいましたが、それは合格するまでとっておきましょう。   オバラ

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遅ばせながら

2009-01-17 03:48:00 | スタッフ講師
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あけましておめでとうございます。チノサオリです。
今年もよろしくお願い致します!

ところで、みなさんはどんなお正月を過ごしましたか?私は元旦に友人と凧あげをしていました!我ながら、健全なお正月を過ごしたと思うのですが、これは、年末にもちょこっと書きましたが、2月の小学生クラスのカリキュラムの為なのです!ずばり「凧づくり」をやります。(小学生クラスのみんな、お楽しみに^^)

何種類か凧を作り、どれが上がりやすいかなど、試していたのですが、小学生以来の凧あげは予想以上に楽しく、風があまりないにも関わらず2時間近く熱中してしまいました。これほど風を感じる遊びは他にないんじゃないかと思います。また、自分が作って、絵を描いた凧が空に浮かんでいるのを眺めるのは気持ちのいいものです。すっかり凧の魅力にハマってしまいました。

また、100円ショップで買った珍しい三角凧のキットにド派手な絵を描いた凧もあげてみたのですが、珍しさからか、「写真とっても良いですか?」という人まで現れ・・・・大注目されること間違いなしです!

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