モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

幼児クラス夏のワークショップ

2024-06-16 14:40:40 | 幼児ワークショップ

どなたでもご参加頂ける、夏休みワークショップのお知らせです。第二弾は幼児クラスからご案内します。
年少・年中・年長 『幼児クラス』 参加費:1回3,000円(税込)

夏休み、幼児クラス合同ワークショップを開講します。1回の授業で作品を完成させますので、参加したその日にお持ち帰り頂けます。
材料や道具も全てこちらでご用意致しますので、手ぶらでお越しください。持ち物は汚れても良い服装・作品を持ち帰る為の袋のみ。
(小学校受験・難関校の過去問類似課題ですので、アイデアを広げ応用できるカリキュラムとなっております。)
※年少さんは親子でのご参加をお勧めします。年中さん・年長さんも、一人での受講が難しいお子様は、無理せず保護者とペアでご参加ください。


7月23日(火)15:00-16:10 『紙工作・第一弾 波から飛び出す海洋生物帽子

みんなの好きな海の生き物はなんですか?波から「バッシャーン!」と飛び出し跳ねる、大迫力のクジラやサメをモチーフに、実際にかぶれる帽子を作ります。
まだハサミを扱うのが難しい子も、こちらでしっかりサポートいたしますのでご安心下さい。


8月 6日(火)15:00-16:10 『絵画制作・第一弾 深海スキューバダイビング

夏と言えば海!まるで宇宙遊泳しているようなポーズで泳ぐ スキューバダイビング。腕や足はどのように曲がっているか勉強し、動きのある人物画にチャレンジします。酸素ボンベを背負った自分を描いたら 切り取って、海の生き物をたくさん描いた色画用紙に貼り付けましょう。


8月20日(火)15:00-16:10 『紙工作・第二弾 海賊帽子と剣で、なりきろう!

三角に折った黒い画用紙のまん中に穴を空けるだけで、こんなにリアルなパイレーツのコスチュームができるなんて!
鏡のように光る銀の工作用紙を使い、格好いい短剣も作ります。芯には木の棒を入れているので、戦ってもへたらないよ!(注意※本気を出しちゃダメ)


8月27日(火)15:00-16:10 『絵画制作・第二弾 水辺の生き物つかみ取り

腰を曲げて水に手を入れている姿勢は、大人でも難しいポージングです。割りピン人形で自然に見えるポーズを探ります。
年少・年中さんは難易度を下げ、少しだけ腰をかがめている姿勢を描きましょう。

夏休みワークショップ 参加方法
下記の必要事項を明記の上、メールの件名を『幼児ワークショップ申込』として、送付してください。
 ①お子様の氏名
 ②学年( 年少・年中・年長)・幼稚園名
 ③電話番号・住所
 ④ご受講希望日

をご連絡ください。定員がございますので、参加可能かどうかを返信いたします。参加可能の場合、お申し込みの確認と規約・振込み方法を貼付しますので、こちらからの返信後1週間以内にご入金ください。ご入金確認後正式申し込みとなります。
(ご注意)    
※振込み手数料は、お客様のご負担でお願いします。 ※銀行の`振込み控え明細票’を受領書とし、領収書の発行は控えさせて頂いております。
※お振込みが1週間以内に確認できない場合、申し込みをキャンセルされたとみなします。
※講座開催日程7日前を過ぎてからのキャンセルは返金できませんが、日程の変更は定員に達していない日時に限り承ります。
※キャンセル返金はご指定の口座に、振込み手数料を抜いた金額で振込ませて頂きます。
※ぐずってしまい、全く制作ができなかった場合の、払戻し・振替には応じられません。

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小学校受験ワークショップ

2024-06-15 17:53:23 | 小学校受験講習会

どなたでもご参加頂ける、夏休みワークショップのお知らせです。第一弾は小学校受験コースからご案内します。
年中・年長+保護者対象 『小学校受験コース』 参加費:1回10,000円(税込)

親子で参加する小学校受験の為のワークショップです。隣に保護者様が座り補佐をして頂きながら、完成度の高い作品を制作します。
他の子と差をつけるにはコツが要ります。セロテープの貼り方一つで、丈夫にできたり立体的になりますし、同じレベルの人物画でも、構図が変われば迫力・見栄えが激変します。
難しいと言われる家庭での絵画や制作の指導のヒントを、たくさんお話ししていきます。

7月31日(水)16:30-18:00『紙制作 細い足でも立つ動物/切れ込みを使った乗り物』
持ち物 ハサミ・セロテープ・スティックのり・汚れても良い服装・作品を持ち帰る為の袋

立体制作は、たくさん作って慣れること。但しやみくもに数を増やしてもゴミ屋敷になるだけです。たった一つのテクニック『細い足でも立つ』コツを覚えるだけでどんな動物も作れ、『切り込みに差す』だけで乗り物も道具も得意になれるとしたら?そんな魔法を教えます。

8月 2日(金)16:30-18:00『絵画 トリミング・構図の勉強/ダイナミックなポージング』
持ち物 16色のクレヨン・ハサミ・汚れても良い服装・作品を持ち帰る為の袋

与えられた課題で、一番大切な表現は何でしょう?絵画の試験では、その子の何を判断したいのでしょうか?
「気持ちが込められているか?」そしてそれが他者に、「一瞬で伝わるか?」が鍵となります。
画力はすぐには上がりませんが、構図に注目し魅力的な絵にしましょう!

夏休みワークショップ 参加方法
下記の必要事項を明記の上、メールの件名を『小学校受験ワークショップ申込』として、送付してください。
 ①お子様の氏名と参加される保護者の氏名
 ②学年( 年中・年長)・幼稚園名
 ③電話番号・住所
 ④ご受講希望日

をご連絡ください。定員がございますので、参加可能かどうかを返信いたします。参加可能の場合、お申し込みの確認と規約・振込み方法を貼付しますので、こちらからの返信後1週間以内にご入金ください。ご入金確認後正式申し込みとなります。
(ご注意)    
※振込み手数料は、お客様のご負担でお願いします。 ※銀行の`振込み控え明細票’を受領書とし、領収書の発行は控えさせて頂いております。
※お振込みが1週間以内に確認できない場合、申し込みをキャンセルされたとみなします。
※講座開催日程7日前を過ぎてからのキャンセルは返金できませんが、日程の変更は定員に達していない日時に限り承ります。
※キャンセル返金はご指定の口座に、振込み手数料を抜いた金額で振込ませて頂きます。
※ぐずってしまい、全く制作ができなかった場合の、払戻し・振替には応じられません。

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思わずウットリ

2024-06-14 22:59:14 | 大人 水彩


黒木 透明水彩

大竹です。今回ご紹介させて頂くのは、黒木さんの水彩画です。以前より描かれていた鳥シリーズの3作目(1枚目はこちら、2枚目はこちら)は孔雀!異性を惹きつける豪華な飾り羽は、異種族である我々人間をも魅了する輝きを放っていますね。その存在感、なんと神々しいのでしょう!まるで後光を纏っているかのようです。

目玉のような模様や、鱗のようにびっしりと重なった羽も細かく丁寧に描写されています。見る角度によって変化する羽の色合いを、よく観察し1枚の絵の中に描かれています。また、中央にすっと伸びる胴体の深い青色は、水彩を幾重にも塗り重ねて作られたのでしょう。見れば見るほど吸い込まれそうな藍色ですね!透明水彩の発色の良さを存分に活かして描かれています。黄色と青は色相環の補色の関係にありますから、お互いの色をより一層引き立てあいます。
そして何よりも、気品溢れる孔雀の顔にウットリしてしまいますね。顔はより一層細やかに、気合を入れて描かれているのが伝わってきます。嘴の凹凸、頭に密集している羽、アイラインのような白い模様…全てを余す事なく描写してやろうという気概をも感じられます。黒木さんの鳥への愛から成せる力なのでしょう。

改題材となった鳥達の魅力を、再認識させてくれるような作品だと思います。今後の鳥シリーズも楽しみにしております!

 

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清涼感、夏の香り

2024-06-13 23:07:49 | 学生


左上 悠華 中3 / 右上 心 中3
左下 明美 中3 / 右下 璃子 中2

マユカです!!引き続きデザインのご紹介をしていきますよ~!!今回は中学生特集です。なんだかフレッシュ!最近は特に暑い日が続いているため、今回の作品たちは涼し気で爽やかな雰囲気が心地いいです。

まずは悠華。ふわふわと美しいひれをなびかせて泳ぐ金魚が美しく、水中から金魚を見上げているような構図になっているため鮮やかな赤色が目に眩しく、より引き立って見えます。水面を単色ではなく、緑や紫、濃さの違う青を乗せることで単調にならないように工夫されています。よく見れば背だけでなくお腹側にも小さな鱗が描かれており、きらきらと反射しているような雰囲気を感じます。水滴や水面のしぶきなど、水の形を描いている作品が多い中で、水面という切り口を見つけているあたり、アイデアの出し方が上手いなと感じます。

続いて心。メロンソーダが溶けていく様子を描きました。このデザインの要素としては結露の水滴と、アイスの垂れた粘性のある液体の感じの描き分けでしょう。反射や映り込みの激しい水滴に対し、もったりとしたマットな雰囲気のアイスの雫は液体の姿の差をよく表していますね。また色彩の使い方が素敵です。色的にはオレンジが目立つ色ではあるのですが、大きく白をあしらっていることにより空白に目が行き、そこから書き込みの多いメロンソーダへと視線が移ります。大きな面に目立つ色を置いているからこそ、小さな画面にしても目をしっかりと引きます。

お次は明美。懐中時計が水に投げ入れられているようなダイナミックで躍動感のある構図になっています。とても動きを感じる要因は、その水の動きから来ています。水滴が端へ溜まることでどの向きに水が進んでいるのか、この後どういった動きをするのかを想像することが出来、また中心のアナログな時計の機工に少し手間取っていましたが、金属らしさや水の透け感、揺らぎなど、細かい所にたくさんのこだわりが詰まっています。薄く淡い水彩の塗りの中に、パキッと鋭い色をのせているので、ハッとさせられるような鮮明さがありますね。

最後に璃子の作品です。紅茶を注ぐ様子を描きました。彼女の画風の特徴として、とにかくよく観察して、正確に写しとるところがあげられるのですが、その観察眼はなかなかに鋭く、特に紅茶を注いているポット、そこから流れる液体の流動感はまるで写真のよう。使う色の選び方がとてもうまく、丁寧な色選びをしながら少しずつ描いていきました。実はポットとカップで参照している画像は別で、少し想像で補完しながら描いていました。画面構成においてオリジナリティを出すことが出来ており、ただの模写ではなく、彼女の作品として昇華させられています。

今回の作品たちはデザイン的、というよりは一枚の作品としていいなと思うものが多かったかと思います。これからもデザインをする!という時は、より分かりやすく暖色を用いた画面を心がけて色や構図を作ってあげると、広告のような作品が描けるようになっていくのではないかなと思います。

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思い切りを大事に

2024-06-12 22:14:20 | 学生


左上 舞 中3 / 右上 圭介 中2
左下 心寧 中2 / 右下 空

梅雨入り前なのに夏日が続いて毎日ヘトヘトです、ナツメです。本日も学生クラスより水のデザイン作品のご紹介です!


「水」と言われて鼻水や涎をテーマにする大胆さ!鼻水もここまで丁寧に描き込まれると美しく見えてくるので不思議です。半開きの口やほんのりと赤い頬など大きくトリミングした構図の中でも赤ちゃんだと伝わる要素を取り入れています。肝心の水の表現も透明感に加え粘性も感じる描きわけが素晴らしいです。

圭介
勢いよく噴火している火山。下から見上げている構図は迫力満点ですね!ゴツゴツとした素朴な岩肌もさることながら、泡立つ溶岩の描写には目を見張るものがあります。無彩色の山に対し鮮やかな暖色を使うことで、危険だけれど思わず近づきたくなるような、引き込まれてしまう魅力が増しています。

心寧
こちらの人物も中々挑戦的な切り取り方をしていますね。汗も水として描きましたが、瞳に写っているのも海、と二種類の水を描いています。接写で画面に収まっているのは顔の一部ですが瞳に写り込んだ景色から周りに広がっている景色も想起されます。夏でしょうか、うだるような熱さを感じる色選びもgoodです!


最後にご紹介するのは傘のデザイン。背景を青、水は黄色と見せたい部分に効果的に色を使っています。傘の骨がある部分は水も少し盛り上がっていたりと、水とモチーフの関係性を非常によく観察して捉えていることが伝わってきます。閉じた状態、少し開いた状態と様々な段階を描き機能面の描写もバッチリです!


どの作品も目の付け所がユニークでとても面白いですね!見せ方を工夫したり、モチーフ選びに拘ったりと純粋に水を描くのではない試行錯誤の様子が見て取れます。思い切りの良さが気持ちよく、この感性を今後も大切にして欲しいと思うばかりです。

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「なんだかいいな」を投影して

2024-06-11 23:13:37 | 学生


左上 凌太郎 中3 / 右上 浩子 中2
左下 夏葵 中3 / 右下 彩希 高2

サヤカです!2024年の上半期の終わりが着々と近づいていることに恐怖を感じる毎日です。今回は先週に引き続き、学生クラスの水のデザインを紹介します!

凌太郎
いくらの軍艦に醤油をかける瞬間と、これはまた面白い場面を切り取っていますね!題材選びのセンスも光ることながら、描きたいものをしっかり作品に落とし込む力も感じられます。反射や液体の躍動感などリアリティを持って描いている部分も素晴らしいですが、醤油さしと背景の境界線を白で縁取っているのがなんともオシャレ!縁取ることで物体を視認しやすくなることに加え、デザイン性も高まっていますね。

浩子
ブタのおしりがなんともキュート!こちらも描きたいものが分かりやすく伝わってくる作品です。シュールなブタの後ろ姿と繊細な着彩をした水飛沫の組み合わせは、大胆でコラージュのような効果を生んでいて面白いですね。水に透けた後ろ足がとっても美しい!王冠のような水面の波紋には、赤、青、黄色、緑などなど様々な色が使われ、作品全体のアクセントとなっています。

夏葵
優しい桃色から春を連想しますね。水のデザインを始めたのが春先だったため、季節にぴったりの作品でした。あまりアクリルに慣れていなかったため苦戦したそうですが、傘の軸の部分は金属らしさや遠近感が自然に表現され、技術の高さが伝わってきます。まるでダイヤモンドのような水滴は、しっかり輪郭を描く部分と淡く輪郭を描く部分を描き分け、光の反射を表現しています。

彩希
はつらつとしたパンジーの姿が目を惹く作品です。花びらは何枚なのか、どんな模様なのか、理科の授業を思い出すような丁寧な観察を繰り返して完成しました。アクリルの特徴を活かしたパキッとしたタッチがすがすがしいですね!深い青が主役のパンジーの華やかさを際立てています。はっきりとしたタッチとは対照的に、水滴の反射は複数の色で反射を表現していてより繊細さが感じられますね。

4人とも描きたい物が何なのか一目見てわかる作品で、日常で「なんだかいいな、面白いな、かわいいな」と感じられる物や瞬間を切り取ったことが伝わり、私の心までときめきました。これからも日常の「なんだかいいな」を活かし、作品に投影してみてください!

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操り人形5

2024-06-10 23:35:05 | 小学生 工作

オバラです。小学生クラス5・6月のカリキュラム『マリオネット(操り人形)』の中間報告第五弾。頭頂部や関節にヒートンを入れ終わり、紐で吊り下げられる子が増えてきました。
「スカスカの木口(こぐち)にヒートンを付けない」「真上に垂直にヒートンを付けると、重量のあるボディに耐えられないので、後頭部に付ける」「頭がぐったり下がってしまう場合、ヒートンを付け直す位置は?」「肩が上がらないのは何故か?」「四つ足の動物タイプの形には、背中のどこにヒートンを付ければ釣り合いが取れる?」「つま先に紐を付けるのと、膝に付けるのでは、動きの違いはどうだろう?」
全てが試行錯誤。疑問と工夫・解決の繰り返し。真剣で、一生懸命で、夢中です。

巷では、プログラミングから教えてもらえるロボットスクールが大人気ですが、アナログだって負けていません。
前回のブログで「イスを使わず立って、作業させています。」と書きましたが、誰一人「疲れた」と言わず、フットワーク軽く足りないパーツをのこぎりで切り出し、指を切ってもグルーガンで火傷してもへっちゃらです。
失敗もポジティブに捉えて、新しいチャレンジをする姿に成長を感じます。

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短期決戦で描く

2024-06-08 15:32:15 | 大人 油絵・アクリル


石山 アクリル画

夏の気配を感じさせる季節になりました。岩田です。

今回は、石山さんの作品をご紹介します。
こちらは、『リンカーン/秘密の書』という2012年の映画のポスターを元にした模写。大統領のリンカーンがバンパイアたちと戦うというホラー映画です。

最近、完成までにかなりな時間(半年くらい)が掛かるようになってきた石山さん。意を決して「今回は早く描き上げます!」と意思表明して取り組み、有言実行2・3ヶ月で仕上げてくれました。
基本的に構図などは同じなのですが、元になっているビジュアルを見てみると、全体が暗いトーンで構成されていて、月の存在が明るく目立つ感じ。
石山さんの作品は少しアレンジが加えられ、月を中心とした空が明るく、人物の逆光感が強調されています。足元のタイトル文字を取り払った分、そこに使われていた赤を地面に使用し、ポスターの印象をキープしているのです。

アクリルの場合、水で溶いた時のパレット上での色と乾いた時の色が違って見えることが多々あり、長いスパンで描く際、又同じような色を作ろうと思うと再現性が難しいこともあるのですが、こちらの作品は、背景の色同士も上手く馴染んでいて、綺麗に仕上がっていますね。

暗さの中の見えないところを細かく描き過ぎないように注意し、大胆な塗り重ねをしたことと、アクリルの早く乾く利点を有効に活かしたことが短期決戦でカッコイイ作品を仕上げられたポイントでしょう。

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観る人を歓迎する花々

2024-06-07 20:59:33 | 大人 油絵・アクリル


金澤 油彩

大竹です。今回ご紹介させて頂くのは、金澤さんの油彩作品です。画面一面に広がる色とりどりの花々が、観る人の心へ飛び込んできます。まるで花々が鑑賞者を歓迎してくれている様にも見えてきますね。
真上から撮られた写真を元に制作されていましたので立体感が出し難く、のっぺりとした印象にならない様に奥の草花は影の色を薄く重ねたり、同じ様に見える色同士も少しずつ変化させています。沢山の花が小さく詰め込まれていますが、詳しい方が見れば直ぐ何の種類なのか見分けられるのではないでしょうか。それぞれの花の特徴を捉え、隅々まで余す所無く丁寧に筆が行き届いているのが分かりますね。絵の具の性質上、混色すればするほど色が鈍くなってしまうのですが、金澤さんの花々はどれも鮮やかな色合いを保っていますね。色が濁らないよう気を使われて制作されていったのでしょう。様々な色の花が描かれていますが、中でも白い色が特に美しく見えます。油彩での白の扱いは、実はちょっと難しいものなんですが(白色が強く出てしまい、悪目立ちしてしまう)周りの色を潰す事無くお互いを引き立て合っている様に思います。
また、背景を一切描かないことで、風景というよりも花々を図形的に捉えた模様の様な絵作りになっているのも面白いですね。色のピースが上手く組み合わさり、美しい花畑のパズルが組み上がっています。

老若男女、どの世代の人が見ても楽しめる1枚だと思います。現在、次の作品に取り組まれていますが、これまた違った作風のものを描かれています(内容はまだ秘密!)金澤さんの次回作をどうぞお楽しみに!

 

 

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小粒の山

2024-06-06 23:14:08 | 大人 水彩


木佐貫 透明水彩

マユカです!今回は木佐貫さんの作品をご紹介したいと思います!

山盛りのいちご、シンプルながら目を惹くモチーフになっており、木の机や差し色の緑がいちごの赤を際立たせています。差し込む光は自然で優しい春の陽気を感じさせ、水彩の雰囲気にとても合っていてなんだかほっこりとしますね。ふんわりとした画材だからこそ、つやつやとしたいちごの瑞々しさを表現するのに苦労されました。

全体的にしっかりと立体感が付いており、淡い画材でも臆さずに濃く、強いコントラストの色彩を乗せているために、しっかりと光に沿ったゴロっとしたいちごの感じが出ています。一粒一粒の質感は勿論ですが、この粒を「個」として見るか、「塊」として見るかで絵の印象というのは大きく変わってきます。例えばブドウなどは、房に付いている一粒一粒を一個ずつ描いていると、光の方向が分からなくなってしまったり、立体感がなくなりイラストのようになってしまったりと、自然な感じを出すことが難しくなってしまいます。これが「個」の描き方ですね。そうならないために、ブドウの房の描き始めは5角形の角錐を横にしたようなアタリを描き、ざっくりとした全体の陰影をつけてから、粒の形を追っていく…というような描き方をします。これが「塊」の描き方です。

今回の木佐貫さんの水彩画は「塊」として見ることが出来ているので、上から見た構図でありながら、山のように積まれたいちごを感じるのでしょう。また、手前と奥の描き分けもいいですね!手前は木目までしっかり描写し、光が当たっている場所と影になっている場所でいちごの種の書き分けまでする徹底ぶり。しかし奥の方は木目は光で見えないようになっている上、いちごにも陰影をつけるくらいであとはぼやかされています。こうすることで遠近感を強く演出する効果が生まれており、画面にメリハリがついてとても見やすくなりました。まるで写真のようなピントの合わせ方ですね。

細かく描き込むだけが良いというわけではなく、本当に見せたい場所、視線を向けてほしい場所を重点的に描き、周囲はあえて描かない選択をすることで意図的にピントを作り出し、より見やすく、より伝わりやすい画面にできます。主役にスポットライトが当たる絵はやはり、見ていて心地がいいものです。

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対象を見る

2024-06-05 22:52:47 | 学生


彩希 高2 油彩

暑かったり涼しかったり毎日服選びに悩まされています、ナツメです。今回は学生クラスのアキの油絵を2点ご紹介します!

まずは左の虎の絵。座ってリラックスしている様子ですが、こちらを見据える目には貫禄がありますね。顔は細い筆を使って細かく、体は大まかに、そして背景はさらにざっくりと色をぼかして置くなど、見せたい順番によって描き込み具合をコントロールしているため様々な色が置かれている中でもとても見やすい画面になりました。顔周りや手など、要所要所に置かれている鮮やかな黄色も効果的です。

そして2枚目は静物画。1枚目との間にデザインの平面構成を制作したのが功を奏し、シャープではっきりとした線が引けています。それぞれの質感の差が素晴らしいですね!特にポットは、周りのモチーフが赤いものに映るとどんな色になるのかを考えながら絵の具を作るのに試行錯誤していました。その苦戦の甲斐あって、手で触った時の感触が伝わってくるようなツヤツヤ感が出ています。一つ一つの立体感はとても素晴らしいので、パースにも意識を向けられるとより自然な絵になると思います。

どちらもモノの色をよく観察して描いているのが好印象です。虎の絵は画面全体が馴染むようなタッチなのに対して静物画はそれぞれのモチーフがはっきりとわかるように明瞭に描いているのが特徴的なので、今後は両方のいいとこ取りをして絵やモチーフによって描き方の使い分けにも挑戦してみて下さい!

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画面から伝わる創作意欲

2024-06-04 21:37:57 | 学生


左上 あかり 高1 / 右上 小鈴 中2
左下 芽依 中1 / 右下 愛菜 中3

サヤカです!連日の大雨で6月に入ったことを実感しました。今回は、学生クラスの水のデザインの紹介していきます!

あかり
花びらが水を弾く瞬間をフューチャーした作品です。花びらの折れ曲がり方に苦戦すると、実際にお風呂場で試して写真を持ってくる意欲・向上心の高さ!水彩の扱い方はさすがですね。生き生きとした花や、水流の立体感、遠近感がよく表現されています。うす黄色の背景は暖かな春を連想させ、全体にまとまりを与えています。

小鈴
なんだか不穏な雰囲気を感じ、どんな情景なのか想像が膨らむ作品ですね!普段人物を描くことが多い小鈴ですが、傘と長靴をモチーフにし、実物をよく観察して完成させました。青の対照色であるオレンジ、それに近い赤を使うことで、メリハリのある画面になり、長靴に自然に目がいきます。

芽依
小学生クラスから学生クラスに上がり初めての作品ですが、描きたいものが何なのか一目見て主役がわかる力強さがあって素晴らしいです!水たまりを踏んで、水が跳ねている躍動感が赤の背景によく映えています。複雑な靴紐や側面の立体感に苦戦しましたが、トライを繰り返し、自然な靴の形を再現することができました。

愛菜
対称に整えられた美しい構図が目を惹く作品ですね。色水が広がる一瞬という刹那的な現象にぴったりな、繊細なタッチで描かれています。写真に写しきれていませんが、右下に広がる色水は、濃淡が丁寧に調節され、水の揺らぎが表現されています。波紋や雫、ガラス管に吸い上げられた水の反射などなど水の描き方を習得し、完全にマスターしたことが伝わってきます!

4人とも画面から様々な工夫、試行錯誤をしたことが伝わってくる作品でした。これからも創作意欲たっぷりな作品を楽しみにしています!

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操り人形4

2024-06-03 23:48:38 | 小学生 工作

オバラです。小学生クラス5・6月のカリキュラム『マリオネット(操り人形)』の中間報告第四弾。6月に入っていよいよ組み立てる作業に突入しました!
ヒートンや丸環、ネジ、画鋲など、小さな部品をラジオペンチなどを使用して木にねじ込むので、部品が無くならないよう机上で、また、固い木に穴を空ける時に力を入れやすくする為イスを使わず立って、作業させています。

どうです、この真剣な表情。一度やり方を教えると、1年生でも一人でやり抜きます。「先生、手伝ってぇー!固いー!」のコーラスを予想していたので、いささか拍子抜け。

平面的な組み立て方にならず、前後に立体感を付ける事、動作や動きを感じられる構成にする事、『肩・肘』、『股関節・膝』など、関節を多くし過ぎると操る糸がこんがらがるし、骨がバキバキに折れた首吊り人形になってしまう、と注意して、そこだけは少し口出ししました。

誰一人、似たような作品にならず、オリジナリティーあふれる作品になってきています。工具を扱うのも得意になってきました。これは完成が期待できそう!
そうか、この作業が楽しくて、一平先生もなつめ先生も「記憶に残る楽しい制作・第一位」だったんだね。

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もう一歩突っ込んで構成してみる

2024-06-01 15:13:10 | 大人 油絵・アクリル


植松 油彩

岩田です。本日は、植松さんの作品をご紹介します。

こちらは、アフリカ象が土煙を上げて走っている姿。6号の油彩ですが、迫力を感じさせる1枚です。
全体の色の構成もブルーグレーの空にオーカーとアンバー系の大地がとても美しく響き合っています。主役の象を見ると、影側には空の色を、光が当たっている側には大地の色を反映させることで、背景とも親和性を持たせているのと同時に、背景を出来るだけぼかしながら、逆に象の鼻のごつごつとした質感を描き込むことで、見せたい部分にしっかりピントを合わせています。

主役と背景の関係性においては、非常に上手くまとめられている作品ですが、ここからもう一歩突っ込んで、視点の誘導ということを視野に入れ作品を構成していくと、より奥深い作品になっていくと思います。
最初に鼻の質感を見せて、次に鼻先へと向かって土煙の様を楽しませてくれるまでは良いのですが、鑑賞者としては、次は是非背景も楽しみたい。
そうなった時に例えば、先ず左に目を行かせるのか、はたまた右か、となると土煙を左右同じようにぼかすのではなく、どちらかの描き込みを多少強くして視点をそちらに誘導し、その上の大地のコントラストをやや利かせながら色合いをより美しくし、更に奥のグリーンと空へ・・・といった具合に背景へと繋がる道筋を作っていくのです。

でも、決してわざとらしくならないようにすることがポイント。そんな感じで自身が鑑賞者になったつもりで、全体を構成してみて下さい。

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アフタヌーン四季大賞受賞

2024-05-31 22:13:34 | お知らせ

大竹です。今回はこの場をお借りして、友人の宣伝をさせて下さい。
高校時代からの友人、矢子園知弓(作家名)が月刊アフタヌーンが開催する漫画賞『四季賞』にて、最優秀賞である四季賞を受賞しました!アフタヌーンはミオスにも読者がいる『ブルーピリオド』や、実写映画化された『寄生獣』など、多数の作品が映画化やアニメ化されており、今勢いのある漫画雑誌と言えるでしょう。大賞を取った読み切りはアフタヌーン本誌に掲載され、デビューへの第一歩となります。受賞作では、白人と黒人の少年の友情、そして差別をテーマに74pもの物語を描き切っています。

原稿執筆にあたり、私もほぼ全てのページのトーン張りをお手伝いをさせて頂きました。モノクロで印刷される漫画では、濃淡を表現するために模様や柄が印刷されているフィルム=トーンを貼り付けます。一番使われるのはドット模様でしょうか、大きい点は濃い色、小さい点は薄い色として印刷されます。新聞の写真もよく見てみると、白黒で濃淡を出すためにドットになっている部分があります。一昔前の漫画家とアシスタントといえば、同じ部屋で机を並べて原稿に取り組むイメージがありますが、今はパソコンによるデジタル作業も普及し、データを共有しリモートで作業する事が可能です。私も自宅でデータのやり取りをしながらお手伝いしました。

彼女は高校卒業後は漫画の専門学校に通い、コールセンターでアルバイトをしながら漫画の執筆を続けておりました。今回の大賞受賞前にも同賞へ応募し、佳作を受賞しておりました。そして次の賞へ挑むにあたり「次に大賞を獲れなかったら漫画家の夢を諦める!」と覚悟を決めていたそうです。その意気込みで見事大賞を掴み取り(なんと賞金100万円!)、現在は連載に向けて担当さんと準備をしています。受賞作はアフタヌーン6月号本誌、またコチラからも無料で読む事が出来ますので、是非ご一読ください!(佳作作品もコチラからどうぞ!私もお手伝いしました。)

それにしても、宝石の国最終回&市川春子先生の美しい表紙の本に自分の漫画が載っているなんて、羨ましすぎる!!(連載当時からのファンでした)この間、友達特権を行使してサインを貰っちゃいました。もし矢子園先生のサインが欲しい方は、火曜&水曜担当の大竹まで!笑

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