
上段左から 璃寿 ・ 叡 ・ 聡太 3年生
下段左から 悠里 ・ 壮敏 ・ 心瞳 4年生
蝉の鳴く声で起きてます、ナツメです!小学生クラスの油絵、どんどん完成しています!みんなこの暑いのにどこからその元気が湧いてくるんだ?と思うほどパワフルです。活力を分けて欲しい…
さて、昨日の一平先生に続いて3年生からご紹介していきます!
璃寿 ‐ 可愛らしく見上げてくる犬の体ですが、単純に黒のような色ではなく黄色や紫で影を入れているので白さが際立っています!モリモリと塗られた鮮やかな緑からは草の香りが漂ってくるような気さえしてきます。
叡 ‐ これこそが東京のシンボルだ!!!と言わんばかりに画面いっぱいに描かれた東京タワー、気持ちいいですね!タワーの赤と青を基調とした周りの寒色の対比も効果的です。これだけぽーんと東京タワーを描いても画面を単調にさせない空の巧みな色遣いも素晴らしいです!
聡太 ‐ 今回は動物を描く子が多かったのですが、その中でもパンダを選ぶ堂々としたチョイス!よく見ると手足の爪など細かいところまで描かれています。どっしりと構えてこちらに何か語りかけてくるような、どこか余裕のある穏やかな表情がなんとも言えません。
続いては4年生です。
悠里 ‐ 私も家で飼っていますが、猫って本当にこういう体勢で寝るんです!画面全体が暖色で纏まられていて、のびーっとリラックスしている和やかな情景まで表現されていて、見ているとほんわかしてきます。
壮敏 ‐ 狼の得意げな(?)表情がとても面白いですね!孤高の狼などとよく言いますが、この狼は彩度の高い色合いや表情も相まって親しみやすさを感じます。背景や毛なみの表現などで使われている荒めのタッチが野生味を強調するのによく効いています!
心瞳 ‐ こちらも猫ですが、悠里の猫とはまた違いいたずらする機会を窺っているような表情。同心円を使った視線誘導も上手い!赤〜緑の間にある色を中心に画面が構成されていることで暖かみのある作品になっています!
以上、本日の作品紹介でした!昨日の記事と併せて、学年ごとで見てみるとまたそれぞれ特徴があって面白いですね。完成した作品は持って帰るので、ギャラリーのようなアトリエの壁も段々寂しくなっていきます。ぜひ今のうちに見てくださいね!
のり先生のユーチューブでも、この6人の講評を違う視点で解説していますので、どうぞこちらもご覧ください!