![Iwatadoitu Iwatadoitu](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/fd/1d9354d867f1c2d72389f77f2d9eeddc.jpg)
皆様。ご無沙汰しておりました。ドイツでの展覧会やその他諸々あり、ちゃんとブログを描くのが久しぶりとなりました。今回はドイツへの旅行のご報告となります。
展覧会が開催されたのはミュンヘンです。ミュンヘンはドイツの中でも南に位置し、とても豊かな都市です。古い建物と新しい建物が上手に融合し魅力的な街並みを形成しています。
ギャラリーがあるのはミュンヘン中央駅から東にあるMICHEKO GALLERYです。周辺にはピナコテークという国立美術館や飲食店、コマーシャルギャラリーなどが立ち並ぶ活気のある地域です。
ピナコテークは現代美術館、近代美術館、中世美術を展示している美術館それぞれが独立した建物に分かれており、、とても魅力的な展示をしています。作品の写真撮影がオーケーだということにも驚きました。そこで思わずゴッホのひまわりを撮りました。
私が展示をさせて頂いたのもこの地域にあるコマーシャルギャラリーの一つで、主に日本の作家を多く扱っているギャラリーです。ドイツは、アメリカやイギリスと並び現代美術を取り巻く環境が整備されている国です。日本からも数多くの美術作家、学生が在外研修や留学などで訪れる地です。
今回の展示の趣旨は日本の工芸などの分野で培われた伝統的な素材、技術を使いながら現代に通じる表現をしている作家を紹介するというものです。
ヨーロッパの方たちにとってやはり漆というものは普段お目にかかることがない分、作品に対しても興味深々でした。持参した漆芸道具と共に制作工程や作品の趣旨など日本語交じりの英語で解説をしました。英語の実力も微妙ではありますが何とかドイツの方にも伝わっているようでした。
今後とも日本独自の文化を海外の方々にも認知して頂けるような機会が増えることを自身も希望しています。日本だけでなく海外にも表現の場を広げて行ければ最高です。
又、展示などのお知らせがありましたらご報告をさて頂きます!
岩田