小原です。前回の岩田先生主催のスキルアップ講座を、密を避ける為オンラインレッスンで生配信してから2年が経ってしまいました。小原・岩田がアナログ人間で、PCやメカに弱いのが原因です。(前回は撮影中カメラが熱くなりすぎて止まり、氷で冷やしたりしていました。捻挫?)
今年は外イベントに致します!大人クラスの皆様、子どものように外でアクションペインティングを楽しみましょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/6a/29f8bbdfda5f757e4555d264637e3a01.jpg)
左 當山 / 右 加藤
カラメル色素・墨汁・チャコールペンシル・木炭・コンテ・鉛筆・パステル・色鉛筆・アクリル絵具
岩田です。上の2枚、制作中は教室に飾ってあったので、ご覧になった事があると思います。當山さんが小原先生より『カラメル色素』という砂糖から作った褐色系古色の使用を下地作りに勧められ、ダラダラ垂らしたり、勢いよく跳ねさせたりと、偶然できる濃淡やシミを工夫されました。
その下地にどのようなモチーフが合うか考え、自然物の鹿頭蓋骨・石・人工物のレンガを組み合わせて配置し、不要な焦色は水で薄め、足りない濃度はもう一度重ね…繰り返してこのような作品になっています。加藤さんは當山さんの絵に感動し、参考にされました。
最近みなさんの作品を見る中で、絵に真摯に対峙し素直に表現する事を大切にするあまり、一番描きたかったモノを主役として常に引き立たせる努力・意識をされていないのでは?と疑惑が湧いてきました。画面の隅々まで100%の力を注いでしまい、挙句つまらない絵になってしまう経験は誰しもあると思います。
今回の講座では偶然の力を借りながら、主役を活かす為、脇役をどのように配置するのが望ましいかもお話しようと思います。「魅力的な絵とはいったい?」みなさんで考えていきましょう。
ご参加お待ちしております!ご都合宜しければ、ランチもご一緒にいかがですか?
追伸 6月25日にYouTubeで、上記2枚を同時に講評予定です。どうぞご視聴お楽しみに!
日時 7月16日(土) 10:00 ~ 11:30くらい(その後のランチは気まぐれで、店の予約はしません。)
参加費 2,500 円
準備物 墨がはねても構わない服装(もしくは着替え)、タオル、虫よけ、水筒、帽子、筆記用具
定員・参加資格 外行事の為、定員は設けません。学生も参加可能です。外部の方は受付けておりません。
当日は教室内で講義の後、外へ移動し、セピアやモノトーンで画面に濃淡を作りです。木炭紙大(65㎝×55㎝)の大きな画用紙へ、箒などに墨を付けて垂らしたり、水鉄砲などで水を掛けて溶かします。
実際その画用紙を使って具体的な絵を描いていくのは、通常授業中となります。何かご不明な点がございましたら、小原までお問い合わせ下さい。