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馬渕 『ねないこだれだ Who's not sleeping?』 透明水彩
馬渕さんは人物描写にこだわり、老若男女(そう言えばまだ、老は描いてませんね)描き続けています。繊細なタッチで細部まで表現し、子どもの柔らかい肌の質感やふわふわの髪の毛も、触り心地が想像できますね。
さてこれからの課題ですが、「細部まで描く」だけでなく、「描かない所を効果的に作る」勉強を始めませんか?作品を見る人の視線の動きを考えてみましょう。美術展覧会などに行って絵を見る時、最初にどこから見るでしょか?その視線はどこに移りますか?この鑑賞の仕方を意識すると、自分が次の作品にしなければならない事が見えてきますよ!
「去年10月から休会していたのですが、今月から9ヶ月ぶりに復帰しました。肌の陰影の付け方や髪の塗り方に苦労しましたが、とても勉強になりました。次回作に活かしたいと思います。やっぱり絵を描くことは楽しいと改めて実感しました。 Thank U. chica」
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通常は水彩、アクリルなら水、油彩ならペインティングオイルですよね。
でもしばらく使っていると、どうしても落ちない汚れが気になって来ます。
そこで何回か使ったら、固形石鹸(液体石鹸は植物製なので、石油系でできている普通の固形石鹸の方がよく落ちます)を泡立てぬるま湯(お風呂位の温度)で洗ってみて下さい。一番汚れの溜まっている部分は筆の根元ですから、根元の毛を優しくしごくようにして汚れを浮き出させるのがポイントです。洗剤成分をすっかり流した後は、トリートメント(もしくはリンス)で、しなやかに!もちろん人間用で構いません。それも落とした後、乾かし方が一番の重要!ゴムで筆の柄を縛り、逆さまに吊るして乾かします。こうする事によって、根元に残った汚れが全て下に落ち、見違えるように描き易くなるはずです☆
早速試してみて下さい!!!
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今日は筆について少々。
絵に絵具で色をつける時、必要なのが『画筆』ですが、意外とみなさんよく知りませんよね。今回は毛の種類について。
左-馬毛 最もポピュラーな筆用の毛です。ほぼ全身の毛が用いられています。豚毛(油絵用-弾力と耐久性がある)より柔らかい毛質で、油彩、水彩、日本画などに利用されます。
中-イタチ毛 弾力と穂先きのまとまり、絵具のふくみの良さを持っており、軟毛の代表的なものです。コリンスキー(シベリアに生息、非常に高価)を含めて〈セーブル〉と総称する場合が一般的で、油彩、水彩、日本画などに利用されます。
右-リセーブル毛 特殊加工した画筆用合成繊維です。天然毛〈セーブルやリス(主に水彩用-柔らかく細いので弾力がない)〉の特徴であるキューティクルに近い、ウオータースポットと呼ばれる凹凸がつけてあり、他の合成繊維にありがちな絵具の含み不足をカバーしています。又、耐久性、弾力、穂先きのまとまりが特に良く、太さの異なる複数の原毛も交ぜてあります。油彩、アクリル、水彩、デザインなど多目的に使われています。
とりあえず、どんな画材で描こうか迷ったら(もしくは色々な画材で使いまわしたい方は)、リセーブル毛の筆を買ってみて下さい。明日は筆の手入れについて説明します。