モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

GWブログお休みします

2019-04-29 17:40:51 | 幼児

幼児クラスで共同制作した鯉のぼり(外に飾っています)

アトリエは4月30日の火曜小学校受験クラスまで授業がございますが、ブログは5月6日までお休みさせて頂きます。

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箕輪さん コンクール受賞報告

2019-04-27 12:57:32 | 大人 水彩

『TSUTAYA主催 映画感想画コンクール2018首都圏大会 ワンダー賞 受賞』
『第12回全国土佐和紙はがき絵展 工芸村くらうど賞 受賞』(写真無し 題名ー夫婦金魚)

どうも、岩田です。
今回は、土曜午前クラスの箕輪さんが二つのコンクールにおいて受賞をされた報告です。

こちらの画像は、「ワンダー 君は太陽」という映画の感想を絵にされたものです。
正直、私はこの映画を見たことがなく、掲載した絵に関して多くの事は語ることはできませんが、透明水彩のふんわりとした柔らかい表情を活かして描かれているなと感じています。今迄も、「水」というモチーフにシンパシーを感じ描かれてきた箕輪さん。
更に、一貫して透明水彩という画材を扱ってきただけに、今回の受賞は、私達講師にとっても嬉しいことです。

因みにもう一つ受賞をされた「土佐和紙はがき絵展」の作品は、写真を撮り忘れてしまい、しかも展示が四国ということもあり画像の方はありません。

箕輪さん、今やっている木炭デッサンに至るまで、自主練も含め相当努力を重ねてきましたし、今回の受賞を契機に更なる飛躍を願っております。とはいえ、私いつも言うのですがあくまでも焦らず、心から楽しんで制作をされていって下さい。
今後とも応援してます!

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大変のその先

2019-04-26 21:37:05 | 小学生 工作

今年の夏はカッコいいビーサンが欲しい、一平です!
今回は小学生クラスの靴の紹介と、僕が大学で制作したものがちょうど靴のデザインだったのでそれの紹介をさせていただきます!
この工作はみんな自分で色や付属品などを決めなければならない、まさにデザインのようなものだったと思います。靴紐まで自分でチョイスする、ある意味ではかなり現実的な授業でした。自分の履いている靴を作っている子もいれば、自分の好きなものを靴の形に落とし込んでいる子も。毎日触っている靴や毎日好きで眺めているものでも自分で作るとなると意外と難しいものなのです。
でもそんな難しいなかでも彼らは「これは青がカッコいいから選んだんだ!」「ここに紫の方が良くない?」などそれぞれ自分なりに考え、素晴らしい靴達が出来上がりました。男子は自分の履いてきた靴を忠実に再現しようとする子が多く、女子は自分がオシャレだと思う、可愛らしい靴を作っている子が多かった印象です。

難しい授業だった分、物作りの大変な事のその先にある楽しさや達成感が、普段よりも多く味わえたのではないかなぁと思っております!
ここからは僕が大学でやった事を紹介させていただきます!
ご存知の方もいるかもしれませんが僕は現在、多摩美術大学のプロダクトデザイン専攻に通っています。要はモノのデザインを学ぶ所です。

そして今回の課題は自分でコンセプトを決め、スケッチを描き、靴を作れというものでした。(小学生の靴作りが始まる前にやれれば良かったのに!)

なので僕はチューリップのように優しく包み込んでくれるシューズを提案しました。自分では動けないチューリップなどの花を、動き回るための靴というものに落とし込んだ時のギャップが面白いかなと思ったからです。と、口では簡単に言っていますが全て自分で決めなければならなかったので自問自答の繰り返しでした。自分の好きなものと、加えなければならない機能などの要素を、うまく掛け合わせるのがとても難しい課題でした。

こちらは僕の友人達の作品と僕の靴を作るにあたってのスケッチです。ゴムに塗装したり、和紙を染めたり、はたまた枝を張り巡らせたりなど、選んだコンセプトによってみんな表現方法が違いました。ちなみに僕は花びらの微妙な厚みを出すため薄いスポンジに布を貼って表現しました。(左の上の黄色いのが僕のです!)スケッチは見た目だけでなく機能性も考えながら描いています。自分が考えたものがしっかりと形になると、それまでの苦労やら大変さやらそんなものは忘れてしまいます。みなさんもそんな経験があるのでは!?
かなり悩んでしまいましたが、そんな時小学生のみんなの純粋な「こっちの方が可愛い、カッコいい!」といった率直な意見(本能?)を思い出したら、もっと楽に考えようと少し冷静になれました。みんなありがとう!!

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こいのぼり制作

2019-04-25 22:21:21 | 親子

火曜親子クラスから、こいのぼり制作の様子をお伝えします。まず絵の具遊びからスタートです!赤と青の絵の具を足の裏にべったりと、お母さんに塗ってもらいました。足の裏に絵の具が付いたまま、大きな紙の上をお散歩すると、子ども達の可愛い小さな足跡ができました。自分が歩いた後を振り返りながら、繰り返し繰り返し足形を作っていく様子は本当に楽しそうです。散々遊んだ後は、自分で筆を持って足も手も塗ることに、真剣集中モード!自分の手足がいい感じの色にペインティングされたので、今度はお母さんの足にも塗っちゃおう!と、親子共にボディペインティング~!

この足形は切り抜いて、目と鱗のシールを貼る制作をすると、こいのぼりに変身!ぜひ大きくなって足形のサイズを見返して、成長の記録の一部にもしてほしいなと思います。写真下段の大きなこいのぼりは、絵の具が乾く間に制作しました。カラフルな鱗に好きな模様をクレヨンで描きました。じっくり見ると一つ一つ絵が違うので、絵を描いたお子さんの好きなモノが伝わってきます。こちらの作品は、ご家庭で天井から吊り下げて飾っていただきたいです。(Eri Ito)

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成長

2019-04-23 21:56:46 | 小学生・遠足

オバラです。今更遠足の話題ですみません。懐かしい写真からピックアップして過去と現在を比べ、その成長ぶりを見せびらかさせて頂きます。
左から一平(当時4年)、加余子(ボランティアに参加した中2)、旭(5年)、りん(1年)。8年前に今年の遠足と同じ場所の夢見ヶ崎動物公園に行った時の写真です。(菜々子はこの年の遠足は不参加、写真がなくて残念。)右は現在。遠足打ち上げカラオケ帰りの写真。

そして先日の遠足の写真 ↓
上段左から、果穂、菜々子、一平、加余子、
下段左から、操希(学生クラスのボランティア中2)、りん、聡、旭

大人が8年経つと色褪せポンコツになるだけですが、子どもは凄まじい進化を遂げますね!
立派に後輩たちを引率し、公共の場でのマナーを教え、クラスの違う子でも友達にならせるようさりげなくフォローし、作品にアドバイスを入れ、遊びにルールを作り楽しませ、想定外の事が起きても私の指示を仰ぐことなく解決し事後報告をしてくれる、頼もしくなって感慨もひとしお。アトリエを四半世紀続けてこられて良かったと思うのはこういう瞬間です。大人クラスの生徒さん達からも「こんなにたくさんの子ども達を立派に育てた先生が羨ましいわ〜」などと言って頂き鼻高々ではありますが、実はここまで濃密に付き合いを続ける子は50人に一人位しかいません。出会う人数が多いので、必然的に役に立つ(デキル)学生も少なくないという原理です。私の育て方が格別に上手かった訳ではありませんので念の為。
とは言え、一緒にいる時間が長いとより厳しく激怒しながら指導もでき、ますます世の中の為になる人材に成長するというもの。世代交代の日も近いかもしれません!?

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靴完成!!

2019-04-22 20:47:44 | 小学生 工作

 どうも幸介です!本日は先週に引き続き、小学生クラスの靴の工作の完成報告。上の画像は7年前に僕の作った見本の工作です。これだけ年月が経っても全然大丈夫!!みんなすでに完成した靴は持ち帰ったかと思いますが、ぜひペン立てにしたり、わざと廊下に置いて家族を騙したり(親御さんに「こんなとこに片方だけ脱ぎっぱなしにして!」って怒られるかな?)、家でも飾ってみて下さいね!

 こちらは月曜クラスの写真。高学年も多かったクラスですが、低学年と高学年の靴の大きさを比べると差が凄いですね!!6年生なんかはほぼ大人と同じくらいです。

ここのところクレヨン画やデッサン、自画像と、しっかりと平面作品を作ることが多かった小学生クラス。久々の立体工作は楽しかったんではないでしょうか。靴のデザインも自由に考えられるし、実際履く事もできるし、それぞれの足型(魚拓ならぬ足拓!?)も付いてますので、いい記念にもなりますね!!

実は今回の課題、工作において重要な「折る、立てる、曲面を作る」などの技術的な部分も学べる課題でした。とくに紙で曲面を作る方法などは、学校の図工の授業などでも役立ちます。今回の工作で習った技術を、しっかりと覚えておいてくださいね!!

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鋭い観察眼、繊細且つ多彩な表現力

2019-04-20 00:47:33 | 大人 油絵・アクリル

坂本 油彩

毎週土曜日、お目にかかります岩田です。
今回は土曜日、午前クラスにいらっしゃっている坂本さんの油彩をご紹介します。

坂本さんは、動物を描くことが好きです。というか多分、動物に対して大いなる愛情を持って接しておられる方だと思います。
此度は、漁村の港に佇む黒猫。猫は、ご自身の絵の中でもしばしば登場するモチーフですが、全身真っ黒の猫を描くのは初めてです。

港ならではの味わい深いコンクリートの表情と黒猫の対比が素晴らしく、黒色という限定された色幅の中に微妙な色彩の変化を持たせ、毛並みを丁寧に描いています。
又、経年変化でシミや汚れが付着し、ひび割れたコンクリートも潮の香りが漂ってくるような、しかしその色合いはかくも美しく、坂本さんの世界感を表現しています。

作者の鋭い観察眼と繊細且つ多彩な表現力には、いつもながら敬服しますが、こちらの作品は今までの中でもレベルの高い作品と言えるでしょう。又、猫への愛情もひしひしと伝わってくるのでした。

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靴屋ミオス!

2019-04-19 01:56:10 | 小学生 工作

 大竹です。引き続き、小学生クラスの靴工作についてご報告させていただきます。

今回の工作は、実際に子供達の足跡を取ってから靴底を作った為、ほぼ実寸大の大きさとなっています。アトリエにみんなが入ってきた瞬間「靴を脱げ~~!!!靴下もだ~~~!!!」と裸足になってもらい、黒い絵の具を足の裏に直接塗りたくり、画用紙の上にポンポンと足スタンプを押していきます。画用紙を足の形に合わせて切った後はポリエチレンボードに貼り付けます。完成後は靴の裏に靴底の代わりに貼り付けてあるので見てみて下さいね。結構、人の足って大きいですよね。だいたい、足の長さは手首から肘までの長さや、頭と同じくらいの長さがあるんですよ!

靴紐代わりの毛糸も、本物の靴紐と同じように穴に通して結んでいます。この穴の通し方に苦戦している子もいました。穴の部分もただ穴を開けるだけではなく、穴の縁をハトメパンチで補強してあります。この金属の穴によってグッと靴らしさが出てきますね。マジックテープの止め具やかかとのタグなども細かく再現しています。靴の中もしっかりと塗ってありますね。見本の靴を見ながら作る子や、自分の名前をロゴのように入れてアレンジしたりと、一人一人個性のある靴が出来上がりました。並べてみると、まるで靴屋さんのようですね。

数年後、この靴を見た時に「あの頃はこんなに足が小さかったんだなあ」としみじみしてくれるのを今から楽しみにしております。 

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I'll be back

2019-04-18 23:57:10 | 小学生 工作

聡です!今回は小学生クラスの3月の課題であるオリジナル靴作りの報告と、大学受験でミオスに来れなくなってしまうので、そのお別れの言葉を書かせていただきます。今回の始めは、先生の作ったお手本と同じように紙を切り、ボンドで貼り合わせて靴のベースの形を作りました。タコの足のように切って丸くなるように貼ったり、切り込みを入れて形を変えたり、目からウロコな工作の仕方がいくつもあって、紙の加工の仕方のレパートリーがとても増えましたね。ベースができてくるにつれて、靴の形に近づいていって、自分で履いてみたりしてみんな楽しそうでした。ベースの土台になる自分の足型を作るときはくすぐったくて楽しかったですね。足の踏みつけの強さでしぶきが舞ったりして、それぞれ個性的な足型の人もいました(笑)。靴のベースが出来たら、細かいパーツなどを貼ったり、切り込みを入れて形の微調整をして、靴の特徴を掴んで本物に近づけていく仕上げの作業です。靴のテープをつけたり、模様を切って貼ったりしていきました。その上から絵の具で色と細かい模様を描いて完成です!

僕は3月いっぱいでミオスから去ってしまったので、みんなの靴が完成したのをほとんど見ていないのですが、途中でもすでに靴そのものだったので、きっと素晴らしい作品が出来上がってることでしょう!普段の絵画制作とは違い、実際に使っている道具を作ると言うのは、とても難易度の高いことで、普段より達成感があったのではないでしょうか。実際の物を見て、コピーするのは絵を描くことも同じなので、ペーパークラフトの技術が身についただけでなく、普段の絵画制作にも変化があると思います!

さて私、高木聡はアトリエ・ミオスを長期でお休みさせていただきます。高校3年生になり、受験に本腰を入れるためです。私が受ける大学は東京藝大一本!落ちたらもう一年!そんな茨の道でパワーアップしてミオスに舞い戻ってきます!それまで僕のことを憶えていてください(笑)。

小学生クラスの皆さん、保護者の方々、僕が生徒として通っていたクラスの方々、アトリエ・ミオスの関係者の皆様、一年間ほんとうにお世話になりました!ありがとうございました!この一年色々なことがミオスで学べました。これからももっと勉強していきたいと思います。それではしばらく、さようなら!

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鏡がくれたモーメント

2019-04-16 22:26:49 | 幼児

 
今回は幼児クラスの友達の似顔絵&自画像のご紹介です。
まずは10分お絵描きで、教室のお友達の似顔絵を描いていきます。お手本は、ノリ先生が描いたユーミ先輩です。(写真右下。私よりミオス歴の長い新大学一年生の後輩で、武蔵野美術大学合格の報告に来ていました。ユーミ、お手伝いありがとう!)
友達の顔はパッと頭に思い浮かびますが、いざ描いてみようとすると中々難しいもの。さらに、同じ教室で過ごしていても、まじまじと顔を眺めるなんてことはなかなか恥ずかしいご様子。てれてれ、くねくねしていました。でも、無垢な彼/彼女らの頭の中には「お友達だから3割増しでかっこよく、かわいく描かなきゃ」なんて思考はありません。だから、その子が考えた「〇〇さんってこんな感じ」というイメージに左右されながらも、上手く特徴を捉えて描けているんですね。「〇〇くんの前髪」「〇〇ちゃんの目」など、パーツごとに見ていくと結構わかるのが面白いです。服まで忠実。頑張りました!

 
お友達の絵が描き終わったら、各自、自分の前に置いた鏡とにらめっこしながら自画像を描きます。机の上いっぱいに配置された鏡に、自分や友達の姿が乱反射することに興味津々な子もいれば、鏡を見たまま数分間固まっている子も。幼児って自分の顔を鏡でまじまじと見ることがあるのでしょうか。もしかしたら初めてかも?
この自画像は今までの10分お絵かきとは違い、鼻の形や眉毛の毛の質感など、よりリアルな顔を描きました。部位それぞれのディテールにこだわり、日々成長していく彼らのモーメントを切り取った素晴らしい自画像になりましたね。

さて、ここで個人的なお知らせがあります。履修の関係でしばらく水曜日クラスをお休みすることになってしまいました。みんなの成長を直に見られないのは大変残念ですが、長期休みやワークショップなどでは帰ってくる予定ですので、皆さん覚えていてくださいね!お元気で!!また会いましょう!!!

しばしのお別れ  旭でした。

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模写の可能性

2019-04-15 21:12:23 | 小学生 絵画

どうも幸介です!本日は先週のブログに続き、2月の小学生クラスの完成報告。写真模写&名画模写です。

写真模写の方の出来ですが、いかがでしょうか。これ全て、小学生の鉛筆画です!!動物それぞれの模様や肌などの細かな質感、モチーフの陰影など、細部まで描き込んでますね。自分自身でいきなりこれを描けと言われると難しいんですが、模写することによって白黒だけでない、グレートーンまで使うことが出来ています。模写から学んだことは今後の絵にも必ず活きてくるので、彼らのこれからの作品にも期待ですね!!

そしてこちらのクレヨン画。素晴らしいですね!!名画の完成された構図や色彩構成に、小学生ならではの「安定しない、揺らぐ色使い」や「線のアンバランスさ」がエッセンスとして加わり、アカデミックな絵画もモダンな仕上がりに!!結構どれも、僕が欲しいくらいです。美しいですね。リビングに飾りたい!!

ということで、2月の課題の完成報告でしたー。遅れまして申し訳ありませんでした!

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色同士の響き合いを楽しむ

2019-04-13 20:41:21 | 大人 油絵・アクリル

本山 油彩

岩田です。
本日は、土曜日午後クラスの本山さんの油彩をご紹介いたします。

ご自身、ミオスに通い出してから油絵5枚目位の作品。以前、油彩をやられていたとのことですがアトリエに来てから、あらためて腰を据えて再開されたとのことです。

モチーフは、本山さんのお祖母ちゃんを描きました。
描き進める上で、どのようにフィニッシュに持っていくかを思案する中、今までは比較的元となる画像に忠実に描いていましたが、ナイフを使って表現したことがない様な絵の具の表情を手掛かりに画面を作っていこうということになりました。
更に私の中では、感覚的に色をぶつけることで、色同士の響き合いを楽しんで貰いたいという気持ちがありました。
元々ものを描写する力は持っていらっしゃる方ですが、色に関して言えばもっと様々なチャレンジをする中で、所謂自分の好みのようなものを探っていかれると良いのではないかと感じています。

こちらの作品は、身近な血縁を描いた故の何とも言えない存在感が素晴らしく、背景の表現との絡みも美しい効果を上げています。
お祖母ちゃんにプレゼントをされるということで、さぞ喜んで頂けることと思います。

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クレヨン名画美術館

2019-04-12 18:28:04 | 小学生 絵画

春休みワークショップや遠足など、イベントが続き2月の小学生クラスのカリキュラム『ベニヤ板に描く・クレヨン名画模写』のご紹介が全くできていませんでした。大変な力作揃いなので、今更ですがご紹介します。(年長児のクレヨン画2枚のみ、すでにアップしてあります。こちら
クレヨン名画模写は1,2年生のカリキュラムで、5,6年生は鉛筆デッサン写真模写、3,4年生はどちらを選んでもOKだったのですが、ほとんどの3,4年生は背伸びして『鉛筆デッサン写真模写』を選んだので、今日ご紹介している作品はほぼ1,2年生の制作した絵です。

何百枚と用意された浮世絵や洋画の中から描きたい一枚を選び、ベニヤ板に鉛筆で下書きをしていきます。塗り絵の線のように書き写したらいよいよクレヨンで塗っていきます。
油彩などの複雑に色が重なっている部分を再現する為に、例えば空は青だけではなく、水色やグレー、白など様々な色を重ねて塗るように指導しました。絵の具のように混色して別の色を作れなくても、上から色を塗り重ねることでクレヨン独特の混色が出来上がります。また、重ねた後は指やティシュで擦ると、より色が混ざってやわらかい表情にすることが出来ます。
12色のクレヨンセットでも、ここまで沢山の色を作り出すことができるんですよ。中にはクレヨン丸々一本がすり減って無くなってしまうほど描き込んだ子もいました。(描くというより、もはや練り込むに近い)
また、元々ベニヤ板の木目の色が下地としてあるので、白い紙に描くのとはまた違った雰囲気が出ていますね。クレヨンで描く際、白い紙だけではなく赤や黄色といった色画用紙などに描いてみるのも面白いですよ!

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球ワークショップ

2019-04-11 23:59:30 | 小学生ワークショップ

春休みワークショップでは、小学校高学年〜中学生までが参加できる、『デッサン入門講座』が開かれました。
1時間半のワークショップ中に講義が30分もありましたので、「学校の授業みたいで、真面目で疲れた」という感想ももらいました。w
絵の上手い人は一度位「一芸に秀でた才能のある人はいいよね~!」など言われた経験があるかと思いますが、美術はセンスや才能はあまり関係ありません。もし才能だけで絵が上手いのであれば、技術の勉強も努力も何にもいらないことになってしまいますから。(「頭の良い人はいいよね~」も同じですね。「お前せめて少し勉強してから羨ましがってくれ。努力する気もないのに、自分とは違う人種と片付け安心するな!」ってとこですかね?)好きな事を疑わず(数学が将来なんの為になるんだろう?など考えず)、情熱を注ぐことができるかどうかが上達のポイントです。
ちょっと話が逸れましたが、感覚ではない=つまり理論が大事なんです。実践あるのみ、というのはウソ。ということで、珍しく真面目な講義をしちゃいましたよー!
お陰で下のような完成度の高いデッサンが描けました!満足気な子ども達の顔が良いですね!

①固有色
モチーフの固有色をモノトーン(白黒)で捉え、ベースを均一に塗る。モチーフが白い場合、この作業は不要となる。立体感、質感を描く前にこの作業が必要な理由は、黒いボーリングの球の陰と、白い石膏の球の陰の色は同じグレーではないので、最初に陰を入れようにもどの位黒くすれば良いか加減が分からない為。

②陰
「陰」とは球体の光が当たらない部分のこと。「陰」はモチーフの立体感、量感を表現する役割を担い、プラスチックのようなチープで軽そうなモノは「陰」が弱く、ずっしり重いモノは「陰」が強いというイメージを持つと良い。但し一概に弱いは薄く、強いは濃い、でないところが難しい。

③影
「影」とは床に落ちたカゲのこと。「床の上に置かれた球」という球と床の関係性を示し、空間認識や実在感のリアリティーを出すのに重要。接地面に強い黒い色を入れ絵を締める。

④順光
順光は物質が受けている光のこと。順光は通常「上」「斜め上」から光が来る。順光は作品の指標になる光なので、早い段階で光の方向を見極めると良い。 例・左斜め前方上から蛍光灯

⑤反射光
順光が地面に当たり、そこから反射した光のこと。照り返した光は回り込みを表現する力があり、モチーフのボリュームを感じさせることができる。

⑥ハイライト
ハイライトの強弱により質感(ディテールや密度の違い)を表現できる。質感は物質によって違うので、完成度を高める為にモチーフを良く観察し説得力を上げよう!

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不健康上等!

2019-04-09 23:49:56 | 幼児ワークショップ

桜も散ったというのにうすら寒く、全く半袖を着れる気配が無くてキレそうな一平です。
本日は昨日の親子クラスに続き、毎回大人気の講座である食べ物工作『小学生・幼児対象のケーキ作り』のワークショップのご報告です!

今回は粘土に絵の具を混ぜ、好きな色の三角のケーキと丸いカップケーキの2種類を製作しました。「一色のものとマーブル状のものを作ろう!」と提案し、心の中で「みんな一色のケーキの方はストロベリーケーキやチョコケーキなど王道を攻めるのかな」と思いきや、青や紫など好きな色をガンガン選んでいました!何味なのかと聞くとミントやソーダなど、フルーツが多かった中で異色の味覚も目立っていました。
僕が小学生の頃なら「好きなケーキは?」とだけ聞かれたら、無難なショートケーキなどに走ってしまっていたかと思いますが、みんな好きなものをどうにか三次元化しようとイマジネーションをフル活用し、見事に体に悪そ〜〜な・お母さんが嫌がりそうなアメリカンなカラフルケーキを作れていました。「これが食べたいんだ文句あんのか!」って強気な感じで素敵!(笑)

ケーキの土台が出来たら今度は重要な飾り付けです!用意されていたカラフルな粘土でそれぞれ手を動かします。イチゴを乗せたり、マーブルチョコのようにカラフルにケーキを彩ったり、文字を作り別で作ったクッキーにくっつけてケーキに乗せたりする子もいました。みんな終わりの方になっても「待って!もうちょっとだけ!!」となるくらいデコるのが楽しかったようです。

ホイップクリーム用の絞り袋に柔らかくした粘土を入れ、本物の生クリームのように盛り付け、バニラエッセンス(本物)とジャムソース(ガラス絵具)、粉砂糖風パウダー(目を洗う薬)をかけ、金箔(日本画で使う本物)を乗せるとさっきまであんなにサイケで不健康ケーキだったのに、急にデパ地下高級ケーキに早変わりです!人間はどこに高級感を見出しているのかと真剣に考えてしまいました。(やっぱり金銀など煌びやかなものなのかなぁ)
みんな自分の顔よりも大きいパティシエ帽を被り、苦戦しながらも自分好みのケーキを作る事を楽しんでいたように思います!

オマケ - 子ども達が開封して余らせてしまった粘土が固くなりつつあったので、学生クラスで絵を描きたくない気分の中学生達に与えてみました。視神経付き(太めの赤い木綿糸使用)目玉や、大砲付き軍艦や、寿司が乗ったケーキなど、売れなそうなスイーツが出来上がりました!

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