早いもので2020年の大晦日となりました。本年ラストのブログは
2021年見たい天体現象第4弾「月と惑星の接近」です。
月と惑星の接近についても天文雑誌等でたくさん紹介されていますが、こちらは
晴れスター的に見たいと思っている完全オリジナル版の「月と惑星の接近」で~す。
シミュレーション画像はステラナビゲーター11で作成しています。
1月14日「究極に細い月(月齢1.1)と3惑星の競演」
これは「来年見たい細~い月の1月14日付けを見るともれなく3惑星が一緒に見られる」
というイベントです。ステラナビの昼光はオフで作成しています。実際の空はかなり
明るい薄明になります。
3月11日「新月前々日の有明の月と3惑星のコンジャクション」
日の出前の薄明の空で輝く3惑星と輝面比0.03の有明の月が並ぶフォトジェニックな
星景となります。かなり低高度でのイベントですが、一見の価値アリです。
5月13日「金星と水星の間で輝く二日月(月齢1.6)」
こちらは、水星‐二日月‐金星が縦に並ぶイベントで、実際の空で見るとかなりキレイな
星景となります。昼光オフで作成しているので、実際の空ではかなり明るい夕焼け色の空
になります。なので、プレアデス星団を含む恒星等は見えません。
6月12日「究極に細い三日月(月齢2.0)と金星の接近」
金星と月が並ぶことはよくありますが、この日は三日月としては究極に細い月(月齢2.0)
と並びます。実際の空ではもう少し空が暗くなると思いますが、数ある三日月と金星の接近
の中でもとびきりキレイに見えるイベントだと思います。
7月12日「三日月と火星・金星の接近」
こちらは天文雑誌等で紹介されているので詳しい説明は特に必要ないと思いますが、
遠ざかった火星と金星が横並びになるキレイなイベントです。
8月11日「四日月と金星の接近」
この日は、四日月も金星もとても明るいので日没直後から長い時間楽しめるイベントです。
9月9日「三日月と水星・金星の接近」
月と離れているので接近とはいいがたいですが、水星と並ぶ機会は多くないので見て
おきたいイベントです。
11月4日「究極に細い有明の月と二惑星・スピカの接近」
こちらは昼光オフで作成しています。実際の空はかなり明るいので有明の月を見ること
ができたら素晴らしい星景になることは間違いないのですが、難易度はMAXでかなりの
強運も必要です。
11月8日「金星食が終わった後も見逃せない接近イベント」
来年のメイン・イベントである金星食の直後は月から離れていく金星を見ることができ
ます。金星は最大光度の-4.5等級と明るいのでとてもきれいな星景が見られることと思い
ます。シミュレーション時刻の18時は薄明終了時刻なので空が暗い場所では上記のように
天の川とのコラボ写真を撮影できるイベントです。
さ~て、2020年もあ5時間となりました。
今年もこのブログを見てくださった みなさん、本当にありがとうございました。
来年もたま~にアップしていきますので、時間があるときにご覧いただければ幸いです。
それでは皆さん、よいお年を~!
2021年見たい天体現象第4弾「月と惑星の接近」です。
月と惑星の接近についても天文雑誌等でたくさん紹介されていますが、こちらは
晴れスター的に見たいと思っている完全オリジナル版の「月と惑星の接近」で~す。
シミュレーション画像はステラナビゲーター11で作成しています。
1月14日「究極に細い月(月齢1.1)と3惑星の競演」
これは「来年見たい細~い月の1月14日付けを見るともれなく3惑星が一緒に見られる」
というイベントです。ステラナビの昼光はオフで作成しています。実際の空はかなり
明るい薄明になります。
3月11日「新月前々日の有明の月と3惑星のコンジャクション」
日の出前の薄明の空で輝く3惑星と輝面比0.03の有明の月が並ぶフォトジェニックな
星景となります。かなり低高度でのイベントですが、一見の価値アリです。
5月13日「金星と水星の間で輝く二日月(月齢1.6)」
こちらは、水星‐二日月‐金星が縦に並ぶイベントで、実際の空で見るとかなりキレイな
星景となります。昼光オフで作成しているので、実際の空ではかなり明るい夕焼け色の空
になります。なので、プレアデス星団を含む恒星等は見えません。
6月12日「究極に細い三日月(月齢2.0)と金星の接近」
金星と月が並ぶことはよくありますが、この日は三日月としては究極に細い月(月齢2.0)
と並びます。実際の空ではもう少し空が暗くなると思いますが、数ある三日月と金星の接近
の中でもとびきりキレイに見えるイベントだと思います。
7月12日「三日月と火星・金星の接近」
こちらは天文雑誌等で紹介されているので詳しい説明は特に必要ないと思いますが、
遠ざかった火星と金星が横並びになるキレイなイベントです。
8月11日「四日月と金星の接近」
この日は、四日月も金星もとても明るいので日没直後から長い時間楽しめるイベントです。
9月9日「三日月と水星・金星の接近」
月と離れているので接近とはいいがたいですが、水星と並ぶ機会は多くないので見て
おきたいイベントです。
11月4日「究極に細い有明の月と二惑星・スピカの接近」
こちらは昼光オフで作成しています。実際の空はかなり明るいので有明の月を見ること
ができたら素晴らしい星景になることは間違いないのですが、難易度はMAXでかなりの
強運も必要です。
11月8日「金星食が終わった後も見逃せない接近イベント」
来年のメイン・イベントである金星食の直後は月から離れていく金星を見ることができ
ます。金星は最大光度の-4.5等級と明るいのでとてもきれいな星景が見られることと思い
ます。シミュレーション時刻の18時は薄明終了時刻なので空が暗い場所では上記のように
天の川とのコラボ写真を撮影できるイベントです。
さ~て、2020年もあ5時間となりました。
今年もこのブログを見てくださった みなさん、本当にありがとうございました。
来年もたま~にアップしていきますので、時間があるときにご覧いただければ幸いです。
それでは皆さん、よいお年を~!
2021年の月と惑星の詳しい接近現象を教えていただきありがとうございます。雑誌にはない助かる情報で,夕方や明け方が楽しみです。さて,私は12月13日(日)の夜,ふたご座流星群を見に山元町へ行きました。2001年のしし座流星雨以来19年ぶりに山元町に行き,こんなに空が良かったんだと思いました。暗い空もあって,1時間に20個以上見えました。数も中々でしたが,かなり明るめの流星が多く満足しました。私のふたご群の印象は,数は多いが1等級程度の流星が多く不満がたまる流星群というものでしたが,最近は違うんですかね。雑誌やネットの写真を見ても火球クラスが写っているので,私の認識を改めねばと思いました。
やはり流星群観望は暗い空に限りますね。HR20以上で明るい流星が多かったとのことですが、私は自宅で見ていたのでほとんど見えませんでした。それでもたまに流れる流星がとても明るくてそれだけで満足してしまいました。年々光害の地域が拡大して空の条件がいいところは少なくなっていますが、山元町は暗い夜空を残している貴重な場所ですね。今年は宮城県内の空の暗さ実測調査をしてみようかなと考えています