9月2日(Ls=270°)は火星の季節で北半球が冬至、南半球が夏至の日です。
現在接近している火星は南半球を地球に向けている(惑星緯度-17.6°)ので夏真っ盛りの南半球がよく見えていることになります。
火星世界では1日の長さが24時間36分35秒なので地球の1日とよく似ていますが、1年は火星日で669日(地球での687日に相当)もあるので四季の長さも地球に比べるとかなり長くなります。
火星の北半球では春分から夏至までが199日、夏至から秋分まで183日、秋分から冬至が147日、冬至から春分までが158日です。火星の公転軌道は離心率の大きな楕円軌道のため北半球では夏が長く、冬は短くなります。南半球はその逆です。
火星の地軸の傾き(25°)は地球とよく似ているので一見すると地球と同じように季節が進むと思いがちですが実際はかなり違うようですね。
さて、気流が良かった8月の観測で地形をいくつか確認することができたのでまとめてみました。
この後、火星は9月8日に視直径が20”を超え、10月6日の最接近時に22”57になります。2018年の大接近時の24”33には及びませんが、今年は南中高度が高いので期待したいところですね。
現在接近している火星は南半球を地球に向けている(惑星緯度-17.6°)ので夏真っ盛りの南半球がよく見えていることになります。
火星世界では1日の長さが24時間36分35秒なので地球の1日とよく似ていますが、1年は火星日で669日(地球での687日に相当)もあるので四季の長さも地球に比べるとかなり長くなります。
火星の北半球では春分から夏至までが199日、夏至から秋分まで183日、秋分から冬至が147日、冬至から春分までが158日です。火星の公転軌道は離心率の大きな楕円軌道のため北半球では夏が長く、冬は短くなります。南半球はその逆です。
火星の地軸の傾き(25°)は地球とよく似ているので一見すると地球と同じように季節が進むと思いがちですが実際はかなり違うようですね。
さて、気流が良かった8月の観測で地形をいくつか確認することができたのでまとめてみました。
この後、火星は9月8日に視直径が20”を超え、10月6日の最接近時に22”57になります。2018年の大接近時の24”33には及びませんが、今年は南中高度が高いので期待したいところですね。