ユタ州で大火球が目撃されたようです。
以下Spaceweather.comの記事…
「GREAT FIREBALL」
【Spaceweather.com 2009/11/18】
昨夜、アメリカ西部一帯で目撃された大火球はしし座流星群に属するもの
ではありません。超低周波音の分析結果が、しし座流星群のものではなく
小惑星の落下であることを示しています。大気中で爆発した小惑星の
エネルギーはTNT火薬0.5-1.0キロトンと見積もられています。
その6時間後、ユタ州とコロラド州でこの火球による永続痕と思われる雲の写真が
撮られています。
Jeff Kendrickさん撮影
Don Brown さん撮影
しかし、6時間後という時間を考えると永続痕はすでに消えているはずなので、
もし撮影されたとしたら、実に不可解な出来事です。この雲と火球の関連性
についてはまだ未確定です。今後の分析をお待ちください。
〈管理人補足説明〉
またしても小惑星が大気圏に突入したようです。今回の小惑星の大きさは
オーブン程度(注:アメリカンサイズ)と報道されています。爆発の規模は
TNT火薬0.5~1.0キロトンという予測から、直径は1m~2m程度ではないか
と思われます。この大きさは、2008TC3(直径3m)より若干小さいためスカイ
サーベイでは探知されなかったようです。
さて、火球発生6時間後に撮影された永続痕と思われる雲の写真ですが、
これは火球によって発生したものにまちがいないと思いますが、永続痕ではなく
夜光雲に近いものかもしれません。そのメカニズムはよく分かりませんが、高度
80Km程度で発生した水蒸気に太陽光が低い角度で当たると発光して見えるの
ではないかと思われます。
・2008TC3落下時に発生した雲→blog
・サンフランシスコ大火球で発生した雲→blog
・オランダ大火球で発生した雲→Web
・STS-119リフトオフ時に見られた雲(2009.3.15.19:43 米国東部夏時間)→Photo
今回の大火球は特に明るかったようで、たくさんの監視カメラが
夜景を真昼のように明るく照らす様子を撮影しています。
動画はこちら→Web
Ksl.comのニュースはこちら→Web
今回の火球はかなりの確率で隕石を落としているはずです。
続報を待ちましょう。
以下Spaceweather.comの記事…
「GREAT FIREBALL」
【Spaceweather.com 2009/11/18】
昨夜、アメリカ西部一帯で目撃された大火球はしし座流星群に属するもの
ではありません。超低周波音の分析結果が、しし座流星群のものではなく
小惑星の落下であることを示しています。大気中で爆発した小惑星の
エネルギーはTNT火薬0.5-1.0キロトンと見積もられています。
その6時間後、ユタ州とコロラド州でこの火球による永続痕と思われる雲の写真が
撮られています。
Jeff Kendrickさん撮影
Don Brown さん撮影
しかし、6時間後という時間を考えると永続痕はすでに消えているはずなので、
もし撮影されたとしたら、実に不可解な出来事です。この雲と火球の関連性
についてはまだ未確定です。今後の分析をお待ちください。
〈管理人補足説明〉
またしても小惑星が大気圏に突入したようです。今回の小惑星の大きさは
オーブン程度(注:アメリカンサイズ)と報道されています。爆発の規模は
TNT火薬0.5~1.0キロトンという予測から、直径は1m~2m程度ではないか
と思われます。この大きさは、2008TC3(直径3m)より若干小さいためスカイ
サーベイでは探知されなかったようです。
さて、火球発生6時間後に撮影された永続痕と思われる雲の写真ですが、
これは火球によって発生したものにまちがいないと思いますが、永続痕ではなく
夜光雲に近いものかもしれません。そのメカニズムはよく分かりませんが、高度
80Km程度で発生した水蒸気に太陽光が低い角度で当たると発光して見えるの
ではないかと思われます。
・2008TC3落下時に発生した雲→blog
・サンフランシスコ大火球で発生した雲→blog
・オランダ大火球で発生した雲→Web
・STS-119リフトオフ時に見られた雲(2009.3.15.19:43 米国東部夏時間)→Photo
今回の大火球は特に明るかったようで、たくさんの監視カメラが
夜景を真昼のように明るく照らす様子を撮影しています。
動画はこちら→Web
Ksl.comのニュースはこちら→Web
今回の火球はかなりの確率で隕石を落としているはずです。
続報を待ちましょう。