七日間というのは丁度天気が一巡りする長さなのか、この一ヶ月日曜日に雨が降ることが多く、あんまり嬉しくない。身体を休めるには自宅で過ごすのも良いが、頭というか心は出かけた方が休まる。
桜が八分咲きになっているが、雨に濡れて早く散ってしまわないかと心配だ。風はさほど吹いていないからまだ大丈夫だろう。桜を観るとああ又一年経ったという気がする。私だけでなく多くの日本人は入学(なかんずく小学校)の時期に重なるせいか、桜を観て子供の頃をを思い出すのではないか。最近は開花が早まり、入学時には散っていることも多いようだが、校庭の桜にはどこか特別な時空を越える風情がある。
花に嵐と言う。桜は何か大切な忘れてはならないものがあることを思い出させてくれる気がする。
ところで、海を渡ったポトマック河畔の桜も見事に咲くようだが、米国の人は桜に何を感じるのだろう。桜餅も団子もないし、花の下でチェリーパイやホットドックにかぶりつくのだろうか。