ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

理想と現実

2019年06月14日 | ノンジャンル
理想と現実のギャップはよく取り沙汰される。

恐らくこのギャップというものは完全に埋めることは
永遠にできないと思われる。

だが、このギャップを、隔たりとして見るのか、
目標として見るのかでは、大きな違いとなる。

それは理想論であると揶揄されるケースも多いが、
その認識はつまり隔たりである。

理想というものは、現実に対するものではなくて、
未来に対するものである。

隔たりと認識する者にとって理想とは夢想と同じ
であり、つまりは未来への可能性をも否定する
ことになる。

目標と見れば、それに対して現実はどうかという、
今現在の状況を確認する指標、規範となる。

理想の捉え方ひとつで、生き方も180度変わる
であろう。
理想は変化し、現実も変化する。
理想と現実が一致するなどという事は
あり得ないのかもしれない。

だが、可能性を信じるか否かという根本的な
問題として見るならば、埋められないギャップを
あきらめるのか、終着はなくとも、近づき続けるのか
という、真逆の生き方となる。

いずれの生き方をするのもその人の自由だが、
あきらめの選択肢は、私にはない。

少なくとも、あきらめの選択をしていたなら、
今の私はないのである。

なぜなら、私は、お酒をあきらめたのではなく、
お酒からの解放を目指したからである。





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6 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (えの)
2019-06-17 07:59:35
私は諦めた派ですね。
「飲んでちゃもうどうにもならんっ!」
って、心の底から思えたら、急に断酒が楽になりました。
もちろん離脱はありましたけど、禁酒や飲酒を繰り返していた時に経験がある程度ありましたからあんまり不安でもなかったです。
これだけ断酒が続くと、次の飲酒でどうなるか分からないので、わざわざ飲む事はしないですね。
そのためにも、自分がアルコール依存症であることを常に意識するようにしています。
お酒に対しては、諦めでも敗北者でもなんでもけっこう。
常に負けないように頑張った挙句、ストレスリリースとしてお酒を飲んで依存症になったので、それくらい負けちゃってもいいです。
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Unknown (jetlinks)
2019-06-17 09:47:01
飲めないと飲まないの違いは、
飲まずに生きていく限りにおいて、
どちらでも良いことですね。^^
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Unknown (てつ)
2019-06-17 16:14:18
理想かどうかは分かりませんが、その時々のあるべき姿を
追い求めていたように思います。

その結果、アルにもなったし、
今は回復の道を歩んでいます。
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Unknown (jetlinks)
2019-06-17 16:30:02
私は、理想と現実のギャップを、
お酒で埋めようとしていたのかもしれません。
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Unknown (miho)
2019-06-19 10:48:00
理想とは実現したいと願う最善の目標あるいは状態を言う。
現実とほど遠く思えますが簡単に実現出来るのですよ。
断酒してから尚更理想に近ずきやすい。
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Unknown (jetlinks)
2019-06-19 14:40:24
目標と見るならば、高い理想が
いいでしょうね。
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