ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

ポールダンス

2021年01月14日 | ノンジャンル
この20年というものは、欧州と東南アジアが
主要な出張先となっているが、それ以前は
圧倒的に北米が多かった。

駐在の話もあったほどだから、一回の出張が
数週間、あるいはひと月以上という事も
少なくなかった。

現地での休日は、観光に飽きると、バスケや、
アイスホッケーの試合を観に行ったりしたが、
若い頃なので、いわゆるヌードパブに連れて
行ってもらった事もあった。

お酒を飲みながら、ステージ上の
ストリップショーを楽しむスタイルだ。
中には、ポールダンスをする女性もおり、
そのレベルはかなり高かった。

ステージを囲むように配置されたテーブルは、
言わばかぶりつきの席で、なかなか空席がない。
そんな時は、マイクタイソンのようなボーイに
チップを握らせて、席を作らせる。

テーブルダンスと言って、客の目前で指名した
女性がダンスをするというサービスもあったが、
もちろん、別料金である。

女性には当然ながら触れることは出来ないし、
ヌードといっても、トップレスのみで、アンダーを
脱ぐことはない。

テーブルダンスでは、客にまたがるようにして
くねくねと踊るのだからたまらないのだが、
一切タッチはできない。
触ろうものなら、何人もいるマイクタイソンに
摘まみ出されてしまう。

チップの1ドル札を何十枚と用意しておいて、
それをステージ上で踊る女性に合図すると、
こちらに寄ってくる。

手渡しなどと言う野暮なことはしないで、細長く
折った1ドル札を口にくわえてアンダーに
向けると、パンツを引っ張ってそこに入れろと
誘ってくる。
その時にちらりと見えるアンダーヘアが
艶めかしい。

デトロイトにいた時は、こういうヌードパブを
梯子した。同じパターンでは面白くないので、
2件目はデトロイト川を渡り、カナダの
ウインザーへ行く。

アメリカでは御法度だが、カナダではアンダーも
脱ぎ、文字通りのオールヌードショーとなる。

若い男にとっては、どちらにしても生殺しで、
悶々としながら帰ったものだが、今なら
コーラでも飲みながらポールダンスを楽しめる
だろう。

西洋人のスラリとしたスタイリングがポールを
中心に旋回するのは、芸術的でさえある。

今なら、その、美の芸術性を邪心なく楽しめると
思うのである。







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2 Comments

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Unknown (はる)
2021-04-06 17:13:40
Cockは常にCokeの比喩であるだろう。いくら足搔いても日本はキリスト教文化圏と儒教文化圏を上手く綱渡りするしかないだろう。しかし、いつ迄も東洋的無明感に甘んじている事に意味はないい。極端から極端にhぶれ過ぎないことだろう。そして、欧米人のストリッパーの内面を知り得たら恐らくそこに万人に通ずるartが誕生するに違いない。
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Unknown (jetlinks)
2021-04-06 17:34:05
ショービジネスである西洋のストリップより、
淫靡な見世物小屋の方が興奮するのは、
やはり東洋的なDNAでしょうね。^^
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