ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

ATM亭主

2018年11月05日 | ノンジャンル
亭主元気で留守がいい。

長年夫婦をやっていると、亭主と過ごす時間が
鬱陶しくなってくるらしい。

共に過ごす時間は短く、家に入れるべきものは
しっかり入れてくれという事だろう。

必要な時に必要な分引き出せるATM亭主というのが
理想という事か。

ならば、亭主側から見て、家事をきちんとし、
掃除の行き届いた気持ちの良い部屋で、活力となる
食事を用意し、稼ぎの疲れを癒す場を維持し、
提供するのが家内となる。家事ロボットという事か。

身近であるからこそ、相手にばかり目が行くが、
果たして自分はどうか。

ATM亭主として十分か、家事ロボットとして十分か。
互いに揶揄するのではなく、自身を省みるための
言葉として見ればよい。

共働きの我が家では、給与振込みの私の口座は
いわゆる家内ATM。家内の口座は、貯まる一方の
家内バンク。

日常は、朝晩顔を合わせて話すぐらいで、休日が
異なるので、昼間から顔を合わせることもない。

私の休日は、まさしく家事ロボットとなるので、
家内にとっては最高の家庭環境であろう。

なにも、機能的な点だけではない。
ロボットは笑わない。

笑顔の多い家庭こそが、そもそも結婚の時の
互いの理想であったろう。

家族に恵まれなかった家内が、今、自身の家族を
作って良かったと笑っている。

それこそが、私の幸せそのものなのである。





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6 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くろ)
2018-11-06 09:37:48
 私の場合には、夫婦共々での個人事業主です。

 妻は元看護婦でしたが、酒の勢いで、つい仕事を辞めて家を手伝え。と、言ってしまい。
 それから40年近く、一緒に仕事をしています。

 朝から夜まで一緒に居ますと、さすがに休みの日にはつい一人になりたくて、一人で映画などを見ています。

 私は仕事していればいいのですが、妻は仕事や家事など、沢山抱えています。

 いろいろな事で、やっと協力がし合える今は。
 妻が軽度の認知症状になってからでした。
 具体的な償いの時期の到来のようですね。

 私の場合には、妻のお陰での断酒継続でした。
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Unknown (jetlinks)
2018-11-06 11:50:51
実際のところは、婦唱夫随が最も円満且つ

健全な夫婦関係なのかもしれませんね。^^
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Unknown (てつ)
2018-11-06 21:41:31
私は妻にリモコン操作されています。
ルンバのように自分で動き回るのも疲れそうですが。。
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Unknown (jetlinks)
2018-11-07 00:49:46
リモコンではなく、私がドラえもん状態の
我が家です。^^
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Unknown (はる)
2018-11-08 00:44:36
天の愛

地の愛

ATMの愛
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Unknown (jetlinks)
2018-11-08 01:20:59
生きる上では、恵みに感謝ですね。^^
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