ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

飲酒運転

2014年11月06日 | ノンジャンル
飲酒運転の処分や罰則が厳しくなっていく始めは、
12年ほど前のことだったか。

断酒して9年なので、約3年間は運良くというか、
事故も起こさず、検挙もされず済んだことになる。

もう時効だろうが、飲酒運転などは変な自信があって、
何とも思っていなかった。

飲んでいる、少なからず判断力や反射能力が低下して
いることを意識しながら運転していたので、逆に普段より
緊張感があって、大事には至らなかったようである。

飲酒運転の検問も、何度か余裕の笑顔で切り抜けた。
一度だけ、見逃してもらったこともあったが、今なら
絶対無理であろう。

飲酒運転の怖さは、能力の低下に反比例して、気分が
高揚しているため、普段ならしない無理なことを
してしまうことである。

つまり、事故の確率を2倍どころか4倍以上に
上げてしまうことになる。

改訂を重ね、罰則が非常に厳しくなった現在では、
その件数も確実に下がってきているが、現実的に
依存症の人にとってはまるで関係ない事である。

事故などのニュースを見ていても、この運転手は
依存症ではないかと思うことがよくある。
免許を取り上げられても、なお飲んで運転するというのは、
その一例ではないだろうか。

さて、最近では、脱法ハーブなる、薬物と言っていい
ドラッグを吸引して運転し、大きな事故を起こすという
ケースが頻発している。

運転者の状態を見ると、明らかに幻覚、幻聴をきたし、
ひどい場合は癲癇に似た、全身マヒ状態を呈している。
もはや運転どころではない者が滅茶苦茶な運転をする
のだから、これほど恐ろしいことはない。

依存症患者でいえば、極めてひどい離脱症状下で
運転しているようなものである。

それに比べれば、まだ飲酒運転の方が状況としては
ましである。

要するに、かろうじて理性が残っているか、まったく
正体不明で、理性も意識も飛んでしまっているかの
違いで、いずれにしても、運転できる状態ではない。

今、断酒しているからといって、過去を振り返れば
私にどうこう言う資格はない。

ただ、アルコールにせよ、脱法ハーブにせよ、
薬物であることの認識と、薬物を摂取すれば
内面において普段の自身とはまるで別人となって
しまうことを肝に銘じておかねばならない。

依存症は周りを巻き込むが、それが事故となれば
何も関係のない一般の人の命まで巻き込む
ことになる。

それは、自身の一生や命をもってしても、
償いきることは決してできないことを
知るべきなのである。



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2 Comments

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Unknown (美妃)
2014-11-11 15:30:08
コンニチワ
やはり、この曲がとても素適ですわ。(^^♪~

寒くなりましたわね。++

此処へ来るとホット致しますわ。
。+°。”(*^_^*)”。°+。
返信する
Unknown (jetlinks)
2014-11-17 11:09:20
出張でした。

いつもありがとうございます。 ^^
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