ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

韓流

2010年12月19日 | ノンジャンル
12月に海外出張というのは、記憶にある限りでは
米国のデトロイトへ行ったのが初めてのことであった。

とはいっても、まだ初旬で、それでも街はクリスマス
一色であった。
雪で真っ白な街は、文字通りホワイトクリスマスで、
今でも鮮明に覚えている。

本来、クリスマスを挟んで休暇を取る欧米では、この時期に
わざわざ仕事に来る物好きもいない。
昨年、欧州への出張も、12月を避けて11月に組んだ。

アジアでは一年の最大の節目は旧正月であるから、あまり
クリスマス、年末年始は普段と変わりない。

今回の韓国出張も、そんな背景があってのことで、
フライトもさして混んでいなかった。
もっとも、例の爆撃事件があってから、観光客の数も
減ったようである。

街もクリスマスという雰囲気でもなく、当然ながら
年の瀬という雰囲気でもない。 
どうも12月という気分が薄れてしまう。

うまく言えないが、今の韓国というのは、人にせよ街にせよ、
日本の昭和の雰囲気が漂う。
活気と力にあふれ、その反動として何かしら
哀愁のようなものがあって、一昔前にタイムスリップした
ようであった。

仕事上は密接な関係があり、これからも互いに協力関係を
強化していかなければならないのだが、それはそれとして、
個人的にはあまり好きになれない。

その際たるものが臭いである。
食文化、生活を否定するつもりは毛頭ないが、常にニンニク、
唐辛子、ニラなどの食材がふんだんな料理を食している為に、
体臭、口臭が他国人にとっては尋常ではない。

出張中は、寝る間もないほどの忙しさになるのだが、
その分昔と違ってやたらとお腹が減る。
数日の滞在ですら、帰国するとニンニク臭いと家人に言われる。
言われずとも、自分で臭いことがわかるほどである。

ドラマならいいだろうが、実際にそばで話をしようものなら、
どれほどの整形美人だろうと、顔をそむけたくなる。
残念ながら、韓国人とのロマンスは、鼻の良い人には
お勧めできない。 匂いフェチなら話は別だが。