ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

継続

2010年12月12日 | ノンジャンル
継続に終わりはない。 つまりゴールはない。
その人の人生とて、死によって終わるわけではない。

潮が満ち、干くことがあり、絶え間なく波は寄せて返す。
それは連続であり、人が意識すれば継続である。

生命も連続であり、人が意識すれば継続となる。
意識するしないに関わらず、それは続いていく。
自らそれを止めるなら、それが後退への転換点となる。

何につけても、し続けていくこと。
その中にこそ、継続の力というものが生まれる。
そしてその力が、さらにし続けていく力となる。

何十年と断酒を継続したからといって、
今飲んでいれば詮がない。

今、一日を飲まないでいる。 それが肝要なのである。
何年も断酒を継続している人であれ、昨日始めた人であれ、
「飲まない」を、今、実行しているかどうかということでは、
何も変わらない。
それが、一日断酒ということなのである。

千里の道も一歩から。
歩みを続け、一歩を重ねていくことには変わりない。
九百九十九里まで来たところで、歩みを止めれば詮がない。

我々の断酒というものは、人生と同じである。
千里を越えて、歩みを止めない、いや、歩んでいこうと
する自身の原点を、ゆめゆめ忘れてはならない。

前を向く。 歩みを重ね続ける。
それが、「この日、この空、この私」なのである。