ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

原点

2010年12月06日 | ノンジャンル
このブログの中で、幾度となく出てきたタイトルである。

私の断酒の原点は2005年6月1日であることは
繰り返し述べてきた。

それを新生と捉えればこそであるが、実は自身の人生の
原点ともいうべきものは、大学時代にある。

自分で言うのもなんだが、青年の純粋さ、ひたむきさ、
理想、情熱、そして若い肉体。
どれをとっても、最も輝いていた時ではないかと思う。

社会に揉まれ、抗いようのない現実と対峙する中で、
いつの間にかその輝きも失ってしまっていた。

身体が衰えたからではない。 精神が衰えたからである。

大学の総会では、まさに輝きの中にいる現役生の姿、
今尚、当時の輝きを失わずに活躍される先輩方の姿を
拝見して、自身の原点を改めて思い出した。

断酒一年表彰の時に頂いた、故院長先生の書が
「原点」であったことに、何故あれほど嬉しかったのかが
わかった気がした。

人は自身の原点に立ち帰り、新たに行動を開始するなら、
迷いなく、いつでも、いよいよ、ますますこれからという
自身の情熱をよみがえらせることができる。

他の誰でもない。 私から始める。 今から始めるのである。