ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

去来

2010年12月27日 | ノンジャンル
慌ただしさの中で、実感のないまま
今年も残りわずかとなった。

一応明日で終業ではあるが、状況によってはぎりぎりまで
出勤ということになるかもしれない。

すっきりと締めをして、新年を迎えたいものだが、
取引先が各国とあってはそれも難しい。

いずれにせよ、気持ちの上だけでもきれいにけじめを
つけたいものである。

今年を振り返れば、年明けからトップギヤで走り始め、
ひと段落の暇もなく、息子の受験。
無事に志望高校へ進学し、やれやれと息つく暇もなく
展示会など様々な企画に忙殺されていた。

腰をひどく痛めて動けなくなったのもその頃である。

長年、お世話になった車ともお別れし、新車を購入した。

いよいよ娘の大学受験で、また頭の痛い年越しとなるかと
思いきや、推薦で早々に志望大学への合格が決まった。

悲喜こもごも、善いことも悪いことも半々とは
よく言ったもので、仕事面では過去最低の業績となり、
真剣に進退に悩んだ時期もあった。

お世話になった方々が相次いでお亡くなりになったことも
大きな衝撃であった。

ただ、子供達がそれぞれ自分の進みたいと思う道を
まっすぐに歩み、なによりも家族皆が健康で明るく、
元気に一年を過ごせたことが至上の幸せである。

生き続けていれば、様々なことがある。
堪えがたい苦痛も、懊悩もある。
だがそればかりではないし、それは断酒にしても
同じことである。

人それぞれ、生き続けてきた軌跡をその後ろに持っている。
だが、続けていくということは、今をそして未来を
志向している。

やはり大事なのは今なのである。
前を向いているか、諦めないでいるか、辛いその一歩を
踏み出そうとしているか。

今年も皆様には大変にお世話になりました。
その励ましの一言一言で、どれほど自身を支えて
頂いたことか。

自助グループに参加していない身にとっては、この場で頂く
激励や共感に救われる思いをすることもしばしばあります。

記事の中では、大変失礼かとも思いますが、
感謝し、お礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました。

どうか、新しい年が、皆様にとってせめて、良いことが
半分以上となる年であることを心よりお祈り申し上げます。

また、少し早いのですが、どうぞ、来年も相変わらずの
激励を賜りますよう、伏してお願い致します。

進む一歩は、今を生きる一歩。
前を向くのは未来を見ること。
新たな年が、ともどもに一歩前進の年となることを
願ってやみません。