先日、千葉に住んでいる妹から、
「インドのAが9月に東京で出張で来日することになって、ついでに奥さんと日本での休暇を楽しむらしいの。通訳お願い」
とメールがありました。
このAさんは、妹(私と同学年です)が中学2,3年にエアメールのやりとりをした元ペンフレンド。
妹は、私が20数年ぶりにイタリアとニューカレドニアの元ペンフレンド・友人と連絡を取るようになったのを見て、数年前にインターネットで彼の名前を検索。そこで彼の連絡先がわかりメールをし、今も時々短いメールを交わしていました。
しかし、英語はもうずっと使っていなかったので英語は彼と文通をしていた中学時代よりできなくなってしまっています。しかも相手は今や成功したビジネスマンで、外国人出さえ関わることがない普通の主婦にはちょっと恐れ多い存在です。
「通訳はむりだけど、一緒に東京か鎌倉案内するつもりなら、日にちが会えば付き合うけど」
と答える私に妹は、
「いや、ホテルのロビーでちょっとお話できればよいと思っているので、通訳を。」
と言います。
これにはちょっと呆れて、
「彼はあなたに会うのを楽しみにしているんでしょ。「彼に日本で楽しんでほしい」と言う気持ちはないの?英語なんて、片言でも大丈夫。」
と尻を叩き、彼女からA君のメールアドレスを聞いて彼の意向を聞き、Aさん夫婦、妹と私+αでの鎌倉散策をセットしました。
(今回もまた、外国人の東京案内を手伝ってくれているキョウコさんにも連絡をとり、Aさん夫婦が希望して、キョウコさんと彼らの日程調整ができれば、浅草界隈を案内しているようにお願いしました。
妹には、身も知らない外国人でも、日本を楽しんでもらいたいと思っていつも最善を尽くすキョウコさんの爪の垢でも煎じて飲んでほしいです。)
さて、このAさんとメールを交わしていて、私の元ペンフレンドのボビーさんを思い出しました。
彼もAさんも、共に妹の友人が文通をしていたインド人の男の子からの紹介。
この2人は住んでいる町も同じではあるのですが、ボビーさんはクリスチャン、Aさんはヒンズー教徒だったことから、学校まで同じであるかどうかはわかっていませんでした。
「Aさん、実は私も15歳前後にインド人の少年と文通していました。彼もあなたと同じ、妹の友人のペンフレンドから紹介してもらったのですが、あなたは、彼をご存じではないですか?」
と、ボビー君のフルネームも書き添えてAさんに尋ねると、
「いやはや、ボビーは僕の学友で、ちょうど旅行前に卒業後35年の同窓会があって、彼も来ると思うんだ。彼が出席していたら、あなたの話をして、連絡先を聞いて送りましょう!」
と、うれしいことを。
ボビーさんが、同窓会に来るかどうかはまだわかりません。しかし、もし彼が同窓会に出席して、そしてまた再び連絡ついたとしたら、37,8年ぶりです。
人の繋がりって、調べたり聞くことで、またつながることって、案外あるのですね。
「縁」は大切に、って改めて思います。
※ 彼らが来日した際の話
インド人夫妻と鎌倉で・英語が通じない国でのおもてなし
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/930150ee6f611ac81cc234f35259b634
参考:
海外文通をしてみては
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/94d8b51986090e7bbaa6b3377bc56935
イタリアの友人
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/877ff048357a0b51dd4aa025ff92683f
フィレンツェで腕を組んで
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/1249ca94371b6dfff9cbe190c52d8a0b
トリノでパーティ、フレンドリーな仲間たち
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/e6c08436d3eaa3edb50f760819cec82c
シドニー空港で出会った姉弟
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ed7764cc148808a8abf26ab5193eb961
24年ぶりに再会したアンソニー君 / マイケル・プロンコ氏のコラム
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/554339970680728c927a12e302372a87