Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

鳥井弘文さんのブログ、そして『引き出し』と『ものさし』

2015年08月27日 | 友人・知人

私はSNSは一切しない、基本的に他のブログにコメントを入れることもしません。

ですので、ネットで知り合う人は、japan guide で知り合った海外・日本のペンフレンドと、私のブログにコメントを下さった方がほとんどです。 

この「ブログにコメントをいれない」という基本を破って連絡をしたのは、地域起こし協力隊の若者田口比呂貴さん。そして、彼を通じてMATCHAを運営している青木優さんと、元MATCHA編集長の鳥井弘文さんと知り合いました。
(彼らのことは、カテゴリーの『友人、知人』の2014年3月以降の記事からどうぞ。) 

この3人のなかで鳥井さんだけは実際にお会いしたことがないのですが、彼ら3人とも、私の甥のように思えて、遠くから見守らせてもらっています。
(母性的とは言い難い私ですが、なぜか外国人、日本人とも若い人達と繋がることが多く、彼ら一人一人が愛おしくて仕方がないんです・・・。「うぜぇー」っていう人もいるかもしれないですけどね。) 

今までも彼らの書いたものや彼らのことを紹介させてもらうことがありましたが、今日また鳥井さんのブログ記事を紹介させてもらいます。 

隠居系男子
自国の文化を深堀りした分だけ、他国の文化を理解できるようになる。
http://inkyodanshi21.com/lifestyle/7600/
 

彼の言葉を抜粋すると、 

「これは常々色々なところでお話しているのですが、僕は自国の文化の深堀りをした分だけ、他国の文化を理解できるようになるものだと思っています。」 

「世の中の仕組みというのは、思いのほか繋がっている。
その繋がりを見つけることができるぐらい広い視野を持ち、自分の中の「ものさし」で正しく計測できるかどうか。
物事への理解というのはそうやって深まっていくものだと思いますし、それを続けてきた結果、“物事の本質”と呼ばれるところに辿り着くことができるのだと思います。」 

以前の記事『ドイツに留学中のマリさんと『引き出し』』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/770e3a67709352177d7d7ca60ba22bdb
のなかに、 

[『異文化交流』『異世代交流』をうまく活かせるのは、社交性や語学力は助けになりますが、やはりきちんとしたものが『引き出し』に詰まっていないと継続は難しい、または上辺だけの付き合いになってしまうのではないかと思います。

『引き出し』は言ってみれば『話題のもと(それは『知識』に限らず、『単なる興味』でも『疑問』でも良いと思います。)』。

マリさんはきっと既に詰まっている自分の『引き出し』を補充し、そしてまた、彼女の周りのドイツ人の『引き出し』の補充の手助けもしながら、充実したドイツ留学を過ごしていくことでしょう。]

と書きました。 

私はこの時、『異文化交流』『異世代交流』と書いていますが、これは人との交流のみならず、自分自身の為になることだと思います。 

また、引き出しをいっぱいにしたところで、鳥井さんが書いているような「世の中の仕組みというのは、思いのほか繋がっている」と意識し(シナプスを活性化)、そして自分の「ものさし」を確かなものにしていかないと、これは単なる「(引き出しの中にしまうものの)収集」で終わってしまうのではないか、と思います。 

若い人に限らず、私も(そして若者以外のすべてが)日々『引き出し』に補充し(そして時々中身を整理し)、そして『シナプス』を駆使、『ものさし』が狂っていないかを確認していかなければいけないな、と改めて思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする