Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

『イ課長ブログ』でインドシナ戦争おさらい

2015年08月25日 | 戦争・紛争

私が小学生のころ、ベトナム戦争(インドシナ戦争)がありました。

より正しく言うなら、ベトナム戦争は、私が生まれる以前に起こっていて、この戦争を強く意識したのが、小学生4年の頃ということです。 

これは、私の担任教諭および同学年のクラスの担任、美術(図工)の先生が、そういう世界で起こっている話を子供たちにしてくれたことからです。
(彼らは反戦ではあったものの、自分達の思想を押し付けるのではなく、自分の頭で物事を判断することを子供たちに伝えようとしていました。) 

小学校を卒業して以降、インドシナに新たに興味を持ったのは近藤紘一の本『サイゴンから来た妻と娘』から。この本に出会ってから近藤氏が病死するまで書き続けた本を読み続け、それ以外にも、『ライカでグッバイ』(ベトナムで殉職したベテラン戦場カメラマン沢田教一の評伝)、『地雷を踏んだらさようなら』(カンボジアで殉職した若い戦場カメラマン一の瀬泰三の本人による記録。映画化。)、『キリングフィールド』(カンボジアを取材していたニューヨークタイムズ記者の実話。映画化。)、『ベスト&ブライテスト』(戦争を拡大したジョンソン政権の政治エリート達を中心に描いたもの。作者、デイビット・ハルバースタムは2007年の教え子とともに交通事故で亡くなりました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%A0

イラク戦争の実情も追っていたので、私は本当に事故だったのか疑いの目をもっています。)
など、いくつかの関連本を読んだりしていました。

さて、今日なぜこのようなことを書いたかというと、私が時々読む「イ課長ブログ」のブログ主さんが、ベトナムとカンボジア戦争のことについての説明を書いてくださっていたのを読んだからです。 

イ課長ブログ 

ダーク・ツーリズムに向けた予習
http://iwanya.exblog.jp/24385465/

ダーク・ツーリズムに向けた予習その2
http://iwanya.exblog.jp/24395464/

予習その2は特に、多くの人に読んでもらいたいなと思います。 

それにしても、戦争・クーデター・内戦には「明らかな悪者」もいますが、「観る側や時期によって悪者になったり正義になったりする者」もいますね。 

No More "Killing Field".

そして

No More “Best & Brightest”.

コメント
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