Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

「政治家は戦地に行くべきではない」と言う武藤議員

2015年08月07日 | 国際・政治

現在、海外の友人達と武藤発言と戦争についての意見交換中です。

武藤発言には呆れ、第二次世界大戦後の戦争はプロパガンダ・商業的戦争が多いと認識している友人達のなかで、旧ユーゴスラビアの戦争を体験している友人が皆と意見が違います。

「武藤議員の発言が、その背景を知らないので何もコメントはできないが、もし自分の息子が「戦争に行きたくない」と言ったら、子供っぽく感じると思う」と、彼は言います。
(ただし彼は、プロパガンダや商業的戦争に命をささげるのには反対)

その彼さえも、これには呆れるでしょうね。 

東洋経済オンライン(2015年8月7日)
自民・武藤議員に直撃! 「利己的発言の真意」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150807-00079722-toyo-bus_all 

(抜粋) 

――「戦争になったら、武藤さん自身が最前線で戦う覚悟はあるのか」とネットでいわれています。 

 武藤 そもそも権利行使を限定容認するというと、なぜお前が戦場に行けというように論理が飛躍するのかわかりません。 

 ――自民党の政治家である武藤さんが率先垂範して「利己的ではない日本人の姿」を示してほしい、ということでは? 

 武藤 私個人のことを申し上げれば、他国が侵略してきたら、愛する家族や故郷を守るために戦います。しかし政治家が戦争に行くことは、国家としての意思決定が出来なくなりますし、政治家は軍事技術を持っていないので、実際戦地に行くべきではないと考えますが。 

 ――「政治家は口だけ、高みの見物で、実際に戦争に行くのは庶民」という感情があります。 

 武藤 実際、自衛の際でも戦地に行くのは「庶民」ではなく「服務の宣誓」をした「自衛隊」です。だからこそ自衛隊には最高の名誉が与えられるべきだと思います。 

 ――米国は大量破壊兵器を口実にして戦争を仕掛けました。多くの無実のイラク人が死んだわけです。これについてはどう思いますか。 

 武藤 「大量破壊兵器がある」と言って実際はなかったわけですからイラク戦争は誤りです。そもそもアラブ社会にはアラブのルール、伝統、文化があり、政治も異なります。米国の民主主義、個人主義の押しつけ、イラク領土への侵犯は受け入れられるものではないと思っています。 

 ――ところで、武藤さんはなぜ政治家になったのでしょうか、政治信条は? 

 武藤 日本を守るためです。日本の伝統的な価値観を取り戻したいと考えたからです。 

とんでもない政治家を国民が辞めさせる手段って、ないのでしょうか。
議員は、言ってみれば国民が雇っているようなもの。 

国民に食べさせてもらっている議員こそ率先して前線に行くことを名言できて初めて、「日本が同盟国の起こす(!)戦争に加担するようにできるようにすることを、国民に説得する」と発言するのが筋ではないでしょうか。

現在はまだ一般人が戦闘地に送られることはないとはいえ、自衛隊の人たちは、こんな人達の決定で命が脅かされる人もいるわけです。

そもそもの「戦争に行きたくないと言うのは我が儘」と言う発言、武藤氏が自衛隊員であればまだ、説得力がある言葉でした。

こんな議員を自民党は野放しにしているのが怖いです。 

コメント
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