オモロイ英字新聞

信号で青はgreen、黄色はorange。知ってました?英字新聞には、オモロイ言葉、アッと驚く情報が。挑戦しましょう。

demise、大丈夫?

2015-10-21 10:00:11 | Weblog
過去を語るのは老人、と言ったのは作家・石川達三。これを思い出したのは21日NT・3面の大見出しを見たから。こうある。↓

Steel mill's demise puts focus on Britain's upheavals

demiseは忘れられない。1988年、昭和天皇の最晩年に某英字紙(早い話、毎日デイリーニューズ)がなぜか早トチリ。「逝去」と報じた。この「逝去」がdemise。若かりし? オジサン、お初だった。

要するに、death、endのこと。formalな場合で、こうした重要人物の死亡や、組織の終焉などに使われる。mustモノと言える。

mill(コーヒーやコショウのあれと同じ)、upheavalがお初なら、checkを。

<オマケにならぬかも;石川の名作、力作は横読み可能で、あっという間に読み切ってしまえる。悪く言うつもりはないが。「風にそよぐ葦」「青春の蹉跌」などいずれも同じ。ただ「生きている兵隊」は別か。中国大陸で日本軍がなにをしたか、現地取材をもとに描く=この点は既報。伏せ字もあり。この小説が教科書に採用されることはあり得まい。蛮勇を要するから。騎兵隊の行為(蛮行?)を描く「ソールジャーブルー」の日本版か。心臓の弱い人は読まないように。>

・アメリカよ、お前もか、という感じ。同8面の社説にある見出し。↓

JUSTICE GONE WRONG IN NEW ORLEANS

これだけならビックリでもない。ミスがあったのかな、と。次を見る。これは犯罪だ。

Here is another case of prosecutors hiding evidence and convicting the innocent

(刑事事件の基本が、ここにすべて見える。お初は退治を。)

証拠を隠し、無実な人間をお白州に引きずり出す。しかも、anotherとある。one of themか。これは読もう。

 
コメント
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