中国スパイに24年の実刑 同種事件頻発/NHKラジオに3つのお願い

　Makという67歳の中国生まれのエンジニアに3月末、厳しい判決が下された。米加州で国防総省と関係する会社に長年超マジメに務めるかたわら、船舶の推進技術に関する情報を中国側に渡していた＝ワシントンポスト紙（4日付DailyYomiuri）。

　同社には70年代から勤務、85年には米国籍を取り、96年には秘密事項にアクセスできることも許された。が、2003年以来、当局の厳重な監視下（盗聴はむろん、自宅内に撮影装置を秘密裡に設置すること！まで）に置かれていた。

　親戚を運び屋役に使っており、2年後の05年に逮捕された。本人は、情報はネットで得られる程度のものばかり、と容疑を否定している。

　紙面には、過去1年に中国に関係するスパイ事件12件がズラリ。内容も壮観だ。night-vision暗視、ミサイル、スペースシャトルなどなど、高度技術を伴うのが目立つ。

　同紙は、政権はスパイ事件をオーバーにする傾向もある、という弁護士の談話も載せている。

　▽NHKラジオで時報直後、チャイムが入るようになったのはgood！　折にふれ、フレッシュな印象を受ける。が、あえてお願い。お願い①　永遠のラジオ少年は思う。「関西のニュース」という言い方を改めてほしい。せめて「大阪からニュースを、お伝えします」に。淀川の水はテームズに通ず。体は関西の地にあっても、心はグローバルにあり、といきたい。同様に、東京からのニュースで「全国のニュース」というのも「東京からニュース」と変えてほしい。以下、続く。