死の密入国54人 冷蔵コンテナで窒息 タイでミャンマー人/湖北に町衆あり 長浜の曳山まつり

　ミニニュースにビックリの典型＝11日付DailyYomiuri・AP電など。この腫の事件、じつは現地で珍しくない。

　タイ南部ミャンマー国境の村で9日、トラックのコンテナからミャンマー人ばかり死者54人と、生存者67人が見つかった。不法入国後、200㌔離れたプーケットに向かう途中だった。運転手は発覚後、逃げた。

　コンテナの大きさは、どうやら12平方㍍か。そこへ121人。数時間の間、空調が故障のままだった。助かったひとりは、あと少しで自分も危なかった、と。

　タイに働くミャンマー人約200万人のうち、正規の資格のあるのは4人にひとり。圧制から逃れる者は減らず、タイ当局もお手上げのよう。

　NGOによると、昨年1年だけで、100人以上の犠牲を出したケースは10件にのぼる。「コメを育てても、軍に取られるだけ」がミャンマーの実情という。

　▽ 14日、滋賀県長浜へ。（だからブログ更新出来ず、と言い訳）要するに祇園祭・ミニ版か。地方といえば、シャッター通りというのが、それこそ通り相場。ここはチト違う。さびれた旧街道筋がいまや、一転トレンディな一角に。秀吉が作った町、をウリに。なかなかの観光スポットになっている。そこを、山車が練り歩く。チビッコが役者姿で乗り込んで。超有名な観光地より、よほど意味ありと思えた。おみやげは、絹製のレグウォーマー（自分用ではなく）のみに。