今日は趣向を変えて馬について書いてみましたので、お付き合いください。
馬は攻撃的な要素を持ち合わせない大変大人しく優しい動物です。
しかし、大きな体とは対照的に、臆病で敏感な性格も持ち合わせているようです。
大きな目はまさに、「つぶらな瞳」と呼ぶにふさわしく、顔の両側に離れて付いているのがかわいいですね。
「眼球は直径およそ4.5cm、重さは約100g、人間の目の約2倍の大きさだそうです。
馬は草食動物なので、生態系の中では捕食される側になります。
外敵から身を守るため、いち早く危険を察知できるようになっています。
目が両側にある事で、視野は350度と、真後ろ以外は全て見ることができ、人間の0.6倍と言われています。
さらに両目は単眼視と言って、異なる風景を見る事ができる、すなわち左右別々の物が見えるなんて・・・。戸惑いはないんでしょうかね?
視野に入ったもの全てをきちんと捉えられるわけではないものの、動きのあるものに対する認知能力は高く、危険を素早く察知することができると考えられています。
そんな馬の視野は広いはずなのに、目をきょろきょろさせたり、頭を動かしてこちらを見ようとしますよね。これは目の焦点を合わせる仕組みが影響しているようです。
馬はとても睡眠時間が短く、約3時間と言われています。
これは外敵に襲われたりする場合に、絶えず警戒している事と、草食動物なので、餌を食べている時間が長く消化に時間がかかる為とも言われます。
他にも捕食者から逃れるための能力として足の速さ、耳のよさがあるそうです。
馬は鼻呼吸しかできないと言われます。
馬が口で呼吸をしないのは、食べたものが気管に入らないように口腔が狭く作られている為だそうです。
大きな鼻や、効率的な呼吸法によって、人間よりも長距離を持続的に走ることを可能にしているという事です。
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