ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

すれっからし

2021-01-22 13:56:29 | 雑記

「3年B組金八先生」や「池中玄太80キロ」など、テレビドラマの天才子役として、「鳥の歌」の歌手として、そしてワイドショーやバラエティのタレントとして活躍してきた杉田かおるさん。

ふとしたことで、杉田 かおるの自伝「すれっからし (小学館文庫)」を手にした。

離婚した両親、小学校・中学校・高校でのケンカ・カツアゲの問題行動、未成年飲酒と暴力沙汰。彼女は隠すことなく、飾ることなく、率直に赤裸々に語っている。

ひとりの女優のすさまじいまでの生きざま。「杉田かおるは、こんな人生を歩いてきたのか・・・。」

清楚な顔立ちや、魅惑的な姿態からは、想像できないすれっからしのさまざまな事実。

漢字で書くと「擦れっ枯らし」。

意味としては、「最初のころは純真で人のことを考えながら行動していた人が、辛い環境の中で段々と自分のことしか考えられなくなり、ずる賢くなってしまった人。

時には人を騙す様なことをしても自分に有利になる様に振る舞う様な人」に対して使うようだ。

様々な試練に会って心が擦り切れた時、人間的に成長する人も多い。

どの方向に行くかは背中合わせといえるのではないだろうか。

波乱万丈の人生を送って芸能界を生き抜いてきた彼女の根底にある倫理観・思い切りの良さには感心する。

衝撃の自伝告白をしてから十数年。

彼女も再婚し、夫と自然の恵みの中で、湘南で農業の楽しさを味わっているようである。

又オーガニック活動などに精出し、YouTube配信などもしている。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 解約してみるタイミング | トップ | キクイモ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑記」カテゴリの最新記事