毎年夫の友人から菊芋をいただきます。
菊芋は生姜に似ていますが、ゴボウの仲間です。生でたべてみると味もごぼうに似ているキク科の植物です。
菊芋にはとても重要な栄養成分であるイヌリンが含まれています。
便秘解消にも良いし、食物繊維なので糖や脂肪を絡める食べ方により、ゆっくりと消化するので食後の急激な血糖上昇を抑えることができます。
他にもポリフェノール、ビタミン、酵素、ミネラルも含まれているので栄養価の高い食物といえます。
初めて頂いた時はみた目も無骨な外見で、どうして食べるんだろう?と考えてしまいましたが、菊芋の食べ方にも色々あることを知りました。
生はシャキシャキ、軽く火を通すとホクホクに、もっと火を通すとねっとりした食感となり、最後はやわらかくとろりとした舌触りになります。
酢の物・煮物・揚げ物にしても好きな食べ方で楽しんでいけます。
菊芋の主成分であるイヌリンは水溶性で、長く水に漬けておくと流れ出てしまいます。あく抜きをする場合は短時間で。
美味しさを保ち、イヌリンの減少を最小限にするために、泥付きのまま新聞紙にくるんで10℃以下の場所で保管するようにしています。
今日は簡単炒めるだけの菊芋ソテーにしました。
<材料>
菊芋10個位
塩少々
胡椒少々
オリーブオイル適量
ベーコンはお好みで
<作り方>
1 菊芋を包丁で薄切りに。
2 フライパンにオリーブ油をひき、1を炒める。
全体に完璧に火が通るようにすると、とても菊芋が甘くなって美味しいです。
今回はベーコンも薄切りにしていためました。
全体にしなっとして、焦げ目もついたら、塩胡椒して出来上がり。
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