昼間は蒸し暑さがあったが、日が沈んで空気が少しひんやりして来た。
昨日は、静岡で“線状降水帯”が発生し、藤枝市では1時間で80mm超の大雨 磐田市では一時「緊急安全確保」発令が出た。午前中は非常に激しい雨が降り続いていた。
明日もまた雨模様だそう。
この先、全国各地に災難をもたらす台風や集中豪雨が増えそうである。
昔は異常気象といっても30年に1回の割合で偶発的に起きるものだった。
しかし今はそうではない。
それに加えて梅雨がないといわれていた北海道が梅雨入りしたり、東京では冬の気温の寒暖差が激しいなど、日常的な気候も大きな変動を迎えている。
日本の四季があいまいになっていると言うことである。
温暖化・気候変動の時代と言われる中では、日本らしい「四季」の変化が失われ、「二季」の変化になりつつある。
温暖化が止まらなければコロナ以外の感染症が拡大するリスクもあるそうだ。
所で6月といえば、梅雨。6月の別名が水無月。
水が無い月、そんな・・・。不思議に思っていた。
この由来はいくつかあるようだが、一つは水無月は「水が無い月」ではなく、「水の月」とする説。助詞の『の』は『な』たしかに無は『な』と読みますよね。
それで、水無月=水な月⇒みのづき、で、水の月というよう。
この水は、梅雨のことだけを指しているのではなく、田んぼに水が張られている様子も表している。さすが農耕民族日本、稲作に関するものが本当に多い。
その他の説として、旧暦の6月を新暦にすると、現在の7月~8月頃。
つまり、梅雨が終わっている。
そのため雨の量が少なくなり、文字通り『みずがないつき』=『水無月』となったと・・・。
何はともあれ 温暖化の影響でこれからははっきりとした四季を感じられないと言うことは確かである。