昨年度(2018年度)の時点での日本の「国の借金」が1103兆3543億円になっているという。
しかしアメリカはその10倍の借金を抱えているといわれており(アメリカは合衆国のため、各州単位は別々になっており、公開はされていないようだ)、レーガン大統領当時の20倍にもなっているようだ。
こんな状況では、いつ世界経済が破綻してもおかしくないように思われるが、アメリカでは今現在「現代貨幣理論(MMT)」が論じられ、「財政は赤字が正常で黒字のほうが異常、むしろ、どんどん財政拡大すべき」という、これまでの常識を覆すような理論がアメリカ民主党29歳の新星で、将来の女性初大統領ともいわれているオカシオコルテス下院議員によって展開されているという。女史曰く「日本はこんなに沢山の借金があるのにまったくインフレになっていない」という実態を踏まえた理論のようだが、日本の内容とアメリカの借金の内容な少々異なっており、もう少し中身を精査した上での理論構築をして頂かないと世界はおかしな方向に導かれてしまうのではではないだろうか。
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