百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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立夏  


明日(5月6日)は「立夏」
立夏・・・
まさしくこれから“夏”が始まるという頃
田植えが始まり、種まきや定植等、農家の仕事が忙しくなってくる時
土の中の幼虫は夏に向けて大きく成長し、カマキリ等昆虫たちの孵化が始まる

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山猫  


あのルキノ・ビスコンティが1963年に撮った「山猫」が現代技術の4Kで復活、もう随分前に観た記憶はあったが、改めて劇場で「山猫」を鑑賞することができた
「山猫と獅子は退き、ハイエナと羊の時代が来る。そのだれもが己れを『地の塩』だと信じている。」という言葉は単なる時代の変革を説き
「滅びゆくもの、老いて消えていくもの、それに対して、伸びゆく若いエネルギー、美しい若さ、そして変化してゆくもの、貴族と新興勢力、老いと若さ、それに対する主人公の絶望的な悲しみ」を説いているのかと思いきやそれらを諦観する中ですべてを受け入れ、そして『地の塩』などはどこにも存在しないことを実は語っていたことに気付かされた
空の金星に向かって跪き、「星よ、我が忠実な星よ。お前はいつになったら約束してくれるのか。こんなひと夜かぎりではない約束を。」と語り掛ける主人公の姿に永遠の生や繁栄を期待していたのかと思いきや
「お前の永遠に不変の胸にいつ私を迎えてくれるのか。この愚かさと流血から遠く逃れて」と続くセリフから「死」で得られる『永遠』を願っていたという深い気持ちについても知ることができた

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