百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

プラダ合意

2019-05-11 20:13:15 | Weblog
「プラダ合意」は1985年9月22日、先進5か国 (G5)の蔵相と中央銀行総裁による会議により発表された、為替レート安定化に関する合意の通称のことを指し、NYのプラダホテルで実施されたもの。
貿易赤字と財政赤字、所謂「双子の赤字」を払拭するために取られた協調的なドル安政策のことだが、発表翌日の9月23日の1日24時間だけで、ドル円レートは1ドル235円から約20円下落した。1年後にはドルの価値はほぼ半減し、150円台で取引されるようになった。
日本は金融政策で円高不況に陥ることはなかったが、後のバブルを生み出した原因となったといわれている。
その当時のレーガン政権によく似ているのが現在のトランプ政権だとよくいわれている。
債券投資家ジェフリー・ガンドラックは現在の相場に対して、「金利急騰とドル安が財政赤字拡大とともに起こるのは危険なカクテルであり、1987年のブラックマンデー相場を想起させる。今年の相場の成功にとって重要なのは、2017年に相場が熱狂の局面に入ったことを理解することだ。」と言っている。
わたしたちはまた、同じ過ちをおかすのだろうか?

竹の活用

2019-05-11 06:09:39 | Weblog
竹の寿命は15年だという
年数を経て大きく成長するのではなく、生まれた時に大きさは決まってしまっているという
成長速度は通常の木材の10倍以上で、強度が強く、弾力性もある
もっとも重宝されるのは3〜5年以内のもので、写真の「キンメイモウソウチク」の美しさ(金の色と青の色)も年々劣化してしまうようだ
昔は「竹」はわれわれの生活に密着していた
春に筍を食べ、成長すると家の壁や塀に用いられた
様々な容器に用いられたり、茶道の道具になったり、楽器になったり、各地で工芸品となった
他には竹垣になったり、養殖筏、食塩つくりに用いられたり、琵琶湖のエリにも姿を変えてわれわれの生活に寄り添ってきた
竹炭や竹の紙、京都では銘竹と呼ばれて・白竹・角竹・亀甲竹・胡麻竹等まさしく文化となっている
そんな「竹の活用」が今一度問われている
もっと素朴に身近で用いる方法を考えてみたい