「ディア・ハンター」の4Kデジタル修復版を観た
1960年代末のアメリカの製鉄所で働く若者達の物語だが、そこにはベトナム戦争の影が・・・1979年日本公開だが、主演ロバート・デ・ニーロ、監督マイケル・チミノ、おまけにデビュー間もないメリル・ストリープも出演している
第51回アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞など5部門を制した作品としては有名だが、輝かしく華やかなアメリカの光と影が若者たちの青春時代に確実に黒い影を落とす
公開から40年、改めて観ると青春若者の映画というよりは、時代が青年達を飲み込み、それは40年経過した今も何ら変わっていない、大きな時代の波に流されて個人のちっぽけな人生など木っ端微塵に砕け散る、時代は進化しているのか?人類は進化しているのか?決して進化せず、文明は進化しても、誰も幸せになっていない、何とも辛い厳しい人類の未来を映し出している映画だったといえる
この映画でデ・ニーロはアカデミー賞を逃すが、助演をクリストファー・ウォーケンが獲得、そして2年後デ・ニーロは「レイジングブル」でアカデミー賞を受賞することになる
1960年代末のアメリカの製鉄所で働く若者達の物語だが、そこにはベトナム戦争の影が・・・1979年日本公開だが、主演ロバート・デ・ニーロ、監督マイケル・チミノ、おまけにデビュー間もないメリル・ストリープも出演している
第51回アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞など5部門を制した作品としては有名だが、輝かしく華やかなアメリカの光と影が若者たちの青春時代に確実に黒い影を落とす
公開から40年、改めて観ると青春若者の映画というよりは、時代が青年達を飲み込み、それは40年経過した今も何ら変わっていない、大きな時代の波に流されて個人のちっぽけな人生など木っ端微塵に砕け散る、時代は進化しているのか?人類は進化しているのか?決して進化せず、文明は進化しても、誰も幸せになっていない、何とも辛い厳しい人類の未来を映し出している映画だったといえる
この映画でデ・ニーロはアカデミー賞を逃すが、助演をクリストファー・ウォーケンが獲得、そして2年後デ・ニーロは「レイジングブル」でアカデミー賞を受賞することになる