昨日の朝、能登半島の沿岸を震源に震度6強を観測した地震について、気象庁は、新潟県中越地震以来二年半ぶりに『平成19年能登半島地震』と名付けた。
現在、地震による死者は1人、けが人は214人。全半壊や一部損壊した家屋は786棟に上っているという。原因は横ズレの活断層だそうだが、阪神淡路大震災以降、活断層の調査は全国でなされたようだが、海域・沿岸部の調査は、まだまだ手付かずであったようで、政府が以前に公表した「確率論的地震動予測地図」(www.jishin.go.jp/main/は、アクセスが集中しているせいかなかなか繋がりませんが・・・)によると、現地で地震の起こるであろう確率は1%を下回っていたといわれている。
備えあれば憂いなし・・・でもなかなかな備えられないのが実際のところで、日頃備えていても途方に暮れてしまうのが実際に震災を経験した方々の本音のところのようだ。日本にはいろいろなプレート(太平洋・フィリピン海・ユーラシア・北米の4プレート)が集まっおり、活断層も縦横無尽に走っているため、縦揺れや横ズレ等いつの時期にどのくらいのレベル(規模)で発生するか予測することはなかなか難しい、やはり常に何かあれば対応出来るように心得ておく必要がありそうだ。
今回そうはいえども地域の顔見知りのネットワークでたくさんの方が助かったという。どこそこの○○さんは大丈夫か?○○さんは今何処にいる?○○さんの脚の調子は悪かったんでは・・・等、互いにみんなで声を掛け、お互いが他人のことを思い、助け合えたというから、現代社会の持つひとつの大きな問題の解決の糸口がここにもありそうな気がする。
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