百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
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昨日の朝、能登半島の沿岸を震源に震度6強を観測した地震について、気象庁は、新潟県中越地震以来二年半ぶりに『平成19年能登半島地震』と名付けた。
現在、地震による死者は1人、けが人は214人。全半壊や一部損壊した家屋は786棟に上っているという。原因は横ズレの活断層だそうだが、阪神淡路大震災以降、活断層の調査は全国でなされたようだが、海域・沿岸部の調査は、まだまだ手付かずであったようで、政府が以前に公表した「確率論的地震動予測地図」(www.jishin.go.jp/main/は、アクセスが集中しているせいかなかなか繋がりませんが・・・)によると、現地で地震の起こるであろう確率は1%を下回っていたといわれている。
備えあれば憂いなし・・・でもなかなかな備えられないのが実際のところで、日頃備えていても途方に暮れてしまうのが実際に震災を経験した方々の本音のところのようだ。日本にはいろいろなプレート(太平洋・フィリピン海・ユーラシア・北米の4プレート)が集まっおり、活断層も縦横無尽に走っているため、縦揺れや横ズレ等いつの時期にどのくらいのレベル(規模)で発生するか予測することはなかなか難しい、やはり常に何かあれば対応出来るように心得ておく必要がありそうだ。
今回そうはいえども地域の顔見知りのネットワークでたくさんの方が助かったという。どこそこの○○さんは大丈夫か?○○さんは今何処にいる?○○さんの脚の調子は悪かったんでは・・・等、互いにみんなで声を掛け、お互いが他人のことを思い、助け合えたというから、現代社会の持つひとつの大きな問題の解決の糸口がここにもありそうな気がする。

 


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お茶は、805年にあの天台宗の最澄が中国より種子を持ち帰って、比叡山に植えたのが最初だという。中国では古くから薬用・飲用として活用されており、摘んだ葉を発酵させるもの(紅茶など)と日本のように発酵させないもの(緑茶の類)、そして半発酵させるもの(ウーロン茶など)など様々な種類がある。
お茶を入れるというと『急須』を使ってお茶を出す(具体的には「お茶の抽出液を作る」)ことを本来指すが、お茶を買ってきて欲しいというと、最近では『緑茶』を買ってくる人の数が『ペットボトルのお茶』を購入してくる人の数を下回るという。
酒席などで飲むウーロン茶と緑茶は何故か意味合いが違い、あがりとなると(本来は「お召し上がり」の意味だからお店側の立場になるが)暖かいお茶を指し、料理の最後に出して頂くものをいう。
お茶の栽培をしている友人は、薬用として活用されていたお茶の効用を忘れ、入れることさえなくなった現代の日本のお茶の文化を嘆く者とそれでもペットボトルで何とかお茶文化が残っていることに淡い期待を寄せる者の2つのパターンにわかれる。
お茶を入れる『間』をとりながら、ゆっくりとコミュニケーションを図るも良し、お茶に『薬用』としての効用を見いだすも良し。お茶を通して、それぞれの土地の文化や歴史を振り返るも良し(茶道となると生き方や考え方・宗教的になるが、あの戦国時代にあっても茶室に一旦入るとその一服の味わいに当時の殺伐とした想いや階級社会の厳しさを忘れ去ったという)。
本来あるべきお茶の道・・・『お茶』をもっと知ってみたい!!
※写真は今年のトマト!!


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