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大谷翔平語録 81 九・WBCと栗山監督

大谷翔平語録81
九・WBCと栗山監督

信頼してもらって全部預けてもらったのは感謝しています

 大谷は日本ハム時代に栗山英樹監督のもとで二刀流の礎を築いた。
そして2023年3月のWBCでは再びともに戦い、二刀流で頂点に立った。ともに日本一も世界一も経験。二人の信頼関係は、やはり特別だった。WBC優勝後の会見で、大谷は恩氏師に感謝の気持ちを伝えた。
準備の仕方も含めて信頼してもらっているのも嬉しかったですし、そこに集中できて、そういう風に信頼、してもらって、全部預けてもらったのは凄く感謝しています

日本一にも2016年になりましたけど、こういう形でまた一緒に野球をする、そうなると正直思っていなかったので、本当にいい経験をさせてもらいましたし、最終的に最高の形で終わることができて、素晴らしい大会、自分にとっても素晴らしい経験だった

理解と信頼

 日本でのWBC一次ラウンド、開幕投手を任され、二刀流で起用された、決勝戦ではDHを解除し、9回から守護神として登板する秘策で胴上げ投手にもなった。二刀流で始まり、二刀流で有終の美を飾った。
最高の形で終わることができたので全員が自分たちの仕事をして、粘り強く最後の最後まであきらめずに、監督を優勝させることができて良かった

 二人にとっては事前に思い描いた通りの展開だったのかもしれない、準々決勝のイタリア戦後、日本から米国へ移動。侍ジャパンはフロリダ州マイアミの地に飛んだ。準決勝メキシコ戦の前に行われた全体練習では、大谷と栗山監督が話し込む場面もあった。

 決勝での登板をも含め,世界一までの様々なシナリオを描いた。
そのための準備を重ね、頂点にたどり着いた、尤も、すべては大谷が心身ともに最高の状態でWBCを迎えられたことが大きかった。

 日本ハムから旅立ち、メジャーで5年。故障を繰り返しながらも、メジャーリーグのシーズン162試合を投打で完走できるフィジカルを作り上げた。
2月まではエンゼルスのキャンプに参加し、満を持して帰国。強化試合での出場を経て、開幕戦に向けて意気込みを語った。
お世話になった監督とこういう舞台で出来るっていう事は凄く特別なことだし勿論一緒に優勝できれば、これ以上ないかなと思います

メジャーに挑戦して以降、再び栗山監督とともに戦うことは想像していなかったという。
遡ると侍ジャパンの監督に栗山氏が就任し、WBCを来春に控えていた2022年7月,『共闘』が現実味を帯びてきた時期に大谷は心境を明かした。

自分を理解してくれる方なので、やりやすいと思うし、その人と一緒に頑張りたいなという気持ちに、もちろんなると思います。
5年間お世話になりましたし、それ以降はなかなか、年1回くらいしか、会う機会はないですけど、もし選んでいただけるのであれば、光栄なことであるし、一緒に頑張りたい
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